ご当地サポーター
奥日光の旅の充実度を上げる、魅力的な観光スポットはここ!

日光駅から西へ、名所「いろは坂」をのぼった先に広がるのが、大自然の魅力あふれる奥日光エリアです。湖沼や大小の滝、川、湿原などが標高約900~2,500mの間に点在し、男体山をはじめ、世界遺産「日光の社寺」と深いつながりを持つ山々がそびえています。
明治時代には国際的避暑地として賑わいを見せた歴史に思いを馳せながら、中禅寺湖畔の大使館別荘記念公園などを散策するのも奥日光の楽しみ方のひとつです。

日光の山岳信仰の中心として昔から崇拝されてきた「二荒山神社」。日光市内に三社鎮座し、市内の「本社」、御神体山である二荒山(男体山)の山頂2,486mにある「奥宮」、そしてその二社の間にあるのが中禅寺湖畔の「中宮祠」です。

建立は784年(延暦3年)、現在の社殿は1699年(元禄12年)に造営されました。境内は本殿をはじめとした7棟が国の重要文化財となっています。商売繁盛を祈願して訪れる人の多い「中宮祠稲荷神社」、勝利・金運の守護神とされる「男体山大蛇御神像」、樹齢1100年を超える巨木・イチイのご神木、刀剣や土器など多くの宝物を展示している宝物館など見どころはたくさん。霊峰二荒山(男体山)への唯一の登山口である「登拝門」は5月5日の開山祭で開き、10月25日の閉山祭で閉じられます。

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境内にある「幸運の杜」では「カワラケ割り」と呼ばれる厄落としができます。お皿に厄の文字を書いて投げ割るという豪快なもの!すっきりしたい方は試してみてはいかがでしょう?
日光二荒山神社
  • URLhttp://www.futarasan.jp/
  • 住所栃木県日光市山内2307 MAP
  • アクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅から車で約10分
  • バスアクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅からバス乗車、「西参道」下車徒歩約7分
  • 営業時間8:15〜16:45
  • 入場料拝観料300円(本社神苑入園料)
  • TEL0288-54-0535
  • 駐車場有料

奥日光の入り口に広がる中禅寺湖を訪れたら、ぜひおすすめなのが遊覧船です。湖の周囲は約25kmありますが、車やバスでアプローチできる区間は限られ、徒歩でしか探索できない湖西・南部の手つかずの自然も遊覧船からなら気軽に楽しめます。広々とした湖面の先に望めるのは男体山や白根山の雄姿。2つの桟橋を経由しながら湖の名所を巡る一周航路(Dコース 55分間)の定期便の他、湖西部の千手ケ浜にピンクや紫色のクリンソウが咲く時期(6月中旬~7月上旬)や紅葉シーズンに合わせて運行する臨時便もあります。

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湖上で風を感じながら眺める絶景は、開放的でダイナミックです!標高の高い場所の湖なので、上に羽織るものを持っていくことをおすすめします。
中禅寺湖遊覧船クルージング
  • URLhttp://www.chuzenjiko-cruise.com/index.html
  • 住所栃木県日光市中宮祠2478 MAP
  • アクセス日光宇都宮道路「清滝」I.C.から約35分
  • 営業時間2024年4月19日(金)〜11月30日(土)
    9:00~17:00
  • 定休日2024年12月1日〜2025年4月中旬
  • 入場料一周航路 中学生以上1,680円、小学生840円、未就学児は大人1人につき1名まで無料
    ※乗船区間や季節便、臨時便などそれぞれ料金が異なる。詳細はホームページを要確認
  • TEL0288-55-0360 (船の駅中禅寺)
  • 駐車場無し(近くに県営有料駐車場あり)

中禅寺湖の東南岸にあり、湖畔の自然に包まれながら国際的避暑地としての歴史にも触れられる記念公園。園内にあるレトロな風合いが素敵な建物は、1928年(昭和3年)に建築家アントニン・レーモンドによって建てられ、「イタリア大使館別荘」として1997年(平成9年)まで活用されていたものを設計図通りに復元したもの。外装・内装に杉皮張りが施され、庭のミズナラやブナ、カエデ、ウラジロモミなどの自然林と調和した湖畔の別荘らしい佇まいが魅力です。公園内には桟橋があり、大使たちが湖でヨット遊びを楽しんだ当時を彷彿とさせます。

広縁からゆったりと湖面を眺めて、優雅なひとときを過ごせます。
広縁からゆったりと湖面を眺めて、優雅なひとときを過ごせます。

本邸1階は書斎や居間、食堂に使われたワンルームと湖を望む広縁、2階は湖側に寝室が並ぶ作り。1階のカフェでは、コーヒーやカプチーノ、クッキーを気軽に楽しめます。
園内にある副邸は、現在は「国際避暑地歴史館」として使われており、中禅寺湖畔の避暑生活の様子や歴史などについて、写真やパネルが展示されています。

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歩いてすぐの場所に英国大使館別荘記念公園があるので、共通券を買って両方楽しむのがおすすめです。
イタリア大使館別荘記念公園
  • URLhttps://www.nikko-nsm.co.jp/italy.html
  • 住所栃木県日光市中宮祠2482 MAP
  • バスアクセスJR日光駅より東武バス「中禅寺温泉・湯元温泉行き」乗車(東武鉄道東武日光駅経由)約50分、「中禅寺温泉」下車徒歩約35分
  • 営業時間4月、11月11日~30日 9:00~16:00
    5月1日~11月10日 9:00~17:00
  • 定休日5〜11月 無休
    4月 月曜(祝日の場合開館、翌日以降に振り替え)
  • 入場料大人300円、4歳~中学生150円
    ※英国大使館との共通券は大人450円、4歳~中学生200円
  • TEL0288-55-0880(日光自然博物館)

「イタリア大使館別荘記念公園」から歩いて約3分の場所に、「英国大使館別荘記念公園」があります。1896年(明治29年)、英国外交官アーネスト・サトウが中禅寺湖や日光白根山の眺望に格別にこだわって建設した山荘で、後年は「英国大使館別荘」として2008年(平成20年)まで使われてきました。シックな色味の外壁が目を引く現在の建物は、2016年に復元されたものです。庭園は、石組み滝とその流れを中心にしてシャクナゲやツツジなどの花々が咲き誇る、美しく作り込まれた形となっています。展示室に置かれた暖炉などには、別荘として使用されていた当時の雰囲気がそのまま残っています。

サトウ氏が愛した湖畔の絶景を眺めながらくつろげる、2階の広縁
サトウ氏が愛した湖畔の絶景を眺めながらくつろげる、2階の広縁

奥日光の自然の素晴らしさを、英文でガイドブックに綴って世界に広くしらしめたアーネスト・サトウ。2階広縁からの清々しい眺めは当時と今も変わらず、私たちの目を楽しませてくれます。同じく2階にある「英国文化交流室」では、彼の日記などをもとに、湖畔の歴史や文化について体験できるスペースが設けられています。
こちらに併設のカフェでおすすめなのが、駐日英国大使館シェフ監修のスコーンと紅茶。雨の日に、静かで落ち着いた館内から雨露に濡れた奥日光の自然を眺めるのも趣があります。

ご当地サポーターコメント
スタッフの中でも人気の高い場所です。晴れた日は散策はもちろん、中禅寺湖を眺めながらベンチでぼーっとするのも気持ちがいいです。
英国大使館別荘記念公園
  • URLhttps://www.nikko-nsm.co.jp/british.html
  • 住所栃木県日光市中宮祠2482 MAP
  • アクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅から車で約35分
  • バスアクセスJR日光駅より東武バス「中禅寺温泉・湯元温泉行き」乗車(東武鉄道東武日光駅経由)約50分、「中禅寺温泉」下車徒歩約35分
  • 営業時間4月、11月11日~30日 9:00~16:00
    5月1日~11月10日 9:00~17:00
  • 定休日5〜11月 無休
    4月 月曜(祝日の場合開館、翌日以降に振り替え)
  • 入場料大人300円、4歳~中学生150円
    ※英国大使館との共通券は大人450円、4歳~中学生200円
  • TEL0288-55-0880
  • 駐車場無料

世界遺産「日光山輪王寺」の別院として中禅寺湖東岸にある「中禅寺」は、784年(延暦3年)、勝道上人(しょうどうしょうにん)により建立されました。ご本尊は国の重要文化財である「十一面千手観世音菩薩」。中禅寺湖上に出現した金色の千手観音様の姿を、上人が桂の立木に彫ったとの言い伝えから「立木観音」と呼ばれています。1902年(明治35年)に起きた男体山の山崩れの際、鎮座していた山麓から湖に流されてしまった観音様が対岸の歌ケ浜に流れ着き、現在の高台に祀られるようになりました。場所が変わった今でも、立木は地面に根付いています。

周囲は自然の色濃く、春夏は深い緑が、10月初旬からはナナカマドやカツラなどの紅葉が楽しめます。
周囲は自然の色濃く、春夏は深い緑が、10月初旬からはナナカマドやカツラなどの紅葉が楽しめます。

本堂から100段ほどの階段を上ったところにある五大堂からは、湖の絶景にも出会えます。中禅寺は坂東三十三観音霊場の第十八番札所でもあり、一年を通じて多くの参拝客が訪れています。

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お寺の方から丁寧に説明していただけるので理解も深まります。中禅寺湖と男体山を望む景色は、大変感動的です。
中禅寺 立木観音
  • URLhttps://www.rinnoji.or.jp/history/temple/chuzenji/
  • 住所栃木県日光市中宮祠2578 MAP
  • バスアクセスJR・東武日光駅より東武バス中禅寺温泉行き乗車約50分、「中禅寺温泉」下車徒歩約25分
  • 営業時間4月~10月 8:00~17:00
    3月・11月 8:00~16:00
    12月~2月 8:00~15:30
  • 入場料大人500円、小・中学生200円
  • TEL0288-55-0013
  • 駐車場無料

滝が多いことで知られる日光では、滝巡りも旅の楽しみのひとつです。ここ奥日光エリアで三大名瀑と名高いのが、「華厳の滝」「竜頭の滝」「湯滝」。まずは「華厳の滝」からご紹介していきます。
「華厳の滝」は、中禅寺湖の東端から流れ出た水が97mの絶壁を一気に落下する大瀑布。迫力のある水量で、滝壺周辺は白いミストのようなしぶきに包まれています。「十二滝」と呼ばれる、本流の中段から流れるたくさんの細い滝も美しい景観に一役かっています。

春夏の緑、秋の紅葉、冬の雪と氷瀑。季節ごとに、表情豊かな滝の姿を楽しめます。
春夏の緑、秋の紅葉、冬の雪と氷瀑。季節ごとに、表情豊かな滝の姿を楽しめます。

「華厳の滝」には滝壺近くの観瀑台へと降りられるエレベーターがあります。岩盤の中を100m下り、ひんやりした地下通路を進むと観瀑台に到着。滝を正面に見上げ、下には深さ4.5mの滝壺を間近に眺めることができます。

ご当地サポーターコメント
観爆台から間近で見る滝つぼは迫力満点で、爆音とともに水しぶきが弾ける豪快な姿に魅了されます。滝の入り口周辺は売店などがあり、そちらも楽しめます。
華厳の滝
  • URLhttp://www.nikko-kankou.org/spot/5/
  • 住所栃木県日光市中宮祠 MAP
  • バスアクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅より東武バス中禅寺温泉行き乗車約40分、「中禅寺温泉」下車徒歩約5分
  • 営業時間3月~11月 8:00~17:00
    12月~2月 9:00~16:30
    ※季節・気象状況により時間変更あり
  • 入場料エレベーター料金(往復) 大人(中学生以上)600円、小学生400円、小学生未満無料
  • TEL0288-55-0030(華厳滝エレベーター)
  • 駐車場有料

奥日光エリア北部にある「湯ノ湖」から「湯川」となった流れが「戦場ヶ原」を通り、中禅寺湖へと注ぎ込む手前にあるのが「竜頭の滝」です。男体山の噴火による溶岩上を、約210mに渡って流れ下っていく様はまさに竜の姿を思わせます。滝壺近くは大岩によって二分され、竜の頭の角に似ていることからこの名がついたとも言われています。
滝の横には遊歩道が整備され、竜のウロコにも例えられる変化に富んだ渓流美を眺めながらの気軽な散策が可能。5月~6月にかけては、赤紫色のトウゴクミツバツツジが一帯に咲き誇ります。

ご当地サポーターコメント
竜頭の滝から戦場が原へのハイキングコースは、川の流れの変化が楽しめるので、とてもおすすめです。
竜頭の滝
  • URLhttp://www.nikko-kankou.org/spot/6/
  • 住所栃木県日光市中宮祠 MAP
  • アクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅から車で約36分
  • バスアクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅から湯元温泉行バス乗車約1時間5分、「竜頭の滝」下車徒歩約2分
  • TEL0288-22-1525(日光市観光協会)
  • 駐車場無料

奥日光三大名瀑で、最北に位置する「湯滝」。「湯ノ湖」の南端から出た水が高さ70mから流れ落ち、幅は最大25mにも及びます。瀑布全面にきれいに陽光が入るのは11時~13時頃なので、旅の予定が合えばこの時間帯に訪れるのがおすすめです。周辺では例年5月中旬頃からピンクに色づくシャクナゲが見頃を迎えます。戦場ヶ原ハイキングコースの終起点ともなるスポットで、食事がとれるレストハウスもあり便利です。

ご当地サポーターコメント
観瀑台と滝の距離が近く、滝の迫力を感じることができます。湯の湖から一気に流れ落ちる水流が圧巻です。
湯滝
  • URLhttps://www.nikko-kankou.org/spot/115
  • 住所栃木県日光市湯元 MAP
  • バスアクセスJR・東武日光駅より東武バス湯元温泉行き乗車約72分、「湯滝入口」下車徒歩5分
  • TEL0288-62-8611 (湯滝レストハウス ※冬期は休業)
  • 駐車場500円(湯滝パーキング ※冬期は無料)

「湯ノ湖」は、「戦場ヶ原」の北にそびえる「三岳(みつだけ)」が噴火した際の三岳溶岩流によって、「湯川」が堰き止められてできた湖です。標高1,478mにあり、周囲はシウリザクラやシラカンバ、アスナロなどの原生林が広がって、手つかずの豊かな自然を堪能できます。起伏が少なく、散歩感覚で気楽に楽しめるのが「湯ノ湖一周ハイキングコース(約3km/所要目安約1時間10分)」。5月~6月にかけてはアズマシャクナゲやトウゴクミツバツツジの花が咲き、秋は鮮やかな紅葉が湖面に映る絶景を楽しみに訪れる人も。冬にはマガモやキンクロハジロなどの水鳥の姿も見ることができます。

ご当地サポーターコメント
遊歩道があるので散歩もしやすく、景色を存分に楽しめます。マス釣りの名所でもあり、5月~9月の解禁期間には、多くの人々で賑わいます。
湯ノ湖
  • URLhttp://www.nikko-kankou.org/spot/13/
  • 住所栃木県日光市湯元 MAP
  • バスアクセスJR・東武日光駅より東武バス湯元温泉行き乗車約75分、「湖畔前」下車すぐ
  • TEL0288-22-1525(日光市観光協会)
  • 駐車場無料

「湯ノ湖」と中禅寺湖の間、標高約1,400mに広がる湿原が「戦場ヶ原」です。「湯ノ湖」「湯川」「小田代ヶ原」と共に「奥日光の湿原」としてラムサール条約湿地に登録され、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地であると認められています。もとは男体山の噴火によってできた堰き止め湖が、やがて湿原となったもので、現在の広さは400haほど。
湿原の西側には木道の自然探索路が整備され、多くのハイカーが訪れる人気スポットとなっています。春から夏は野鳥のさえずりや多くの湿生植物・高山植物が歩く人々を楽しませ、秋には視界いっぱいに草紅葉が広がります。
「戦場ヶ原」という名前は、昔、男体山の神と群馬県赤城山の神がこの地で領地争いの戦いをしたという伝説に由来すると言われています。

ご当地サポーターコメント
男体山の雄大な姿から、足下の草花までさまざまな景色を楽しむことができます。
戦場ヶ原
  • URLhttp://www.nikko-kankou.org/spot/10/
  • 住所栃木県日光市中宮祠 MAP
  • バスアクセスJR日光駅・東武日光駅より東武バス湯元温泉行き乗車約65分、「三本松」下車徒歩約1分
  • TEL0288-22-1525(日光市観光協会)
  • 駐車場無料
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