開館前の30日間、奈良監獄にゆかりのある30組が日替わりで登場する特別企画「美しき監獄と30人」。
第21回目は、奈良県の職員として観光政策に長く携わり、現在は奈良県ビジターズビューロー専務理事を務める、竹田博康さんです。
第21回目は、奈良県の職員として観光政策に長く携わり、現在は奈良県ビジターズビューロー専務理事を務める、竹田博康さんです。
深山が連なる吉野の方もとても素敵ですよ
奈良県観光局の職員として、長い間観光政策に携わってきました。観光とは、文字通り「光」を「観る」ことです。大切なのは、まず地元の人たちが光を観ること。そしてその次には、地域の事業者さんたちが光を観ること。この二つが成立して、初めて旅行客も光を観ることができるのだと思います。ですので、ミュージアムも地元に根差した施設であることが大切です。幸い、奈良監獄は少年刑務所のころから、地元の人々と密接な関係を築いてきましたから、これからも地元に愛される存在になっていくと思います。
奈良というと、どうしても奈良公園や東大寺界隈が注目されがちですが、南の吉野方面も見どころはたくさんあります。たとえば、十津川村に社を構える玉置神社。アクセスが大変ですが、樹齢3000年を超す神代杉をはじめ、林立する杉の巨木に囲まれると、まさに身も心も洗われるかのようです。日帰りで慌ただしく帰るのではなく、2~3日滞在し、奈良が持つ様々な魅力に出会ってください。
PROFILE

竹田博康さん
奈良県ビジターズビューロー専務理事
竹田博康さんは、奈良県に土木職として入庁後、40代半ば以降は観光部門一筋に携わり、2025年に観光局長で退職。現在は奈良県ビジターズビューロー専務理事を務める。奈良公園を中心とする観光政策が多かったことから、自ずと奈良公園の鹿に関して詳しくなり、竹田さんのインスタグラムには「#奈良のシカの代弁者」のハッシュタグが。また、プロフィール欄には「奈良が好きで好きで奈良公園が大好き」の熱いメッセージもある。
Instagramでも「美しき監獄と30人」を公開中。ぜひこちらもご覧ください。





