ご当地サポーター
「OMO3浅草ご近所マップ」からセレクト。浅草でおすすめのランチスポット5選

旅先で食べたおいしいランチは、旅行の大切な思い出のひとつ。国内外から多くの観光客が訪れる浅草には、多彩なジャンルの飲食店が数多く揃います。そこで、「OMO3浅草」ご近所マップの中から、地元の人々も足繁く通うランチにおすすめのお店を厳選してご紹介。浅草を訪れたらぜひ足を運んでみてください。

スタッフが現地を訪れて自ら収集した情報が満載

OMO3浅草13階「OMOベース」にあるご近所マップ
OMO3浅草13階「OMOベース」にあるご近所マップ

ご近所マップとは「OMO by 星野リゾート」周辺の飲食店やショップ、観光スポットなどが掲載されたオリジナルマップです。ホテルから徒歩圏内のエリアを中心に、スタッフが自らの足で収集した情報を元に作成。ガイドブックには載っていない、とっておきの情報が見つかります。

OMO3浅草のご近所マップは、1階ロビーと13階のOMOベースの2カ所にあり、1階は観光に役立つイベント情報、13階OMOベースはスタッフおすすめの飲食店やショップが掲載されています。老舗から最新トレンドのお店まで幅広い情報が記され、スタッフが日々情報を更新。ぜひ、お店選びや街歩きにご活用ください。

梅の風味がさわやかな和テイストのスパイスカレー

おまかせトッピング6種500円をのせた「梅ポークビンダルー」1,050円。トッピングは数種類から単品でも注文可能
おまかせトッピング6種500円をのせた「梅ポークビンダルー」1,050円。トッピングは数種類から単品でも注文可能

浅草観音裏エリアにあるカレーショップ。浅草生まれの店主が生み出す、本格スパイスを駆使したグルテンフリーのスパイスカレーを提供しています。
人気メニューは「梅ポークビンダルー」。ポークビンダルーとはインド西海岸中部ゴア地方のカレーで、豚肉と酢の酸味、スパイスの辛さが特徴です。通常はビネガーで漬けた豚肉を使用しますが、同店ではビネガーの代わりに梅酢と梅肉で漬け込んでいます。さわやかな梅の酸味がありながら、ほんのりと甘みを感じられる新感覚な味わいです。

店主の「好き」が散りばめられた、遊び心あふれるお店

カウンターとテーブル席がある店内はアニメのフィギュアなど店主の趣味があふれる空間。夜はバルとなる
カウンターとテーブル席がある店内はアニメのフィギュアなど店主の趣味があふれる空間。夜はバルとなる

元々グラフィックデザイナーとして働いていた店主は、独学でスパイスカレーの作り方を学んだというほどの大のカレー好き。創作意欲を存分に発散できる料理ということもあり、カレーの道に進み開業することを決意したそうです。
店のもうひとつの看板メニューは「黒毛和牛すじカレー」。贅沢に使用した国産の黒毛和牛の旨みと、一口食べるとじわじわと口の中に広がるスパイスの香りとしびれで、やみつきになること間違いなしのカレーです。

ご当地サポーターコメント
松屋浅草の地下一階にカウンター9席ほどの2号店があります。カレーはもちろん、スパイスが利いたお惣菜のテイクアウトもできます。
SPICE SPACE UGAYA
  • URLhttps://www.instagram.com/asakusaspicecurry/
  • 住所東京都台東区浅草5-23-7 MAP
  • アクセスつくばエクスプレス浅草駅から徒歩約10分、東京メトロ浅草駅から徒歩約12分
  • 営業時間ランチ12:00〜14:30、ディナー19:00〜23:00 ※月曜はディナーのみ
  • 定休日木・日曜
  • TEL03-5849-4736
  • 駐車場無し

ここだけでしか味わえない「浅草のりもんじゃ」は必食

3種類の海苔がトッピングされた「浅草のりもんじゃ」1,452円
3種類の海苔がトッピングされた「浅草のりもんじゃ」1,452円

雷門通りのひとつ北側の道沿いにたたずむもんじゃ焼き店。看板メニューはお店オリジナルの「浅草のりもんじゃ」。揚げ玉、切りイカ、桜エビがベースで入っている他、トッピングで江戸前の海苔、伊勢のアオサ、浜名湖の青のりが付いてきます。ひと口食べると磯の香りがふんわりと鼻に抜ける贅沢な味わい。この他、20種類以上のもんじゃ焼きメニューに加え、28種類のトッピングもあるので、カスタマイズして自分好みのおいしさを楽しめます。

アツアツの鉄板を囲み自分たちで作るのがもんじゃ焼きの醍醐味

古民家をそのまま利用した下町情緒あふれる店内。2階は座敷になっている
古民家をそのまま利用した下町情緒あふれる店内。2階は座敷になっている

同店は、各テーブルに鉄板が設置されており、お客さん自身でもんじゃを作るスタイルです。作り方のコツは、まず具材で円状の土手を作る際に大きめの円にすること。出汁を入れる際は土手からあふれないようにゆっくりと入れ、土手に徐々に出汁が浸透するようにします。出汁全体にとろみが出たら土手を崩して混ぜ合わせましょう。
もんじゃ焼き以外にも、お好み焼きや焼きそば、イカゲソバターといった一品料理などバラエティ豊かなメニューが揃います。

ご当地サポーターコメント
駄菓子屋でおやつとして食べられていた時代のように、古き良き下町のもんじゃの味を気軽に楽しんでもらいたいという思いからオープンしたそうです。人気店のため来店時は予約がおすすめです。
浅草もんじゃ てっぱん大吉
  • URLhttps://www.instagram.com/teppandaikichi2/
  • 住所東京都台東区浅草1-14-2 MAP
  • アクセス東京メトロ浅草駅から徒歩約6分
  • 営業時間11:30〜23:00(火・水曜は17:00〜)
    ※食材の仕入れ状況等で変更になる場合もあり
  • 定休日不定休、年末年始
  • TEL050-5869-5165
  • 駐車場無し

ひと手間かけた穴子とコハダの江戸前寿司に舌鼓

エビ、コハダ、マグロ、穴子の握り1貫400円〜
エビ、コハダ、マグロ、穴子の握り1貫400円〜

浅草観音通り沿いにある寿司店。1848年(嘉永元年)から続く銀座「すし栄」の暖簾分けであり、創業当時からの伝統を受け継いでいます。
まず味わって欲しいのは、江戸前寿司の代表格ともいえる「穴子」と「コハダ」。活け締めのものを使った穴子は、ふわっと柔らかく、軽く炙ることで加わる香ばしさで噛むほどに味わい深くなる逸品です。甘酢で締めたコハダは、魚特有の臭みがなくさっぱりといただけます。普段あまりコハダを召し上がらない方にもぜひ試していただきたい一品です。

受け継がれる老舗の技とおもてなしの心

大将との距離が近く温かみのある店内は、おひとりさまでも入りやすい雰囲気
大将との距離が近く温かみのある店内は、おひとりさまでも入りやすい雰囲気

ランチタイムでは、海鮮丼やお得なセットメニューもおすすめです。人気は、茶碗蒸し、小鉢、お椀が付いた「特松すし」(3,100円)。ウニやイクラ、大エビ、中トロなどが入った約10種類の握りを楽しめます。
現在二代目となる大将は、江戸時代に屋台めしとして手軽に食べられていた寿司を、当時と同じような感覚で肩肘張らずに楽しんでもらいたいと話します。その思いもあり、手間暇かけた上質な寿司を手頃な価格で提供しています。

ご当地サポーターコメント
大将が自転車で豊洲まで行き、市場で目利きした新鮮な魚を使っています。そのままでももちろんおいしくいただけますが、ネタに軽く手を加え食材本来の風味を引き立てる江戸前ならではの特別感があります。
すし栄
  • URLhttps://www.sushiei.jp/
  • 住所東京都台東区浅草1-34-4 MAP
  • アクセス東京メトロ浅草駅から徒歩約2分
  • 営業時間11:00〜14:00、17:00〜21:00
  • 定休日木曜
  • TEL03-3842-7989
  • 駐車場

中華鍋で豪快に作られる絶品オムライス

「オムライス(中華スープ付き)」1,400円
「オムライス(中華スープ付き)」1,400円

1948年(昭和23年)創業の家族経営の中華料理店。70年以上続く変わらない味を求め、地元の方も多く訪れます。
メディアでも数多く取り上げられる「オムライス」は、洋食店のような上品な見た目をしていますが、作る過程は迫力満点。中華料理店ならではの大きな中華鍋を振います。絶妙な火加減でラードを使って炒められたチキンライスは、ケチャップのまろやかな酸味に香ばしさが加わります。一口食べると食欲を加速させるしっかりとした味付けで、まさに中華料理店でしか味わえない逸品です。

豊富な一品料理の他に平日はお得なランチセットも

店内には古くから残る「三社祭」の写真が飾られている。写真には幼少時代の店主の姿も
店内には古くから残る「三社祭」の写真が飾られている。写真には幼少時代の店主の姿も

平日は1,000円以下で食べられる、「ラーメン+半チャーハンセット」「ラーメン+半マーボー丼セット」「肉野菜炒め定食」のお得なランチセット3種類も用意されています。
現店主の祖父が戦後間もなくしてオープンした同店。当初は食堂として洋食を含めた幅広い料理を提供していました。先代からは、中華料理店として現在のメニューに確立し、オムライスは食堂時代からの名残だといいます。時代に合わせて変わりつつ、伝統の味を守り続ける下町中華の味をぜひご堪能ください。

ご当地サポーターコメント
メニューには、ラーメンやタンメンなどの麺料理を中心に、点心や炒めものなどの一品料理も揃います。数人で訪れたら、お酒と一緒にいろいろな料理を注文して、シェアして楽しんでみてください。
ぼたん
  • URLhttps://www.instagram.com/botan_1948/
  • 住所東京都台東区花川戸1-8-1 MAP
  • アクセス東京メトロ・東武鉄道・つくばエクスプレス浅草駅から徒歩約5分
    都営地下鉄浅草駅から徒歩約 7分
  • 営業時間11:00〜20:30(L.O.)
  • 定休日金曜、月に一度木曜休みあり
  • TEL03-3841-5040
  • 駐車場無し

江戸庶民から愛された200年以上の歴史を持つどぜうなべ

「どぜうなべ定食」4,800円(田楽、どぜう汁、お新香、ご飯付き)
「どぜうなべ定食」4,800円(田楽、どぜう汁、お新香、ご飯付き)

1801年(享和元年)創業のどじょう料理店。江戸の文化と伝統食を楽しめるお店として、国内外から多くの観光客が訪れます。
名物の「どぜうなべ」は、丸ごと煮込んだどじょうが小鍋にのって供される鍋料理。使用する養殖どじょうは、しっかりと身がついており、骨まで柔らかく煮込まれています。ここに刻みネギをどっさりと乗せ、小皿に取った山椒と七味をつけて食べるのが江戸っ子の食べ方。甘めの割り下とネギのみずみずしい風味が相まって、どじょうの旨みが引き立ちます。

創業から変わらない「入れ込み座敷」で当時の食文化を体験

1階は座布団に座るスタイルの入れ込み座敷。地下1階と2階にはテーブル席を用意している
1階は座布団に座るスタイルの入れ込み座敷。地下1階と2階にはテーブル席を用意している

どじょうを含め、お米や調味料など食材一つ一つの仕入れ先にこだわっている同店。これまでの店主が全国を渡り歩き、長年かけて選び抜いた食材で作り上げたどじょう料理は歴史を感じられる味わいです。
1階は、向かい合う座布団の間に長い板を置いた「入れ込み座席」と呼ばれる、創業当時の江戸情緒を残した空間が広がります。お客さん同士の距離も自然と近くなるため、食べ方が分からない観光客に常連客が教える場面もよくあるそうです。活気あふれる雰囲気の中、江戸から守られ続けてきた伝統の味をぜひ楽しんでみてください。

ご当地サポーターコメント
どじょうを食べ終えた後は、小鍋に残った割り下にネギを入れ、汁でクタクタになったネギをつまみにお酒をいただくのも最高です。ネギは無料でおかわりできます。
駒形どぜう 本店
  • URLhttps://dozeu.com/
  • 住所東京都台東区駒形1-7-12 MAP
  • アクセス地下鉄浅草駅から徒歩約5分
  • 営業時間11:00~20:30
  • 定休日不定休
  • TEL050-5448-6266
  • 駐車場無し
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