ご当地サポーター
雨の日でも楽しめる、札幌のおすすめ観光スポット7選

「雨が降ったらどうしよう?」おでかけにはそんな心配がつきものです。札幌は大自然やアウトドアのアクティビティが有名ですが、雨の日でも思う存分楽しめる、魅力的な観光スポットがたくさんあります。見応えのある博物館に、歩くだけでも楽しいショッピング街など、札幌市内で交通アクセスも良いおすすめのスポットを7つ厳選しました。

まるで絵画のような美しさ。視界いっぱいの水中の世界

約2,000匹の魚が泳ぐ圧巻の回遊水槽
約2,000匹の魚が泳ぐ圧巻の回遊水槽

新札幌駅にほど近い都市型水族館。コンパクトな規模ながらも、北海道近海の魚から世界の珍しい魚までが生息する、多様な水槽が並んでいます。駅や大型ショッピングセンターのすぐそばにあり、雨にぬれずに移動できるのもうれしいポイントです。
1階部分では、黒潮の海に生きる魚たちを再現した、巨大な「回遊水槽」が特におすすめ。サメやエイといった大きな魚と、色鮮やかな小さな魚が共存している様子には、いつまでも眺めていたくなる面白さがあります。

海の人気者がギュッと集結。毛並みまで見える距離感

水中で泳ぐペンギンも間近で観察できる
水中で泳ぐペンギンも間近で観察できる

2階に上がると、サケやサクラマスといった北海道でおなじみの魚の、大きな水槽が目を引きます。通路を進むと、ペンギン、ゴマフアザラシ、コツメカワウソといった人気の動物たちが大集合。ガラス越しではありますが、動物たちの表情や泳ぐ様子まで、間近に感じることができます。
退館する前には、かわいい海の生き物たちのグッズが所狭しと並んだグッズショップへも立ち寄ってみてください。記念撮影ができる水槽も設置されています。

ご当地サポーターコメント
もぐもぐタイムやマリンスタッフの給餌などのイベントも盛りだくさん!事前にHPでスケジュールを確認して、生き生きとした魚たちの様子をご覧ください。
サンピアザ水族館
  • URLhttp://www.sunpiazza-aquarium.com/
  • 住所北海道札幌市厚別区厚別中央2条5丁目7-5 MAP
  • アクセスJR新札幌駅から徒歩約3分
  • 営業時間4~9月10:00~18:30、10~3月10:00~18:00
  • 入場料65歳以上720円、大人1,000円、3歳から中学生400円 (いずれも個人の場合)
  • TEL011-890-2455
  • 駐車場ショッピングセンターの有料駐車場を利用

ダイナミックなスケールで感じる北海道の自然、歴史、文化

下から見上げると迫力満点の骨格標本(手前がマンモスゾウ)
下から見上げると迫力満点の骨格標本(手前がマンモスゾウ)

2015年に開設された「北海道博物館」は、豊かな森林に囲まれた、外壁の赤茶色のレンガが印象的な博物館です。その美しい外観から「森のちゃれんが」の名称で親しまれ、総合展示では「北東アジアのなかの北海道」と「自然と人とのかかわり」をコンセプトに、5つのテーマで北海道の自然、歴史、文化を紹介しています。
なかでも、「プロローグ 北と南の出会い」で展示されている「マンモスゾウとナウマンゾウの骨格標本」は見上げるほど巨大で迫力があり、来場者からも特に人気を集めているそう。

細部まで目を凝らしたくなるアイヌ民族の伝統的な家

窓や柱など細部にも凝ったデザイン
窓や柱など細部にも凝ったデザイン

アイヌ文化のテーマでは、アイヌ民族がたどってきた歴史や文化が凝縮されており、アイヌ民族の伝統的な家屋も復元して展示されています。家の中に置かれている道具もふくめて、じっくり見ると、いろいろな発見もあるでしょう。家の外に目を移せば、美しい刺しゅうが施された着物や、首飾りなどの装飾品も見応えがあります。
アイヌの少女が活躍する漫画のヒットを受け、「北海道博物館」とその隣にある「北海道開拓の村」の両方に足を運ぶ人も少なくありません。

ご当地サポーターコメント
実物資料の他にも模型や映像などを使った展示は、子どもも親しみやすい内容です。ワークショップや企画展を開催していることもあるので、事前に北海道博物館のホームページでチェックするのがおすすめ。
北海道博物館
  • URLhttps://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/
  • 住所北海道札幌市厚別区厚別町小野幌53-2 MAP
  • バスアクセスJR新札幌駅からバス乗車、「北海道博物館」下車すぐ
  • 営業時間5~9月9:30~17:00、10~4月9:30~16:30
  • 定休日月曜(祝日・振替休日の場合は直後の平日)、12月29日~1月3日、他臨時休館あり
  • TEL011-898-0466(総合案内)
  • 駐車場無料

チョコレートやお菓子についておいしく・楽しく学んでみよう

白い恋人とバウムクーヘンの製造を見学できる
白い恋人とバウムクーヘンの製造を見学できる

イギリス風の美しい建物にローズガーデン、プロのサッカーチーム「北海道コンサドーレ札幌」の練習場など、「白い恋人パーク」は、1日だけでは回りきれないほど巨大な、お菓子のテーマパークです。
雨の日に過ごすなら、チョコレートについてじっくり学ぶのがおすすめ。有料エリアでは、有名なお菓子「白い恋人」などを製造する様子をゆっくりと見学できます。プロジェクションマッピングテーブルを活用し、カカオニブやチョコレートを味わいながらチョコレートについて楽しく学べる「スタディベース・カカオポッド」もぜひ立ち寄ってみましょう。

見学のあとはカフェでのんびり。自分でお菓子作りができる体験も

雨の日でも美しい景色が広がるカフェ
雨の日でも美しい景色が広がるカフェ

お菓子のテーマパークに来たからには、やっぱりスイーツも味わいたいところ。館内に複数あるカフェやレストランからお気に入りのお店を探して、ゆっくり過ごすのはいかがでしょうか。カフェの中の一つ「チョコレートラウンジ・オックスフォード」は、窓越しに美しい中庭を堪能でき、優雅で特別感のある空間が広がります。
有料の体験コースの他、敷地内は仕掛けがいっぱいの中庭や、パンやお菓子を販売しているショップエリアなど、無料で楽しめるエリアも充実しています。

ご当地サポーターコメント
白い恋人パークの至る所には、猫のモチーフが隠れています。足を運んだ際はぜひ見学しながら探してみてください!毎正時に動き出すからくり時計もお見逃しなく。
白い恋人パーク
  • URLhttps://www.shiroikoibitopark.jp/
  • 住所北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36 MAP
  • アクセス地下鉄宮の沢駅から徒歩約7分
  • バスアクセスJR札幌駅前からバス乗車、「西町北20丁目」下車徒歩約7分
  • 営業時間10:00~17:00(変更の場合あり、HPで要確認)
  • 定休日HPで要確認
  • 入場料入館料金 一般大人800円、4歳から中学生400円、3歳以下無料
  • TEL011-666-1481
  • 駐車場有料(22年12月15日〜)

シミュレーター体験で気分は五輪選手

大型スクリーンを使用したシミュレーターは迫力満点
大型スクリーンを使用したシミュレーターは迫力満点

一年のうち、数ヶ月間にわたって雪に覆われる札幌。1972年に行われた札幌冬季オリンピックの会場の一つとなった「大倉山ジャンプ競技場」の敷地内に、「札幌オリンピックミュージアム」があります。ここでは、様々な競技を体験できるシミュレーターが大人気。
「スキージャンプ大倉山」では実際に得点や飛距離も表示されるので、カップルやお友達同士で競い合うのも盛り上がりそうです。他にはスピード感たっぷりの「ボブスレー滑走」などの体験ブースも用意されています。

オリンピックの歴史や選手たちの偉業に感動

実際に使用された競技用具がずらり
実際に使用された競技用具がずらり

ミュージアム内は1階と2階に展示が分かれており、札幌冬季オリンピックに関連する資料の他、巨大な円形スクリーンを備えたパノラマシアターや、今日までのオリンピックの歴史を紹介するコーナーなど、展示内容は多岐にわたります。五輪マークの意味や聖火リレーのはじまりなど、オリンピックの知識が深くない人でも親しみやすい内容です。
歴代のメダルデザインや競技用具が、時代とともに変化してきた様子を紹介するコーナーも見応えがあります。

ご当地サポーターコメント
すぐ隣にはレストランがあり、落ち着いたおしゃれな雰囲気で、大人のデートスポットとしてもおすすめです。
札幌オリンピックミュージアム
  • URLhttps://sapporo-olympicmuseum.jp/
  • 住所北海道札幌市中央区宮の森1274番地(大倉山ジャンプ競技場内) MAP
  • アクセスJR札幌駅から車で約30分
  • バスアクセス地下鉄円山公園駅からバス乗車、「大倉山ジャンプ競技場」下車すぐ
  • 営業時間5~10月9:00~18:00(入館17:30まで)、11~4月9:30~17:00(入館16:30まで)
  • 定休日月に1回程度メンテナンスにより休館の場合あり。HPで要確認
  • 入場料大人600円、65歳以上450円、中学生以下無料
  • TEL011-641-8585(総合案内)
  • 駐車場無料

札幌の街をぐるりと見渡せる展望室

夜景は大通方面のビル群が特に美しい
夜景は大通方面のビル群が特に美しい

札幌駅直結の一大ショッピングエリアで、地元の方の定番おでかけスポットとしてもにぎわう「JRタワー」。エリア内にグルメ、ファッション、映画館まで揃っており、見どころが満載。それぞれの建物が連絡通路で繋がり、屋内だけで夜まで楽しく過ごせます。
観光で訪れるなら、札幌を一望できる「JRタワー展望室T38」も忘れずにチェックしましょう。雨の日も遠くまで見渡せる展望カフェ「T’CAFE」で休憩しながら、街並みや景色を眺めるのもおすすめです。

ショッピングの合間にアート作品を堪能

山下工美さんの作品「雲」
山下工美さんの作品「雲」

複数の商業施設から成るJRタワーには、印象的なアートが随所に散りばめられています。ちょっとした一角で出合う作品はどれも個性豊か。中には「一体どうやってできているの?」というユニークな作品もあり、施設を散策する楽しみが増すことでしょう。
地下鉄・JR・バスが集結するエリアなので、宿泊でも日帰りでもアクセスがとても便利。豊富にあるコインロッカーを活用すれば、身軽にショッピングが楽しめます。

ご当地サポーターコメント
各商業施設にはそれぞれレストラン街があり、海鮮グルメはもちろん、ラーメン店のみが集結した「札幌ら~めん共和国」も人気です。
JRタワー
  • URLhttp://www.jr-tower.com/
  • 住所北海道札幌市中央区北5条西2丁目(札幌ステラプレイス)
    北海道札幌市中央区北5条西3・4丁目(アピア)
    北海道札幌市中央区北5条西2丁目(エスタ) MAP
  • アクセスJR札幌駅直結
  • 駐車場有料

お手頃価格がうれしい。見学後は人気のビールを飲み比べ

「飲み比べセット」(800円)。飲み比べをする場合は車で来ないように要注意
「飲み比べセット」(800円)。飲み比べをする場合は車で来ないように要注意

旅行の楽しみといえば、ご当地でしか味わえないグルメ。海産物やスイーツだけではなく、ご当地ビールを楽しみに北海道へ来る方も多いはずです。「サッポロビール博物館」は北海道遺産に指定されている、レンガ造りの歴史ある建物。サッポロビールの歴史を体感できる観光スポットです。
ビールのテイスティング(有料)では、北海道限定の生ビール「サッポロクラシック」を含む3種が味わえる、「飲み比べセット」が人気です。

レトロな雰囲気の中で味わうジンギスカンは最高

レトロな雰囲気たっぷりの開拓史館
レトロな雰囲気たっぷりの開拓史館

博物館の他にも、サッポロビールの新鮮な生ビールと一緒に北海道名物のジンギスカンを味わえる、5つのレストランがあります。開放感あふれる巨大なビアホールに、緑を眺めながら落ち着いた雰囲気で過ごせるホールなど、用途に応じて選べるのが魅力。
またガーデンショップ・ミュージアムショップには、オリジナルグッズの他、「北海道限定サッポロクラシック」や「開拓使麦酒」もラインナップ。お酒好きの方へのプレゼントやお土産にぴったりです。

ご当地サポーターコメント
博物館の展示でお客さんが特ににぎわっているのが、歴代のサッポロビールのポスターが並んだギャラリー。懐かしのポスターに出合えるかもしれません。
サッポロビール博物館
  • URLhttps://www.sapporobeer.jp/brewery/s_museum/
  • 住所北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1 MAP
  • アクセスJR苗穂駅から徒歩約8分
  • バスアクセスJR札幌駅からバス乗車、「サッポロビール園」下車すぐ
  • 営業時間11:00~18:00(最終入館17:30まで)
  • 定休日月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休館日
  • 入場料有料プレミアムツアー大人500円、中学生から20歳未満300円、小学生以下無料
  • TEL011-748-1876
  • 駐車場サッポロビール博物館・サッポロビール園利用の際は6時間まで無料

老舗から最先端グルメまで。進化し続ける商店街

約900m続くアーケード街
約900m続くアーケード街

7ブロックにわたって続く「狸小路商店街」は、そのほとんどがアーケードに覆われており、雨の日も快適。飲食店やアパレルショップ、雑貨に土産物など、様々なジャンルのお店が新旧混在しています。
例えば映画館で話題の映画を見て、近くのカフェで余韻に浸り、お土産をゲットして銭湯でのんびり…といったように、狸小路だけでほとんどのことができてしまうほど便利な商店街。目的地までの移動に賢く利用すれば、雨を避けられる上、移動時間まで楽しく過ごせます。

話題のスポットが新登場。2023年には水族館がオープン予定

8つの御利益があるといわれる「狸神社」
8つの御利益があるといわれる「狸神社」

飲食店の入れ替わりが絶えない狸小路では、この近年で複合型の店舗や大型の施設の建設が進んでいます。2022年には、北海道内の人気店が集まった飲食店街「狸COMICHI」がオープン。今後も再開発ビルの中に都市型の水族館などが登場予定です。
狸COMICHIにある「狸神社」は、記念撮影をする方も多い人気スポット。狸地蔵は、触る場所によって異なる御利益があるといわれています。

ご当地サポーターコメント
狸小路名物の現金つかみどりや狸八徳例大祭など、季節のイベント開催時(HPで要確認)には、商店街は大にぎわい。マスコットキャラクターの「だっこポン」などの飾り付けがお祭り気分を盛り上げます。
狸小路商店街
  • URLhttps://tanukikoji.or.jp/
  • 住所北海道札幌市中央区南2・3条西1~7丁目 MAP
  • アクセス地下鉄大通駅から徒歩約5分
  • TEL011-241-5125(札幌狸小路商店街振興組合)
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