ご当地サポーター
定番から穴場まで。仙台・秋保エリアでおすすめの観光スポット8選

「杜の都」として知られる仙台は、豊かな自然と歴史が息づく東北随一の都市。その郊外にあり「仙台の奥座敷」とも呼ばれる秋保(あきう)温泉には、四季折々の美しい風景が静かに息づいています。そこで、秋保温泉を訪れたらぜひ足を延ばしたいおすすめの観光スポットを厳選。仙台から秋保エリアを中心に、王道の名所から地元で人気の穴場まで、多彩なスポットをご紹介します。

伊達政宗の貴重な実物資料やCGシアターが揃う資料館

当時の仙台城や周囲の地形を再現した模型。この他、仙台藩の具足や伊達政宗の筆まめぶりがわかる実筆書状などが並ぶ
当時の仙台城や周囲の地形を再現した模型。この他、仙台藩の具足や伊達政宗の筆まめぶりがわかる実筆書状などが並ぶ

仙台を代表する武将・伊達政宗が築いた仙台城の跡地。約270年にわたり伊達家の居城として栄えましたが、明治時代の廃城令や空襲によって建物は失われ、現在は石垣と再建された脇櫓(わきやぐら)のみが残ります。
青葉城本丸会館内にある「青葉城資料展示館」では、伊達家ゆかりの具足や実筆書状などの貴重な資料やパネル、仙台城周辺の地形を再現した模型などを展示。CGシアターでは、オリジナルキャラクターを登場させながら、伊達家や仙台城をわかりやすく紹介する映像などが流れています。

VRで当時の仙台城へタイムトリップ

標高100mの仙台城本丸跡地に立つ「伊達政宗公騎馬像」
標高100mの仙台城本丸跡地に立つ「伊達政宗公騎馬像」

専用のスコープを借りて、仙台城本丸跡に設置された8つの見どころポイントをめぐる体験型プログラム「仙台城VRゴー」もおすすめです。各ポイントでスコープをのぞけば、伊達政宗が生きていた時代の城内を360度バーチャルで体感できます。音声ガイダンスによる丁寧な解説とともに、大広間や能舞台、懸造(かけづくり)、懸造からの展望、門といった当時の様子がリアルに広がり、まるで時代をさかのぼるような臨場感を味わえます。

ご当地サポーターコメント
仙台城本丸跡地には「伊達政宗公騎馬像」も。政宗公の視線の先には仙台の街並みと太平洋の穏やかな景色が広がります。城下の繁栄と人々の安寧を願った政宗公の思いが感じられる場所です。
仙台城跡 (青葉城址)
  • URLhttps://honmarukaikan.com/
  • 住所宮城県仙台市青葉区川内1 MAP
  • アクセスJR仙台駅から車で約15分
  • バスアクセスJR仙台駅から循環バス「るーぷる仙台」で約26分、「仙台城跡」下車
  • 営業時間青葉城資料展示館 4月〜10月9:00〜17:00(受付終了16:40)、11月〜3月9:00〜16:00(受付終了15:40)
  • 定休日11月最終水曜日〜3月最初の水曜日は毎週水曜日(詳しくは公式サイト参照)
  • 入場料大人770円、中高生550円、小学生330円(青葉城資料展示館)
    ※仙台城VRゴーは別料金
  • TEL022-222-0218(青葉城本丸会館)
  • 駐車場有料
  • メモるーぷる仙台の一日乗車券提示で、青葉城資料展示館の入館料110円割引き

重要文化財やユネスコ「世界の記憶」登録の資料など見どころが満載

実物にこだわった多彩な展示資料が揃う。実物の資料に触れることができるコーナーも
実物にこだわった多彩な展示資料が揃う。実物の資料に触れることができるコーナーも

1961年(昭和36年)に仙台城三の丸跡に開館した博物館。仙台伊達家から寄贈された資料をはじめ、江戸時代を中心とした仙台藩に関わる歴史・文化・美術工芸資料など、約10万点を所蔵しています。代表的な資料は、伊達政宗が着用したとされる「黒漆五枚胴具足」や、ユネスコ「世界の記憶」に登録された国宝「慶長遣欧使節関係資料」など(※展示期間が限られます。詳しくはお問い合せください)。黒を基調に設えられた総合展示室など、空間デザインにも工夫が施されており、ドラマティックな雰囲気を味わえます。

見る人にも資料にも優しい展示空間やサービスも魅力

実在の日本人を描いた油絵としては国内最古の作品と言われるユネスコ「世界の記憶」・国宝の「支倉常長像」も所蔵する
実在の日本人を描いた油絵としては国内最古の作品と言われるユネスコ「世界の記憶」・国宝の「支倉常長像」も所蔵する

よりクリアに展示品を鑑賞できる高透過ガラスの採用や、照明のLED化により資料へのダメージを軽減するなど、鑑賞する人にも資料にも配慮が行き届いた展示の仕方にも注目です。また、スマートフォン等で展示資料の解説を見たり、音声ガイドが聴ける無料アプリ「ポケット学芸員」を利用すると、キャプションを読むのが苦手な人でも内容を分かりやすく理解できます。
郷土玩具などで遊べるプレイミュージアムや、オリジナルグッズなどを販売するミュージアムショップ、自然豊かな景観が望めるレストランも併設しています。

ご当地サポーターコメント
博物館があるのは、豊かな緑に包まれた青葉山公園内。隣の緑彩館敷地内には、仙台城ゆかりの茶室「残月亭(ざんげつてい)」をはじめ、歴史に触れられるスポットも。自然と文化が調和する環境で心地よく過ごすことができます。
仙台市博物館
  • URLhttps://www.city.sendai.jp/museum/
  • 住所宮城県仙台市青葉区川内26 MAP
  • アクセス地下鉄東西線「仙台駅」から八木山動物公園行に乗車、「国際センター駅」下車徒歩約8分
  • バスアクセスJR仙台駅から循環バス「るーぷる仙台」で約20分、「博物館・国際センター・緑彩館前」下車徒歩約3分
  • 営業時間9:00〜16:45(入館は16:15まで)
  • 定休日月曜(祝日・振替休日の場合は開館)、祝日・振替休日の翌日(土・日曜、祝日、10月第2月曜の翌日は開館)、12月28日〜1月4日
  • 入場料一般・大学生460円、高校生230円、小・中学生110円
  • TEL022-225-3074
  • 駐車場無料

伊達政宗の御霊が祀られた煌びやかな霊廟

本殿、拝殿、御供所、涅槃門(ねはんもん)からなる瑞鳳殿。黒漆や金箔が使われた装飾の美しさは見応え抜群(写真提供:公益財団法人瑞鳳殿)
本殿、拝殿、御供所、涅槃門(ねはんもん)からなる瑞鳳殿。黒漆や金箔が使われた装飾の美しさは見応え抜群(写真提供:公益財団法人瑞鳳殿)

1637年(寛永14年)に伊達政宗の遺命により建てられた、政宗公の御霊を祀る御霊屋(おたまや)。桃山文化の遺風を伝える豪華絢爛な廟建築として、1931年(昭和6年)には国宝に指定されましたが、第二次世界大戦の空襲によって焼失しました。
現在の建物は1979年(昭和54年)に再建されたもので、焼失前の瑞鳳殿を現代の工法で忠実に再現。2001年には大改修工事が行われ、柱の彫刻獅子頭や屋根の竜頭瓦など、装飾の数々が創建当時に近い姿へと甦っています。

二代・忠宗と三代・綱宗の霊廟や資料館も見どころ

11月下旬頃になると境内が美しい紅葉へと色づき始める。期間中はライトアップも実施(写真提供:公益財団法人瑞鳳殿)
11月下旬頃になると境内が美しい紅葉へと色づき始める。期間中はライトアップも実施(写真提供:公益財団法人瑞鳳殿)

敷地内には、戦災後に再建された二代・忠宗公の感仙殿(かんせんでん)や、三代・綱宗公の善応殿(ぜんのうでん)もあり、いずれも故人の歴史を読み解くことができるような造りと美しい装飾が施されています。
資料館は瑞鳳殿の施設の一部であった御供所を再建したもので、発掘調査の記録や副葬品などの貴重な資料を展示。さらに、最先端の科学的調査と復顔技法により復元された、伊達政宗の復顔像も見ることができます。
境内では、桜や紅葉、雪景色といった四季折々の美しい景色も楽しめます。

ご当地サポーターコメント
仙台を代表する歴史的建築を楽しめる観光名所です。土・日曜には、紫の陣羽織を着た「瑞鳳殿ガイドの会」のボランティアガイドが、敷地内を無料で案内をしています。
写真提供:公益財団法人瑞鳳殿
写真提供:公益財団法人瑞鳳殿
瑞鳳殿(ずいほうでん)
  • URLhttps://www.zuihoden.com/
  • 住所仙台市青葉区霊屋下23-2 MAP
  • アクセスJR仙台駅より車で約10分
  • バスアクセスJR仙台駅から循環バス「るーぷる仙台」で約13分、「瑞鳳殿前」下車、徒歩約7分
  • 営業時間9:00~16:50(最終入館16:30) ※12・1月は〜16:20(最終入館16:00)
  • 定休日12月31日(全館休館)、1月1日(瑞鳳殿のみ開館。感仙殿、善応殿、資料館は休館)
  • 入場料一般・大学生570円、高校生410円、小・中学生210円
  • TEL022-262-6250
  • 駐車場無料
  • メモるーぷる仙台の一日乗車券提示で観覧料 一般・大学生110円引、高校生100円引、小中学生50円引き

江戸時代から続く、杜の都・仙台のシンボルロード

仙台駅前の通りから西公園通を結ぶ約700mの通り。4列・約160本のケヤキ並木が続き、秋には紅葉の名所に
仙台駅前の通りから西公園通を結ぶ約700mの通り。4列・約160本のケヤキ並木が続き、秋には紅葉の名所に

緑豊かな自然であふれる仙台の市街地。その中心部を東西700mにわたって彩るケヤキ並木の「定禅寺通」は、仙台が「杜の都」と呼ばれる由縁を体現する象徴的な通りです。
この地には、江戸時代に伊達政宗公が祈願寺として定めたと伝わる「定禅寺」があり、その参道として整備されたのが定禅寺通。1870年(明治3年)に定禅寺は火災で焼失してしまい、廃藩置県によって廃寺となってしまいましたが、通りの名前だけが現在まで残り続けています。

散歩やイベントへの参加など、楽しみ方はいろいろ

定禅寺通を中心に街全体が舞台となり、あらゆるジャンルの音楽が鳴り響く「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」
写真提供:(公社)定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会
定禅寺通を中心に街全体が舞台となり、あらゆるジャンルの音楽が鳴り響く「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」 写真提供:(公社)定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会

季節ごとに新緑、紅葉、雪景色と表情を変えるケヤキ並木は、ゆっくりと散歩を楽しむのにぴったりの場所。遊歩道にはベンチが設けられており、市内散策の合間にひと息つくこともできます。周囲にはおしゃれなカフェや個性豊かなショップも並び、休憩や買い物にも最適です。
毎年9月には音楽イベント「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」、12月には約45万球のLEDによって並木がライトアップされる「SENDAI光のページェント」などのイベントが開催され、多くの人でにぎわいます。

ご当地サポーターコメント
市内の中心部にありながら、街の喧騒を感じさせない穏やかな並木道です。遊歩道には整然と並ぶケヤキの間に3体のブロンズ像が静かに佇み、まるで野外の小さな美術館を歩いているかのような気分を味わえます。
定禅寺通(じょうぜんじどおり)
  • URLhttps://www.city.sendai.jp/ryokuchihozen/mesho100sen/ichiran/022.html
  • 住所仙台市青葉区国分町付近 MAP
  • アクセスJR仙台駅から車で約5分
    地下鉄 勾当台公園駅から徒歩約2分
  • バスアクセスJR仙台駅から仙台市営バスで約13分、「定禅寺通市役所前」下車すぐ
    JR仙台駅から循環バス「るーぷる仙台」で約58分、「定禅寺通市役所前」下車
  • TEL022-222-2256(仙台市交通局案内センター)
  • 駐車場無し

勝負運アップを願って参拝したい、勝負の神をお祀りする神社

1652年(慶安5年)に建立された現在の社殿。境内には御神木とされるイチョウや樹齢約300年のシダレザクラが生える
1652年(慶安5年)に建立された現在の社殿。境内には御神木とされるイチョウや樹齢約300年のシダレザクラが生える

有名スポーツ選手も参拝することで知られる、「勝利の神」を祀る神社です。平安初期の征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷平定の時代、この地に熊野神社を祀ったのが初めと伝えられます。室町時代には「戦の神」として信仰されるようになり、現在はスポーツや受験、商売などの必勝祈願に多くの参拝者が訪れます。
境内社には、御創建1200年の年に発見された柿の奇木も「子宝和合の神(縁結び)」として祀られています。中心の丸い部分をなでるとご利益があるといわれ、そっと手を添える人の姿も見られます。

「勝石」や「子育て若乳銀杏」など、見どころあふれる境内

参拝客に人気の、本殿前にある勝石
参拝客に人気の、本殿前にある勝石

必勝祈願で訪れたなら、ぜひ立ち寄りたいのが「勝石(まさるいし)」です。瓦素材でできた「厄割玉」を購入し、悩みや不安を玉の穴に吹き込んで石に向かって投げることで、災難を打ち砕くことができるといわれています。
また、古くから御神木として親しまれてきた「子育て若乳銀杏」は、秋になるとまるで子供を抱えているように沢山の実をつける姿から、子宝・子育てのご利益があると信仰されています。他にも境内には、大きな七福神像など見どころが点在しているため、時間がある方はゆっくりと散策してみてはいかがでしょう。

ご当地サポーターコメント
秋保神社では、通常の御朱印の他、季節限定や天然の檜で作られた美しい御朱印の数々を頒布しています。さらに「界 秋保」の宿泊者限定で特別な御朱印も用意しているので、ぜひ立ち寄ってみてください。
秋保(あきう)神社
  • URLhttps://akiu.org/
  • 住所宮城県仙台市太白区秋保町長袋字清水久保北22 MAP
  • アクセスJR仙台駅から車で約40分
  • 営業時間参拝自由、社務所受付時間は9:00〜17:00
  • 定休日無休
  • 入場料無料
  • TEL022-399-2208
  • 駐車場無料

四季折々の雄大な自然を堪能

国の名勝に指定されている秋保大滝。紅葉の名所としても人気
写真提供:(公財)仙台観光国際協会
国の名勝に指定されている秋保大滝。紅葉の名所としても人気 写真提供:(公財)仙台観光国際協会

「日本の滝百選」にも選ばれている名瀑。高さ55mから流れ落ちる迫力満点の轟音や水飛沫に包まれ、四季折々の美しさが楽しめます。夏は青々とした緑に包まれ、秋にはイチョウが黄金色に色づき、冬は氷柱が陽光を受けてきらめき、自然の偉大さを肌で感じられます。
すぐそばにある「秋保大滝不動尊」の境内奥に滝見台があり、そこから滝が一望できます。滝見台から20分ほど歩き、遊歩道を下ると、滝つぼの近くまで行くことも可能。滝つぼまでは急な坂道が続くため、動きやすい靴や服装での訪問がおすすめです。

滝見台へ向かう途中、深い森の中にひっそりと佇む「秋保大滝不動尊」

滝の轟音と森の静けさに包まれる「秋保大滝不動尊」の不動堂
写真提供:(公財)仙台観光国際協会
滝の轟音と森の静けさに包まれる「秋保大滝不動尊」の不動堂 写真提供:(公財)仙台観光国際協会

秋保大滝を訪れたなら、あわせて立ち寄りたいのが「秋保大滝不動尊」。1825年(文政8年)に建立された不動堂は、素朴な木造ながらも外観・内部ともに精緻な彫刻が施され、堂内の天井には竜の絵や知足上人の娘が描いたと伝わる花の絵が残されています。
毎年4月末には春の大祭が開催され、迫力ある大護摩祈祷が行われます。ユネスコの無形文化遺産にも登録された「秋保の田植踊」のひとつ「馬場の田植踊」などの芸能奉納もあり、多くの人で境内はにぎわいます。

ご当地サポーターコメント
初夏は緑萌え、秋は紅葉が一層に見えることも有名です。また、滝壺まで降りることができ上からと下からの景色の違いと滝の迫力の違いを楽しむことができます。
写真提供:(公財)仙台観光国際協会
写真提供:(公財)仙台観光国際協会
秋保大滝
  • URLhttps://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/116/
  • 住所宮城県仙台市太白区秋保町馬場字大滝 MAP
  • アクセスJR仙台駅から車で約50分
  • バスアクセスJR仙台駅から宮城交通バスで約1時間20分、「秋保大滝」下車すぐ(土曜・休日のみ運行)
    JR愛子駅前から仙台市営バスで約40分、「秋保大滝」下車すぐ
  • 営業時間散策自由
  • 定休日散策自由
  • 入場料無料
  • TEL022-398-2323(秋保温泉郷観光案内所)
  • 駐車場無料(秋保大滝植物園公営)

秋保の豊かな自然に囲まれたワイナリー

秋保の自然に囲まれて、ワインと地元食材が楽しめる
秋保の自然に囲まれて、ワインと地元食材が楽しめる

一面に広がるブドウ畑の中に佇むワイナリー。開業のきっかけとなったのは、東日本大震災でした。県内のワイン産業を途絶えさせまいとするオーナーの熱い思いから、2015年に開業。以来、「ワインと食のマリアージュ」をテーマに、ブドウ栽培やワイン醸造、販売を行ってきました。
敷地内には、ショップやレストラン、醸造室の見学スペースを備えた店舗があります。ガラス越しに仕込みや醸造の様子を眺められる醸造室は、ワインができる過程を間近に感じられる人気のスポットです。

地元で造られるワインと食のマリアージュを堪能

「ピクニックランチボックス」1,980円〜(ドリンクによって異なる。写真は「秋保クラフトシードル」2,800円)
「ピクニックランチボックス」1,980円〜(ドリンクによって異なる。写真は「秋保クラフトシードル」2,800円)

レストラン 「TERROAGE(テロワージュ) AKIU」では、ワインの飲み比べやパスタなどがいただけます。ドリンクと地元食材を使ったおつまみがセットになった「ピクニックランチボックス」を購入して、テラス席でワイナリーピクニックを楽しむのもおすすめです。
また、ショップでは自社畑100%のワインや、契約農家のブドウを使用して醸造したこだわりのワインなどが購入できます。宮城県産リンゴを使った「秋保クラフトシードル」は、みずみずしい香りとりんごの旨みを感じられると好評です。

ご当地サポーターコメント
秋保産ワインやシードルと相性抜群の缶詰アヒージョやおつまみ牛タンは、お土産としてはもちろん、宿泊先で楽しむのにもぴったりです。
秋保ワイナリー
  • URLhttps://akiuwinery.co.jp/
  • 住所宮城県仙台市太白区秋保町湯元枇杷原西6 MAP
  • アクセスJR仙台駅から車で約28分
  • バスアクセスJR仙台駅から宮城交通バスで約50分、「秋保文化の里センター」下車、徒歩約6分
    JR仙台駅からタケヤ交通バスで約40分、「秋保・里センター」下車、徒歩約6分
  • 営業時間ショップ&カフェ9:30〜17:00
    レストラン11:00〜17:00(ランチは〜15:30、木・金・土曜は〜21:00)
    ※当面の間ディナー(18:00〜21:00)は予約制、コース料理のみ
  • 定休日火曜
  • 入場料無料(醸造設備の見学は自由)
  • TEL022-226-7475
  • 駐車場無料

東北の海と山の恵みが勢揃いする人気の朝市

海風や魚介を炉端で焼く香りが漂う場内。生産者との会話を楽しみながら、閖上の雰囲気を存分に楽しめる
海風や魚介を炉端で焼く香りが漂う場内。生産者との会話を楽しみながら、閖上の雰囲気を存分に楽しめる

毎週日曜日と祝日の朝6時から開かれる、閖上(ゆりあげ)漁港の朝市。近海で水揚げされた新鮮な海産物をはじめ、産地直送の旬の野菜や果物、海鮮丼やせり鍋などのグルメを販売する約50店舗がずらりと並びます。

東日本大震災により一時中止となりましたが、大型商業施設の駐車場で仮営業をするなど、組合を中心に存続への努力が重ねられてきました。2013年に震災前と同じ場所に新たな施設を加えて再スタート。今では、生産者の元気な掛け声が飛び交い、地元の人や観光客で賑わう人気の朝市です。

理事長自らが競り人を務める「せり市体験」も見逃せない

新鮮な魚をお得に購入できるのも魅力。購入した魚介類は、無料の炉端焼きスペースで味わうことができる
新鮮な魚をお得に購入できるのも魅力。購入した魚介類は、無料の炉端焼きスペースで味わうことができる

名物と言えば、毎週日曜日10時から開催される「せり市」。誰でも気軽に競りを体験できるイベントです。
組合員が鐘を鳴らして場内を練り歩き始めたら、せりのスタート。活気あふれる合図に、会場の熱気も一気に高まります。海産物や野菜、お菓子など様々な商品が出品され、欲しいものが読み上げられたら番号札がついたうちわを即座に上げてアピール。自分の番号が呼ばれたら落札成功です。普段なかなか体験できないイベントでもあり、競り人を務める、理事長の軽快なトークも人気のひとつです。

ご当地サポーターコメント
活気あふれる市場を体験するなら早朝6〜9時の訪問がおすすめです。フードコート&ギャラリースペースの「メイプル館」は木曜日を除き毎日営業。海鮮中心の飲食店やドリップコーヒーが評判のカフェが並びます。
ゆりあげ港朝市
  • URLhttps://www.yuriageasaichi.jp/
  • 住所宮城県名取市閖上東3-5-1 MAP
  • アクセスJR仙台駅から車で約40分
  • バスアクセスJR名取駅から乗合バス「なとりん号」乗車、「ゆりあげ港朝市前」下車、徒歩約2分
  • 営業時間朝市 毎週日曜、祝日のみの6:00~13:00
    ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館 月〜土曜10:00〜16:00、日曜・祝日6:00~13:00
  • 定休日朝市 月〜土曜 ※祝日の場合は営業
    ゆりあげキッチン&ギャラリーメイプル館  木曜
  • 入場料無料
  • TEL022-395-7211
  • 駐車場無料
※掲載の内容は、記事更新日時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。