ご当地サポーター
東京・大塚の魅力が詰まったテイクアウトグルメ店6選

路面電車が走り、人々が行き交う活気ある商店街が広がる、どこか懐かしい雰囲気が漂う大塚。この街には、おにぎりや本格中華などのご飯ものから、お酒のつまみにぴったりなお刺身や揚げ物、スイーツまで地域に密着した飲食店が数多く点在しています。地元の人に愛され、テイクアウトができるおすすめの6店舗をご紹介します。

あふれるほどの具材が入ったふわふわおにぎり

「卵黄」400円(左)、「肉そぼろ」450円(右)。テイクアウト時はパックに入れて提供
「卵黄」400円(左)、「肉そぼろ」450円(右)。テイクアウト時はパックに入れて提供

開店前から行列をなす、1960年(昭和35年)創業のおにぎり専門店。「しゃけ」などの定番ものから、「ペペロンチーノ」などの変わり種まで57種類の豊富な具材を取り揃えています。おすすめは「卵黄」と「肉そぼろ」。「卵黄」は4時間醤油に漬けた黄身をおにぎりの上に0.5個、中に2個も入っている贅沢さ。黄身のとろっと感がたまりません。牛肉と豚肉の合挽肉を使用した「肉そぼろ」は、肉の臭みが出ないように砂糖をたっぷりと混ぜています。甘みのある味わいが外国人観光客にも支持を得ています。

上質な米、塩、海苔で作るおにぎりは一級品

朝から晩まで絶えず人が訪れる人気店。テイクアウトの場合は電話でも予約が可能
朝から晩まで絶えず人が訪れる人気店。テイクアウトの場合は電話でも予約が可能

店内はカウンター席のみで、注文すると目の前で職人がおにぎりを握ってくれます。お米は新潟県産のコシヒカリを使用。棚田の上部で収穫されたお米はミネラルを豊富に含んでいるため、ツヤや旨みが段違いです。炊いたお米にクセが少ない沖縄県産の塩を振り、パリッとした海苔で包むように握るのがこの店のこだわり。お米のふっくら感を大切にしているそうです。新米の時期には、お米の味が楽しめる「具なし」を注文するのもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
1つのおにぎりに2種類まで具材を入れることができます。自分だけのオリジナルの組み合わせで注文してみましょう。ちなみに、人気の組み合わせは「しゃけ&すじこ」や「牛すじ&カレー」だそうです。
ぼんご
  • URLhttps://onigiribongo.jp/
  • 住所東京都豊島区北大塚2-27-5 MAP
  • アクセスJR大塚駅から徒歩約2分
  • 営業時間9:00〜21:00
  • 定休日日曜
  • TEL03-3910-5617
  • 駐車場無し

2種類のおかずがたっぷりのった贅沢な中華丼

「酢豚と八宝菜の中華丼」880円。テイクアウトの場合は、パックで提供
「酢豚と八宝菜の中華丼」880円。テイクアウトの場合は、パックで提供

本格中華が気軽に味わえるお店。店頭には、弁当や1品料理といったテイクアウト可能な料理が20種類以上並びます。おすすめは、老若男女問わず手に取る人が多い「酢豚と〇〇の中華丼」。豚肉やニンジンなどを甘い餡で絡めた酢豚に加え、日替わりのおかずが1品楽しめます。スタッフに声を掛ければ、日替わりのおかずはホイコーロや麻婆豆腐など自分の好きなものを選んで注文することも可能。また、辛さなど味付けのリクエストにも応えてくれるそうです。

定食や晩酌セットなど、自由に中華を堪能できる

テーブル席とボックス席が3卓ずつ。奥にあるキッチンでは中国出身のシェフが腕を振う
テーブル席とボックス席が3卓ずつ。奥にあるキッチンでは中国出身のシェフが腕を振う

午前10時から午後11時半まで通しで営業している同店は、おひとりさまから家族連れまで使い勝手の良い店として人気があります。メニューは終日変わらず、チンジャオロースや麻婆豆腐などしっかり食事をしたい人向けの定食がある他、飲み物とおつまみ、1品料理が付く晩酌セットなどお酒を楽しみたい人用も。様々なシーンで利用できるのがうれしいところです。さらに、ほどんどのメニューが1,000円以内というお手頃さと、アットホームな雰囲気があいまって、気軽に何度でも利用したくなるお店です。

ご当地サポーターコメント
大塚駅南口の「アトレヴィ大塚」と「サンモール大塚商店街」内にもテイクアウト専門の店舗があります。どちらも駅近でアクセス抜群で、宿泊先などに帰る前に寄ることができます。
玉仙楼
  • URLhttps://tamasenro.foodre.jp/
  • 住所東京都豊島区北大塚2-6-3 メゾン大塚1F MAP
  • アクセスJR大塚駅から徒歩約2分
  • 営業時間10:00〜23:30※日曜は〜22:00(L.O. 22:00)
  • 定休日無休
  • TEL050-5462-1082
  • 駐車場無し

オリジナルの秘伝ポン酢で味わう熱々のたこ焼き

熱々の状態で提供される「秘伝ネギポン酢」550円
熱々の状態で提供される「秘伝ネギポン酢」550円

古民家をリノベーションし、10軒の飲食店が集まる「東京大塚 のれん街」にあるたこ焼き専門店。大和芋と鰹出汁が入った生地を強火で焼きあげた、ふわっととろける食感のたこ焼きは、多くのファンに愛されています。特におすすめなのが「秘伝ネギポン酢」。昆布を加えて1年以上熟成させた自家製のポン酢とネギがたっぷりかかっています。さっぱりしながらも、ネギの程よい辛みがアクセントとなり、少し大人向けのたこ焼きです。店内でいただく場合は、ビールやハイボールと一緒に注文してみてはいかがでしょうか。

珍しい種類のたこ焼きや鉄板焼きなども要チェック

1階のカウンター席の他、2階に個室も用意(個室利用の場合は訪れる前に電話を)
1階のカウンター席の他、2階に個室も用意(個室利用の場合は訪れる前に電話を)

店の外からスタッフがたこ焼きを焼く様子が見え、焼き上がるいい香りに誘われて足を止めてしまう人も多いそうです。こぢんまりとした店内には、1階のカウンター席に加え、2階に5人程度が座れる個室が1室あります。

定番の「ソース」や「醤油」、自家製のカレーをつけて食べる「本気カレー」など、約10種類のたこ焼きが揃っているので、家族や友人とシェアしながら楽しむのもおすすめです。さらにイートインならお肉のホイル焼きや鉄板焼きなどもいただけます。

ご当地サポーターコメント
テイクアウトはもちろんですが、2軒目として利用するのにぴったりです。キッチンとの距離が近いカウンター席は、スタッフとの会話も弾みます。
名匠 たこ焼 上木家

上品な甘さと香ばしさがやみつきになる「和風パンケーキ」

「和風パンケーキ(6枚入り)」220円。常温の場合、日持ちは購入した日の翌日
「和風パンケーキ(6枚入り)」220円。常温の場合、日持ちは購入した日の翌日

1937年(昭和12年)にもなかの専門店として創業した老舗和菓子店。安心して食べてられるようにと、合成保存料を使用せず、厳選した食材で手作りしています。毎日店頭で焼いているという「和風パンケーキ」は、どら焼きの皮のみが6枚入った人気商品です。小麦粉と卵の配合を同割にした卵たっぷりの生地に隠し味として醤油や日本酒を入れて焼き上げることで、香ばしい味わいを実現させています。甘さ控えめなので、ジャムやアイスクリームなどをのせてアレンジしてみるのもいいでしょう。

餡たっぷりの作りたてどら焼きも絶品

毎朝10時から店頭で焼いている「和風パンケーキ」。平日は午後2時頃、土・日曜、祝日は3〜4時頃まで焼く(タネが無くなり次第終了)
毎朝10時から店頭で焼いている「和風パンケーキ」。平日は午後2時頃、土・日曜、祝日は3〜4時頃まで焼く(タネが無くなり次第終了)

もちろん「どら焼き」も販売しており、小倉あんやこしあん、白あんなどの種類が揃っています。中でも人気なのがカルピスバターと小倉あんがずっしり入った「あんバターどら焼き」。その場で食べる人には、焼きたての皮に餡を挟んで提供しています。

店名にもなっている「千成もなか」は、小倉、ごま、梅、白、こしあんの5種類の味があるひょうたん型の最中。カラフルな色合いがかわいらしく、食べると福が舞い込む縁起物であることから、贈り物やお土産にも最適です。

ご当地サポーターコメント
どら焼きの皮を焼く鉄板の目の前にベンチがあり、そこに座っていただくことができます。お店の前で食べる場合は、サービスで麦茶をいただけますよ。
千成もなか

豊洲直送の新鮮な魚介が詰まった「刺身の盛り合わせ」

「刺身の盛り合わせ」2,000円。季節ごとの旬の魚や貝が入っている
「刺身の盛り合わせ」2,000円。季節ごとの旬の魚や貝が入っている

毎朝、豊洲から直送される新鮮な海の幸が堪能できる割烹料理店。穴子煮や玉子焼きなどバラエティ豊かなお持ち帰り用の惣菜は地元の人から愛されています。中でも人気を集めているのは「刺身の盛り合わせ」。マグロや甘エビ、アワビなど、季節に応じた食材が盛り込まれており、旨みや身の締まりから新鮮さが伝わってきます。1人前1,500円から注文でき、「マグロを多めにしたい」などのリクエストにも対応可能。電話をすれば、取り置きもできます。

ランチ定食やディナーコースで旬の魚介を堪能

こぢんまりとした店内は少人数でしっぽり飲むのに最適
こぢんまりとした店内は少人数でしっぽり飲むのに最適

お惣菜を販売しているエリアの隣には、2卓のテーブルとカウンター席があります。落ち着いた雰囲気の店内で、店主自慢の魚料理を味わい尽くしましょう。昼は、魚が主役の日替わり定食を5種類用意。
それぞれの定食に2切れの刺身が付き、1,200円ほどでいただけます。また、水曜日以外は完全予約制でディナーを提供。旬の食材をふんだんに使ったコース料理(5,000円)を味わえる贅沢なひとときが過ごせます。

ご当地サポーターコメント
定食やコース料理の刺身に添えられる大根の「つま」は千切りではなく、半月型で提供。半月型にすることで、大根の味とシャキッとした歯応えが楽しめるそうです。些細な部分にも店主の矜持が感じられます。
せんや
  • URLhttp://otsuka-senya.com/
  • 住所東京都豊島区南大塚3-49-8 MAP
  • アクセスJR大塚駅から徒歩約3分
  • 営業時間惣菜販売11:00〜20:00
    ランチ11:30〜14:00(月・金曜のみ。売り切れ次第終了)
    ディナー17:00〜21:00 (水曜以外)
  • 定休日日曜、祝日
  • TEL03-5954-0250
  • 駐車場無し
  • メモ肉料理は提供なし

お手頃価格の「一口ヒレカツ」は柔らかくてジューシー

小腹が空いたときにぴったりの「一口ヒレカツ」1個150円。1枚肉を揚げた「ヒレカツ」450円も
小腹が空いたときにぴったりの「一口ヒレカツ」1個150円。1枚肉を揚げた「ヒレカツ」450円も

1928年(昭和3年)から続く精肉店。ハムや揚げ物などの惣菜も販売しており、中でもパクッと気軽に食べられる「一口ヒレカツ」は人気です。栃木県産の牛肉を塩コショウで下味をつけ、ラードを使用した自家製の油で揚げています。上質な素材で作られているので、ソースなど何もつけずに食べても絶品。肉の旨みとジューシーさがたまりません。「一口ヒレカツ」をはじめ、「牛カツ」や「コロッケ」などの揚げ物は、注文を受けてから揚げてくれるので、出来たての熱々をいただけます。

精肉店ならではの総菜がずらりと並ぶ

店内はアットホームな雰囲気。奥のスペースには店主制作の切り絵が飾られている
店内はアットホームな雰囲気。奥のスペースには店主制作の切り絵が飾られている

創業時から家族経営で、現在は三代目夫婦が切り盛りしています。お客さんからの「おいしかった」を原動力に、長年生肉や惣菜を提供してきました。昭和のレトロさが残る店内はご主人が趣味で製作したという美しい切り絵で彩られています。

精肉用ショーケースには「焼き豚」や「春巻き」などの惣菜も用意。また、豚足や豚の耳など普段は見かけないような珍しい部位が並ぶうえ、用途に合わせて生肉をカットしてくれることから、地元の人はもちろん近隣に住む外国人からも支持を集めています。

ご当地サポーターコメント
「牛カツ」は臭みがなく、肉のうまみが存分に楽しめます。揚げたてなので、食べる際はやけどをしないように気をつけましょう。
肉のハヤシ
  • 住所豊島区南大塚3-55-1 MAP
  • アクセスJR大塚駅から徒歩約2分
  • 営業時間10:00〜18:30
  • 定休日日・月曜、祝日
  • TEL03-3971-0324
  • 駐車場無し
  • メモ支払いは現金のみ
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