ご当地サポーター
大町エリアでお土産選びにおすすめの店5選。ご当地グルメから民芸品まで

北アルプスの清らかな水に育まれた日本酒にワイン、ハーブ、信州の郷土食「おやき」、地元作家による木彫りの小物など。長野県大町エリアでとっておきのお土産が買えるスポットをご紹介します。長野県民御用達スーパーマーケットのオリジナル商品にも注目です。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

駅前のお土産店で、軽くておいしい焼き菓子「雷鳥の里」を

北アルプスに生息する天然記念物のライチョウを名前に冠した欧風焼き菓子
北アルプスに生息する天然記念物のライチョウを名前に冠した欧風焼き菓子

信濃大町駅前ロータリーに立つ、レトロな山の看板が目印のお土産店。お菓子にドリンク、民芸品、冬はリンゴなども並ぶお土産品の中でも、一番人気は大町銘菓「雷鳥の里」です。サクッと軽い歯ざわりのウエハースにミルキーなクリームをサンドした、45年以上愛されているロングセラー。コーヒーにも緑茶にも合うと好評です。
また、黒部ダムに通じるトンネル内の破砕帯(はさいたい)の湧き水を使った「ハサイダー」など、ご当地サイダーも揃います。

【商品名・価格】「雷鳥の里」5個入り(袋)356円、9個入り(箱)594円〜
【賞味期限】製造日から120日

ふんわり生地のおやきや「黒豚ドッグ」をテイクアウト

リンゴのおやき、黒豚ドッグともに、店で蒸したてを味わうこともできる
リンゴのおやき、黒豚ドッグともに、店で蒸したてを味わうこともできる

店内で蒸し上げた信州の郷土食「おやき」もお土産にぴったり。定番の野沢菜やナス、小豆など種類も豊富で、アップルパイのようなリンゴのおやきはスイーツ感覚でいただけます。大町のブランド豚「大町黒豚」のひき肉とニンジン、キャベツなどの野菜をふっくら生地で包んだ「黒豚ドッグ」も食べ応えある一品。どちらも冷凍を持ち帰って、家で蒸して味わうのもおすすめです。
店の奥には、信濃大町駅の第二待合室を併設。構内放送も入るので、電車の発車時間までゆっくり過ごせます。

【商品名・価格】おやき各種 テイクアウト195円、イートイン200円
「黒豚ドッグ」 テイクアウト220円、イートイン225円
【賞味期限】製造日当日、冷凍品は数カ月(具材により異なる)

アルプスロマン館
  • URLhttps://www.raicyonosato.jp/romankan.html
  • 住所長野県大町市大町3190-2 MAP
  • アクセスJR信濃大町駅からすぐ
  • 営業時間4月16日~11月10日 8:00~18:00、11月11日~4月15日 8:30〜 ※年末年始は時間短縮あり
  • 定休日無休(年2~3日不定休あり)
  • TEL0261-23-7808
  • 駐車場1時間無料(駅前駐車場)

大町の自然が育んだ日本酒やワインをお土産に

新進気鋭のワイナリー「ノーザンアルプスヴィンヤード」のワインとハードサイダー(シードル)
新進気鋭のワイナリー「ノーザンアルプスヴィンヤード」のワインとハードサイダー(シードル)

大町駅前本通りに面したお土産処。「いーずら」とは信州の方言で「いいでしょう」という意味で、大町特産のいいものが所狭しと並びます。特に品揃え豊富なのはお酒類で、日本酒は市内に3軒ある酒蔵の地酒が各10種類ほど、さらに季節のお酒も揃います。3蔵の飲み比べセットがあるのもこの店ならではです。
また、日照時間が長く寒暖差が大きい大町市では、近年ワイン造りにも注目が集まっています。ブドウ農家が設立したワイナリーのワインやハードサイダーは大町土産に大人気。地元ブルワリーが大町の名水で作るクラフトビールもおすすめです。

【商品名・価格】左から、白ワイン「オルターシャルドネアンウッド」2,750円、赤ワイン「オルターメルロー」3,300円、シードル「オルターハードサイダー」1,650円、微発泡赤ワイン「ヤマブルスコ」1,980円(各750ml)

ぬくもりあふれる木彫りのアイテムも必見

地元木工作家が手彫りして作るかわいい器とカトラリー
地元木工作家が手彫りして作るかわいい器とカトラリー

大町在住の作家による木工作品や手すき和紙の小物といった民芸品も見逃せません。リンゴや葉っぱを模した広葉樹の手彫りの器は、彫り跡が温かみを感じさせてくれます。器やカトラリーに加え、動物モチーフの木彫りストラップなどもあります。
この他、味噌や漬物、地元の果樹園が手作りするフレッシュなジャムやジュースもおいしいと評判。店の一角にはテーブルと椅子が置かれており、休憩がてら、天然酵母のおやきやお茶なども味わえます。

【商品名・価格】左から、クルミの葉皿2,200円、ナラのバターナイフ1,000円、クリの葉皿900円、桜のスプーン1,200円、カシュー塗料のリンゴ菓子器3,300円

いーずら大町特産館
  • URLhttp://www.alps.or.jp/iizura/
  • 住所長野県大町市大町3300-1 MAP
  • アクセスJR信濃大町駅から徒歩約5分
  • 営業時間9:30~19:00 ※冬期は開店が早まる場合あり
  • 定休日11~4月 水曜、5~10月 不定休
  • TEL0261-23-7511
  • 駐車場無料(4台)

具材たっぷり、しみじみおいしい素朴なおやき

「切り干し大根」はニンジン、タマネギとともにあえて味噌で味付け。12月下旬~4月には「野沢菜」が登場
「切り干し大根」はニンジン、タマネギとともにあえて味噌で味付け。12月下旬~4月には「野沢菜」が登場

標高約900m、蕎麦の産地として知られる大町市の美麻新行(みあさしんぎょう)地区にある食事処兼資料館。1階の食事処では、地粉で作る香りのいい蕎麦が人気ですが、信州の郷土料理「おやき」のおいしさにも定評が。数種類の小麦粉を配合した生地に、味噌で味付けした具材を包んで焼く昔ながらのおやきは、噛むほどに深い味わいが広がります。「一度食べたら忘れられない」と大町市外からわざわざ買いに来る人も。1日に80個ほどしか作れないため、前日までに予約が必須です。

【商品名・価格】おやき(切り干し大根、野沢菜)各1個200円
【賞味期限】製造日から2日

かつて暮らしを支えた麻の栽培を紹介する資料館も

高さ3mにもなるという麻の栽培や、表面をかいて艶を出す「麻かき」作業の風景などを展示
高さ3mにもなるという麻の栽培や、表面をかいて艶を出す「麻かき」作業の風景などを展示

建物2階は「麻の資料館」。「美麻」という住所の由来にもなっているように、かつてこの地では麻の栽培が盛んで、貴重な繊維作物として人々の暮らしを支えていました。資料館では、実際に使われていた道具や、麻栽培の作業風景、製品になるまでの工程などを紹介。麻の歴史とともに、当時の暮らしを垣間見ることができます。おやきのテイクアウトも含め、1階の食事処を利用した人は無料で見学できるので、ぜひ立ち寄ってみましょう。

麻の館
  • URLhttp://singyou14765.web.fc2.com/profile2.html
  • 住所長野県大町市美麻新行14004 MAP
  • アクセスJR信濃大町駅から車で約15分
  • バスアクセスJR信濃大町駅からバス乗車、「新行」下車すぐ
  • 営業時間11:00~15:00(L.O.14:30)
  • 定休日木曜
  • 入場料麻の資料館入館料200円、小・中学生100円
  • TEL0261-23-1738
  • 駐車場無料
  • メモおやきの販売は~16:00(前日までに電話で要予約)

特産のハーブを使ったアイテムが目白押し

ハーブの入浴剤はカモミール、レモングラスなど6種類ほど。軽くて手土産にうってつけ
ハーブの入浴剤はカモミール、レモングラスなど6種類ほど。軽くて手土産にうってつけ

大町市のお隣、池田町にある道の駅。広々とした建物に入ると、爽やかなハーブの香りに包まれます。ここではラベンダーにカモミール、ミント、セージ、ローズマリーなど、町の特産であるハーブを使ったグッズを豊富に揃えています。おすすめは、池田町産ハーブ100%で作る「おフロのハーブ」。湯船にパックを入れるだけで、心地いい香りが漂います。この他、手摘みのカモミールティーや、水で割って味わうエルダーフラワーのシロップなどもお土産に人気です。

【商品名・価格】「おフロのハーブ」各275円

ソフトクリームにガーデン巡り、足湯まで、ハーブ三昧を楽しもう

「ハーブのソフトクリーム」300円、写真はミニサイズ150円
「ハーブのソフトクリーム」300円、写真はミニサイズ150円

ハーブセンターオリジナルのソフトクリームもぜひ。すっきりとした甘さの「ハーブ」(ラベンダー&ミント)の他、日本のハーブといわれる池田町特産のクワ茶を使った「マルベリー」味も用意しています。
道路をはさんで向かい側には、ハーブガーデンとラベンダー園が広がり、無料で見学が可能。温室のハーブガーデンでは、50~60種類もの植物を栽培しています。ガーデンの隣には、日替わりのハーブを入れた足湯も。のどかな田園風景を眺めてハーブ湯に浸かるのも楽しいひとときです。

※2020年4月現在、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、足湯は当面休業中

池田町ハーブセンター
  • URLhttp://www.herbcenter.or.jp
  • 住所長野県北安曇郡池田町大字会染6330-1 MAP
  • アクセスJR安曇追分駅から車で約7分、JR明科駅から車で約10分
  • 営業時間9:00~17:00
  • 定休日不定休、年末年始
  • TEL0261-62-6200
  • 駐車場無料
  • メモハーブガーデンとラベンダー園は10:00~17:00営業、10~3月休業。足湯は10:00~16:00営業、水曜・冬期休業 ※2020年4月現在、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、足湯は当面休業中

オリジナル商品が集結したご当地スーパーでお土産探し

「りんごバター」と「川中島白桃」(中央)はトーストやヨーグルトに。信州産食材の生ドレッシングも種類豊富
「りんごバター」と「川中島白桃」(中央)はトーストやヨーグルトに。信州産食材の生ドレッシングも種類豊富

長野県民に愛されるスーパーマーケット。オリジナルやコラボ商品が充実しており、お土産探しに最適です。特に豊富なのは、信州産をはじめとする旬の果物を使った商品。20種類ほどあるドライフルーツは食感も様々で、季節限定でシャインマスカットなど珍しいフルーツも揃います。まろやかな味わいの「りんごバター」は、テレビで紹介されて以来、売り切れが続出した話題の一品です。
この他、世界トップのバリスタを育成する軽井沢「丸山珈琲」によるツルヤオリジナルブレンドのコーヒー豆もおすすめです。

【商品名・価格】左から、「味噌かりんとう」(100g)194円、「ディップソース 信州わさびマヨ」(200g)431円、「りんごバター」(140g)302円、「川中島白桃」(155g)410円、「ひとくち杏」(40g)291円、「信州紅玉りんごチップス」(27g)269円、「ツルヤオリジナル 信州まつもとブレンド」(110g)431円

信州らしいフレーバーのお菓子やフレッシュジュースも充実

リンゴ、トマト、ニンジンミックスなど、ツルヤオリジナルジュースがずらり
リンゴ、トマト、ニンジンミックスなど、ツルヤオリジナルジュースがずらり

素朴なおやつとして人気なのが、かりんとう。ツルヤオリジナル「信州蔵づめ味噌」と三温糖の甘辛さがやみつきになる「味噌かりんとう」、八ヶ岳野辺山の「ぽっぽ牛乳」で作る「牛乳かりんとう」、丸山珈琲のコーヒー豆を使った「珈琲かりんとう」など、信州らしい味が揃います。
さらに注目したいのは、野菜や果物のフレッシュジュース。リンゴだけでも「紅玉」「ふじ」「混濁ふじ」、様々な品種をブレンドした「信州りんご」、スパークリングなどがあり、おしゃれなラベルも好評です。

ツルヤ池田店
  • URLhttps://www.tsuruya-corp.co.jp/store/ikeda.html
  • 住所長野県北安曇郡池田町大字池田2855 MAP
  • アクセスJR信濃松川駅から車で約7分、JR明科駅から車で約13分
  • 営業時間9:30~20:00、日曜 9:00~
  • 定休日不定休(年6日)※HPで要確認
  • TEL0261-85-8411
  • 駐車場無料

観光を楽しんだ後は、北アルプスに抱かれた温泉郷で安らぎのひとときはいかがでしょうか、囲炉裏のもてなしで信州の田舎体験を楽しめます。
「星野リゾート 界 アルプス」は観光スポットへのアクセスが良く、立山黒部アルペンルートの入り口・扇沢へは車で約20分、冬にスキー客で賑わう白馬エリアは車で約30分です。

囲炉裏のもてなしに癒される秘湯の宿

温泉は、北アルプスの麓に位置する湯量豊富な秘湯・葛温泉からの引湯
温泉は、北アルプスの麓に位置する湯量豊富な秘湯・葛温泉からの引湯

長野駅から車で約80分。大町温泉郷に位置する温泉旅館です。雪国のアーケード「雁木(がんぎ) 」に沿って両側に客室や温泉棟が建ち並び、夏には縁日や昔遊び、冬にはかまくらやかんじきでの雪遊びなど、信州の田舎を体験できます。
客室は全室が「信濃もてなしの間」。きりえのアートフレームが飾られ、松崎和紙で作られた行灯が灯る安らぎの空間です。囲炉裏の設けられた土間では、おやきや焼きりんご、燗酒など、田舎ならではのおもてなしも楽しめます。まるで郷里に帰ったような心も身体も癒される時間が過ごせる宿です。

界 アルプス
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