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【2022年版】自然豊かな松本市街地で楽しめる街なか紅葉スポット

北アルプスと美ヶ原高原に囲まれた松本市は紅葉の名所もたくさん。山の上から始まる紅葉は次第に街なかまで下り、市街地でも錦秋に染まった風景を愛でることができます。上高地や乗鞍高原といった有名観光地だけではない、街なかでも楽しめる松本市の紅葉スポットをご紹介します。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

 

大正ロマン漂う校舎が佇む公園で、松本の歴史文化と紅葉を満喫

色鮮やかなイチョウやモミジの先に美ヶ原の山々が広がり、水面に映る鏡面紅葉にも目を引かれる
色鮮やかなイチョウやモミジの先に美ヶ原の山々が広がり、水面に映る鏡面紅葉にも目を引かれる

大正時代に植えられたヒマラヤ杉の並木やケヤキなどさまざまな木々が立ち並び、池を囲む日本庭園や広大な芝生広場などが広がる市民の憩いの都市公園。松本市中心部とは思えないほど穏やかな雰囲気が漂い、一角に佇む旧制松本高校の洋風木造建築が松本の歴史文化を感じさせます。

広い園内では樹木が織りなす多彩な紅葉が楽しめ、重要文化財に指定されている旧制松本高校の趣ある校舎との対比も見事。美ヶ原を借景とする日本庭園では水面に映える紅葉の美しさに魅了されます。

【紅葉見頃】例年11月上旬〜11月中旬
【木の種類】ケヤキ、イチョウ、トチノキ、カエデ、ヤマモミジ、ドウダンツツジなど

あがたの森公園

丘陵地に広がる自然豊かな都市公園でパノラマビューと紅葉を堪能

動物園「小鳥と小動物の森」などがあり、紅葉のなか、総合的なレクリエーションの場として一日中楽しめる
動物園「小鳥と小動物の森」などがあり、紅葉のなか、総合的なレクリエーションの場として一日中楽しめる

松本市街地の丘陵にあり、西に北アルプス連峰や安曇野、東には美ヶ原高原と松本市一帯を望む広大な都市公園。起伏に富んだ地形や自然を生かし、展望台のある博物館や小さな動物園、林間コースを走る全長630mのローラーコースターのほか、さまざまな遊具やマレットゴルフ場など施設も充実しており、家族連れも楽しめるレジャースポットとして市民に親しまれています。

園内の木々が鮮やかに色づく秋は、錦秋に染まった周辺の山々も一望できる絶景ポイントとしてピクニックがてら訪れる人々で賑わいます。

【紅葉見頃】例年10月下旬~11月中旬
【木の種類】サクラ、モミジ、ケヤキ、ナナカマドなど

アルプス公園
  • URLhttp://toybox-net.jp/alpspark/
  • 住所長野県松本市蟻ケ崎2455-11 MAP
  • アクセスJR松本から車で約15分
  • バスアクセスJR松本駅からアルピコ交通路線バスアルプス公園線乗車約20分、「アルプス公園」下車すぐ
  • TEL0263-34-5640
  • 駐車場無料
  • メモ※紅葉状況はアルプス公園の公式ページ内にあるライブカメラでも確認できます
    http://toybox-net.jp/alpspark/live/live.asp

秋の紅葉や春の桜並木など四季折々の風景と眺望を楽しむ憩いの丘

北アルプスから美ヶ原まで望む展望は抜群で、色づく木々と松本平が眼下に広がり、園内の桜並木の紅葉も見事
北アルプスから美ヶ原まで望む展望は抜群で、色づく木々と松本平が眼下に広がり、園内の桜並木の紅葉も見事

北アルプスから松本平を一望する高台に位置し、江戸末期に松本城主が古城跡(犬甘城/いぬかいじょう)一帯にサクラやカエデを植樹し庶民にも開放したのがはじまり。明治時代には本格的に公園整備が進められた長野県初の公園のひとつで、浅井洌や杉田久女など地元ゆかりの文人の歌碑からも歴史と文化の深さが感じられます。

円柱型の展望台からの眺望が素晴らしく、アルプス公園と尾根続きに連なる展望も人気。春は桜の名所として知られ、秋は赤く色づくサクラやカエデが楽しめる穴場紅葉スポットです。

【紅葉見頃】例年11月上旬~中旬
【木の種類】サクラ、カエデなど

城山公園(じょうやまこうえん)
  • URLhttps://visitmatsumoto.com/spot/joyama-park/
  • 住所長野県松本市蟻ケ崎1139 MAP
  • アクセスJR松本駅から車で約10分
  • バスアクセスJR松本駅からアルピコ交通バスで7分、「城山公園口」下車徒歩約15分
  • TEL0263-34-3254(松本市公園緑地課)
  • 駐車場無料

黄色の絨毯に感動。夕景に輝く風景がドラマチックなイチョウ並木

黄金色に染まったイチョウ並木が作り出すトンネルが美しい、松本市の人気紅葉スポットのひとつ
黄金色に染まったイチョウ並木が作り出すトンネルが美しい、松本市の人気紅葉スポットのひとつ

毎年夏に開催される「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」のメイン会場としても知られる「キッセイ文化ホール」に隣接する総合体育館。秋の見所は何といっても北側に広がるイチョウ並木です。大正15年に前身の県営運動場を設立した際に植樹され、樹齢約100年を誇ります。

葉が黄金に染まる風景が美しく、落葉して地面が黄色の絨毯のようになる頃もロマンチック。鈴なりになる銀杏を拾いに松本市民が訪れる姿も見られます。構内にはカエデなどもあり、黄色と赤の紅葉のコントラストも楽しめます。

【紅葉見頃】例年10月下旬~11月上旬
【木の種類】イチョウ、カエデなど

松本市総合体育館

穏やかな境内の錦秋。知る人ぞ知る、温泉街の紅葉スポット

松本城主が代々、社殿の維持管理に努めた天満宮。赤い鳥居と黄色に色づく木々の鮮やかな対比も美しい
松本城主が代々、社殿の維持管理に努めた天満宮。赤い鳥居と黄色に色づく木々の鮮やかな対比も美しい

松本市の北側、開湯1300年の歴史を誇り、江戸時代には松本藩の御殿湯とされた浅間温泉。「松本の奥座敷」として親しまれる名湯で、明治時代には与謝野晶子や竹久夢二ら文人にも愛されました。

温泉街に点在する源泉のひとつ「1号源泉」の奥の薬師堂の先に立つ赤い鳥居から散策路を5分ほど登ると到着する「鶯止山(うぐいすとめやま)天満宮」は、温泉街を見下ろす高台のなかにあり、秋は隠れた紅葉の名所。落葉樹の紅葉が美しく、喧騒を離れた静寂な紅葉狩りが楽しめます。

【紅葉見頃】例年10月中旬~11月中旬
【木の種類】カエデ、ナナカマドなど

鶯止山(うぐいすとめやま)天満宮
  • URLhttps://asamaonsen.jp/culture/御殿山の天満宮/
  • 住所長野県松本市浅間温泉3-26-1 MAP
  • アクセスJR松本駅から車で約18分
  • バスアクセス松本バスターミナルから「浅間線」または「新浅間線」で「浅間温泉」下車、徒歩約10分
  • 入場料無料
  • TEL0263-46-1800(浅間温泉観光協会)
  • 駐車場なし
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