ご当地サポーター
多彩な飲食店が揃う、赤坂のおすすめディナースポット5選

オフィスビルや商業ビルに囲まれた、東京の中心部・港区に位置する赤坂エリア。飲食店が集まるにぎやかな繁華街でありながら、高級住宅街としても知られており、多くの著名人や美食家が通う料理店が揃います。長年愛され続ける老舗から、ピッツァの祭典で世界一に輝いたシェフがプロデュースする話題の一軒まで、魅力的なお店が多く立ち並びます。今回は、赤坂周辺で楽しめる、和食から洋食までおすすめのディナースポット5店舗をご紹介します。

丁寧に揚げた天ぷらを1品1品時間をかけていただく

「竹コース」7,700円。食べられない食材は変更可能(要事前連絡)
「竹コース」7,700円。食べられない食材は変更可能(要事前連絡)

1921年(大正10年)創業の天ぷら料理の老舗。メニューは昼も夜もコース料理で提供しています。コースには季節によって内容が変わる突き出し2品やデザートも含まれ、豪華な内容です。

ディナーの「竹コース」では、天草の車海老3尾、シラウオやイカなどの魚4種類、かき揚げ、季節野菜の天ぷらがいただけます。淡白な味の食材はシンプルに塩で、濃い味のものはユズ入りの大根おろしと天つゆでさっぱり味わってみましょう。かき揚げはご飯の上にのせて天丼にして食べるのもおすすめです。

天ぷらができ上がる光景を目の前で見られる

2階はキッチンを囲むようなカウンター席。どの席からも店主が調理する様子を見ることができる
2階はキッチンを囲むようなカウンター席。どの席からも店主が調理する様子を見ることができる

衣は全卵と薄力粉を水で4倍に希釈。そして、火の通りが悪くなる原因のグルテンが発生しないよう、なるべくかき混ぜないようにしているそうです。揚げる際は、食材を入れても温度が下がりにくい厚みのある久慈の砂鉄鍋を使用。170〜180度に温めた太白胡麻油で味の薄いものから順に鍋に入れていきます。
長年育まれた技で作られる天ぷらを求め、世代や国を超えて多くの人が食べに訪れます。

ご当地サポーターコメント
お昼は3,800円から楽しめるコースが2種類あり、こちらもおすすめです。海老2尾、魚、季節の野菜の天ぷらに、突き出しやデザート、味噌汁などが含まれています。
赤坂花むら
  • URLhttps://hanamura.com/index.html
  • 住所東京都港区赤坂6-6-5 MAP
  • アクセス東京メトロ赤坂駅から徒歩約3分、溜池山王駅から徒歩約6分
  • 営業時間12:00〜22:00(L.O.21:00)
  • 定休日火曜、年末年始
  • TEL03-3585-4570
  • 駐車場無し
  • メモランチ利用は要事前予約

デミグラスソースが主役となるオリジナルのオムライス

看板メニューである「わか風オムライス(バター風味ライス+デミグラスソース)」1,150円
看板メニューである「わか風オムライス(バター風味ライス+デミグラスソース)」1,150円

1970年(昭和45年)創業の老舗洋食店。料理を愛するシェフによる洋食の数々と心地よい雰囲気で多くのファンを引きつけているお店です。
名物は「わか風オムライス(バター風味ライス+デミグラスソース)」。炒めた豚肉と玉ねぎ、ピーマンを混ぜ合わせた溶き卵を、バターライスにかぶせます。味の決め手となるのは、シェフが3週間かけて丁寧に作り上げるデミグラスソース。コク深く程よい苦味を感じられる大人な味わいが特徴で、半熟玉子とバターライスと絡み合うことで絶妙なまろやかさが生まれます。

居心地の良い雰囲気と接客にリピーター客も多く訪れる

日中の店内は窓からあたたかい光が差し込む。各席には花柄のクッションが敷かれて可愛らしい
日中の店内は窓からあたたかい光が差し込む。各席には花柄のクッションが敷かれて可愛らしい

中学卒業後すぐに料理の世界に入った店主は、洋食を中心とした数々の名店で修行をした後、22歳という若さで同店をオープンしました。現在は2人の娘さんと一緒にお店に立ち、創業時と変わらぬ姿で腕を振るいます。
店内は昭和の喫茶店のような居心地の良い空間。安心感が得られる店内の雰囲気とあたたかい料理を求めて、リピーター客も多く訪れます。デザートやコーヒーなどのドリンクの用意もあるので、食後にホッと一息つけるのも魅力的です。

ご当地サポーターコメント
「わか風オムライス」の他に、ハンバーグやカレーライス、ピラフ、生姜焼きなど昔ながらの洋食メニューが豊富に揃います。オープンから14時までは席の予約ができないので、直接足を運びましょう。
ほーむれすとらん わか
  • URLhttps://x.com/restaurant_waka
  • 住所東京都港区元赤坂1-5-18 MAP
  • アクセス東京メトロ赤坂見附駅から徒歩約11分
  • 営業時間11:00〜20:00
  • 定休日土・日曜、祝日
  • TEL03-3405-4763
  • 駐車場無し

世界チャンピオンに輝いたシェフによる絶品ピッツァを堪能

「Antichi Sapori 0024」2,500円(アラカルト価格)
「Antichi Sapori 0024」2,500円(アラカルト価格)

イタリアで開催される世界最高峰のピッツァの祭典「PIZZA FEST」にて、外国人初のチャンピオンに輝いたシェフがプロデュースするお店。名物はやはり、最優秀賞を受賞した「Antichi Sapori 0024(アンティキ サポーリ オオニシ)」。燻製モッツァレラの香り高さとプロシュートコットの程よい塩気が食欲をそそり、チェリートマトの瑞々しさが口の中で弾けます。生地は軽やかな食べ心地ですが、耳部分は弾力があり、噛むほどに小麦粉の甘みが引き立ちます。シンプルながら素材の良さを最大限に引き出した味わい深い逸品です。

開放感のある店内で優雅に本場イタリアの味を楽しみたい

広々とした店内には約48席のテーブル席を用意。天気がいい日にはテラス席利用もおすすめ
広々とした店内には約48席のテーブル席を用意。天気がいい日にはテラス席利用もおすすめ

2024年3月にオープンした同店は、赤坂見附駅から徒歩1分の好立地にあります。大きな窓から光が差し込む店内には、広々とした空間にテーブル席が置かれ、ゆっくりとくつろぎの時間を過ごせます。
約40種類のピッツァメニューの他、一品料理やドリンクメニューも豊富に揃います。また、バリスタ世界チャンピオンによるエスプレッソカフェ「Paul Bassett(ポール バセット)」のコーヒーとスイーツも提供。世界一の味をカジュアルに楽しめます。

ご当地サポーターコメント
1日を通して、ランチやティータイム、ディナーと様々なシーンに分けて利用できる使い勝手の良いお店です。イタリアの珍しいお酒やスイーツなど、他では味わえないメニューにも注目です。
PIZZERIA MANCINI TOKYO(ピッツェリア マンチーニ トウキョウ)
  • URLhttps://www.pizzeria-mancini.jp/#1
  • 住所東京都千代田区永田町2-13-10 プルデンシャルプラザ 1F MAP
  • アクセス東京メトロ赤坂見附駅より徒歩約1分
  • 営業時間月〜金曜 11:30〜14:00、17:30〜22:30(L.O.22:00)
    土曜・日曜・祝日 11:30〜14:00、17:30〜22:00(L.O.21:30)
  • 定休日無休
  • 入場料03-3500-5700
  • 駐車場無し

銘柄鶏を丁寧に焼き上げる焼き鳥をおまかせコースで

店主おすすめの串と料理が順次出される「おまかせコース」8,800円〜
店主おすすめの串と料理が順次出される「おまかせコース」8,800円〜

赤坂でゆっくりと上質な焼き鳥をいただくならこちらへ。季節の前菜4種と、その日おすすめの焼き鳥串7種(野菜串含む)が堪能できる「おまかせコース」がおすすめです。使用する鶏肉は「黒岩土鳥」「ホロホロ鳥」「水郷赤鶏」といった銘柄鶏を厳選。備長炭でじっくりと焼き上げる職人の技術が加わり、素材が持つ旨みを高めます。食事の最後は、濃厚鶏だしラーメン、またはスープが付いた香味海苔たっぷりのそぼろご飯でコースを締めます。

店主が厳選するこだわりの日本酒をあわせて

カウンター席はおひとりさまにもうれしい広さ。個室の堀りごたつ席も
カウンター席はおひとりさまにもうれしい広さ。個室の堀りごたつ席も

日本酒は、店主が蔵元に足を運び、焼き鳥との相性を考えながら吟味して選んだものを用意。100種類近くの豊富な日本酒が置かれているので、スタッフにおすすめを聞いて注文するのもいいでしょう。
地下1階にあるお店は、赤坂の繁華街にありながら静かで落ち着いた空間です。平日は明け方の4時まで営業しているため、遅くまで飲み歩いた最後に、焼き鳥で締めるという贅沢な使い方もできます。無煙ロースターを使用しているため、煙が気になる方でも安心です。

ご当地サポーターコメント
持ち帰り用の「おおとり弁当」は冷めてもおいしいと評判。鶏もも、鶏むね、つくね、そぼろなどの焼き鳥と彩り野菜がぎゅっと詰められた豪華なお弁当です。お店の味を外で気軽に食べられるのもうれしいです。
鳳(おおとり)
  • URLhttps://akasaka-yakitori.com
  • 住所東京都港区赤坂3-12-18 第8荒井ビルB1F MAP
  • アクセス東京メトロ赤坂見附駅から徒歩約1分
  • 営業時間17:00~翌日4:00(入店は翌日2:00まで)
    土曜17:00~22:00(L.O.21:00)
  • 定休日日曜、祝日
  • TEL03-5575-3008
  • 駐車場無し

赤坂きっての老舗洋食店。名物は厳選和牛を使ったビフテキ丼

創業時から提供する「赤坂名物“ビフテキ丼”」3,350円(夜)、ランチは3,300円で提供。添えられたバターを絡めると、まろやかな味に
創業時から提供する「赤坂名物“ビフテキ丼”」3,350円(夜)、ランチは3,300円で提供。添えられたバターを絡めると、まろやかな味に

1950年(昭和25年)の創業以来、多くの食通たちを魅了してきた洋食店。日本人の口になじみやすいよう、醤油や味噌などを隠し味にした「にっぽんの洋食」を提供しています。
中でも初代が鰻重をヒントに考案した「赤坂名物“ビフテキ丼”」は店の代表メニュー。ふっくらと炊き上げたコシヒカリの上に最高級黒毛和牛のロース肉を載せた贅沢な丼で、しっとりとやわらかな肉、コク深い秘伝の甘辛ダレなど随所に老舗の技が光る逸品です。単品で注文できる他、各種コースの中でもいただけます。

店内には洗練された雰囲気が漂い、心安らぐ雅な個室も完備

1階はホールスペースがメイン。店の入り口近くにはカウンター席もあり、一人で食事を楽しみたいときに最適
1階はホールスペースがメイン。店の入り口近くにはカウンター席もあり、一人で食事を楽しみたいときに最適

2007年(平成19年)に赤坂通り沿いから移転。現在は赤坂駅から徒歩約7分の静かな環境の中にあり、優雅な気分で食事ができます。
店内もシックなトーンでまとめられ、落ち着いた雰囲気です。空間をゆったりと使ったホールスペースに加え、1階と地下1階には合わせて7つの個室も用意されています。

ご当地サポーターコメント
個室は掘りごたつ式やテーブルタイプの和室を中心としている他、庭や滝を眺められる部屋もあり、日常を忘れてプライベートな時間を楽しむのにぴったりの空間です。
にっぽんの洋食 赤坂 津つ井
  • URLhttps://www.akasakatsutsui.com/
  • 住所東京都港区赤坂2-22-24 泉赤坂ビル1F・B1F MAP
  • アクセス東京メトロ赤坂駅から徒歩約7分
  • 営業時間11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~22:00(L.O.21:30)
  • 定休日土・日曜、祝日、年末年始 ※不定休あり
  • TEL03-3584-1851
  • 駐車場無し(赤坂パーキングセンター利用者には食事5,000円毎に1枚20分の精算券を提供、上限8枚)
  • メモ地下の個室は個室料10%が必要。夜は子ども(高校生以下)連れでの個室利用は不可
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