ハワイで必ず行きたい知られざる絶景のビーチ5選
ハワイといえば思い浮かぶ青い海、白い砂浜。でも実は場所、季節、時間によって見られる表情は様々です。
知っているようで知らなかった有名ビーチのベストアングルや、とっておきの時間、秘密のパノラマビューなどビーチの楽しみ方バリエーションをご紹介します。
1Magic Island マジックアイランド
「ダイヤモンドヘッド」全景を寝そべって眺める
「アラモアナショッピングセンター」真向かいにある「アラモアナビーチ」の東端、「アラワイヨットハーバー」との間に位置し、「アラモアナビーチパーク」の大きな駐車場に隣接してある半島のようになった場所が「アイナ・モアナ」、通称「マジックアイランド」です。
一見芝生が美しい広々とした公園のように見えますが、ここの先端には波を遮る防波堤で囲われたラグーンと広い砂浜があり、ビーチに横たわって眺めるダイヤモンドヘッド全景は必見です。
アラモアナビーチの隠れ家スポット
アラモアナビーチはサーファーも多い波の立つところですが、ここだけは別世界です。ラグーンの波打ち際はいつも穏やかで浅瀬となっているため、小さな子ども連れのファミリーの姿も多く見かけます。週末にはピクニックにBBQにと楽しむ地元の人や体験ダイビングを行うスキューバダイバーたちも。普段は「ワイキキ」から眺めることが多いダイヤモンドヘッドも少し足を延ばすことでこんなに雄大にとらえることができ、都会の喧騒を忘れさせてくれる贅沢なくつろぎビーチです。
- Magic Island マジックアイランド
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- 1201 Ala Moana Blvd. Honolulu, HI 96814 MAP
- ワイキキから車で5分
- 無料
2Pu’u Ma’eli’eli プウ マエリエリ
山に抱かれたサンドバーのパノラマビューが美しすぎる
「オアフ島」の北東「カネオヘ湾」沖に浮かぶ「サンドバー」。ハワイ語で「アフ・オ・ラカ」と呼ばれ、フラの女神「ラカ」が火の神「ペレ」に奉納するためのフラを踊った聖地と語り継がれています。湾内に流れ込む砂が長い年月をかけて堆積してできた遠浅の海は太陽の光を受け青からエメラルドグリーンへと変幻自在な色彩を放ちます。ハワイ好きなら一度は訪れてみたい場所へのアクセスはツアーボートでのみ。ですが、実はひとつだけ、上から眺められる秘密の場所があります。
心地よい汗をかいた後の大きなご褒美
「プウ・マエリエリ」は通称ディギングヒルとも呼ばれています。片道40分の木々に覆われたハイキングコースを登ると、頂上からは見たことのない絶景を眺めることができます。長年の風雨によって切り立ち、たくさんの滝が流れる「コオラウ山脈」、全米最長の珊瑚礁、そしてくっきりと浮かびあがる幻のサンドバー。美しさに息を飲み、視界いっぱいに自然美の鮮やかさを取りこむ体験は日常を忘れるほど。心奪われる景色に浸る、旅だからこそ存分に味わってほしい時間です。
- Pu’u Ma’eli’eli プウ マエリエリ
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- 47-263- 47-265 Hui Iwa St. Kaneohe, HI 96744 MAP
- ワイキキから車で40分
- 無し
3Pua’ena Point Beach Park プアエナ ポイント ビーチパーク
見上げる空が気持ちいいノースショアのビーチ
駐車場から入っていくとまず目に入るのが風に揺れる背の高い椰子の木群。青い空とのコントラストが絶妙で南国気分が高まります。ついつい海の青さばかり注目しがちですが、広くて高い空があるから開放的な気持ちになれるというもの。少し進むとプライベート感満載のビーチが見えてきます。
サーフィンのメッカ「ノースショア」において、ここは安定した波があることで知られ、絵に描いたようなサーファーたちが波乗りを楽しむ姿と、観光客が初めてのサーフィンに挑戦する姿も見られます。
サーファーを眺めて過ごすビーチデーを満喫
ここは「ハレイワビーチ」の隣に隠れるようにしてあり、「ハレイワタウン」東側の入口から最初のビーチです。
道路からは見えない場所にあるので、サーフレッスンのバンや、サーフボードを載せるトラックがたくさん停まっているのを目印にするといいかもしれません。実はここ、海亀にも遭遇できるスポット。ハワイでは幸運を運ぶと信じられている海亀が息継ぎに海面から頭を出すおちゃめな姿に出合えることも。海亀は大切に保護されていますので、ルールを把握し見守ってください。
- Pua’ena Point Beach Park プアエナ ポイント ビーチパーク
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- Haleiwa, HI 96712 MAP
- ワイキキから車で45分
- 無料
4Makai Research Pier マカイ リサーチ ピア
フォトジェニックな桟橋とエメラルドグリーンの海を探して
海と山の景観が美しいことで知られるオアフ島東側のドライブ。ワイキキから海沿いを走り「ハナウマ湾」を過ぎたあたりからは目を離せません。空気の澄んだ晴れた日には「モロカイ島」や「ラナイ島」が望め、11月から3月の間には鯨の潮吹きが見られたり、ハワイの海はいつだって魅せてくれます。
「サンデービーチ」を越えた後に大きくカーブを曲がると、エメラルドグリーンのビーチがいくつも連なってあり、「ああ綺麗」と声をあげてしまう瞬間です。
多彩な色の海を見て、撮って、忘れられない1日に
まばゆい海沿いのアプローチを経て辿り着いた先は海に突き出た長い桟橋。桟橋の先端には「ハワイ大学」の海洋調査機関があります。そして、この桟橋の下が感動のフォトジェニックスポット。岸から沖へと海の色が変わる様に太陽の光と影が独特の情景を映し出します。地元の人はもちろん、近年ではハワイ挙式をするカップルのウエディングフォト聖地にもなっています。白い砂浜が広くなる干潮時を選んで訪れるとより効果的な思い出の一枚を撮ることができます。
- Makai Research Pier マカイ リサーチ ピア
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- 41-305 Kalanianaole Hwy. Waimanalo, HI 96795 MAP
- ワイキキから車で30分
- 無料
5Kaimana Beach カイマナビーチ
海を感じるサンセットとドラマチックなマジックアワー
ワイキキから徒歩で行けるロケーションで、海沿いには遊歩道が敷かれています。ジョギングをする人、ヨガをするグループなど地元の人のヘルシーライフを横目に途中には水族館や動物園があり、広大な芝生の「カピオラニ公園」もすぐそば。ワイキキ圏内にありながら、スローな空気と散策を楽しめますから、サンセットの時間までゆっくりと過ごすのもおすすめです。
絶滅危惧種のハワイアンモンクシールが来て、砂浜でチャーミングな姿を見せてくれることもあります。
いつの時代も人々を癒すハワイの夕暮れ
昼間の元気はつらつな様子とはがらりと趣が変わる夕刻。1年を通してサンセットが見られることでも有名なビーチには、この時間、続々と人が集まってきます。海に沈む夕日を見送った後、さらに美しい光景が。風化により、現在は閉鎖されている海水を引き込んだプールが「ワイキキ・ウォー・メモリアル・ナタトリウム」として残されていて、この歴史的建造物を背景に海と空が色を変えるマジックアワー、今日1日に感謝をし、また明日を迎えるための名残の時間は特別なひとときです。
- Kaimana Beach カイマナビーチ
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- 2863 Kalakaua Ave. Honolulu, HI 96815 MAP
- ワイキキから車で5分
- 無料