【2025年版】東京・大手町エリアのお花見スポット5選

厳しい寒さの冬が過ぎ、春を迎えると、いよいよお花見シーズンの到来です。ビジネス街の中心地である東京・大手町エリアには、「千鳥ヶ淵」や「靖國神社」などお花見の名所が多数あります。そんな大手町エリアのお花見スポットの中から、「星のや東京」より徒歩圏内でアクセスできるスポットを5つご紹介します。
1千鳥ヶ淵
日本有数のお花見スポットで桜を満喫しよう

江戸開府当時にダムとしての機能を持っていた「千鳥ヶ淵」。江戸城拡張の際には、お濠の一部となり、現在も水濠として残っています。3月下旬から4月上旬にかけて、靖国通りから北の丸公園に沿って整備されたおよそ700mの遊歩道沿いの桜が満開を迎え、圧巻の景色は訪れる全ての人々を魅了します。
また、敷地内にはボート場があり、水面から桜を見上げることも可能。いつもとは違った視点でお花見できるのも千鳥ヶ淵ならではです。
【開花時期】例年3月中旬~3月下旬
【見頃】例年3月下旬~4月上旬
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜他
2江戸桜通り
歴史的建造物とともに桜を眺められる都心の絶景スポット

日本銀行本店のある日本橋本石町から、日本橋本町へと続いている「江戸桜通り」。名付けられたきっかけは、江戸時代の市川團十郎のお家芸といわれることも。通り沿いには、日本銀行の他にも、日本橋三越本店や三井本館などの歴史的建造物が立ち並んでいます。
道の両脇には、およそ80本のソメイヨシノが植えられ、満開時には桜のトンネルのように素晴らしい光景が見られます。散策はもちろんのこと、人力車に乗って普段と異なる目の高さから桜を愛でるのも新鮮です。
【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ他

- 江戸桜通り
-
東京都中央区日本橋本石町2-1-1(日本銀行本店) MAP
東京メトロ半蔵門線「三越前駅」B1出口から徒歩約5分(日本銀行本店)
3神田明神
およそ1300年の歴史を持つ江戸の総鎮守

730年に創建された神社。江戸の総鎮守といわれる他、日本三大祭の一つである「神田祭」の舞台としても有名です。1923年(大正12年)の関東大震災後に再建された社殿は、当時としては画期的な鉄骨鉄筋コンクリートの総朱漆塗りであり、現在もシンボルとして参拝客を出迎えています。
春には境内の桜が咲き誇り、日本情緒あふれる景観を堪能できます。
【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、しだれ桜他
4皇居東御苑
旧江戸城の一部を公園として整備

皇居を造営する際に、旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を整備した庭園。1968年(昭和43年)から公開されており、21万平方メートルもの広大な敷地には、数多くの史跡や季節の草花が多数見られます。
東御苑の敷地内では、ソメイヨシノをはじめとして、カンヒザクラ、ヤマザクラ、サトザクラなどが順に咲き誇ります。桜の品種が最も多いのは、広大な土地を持つ本丸で、特に桜の島には数多くの品種が植えられています。
【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、カンヒザクラ、ヤマザクラ、サトザクラ他
5靖國神社
国のために尊い命を捧げた人々の御霊を慰める神社

1869年に創建された招魂社が始まりの「靖國神社」。国を守るべく命を捧げた方々の御霊を慰めるために、明治天皇の思し召しによって創建されました。
東京管区気象台が、東京都の桜の開花発表を行う基準となる標本木は、ここ靖國神社に植えられています。標本木以外にも、植えられている桜の種類は大変多く、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・カンザクラ・ヨウコウザクラ・ヒカンザクラ・しだれ桜・ウコンザクラなども目にすることができます。例年桜の開花時期に合わせて「さくらまつり」やライトアップが行われ、古くから桜の名所として有名です。
【開花時期】例年3月下旬~4月上旬
【見頃】例年4月初め
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤマザクラ、カンザクラ、ヨウコウザクラ、ヒカンザクラ、しだれ桜、ウコンザクラ他