ご当地サポーター
家族で小樽グルメを満喫。子連れ旅行におすすめのランチスポット5選

せっかくの家族旅行なら、子ども連れでも気兼ねなく利用できることはもちろん、思い出に残るグルメを満喫したいもの。キッズフレンドリーなサービスとともに、小樽ならではの寿司やご当地グルメ、地元の人が認める逸品料理などが味わえるランチスポットをご紹介します。

鮮魚店も経営する老舗の寿司は鮮度抜群

「お子様海鮮ちらしセット」2,200円。お子様メニューは14歳まで注文可能
「お子様海鮮ちらしセット」2,200円。お子様メニューは14歳まで注文可能

小樽で絶対外せないグルメといえば寿司。子どもと一緒に小樽屈指の名店の味を楽しめるのが「おたる政寿司 本店」です。自社経営の鮮魚店からいち早く仕入れる魚介は新鮮そのもの。旬の時期にはニシンやシャコ、海水ウニなど、小樽ならではのネタが登場します。
子ども向けには、寿司、いくら丼、海鮮ちらしにそれぞれ揚げ物や茶碗蒸しなどをセットにした3種類のメニューを用意。サイズは小さくとも鮮度抜群のおいしさは、子どもの舌も満足させること間違いなしです。

老舗の風格と温かいもてなしに、大人も子どもも大満足

新鮮なネタが並ぶカウンターで握りたての寿司を味わうのは、回転寿司にはない楽しみ
新鮮なネタが並ぶカウンターで握りたての寿司を味わうのは、回転寿司にはない楽しみ

多くの寿司店が軒を連ねる「小樽寿司屋通り」の中でも、4階建ての大きな建物が目を引く「政寿司」。創業は戦前にさかのぼるという老舗でありながら、親しみやすく温かなもてなしは敷居の高さを感じさせません。
店内はエレベーター完備で、段差のない広々としたフロアはベビーカーの移動もスムーズ。子連れでくつろげるテーブル席や座敷、掘りごたつもありますが、「政寿司」では子どものカウンター利用も大歓迎。職人と向き合う独特の緊張感と、握りの技を間近に見るひとときは、大人に一歩近づく貴重な経験となることでしょう。

ご当地サポーターコメント
旬のネタを盛り込んだ寿司セットは3,300円から、お子様メニューは800円から。名店の味をリーズナブルに楽しめます。
おたる政寿司 本店
  • URLhttp://www.masazushi.co.jp/shop_honten.html
  • 住所北海道小樽市花園1丁目1-1 MAP
  • アクセスJR小樽駅から徒歩約11分
  • 営業時間11:00~15:00(L.O.14:30)、17:00~21:00(L.O.20:30)
  • 定休日水曜、元日、その他不定休あり
  • TEL0134- 23-0011
  • 駐車場無料
  • メモ近日価格改定予定

化学調味料や加工食品を使わずに、体が喜ぶおいしさを

ふわふわの出汁巻き玉子と温かい自家製豆腐などが付いた「小樽地鶏卵の出汁巻き玉子ランチ」1,390円
ふわふわの出汁巻き玉子と温かい自家製豆腐などが付いた「小樽地鶏卵の出汁巻き玉子ランチ」1,390円

小樽の人気観光スポット、天狗山の麓にある古民家カフェ。「手間を惜しまずコストを省いておいしいものを」との思いから生まれた、化学調味料や加工食品に頼らない料理が評判です。
専用の圧力釜で2時間かけて炊き上げる玄米ご飯を中心に、小樽近郊および道内各地の厳選食材、天然素材のだしや調味料を使ったメニューは、体に優しく滋味あふれる味わい。キッズメニューにも手抜きはなく、道産食材を使ってルゥから作るハヤシライスやカレーライス、鴨ガラスープと自家製醤油ダレで仕上げるラーメンなど、専門店さながらの美味が揃っています。

子ども連れもくつろいで過ごせる、居心地の良い和空間

昔の職人の手仕事が光る建具や古美術品が彩る空間に、古き良きものを愛するオーナーの思いが宿る
昔の職人の手仕事が光る建具や古美術品が彩る空間に、古き良きものを愛するオーナーの思いが宿る

1930年(昭和5年)築の日本家屋を改装した店内は、和の情趣あふれる雰囲気。テーブル席の奥に畳の間が広がり、何ともいえない懐かしさと居心地の良さを感じさせます。地元の作家の陶芸作品などが並ぶギャラリースペース、四季折々に表情を変える庭園も、心豊かなひとときを彩ります。
子ども連れへの温かな心配りも「菜はな」の人気の秘密。絵本やおもちゃ、子供用の椅子やおむつ替えスペースなどが用意されており、赤ちゃんや小さな子どもと一緒でも安心してランチを楽しめます。

ご当地サポーターコメント
メニューに原材料が明記されているのは、化学調味料に頼らない仕事への自信の表れ。アレルギーが気になる方にも好評です。
菜はな
  • URLhttps://www.cafenahana.com/
  • 住所北海道小樽市最上1丁目3-13 MAP
  • アクセスJR小樽駅からバス乗車、「洗心橋」バス停下車、徒歩約3分
  • 営業時間11:00〜16:00(L.O.15:00)
  • 定休日日曜
  • TEL0134-24-1713
  • 駐車場無料
  • メモ離乳食は市販品のみ持ち込み可

懐かしの洋食からご当地グルメまで、家族で楽しめる味がずらり

「特製海鮮あんかけ焼きそば」1,380円。特製タレの甘辛い味わいが後を引くおいしさ
「特製海鮮あんかけ焼きそば」1,380円。特製タレの甘辛い味わいが後を引くおいしさ

1954年(昭和29年)にビアホールとして創業し、小樽市民に愛され続ける老舗レストラン。ビーフシチューやオムライス、ナポリタンなどの洋食、カレーやラーメン、ビールのお供にぴったりの一品料理まで、幅広いメニューが揃います。
「特製海鮮あんかけ焼きそば」は、カニやホタテ、エビ、イカなどをたっぷり使い、地元のソウルフード「小樽あんかけ焼きそば」を贅沢にグレードアップした一品。「おたる水族館」で人気のカメやセイウチをイメージしたかわいいキッズプレートもあり、親子でおいしいひとときを楽しめます。

心のこもった接客も、小樽市民に長く愛される理由のひとつ

広々とした店内は昭和レトロな佇まい。無煙ロースターを設置したジンギスカンコーナーもあり
広々とした店内は昭和レトロな佇まい。無煙ロースターを設置したジンギスカンコーナーもあり

ビアホールの面影を残すクラシックな空間は、小樽の人々にとって特別な場所。家族そろってのお出かけ、恋人とのデートや友人との語らいなど、この店にまつわる思い出がある小樽市民は少なくありません。
細やかな気配りと思いやりあふれる接客も、「ニュー三幸」が老若男女に長く愛される理由のひとつです。ベビーカーでの入店や離乳食の持ち込み、子ども用の椅子や食器の用意に快く応じてくれるのも、子ども連れにとってうれしい限り。小樽観光で訪れる人にも、大切な思い出の場所となることでしょう。

ご当地サポーターコメント
昭和の創業時から「生ビールならニュー三幸」といわれるほど、ビールのおいしさには定評あり。熟練した注ぎの技が生み出すビールと泡の黄金比をお楽しみください。
ニュー三幸 小樽本店

毎日皮から手作りする「ジャンボ餃子」は並ぶ価値ありの逸品

「ジャンボ餃子」単品5個680円、定食(ライス・おつゆ・漬物付き)980円
「ジャンボ餃子」単品5個680円、定食(ライス・おつゆ・漬物付き)980円

札幌に近接する小樽市銭函地区にある餃子専門店。横幅約10cmと食べ応え満点の「ジャンボ餃子」を目当てに、連日たくさんの人が列をつくります。
「ジャンボ餃子」は北海道産のキャベツと豚肉、青森産ニンニク、高知産ショウガを使用。下ごしらえから調理まで毎日手作業で行っています。一口ほおばると、厚めの皮のモチモチとした食感、シャキシャキとしたキャベツの甘味と豚肉のジューシーな旨みが口いっぱいに広がり、やみつきになるおいしさ。しっかりと下味がついているので、タレなしでもご飯が進みます。

昭和レトロとアジアンテイストがマッチした空間は不思議な心地よさ

足を伸ばしてゆったりとくつろげる小上がりの他、店内奥にテーブル席も用意されている
足を伸ばしてゆったりとくつろげる小上がりの他、店内奥にテーブル席も用意されている

昭和初期の古民家を改装した店内は、レトロな空間にアジアンテイストのオブジェや手描きのウォールアートがしっくりと調和し、不思議な居心地の良さを感じさせます。広い畳の小上がりにはベビーチェアが用意されている他、トイレにはおむつ交換台もあるので、赤ちゃんが一緒でも安心して利用できます。
お店のすぐそばに海水浴場やゴルフ場があり、夏場はレジャーついでに餃子を楽しむ人で大いに賑わいます。営業時間内に売り切れることも多いので、あらかじめ電話で確認してから出かけることをおすすめします。

ご当地サポーターコメント
かつて洋食のシェフだったオーナーがつくるフライメニューも大人気。ジャンボ餃子に海老フライやカキフライを追加オーダーするのが常連客の定番スタイルです。
餃子茶屋 あおぞら銭函3丁め
  • URLhttps://aozoragyouza.com/
  • 住所北海道小樽市銭函3丁目509-6 MAP
  • アクセスJR銭函駅から車で約5分
  • 営業時間11:00〜17:00(土・日曜 〜19:00)
    ※餃子が売り切れ次第終了(要電話確認)
  • 定休日月・火曜(祝日の場合も休み)
  • TEL0134-62-6606
  • 駐車場無料

大人はスパイシーに、子どもはマイルドに。本格的な担担麺を堪能

手前から「おこさま汁あり担坦めん」(ジュース・デザート付き)、「おこさまプレート」各500円
手前から「おこさま汁あり担坦めん」(ジュース・デザート付き)、「おこさまプレート」各500円

道内屈指の鉄道展示で知られる「小樽市総合博物館」の敷地内にある列車型カフェ。看板メニューの「坦坦麺」は汁なし(800円)と汁あり(850円)、それぞれ白ごま味と黒ごま味があり、中国・四川産花山椒のしびれ感、自家製辣油の辛さが際立つ本格的な味わいです。辛さやしびれのレベル、麺の量、トッピングなどを選ぶこともできます。
子ども向けの辛くない担担麺もありますが、濃厚なごまだれや肉味噌、カシューナッツが織りなす複雑な味わいはそのまま。小さな子が喜ぶ料理を盛り合わせたプレートもあり、親子でおいしいひとときを楽しめます。

食堂車の気分が味わえる店内では楽しいイベントも随時開催

古い列車の雰囲気を活かしたノスタルジックな空間は、年配の方には懐かしく、若い世代には新鮮に映る
古い列車の雰囲気を活かしたノスタルジックな空間は、年配の方には懐かしく、若い世代には新鮮に映る

昭和の鉄道車両を改装した店内は、かつての食堂車を彷彿させる雰囲気。昔ながらの網棚や扇風機、座席番号札などがそのまま残され、乗り物好きの子どもが大喜びすること請け合いです。子ども用の椅子も用意されている他、家族でゆったりくつろげるソファ席もあります。
「幅広い世代に気軽に利用してもらいたい」との思いから、地元在住作家の絵画展やハロウィンのお菓子つかみ取りチャレンジなど、食事以外にも楽しめる企画を随時開催。今後も子ども向けイベントやワークショップなどを実施していきたいと考えているそうです。

ご当地サポーターコメント
春にはお店の前の桜が満開になり、列車に乗ってお花見している気分が味わえます。
ハルのち晴れ。
  • URLhttps://www.instagram.com/haruhare2022/
  • 住所北海道小樽市手宮1丁目3-7 MAP
  • アクセス小樽駅前バスターミナルからバス乗車、「総合博物館」下車すぐ
  • 営業時間11:00〜19:00、 12月中旬〜3月末は11:00~17:00(L.O.)
  • 定休日火曜
  • TEL0134-65-8324
  • 駐車場無料
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