1日目

JR八戸駅

12:00 石窯ピザ オルトラーナ

テラスで楽しむ焼きたてピザと採れたて野菜

初日のランチは、ホテル近くの石窯ピザの店へ。入口前にテラス席があり、愛犬と一緒に過ごせます。高温の石窯で焼く本格ピザはクリスピーな生地とジューシーな具が絶妙で、ほのかな薪の香りも食欲をそそります。ピザは旬の野菜がたっぷりの「オルトラーナ」、青森の特産物を乗せた「長いもとにんにくのピザ」など多彩なラインナップ。県内の農家から直接仕入れる野菜はどれもみずみずしく、素材の旨味を楽しめます。
4月下旬から11月中旬はビュッフェ、他の時期はオーダー制で営業。ビュッフェではピザ、野菜、カレー、グラタン、ドリンクなどが並びます。ペット連れの場合は予約して伺いましょう。

15:00 星野リゾート　奥入瀬渓流ホテル

極上のリゾートステイを愛犬と満喫

奥入瀬渓流沿いのホテルで待っているのは、渓流を望む客室やレストラン、アクティビティ、温泉など癒しのスローライフ。ペットと過ごせる「愛犬ルーム」を通年備え、初夏から秋のプラン「奥入瀬ペット旅」では愛犬と食事を楽しめます。1泊目は通常の滞在、2泊目は期間限定の「奥入瀬ペット旅」を利用した過ごし方をご紹介します。

愛犬ルーム

「愛犬ルーム」はプライベートテラス付き。ケージのほか、愛犬用の足拭き布、消臭スプレー、ペットシーツなどのアメニティも備えます。うれしいのが広めの収納スペース。旅では多くなりがちなペット用の荷物を置くのに便利です。

15:30 部屋のテラス

季節を感じるテラスで愛犬とのひととき

荷物を置いたら、部屋のテラスで愛犬とのくつろぎタイム。清々しい風や鳥のさえずりにやすらぎます。テラスから直接愛犬とおさんぽに出かけられるのも魅力。戻ったら専用の足洗い場で汚れを落とせば、そのまま部屋に入れます。

17:00 渓流露天風呂

自然が包む「渓流露天風呂」でリフレッシュ

夕食前に、渓流を眺める露天風呂で旅の疲れを癒しましょう。鮮やかな新緑や色とりどりの紅葉を愛でながら、八甲田山から湧き出るやさしい肌触りの温泉を満喫できます。冬になると露天風呂に氷結した滝「氷瀑」が登場します。

18:30 ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」

リンゴ尽くしのビュッフェで青森の豊かな恵みを実感

青森県はリンゴの生産量日本一。ビュッフェレストランには創意に満ちたリンゴ料理が並びます。ライブキッチンではローストビーフなどのできたて料理をどうぞ。ソフトクリームを添えた「あつあつアップルパイ」は身も心もとろけます。

2日目

07:30 ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」

バラエティに富んだ朝食で心地よい目覚めを

朝食のビュッフェでは目覚めに搾りたてのリンゴジュースをどうぞ。おすすめはライブキッチンで仕上げるふわふわオムレツと、帆立と昆布の旨味が濃厚な朝ラーメン。「りんごのパンケーキ」もリンゴのコンポートとソースが爽やかな一品です。

09:00 奥入瀬渓流散策

奥入瀬渓流を愛犬とおさんぽ

朝食の後は愛犬と奥入瀬渓流散策へ。ホテルと渓流の中流エリアを結ぶ「渓流シャトルバス」は予約なしで利用でき、ペットも利用OK（冬季運休）。「石ヶ戸（いしげど）」で降りて「雲井の滝」までおさんぽしながら、愛犬と自然を体感しましょう。

12:00 子の口（ねのくち）湖畔食堂

湖を眺めながら「十和田湖ひめます」に舌鼓

たっぷり歩いてお腹ペコペコで向かったのが、奥入瀬渓流の源である十和田湖。湖畔に建つこの店では、十和田湖名物のヒメマスを使った料理をはじめ、稲庭うどん、きりたんぽなど、青森・秋田両県の郷土料理が味わえます。テラス席と入口近くの席はペット同伴OK。予約なしで利用できますが、繁忙期は予約したほうが確実です。
ヒメマスは「ヒメ」の名の通り姿や色が美しい魚で、地域ブランド「十和田湖ひめます」として知られています。おすすめは「ヒメマス塩焼き定食」。焼きたてのヒメマスは香ばしく、噛むほどに旨味が広がります。焼きあがるまで15分ほどかかりますが、待つだけの価値がある逸品です。

13:00 Towadako Guidehouse 櫂

神秘的な湖で愛犬とカヌー体験

青森県と秋田県にまたがる十和田湖は火山噴火で形成されたカルデラ湖。周囲にはブナなどの自然林が広がり、青く澄んだ湖面が新緑や紅葉を映す、日本屈指の景勝地です。ネイチャーツアーを手がけるこちらのガイドハウスでは、春から秋にかけて「ワンちゃんとカヌーツアー」を実施。犬と一緒にカナディアンカヌーを楽しめることから、愛犬家に人気のツアーです。
乗り方や注意点のレクチャーを受け、カヌーに乗って練習したら、いよいよ愛犬とともに出発。日差しで輝く湖をスイスイ進めば、愛犬も心地よさそうです。途中入江でのティータイムもあり、十和田湖の多様な魅力を体感できます。

16:30 出会い橋を散策

近くの吊り橋まで愛犬とおさんぽタイム

ホテルに戻って一息ついたら、愛犬とおさんぽへ。ホテル周辺でおすすめなのが、奥入瀬渓流と蔦川の合流地点近くに架かる「出合い橋」。長さ約55ｍの木造の吊り橋で、新緑や紅葉時はひと際映えるフォトジェニックなスポットです。

17:30 フレンチレストラン「Sonore（ソノール）」

愛犬とともに味わう極上フレンチ

ディナーからは「奥入瀬ペット旅」プランでの滞在へ。まずは渓流沿いのテラスで食前酒とアミューズの「アペリティフ」を。愛犬もパテなどを味わえます。乾杯後はケージを備えた個室で、洗練されたモダンフレンチと銘醸ワインを堪能できます。

20:30 渓流露天風呂

一日を振り返りながら露天風呂でリラックス

渓流を望む露天風呂はレジャーの疲れを癒すひととき。単純温泉のやわらかな湯に身をまかせれば、体も心も解きほぐされます。翌日早起したら朝風呂もおすすめ。渓流に朝もやがかかり、野鳥のさえずりが響くなかで入浴を楽しめます。

3日目

07:00 渓流テラス

渓流を眺めるテラスで愛犬と朝食を

3日目のスタートは、愛犬と一緒に渓流テラスでの朝食から。サンドイッチ、スープ、サラダ、フルーツなど彩り鮮やかな洋食セットは、品数豊富でどれから食べるか迷うほど。みんなで一緒に楽しむ朝食に愛犬もご機嫌です。

奥入瀬渓流ホテルをチェックアウト

11:40 司 十和田バラ焼き大衆食堂

十和田のソウルフード・バラ焼きに食欲全開

十和田のご当地グルメ「十和田バラ焼き」は、牛バラ肉とタマネギを醤油ベースの甘辛いタレで味付けし鉄板で焼いた料理。十和田市内では現在80店舗以上でバラ焼きを提供し、店ごとのアレンジも話題です。こちらの店はまちおこし団体「十和田バラ焼きゼミナール」のアンテナショップで、肉は牛バラか豚バラか選べます。
バラ焼きは単品のほか、ライス・スープ・漬物付きの「十和田バラ焼きランチ」も用意。十和田産のニンニク、青森県産のリンゴなどで仕込んだ甘辛の醤油ダレが肉とタマネギによく合い、ご飯が進みます。愛犬はちょっとお留守番。8月以外はテイクアウトも可能で、「十和田バラ焼き丼」が楽しめます。

13:00 十和田市現代美術館

十和田発のアートを美術館とストリートで鑑賞

アートによる街づくりに取り組んでいる十和田市。その中心的スポットがこの美術館です。常設作品は美術館のために制作されており、草間彌生、奈良美智、ロン・ミュエクといった国内外アーティストの作品を多数展示。アートは館内のほか中庭や屋上にもあり、展示空間の建物自体も作品です。
美術館周辺のアート広場では、カボチャや少女などの水玉ワールドが広がる草間彌生の作品をはじめ、独創性に満ちたアートが点在。愛犬と一緒に楽しむなら、前を通る官庁街通りや商店街を歩いてみましょう。雲や虫型など個性豊かで、ベンチとして利用できるストリートファニチャーに出会えます。

15:00 種差（たねさし）海岸

一面に広がる芝生で愛犬と思い出作り

旅の終わりに八戸市の風光明媚なスポットへ。三陸復興国立公園内にある「種差海岸」は650種以上の植物が自生する国指定の名勝。春から秋にかけては多種多様な花々が咲き誇ります。
長い海岸沿いには遊歩道が整備され、トレイルコースとしても人気。ウミネコが舞う蕪島、荒々しい岩礁、白砂の浜など見どころいっぱいですが、中でも「種差天然芝生地」は種差海岸を代表するスポット。波打ち際まで天然の芝生が広がり、海とのコントラストが鮮やかな景勝地です。愛犬と遊んだり、海と芝生の絶景をバックに写真を撮ったりと、思い思いに過ごせます。天然芝生地ではリードを外すのはNG。フンの処理も忘れずに。