ご当地サポーター
地元民も通う那覇でおすすめの居酒屋4選。お酒とともに沖縄料理を満喫

新鮮な海鮮料理に、優しい味わいのチャンプルー、お酒のつまみにもぴったりな海ぶどうや島らっきょうなど、沖縄には外せないグルメが盛りだくさん。沖縄観光の定番スポットである那覇で、そんな沖縄グルメをお酒と一緒に味わえる居酒屋を厳選してご紹介します。観光客はもちろん地元の方々も通う人気の居酒屋で、ゆったりと沖縄の夜を堪能してみてください。

地元で獲れた新鮮な魚を使った料理に舌鼓

「さしみ盛合わせ(二人前)」1,760円。写真はマグロ、アカマチ、イラブチ、アオダイ、シマダコの5種
「さしみ盛合わせ(二人前)」1,760円。写真はマグロ、アカマチ、イラブチ、アオダイ、シマダコの5種

沖縄県産の魚を使った海鮮料理が人気の居酒屋です。カウンター前には、天然の生マグロをはじめ、アカマチ(ハマダイ)、イラブチ(ブダイ)などの地魚がずらり。その日に市場から仕入れたばかりの新鮮な魚が揃っており、量り売りスタイルで様々な魚料理を堪能できます。調理法は、煮付け、バター焼き、塩と泡盛で旨みを引き出すマース煮などから選べます。
刺身の盛り合わせは1人前から注文できるのも嬉しいポイントです。

一人でもグループでも気軽に立ち寄れる

カウンターの席と座敷席があり、一人でもグループでも利用しやすい
カウンターの席と座敷席があり、一人でもグループでも利用しやすい

同店は、もともと鮮魚店を営んでいた先代が1984年(昭和59年)に創業。種類豊富な魚料理のラインナップは、当時から変わらない魅力です。リーズナブルかつおいしい海鮮料理を味わえるとあって、創業時から通い続けている常連さんも少なくありません。
落ち着いた雰囲気の店内には、小上がりの座敷席と存在感のあるカウンター席が用意されていて、グループでも一人でも気軽に立ち寄ることができます。

ご当地サポーターコメント
甘辛ダレと醤油の2種類の調味料で味わえる「ジーマーミー豆腐」や「海ぶどう」といったお酒にも合う一品料理も充実。「ゴーヤーチャンプルー」をはじめとする郷土料理も揃っています。
なかむら家
  • 住所沖縄県那覇市久茂地3丁目15-2 MAP
  • アクセスゆいレール県庁前駅から徒歩約6分
  • 営業時間17:00~22:30(L.O. 21:30)
  • 定休日日曜、祝日
  • TEL098-861-8751
  • 駐車場なし

定番からローカルフードまで、沖縄らしい料理を満喫

「フーチャンプル」880円
「フーチャンプル」880円

毎晩のように開催される三線ライブが人気の沖縄居酒屋。「グルクンの唐揚げ」「マグロ刺身」などお酒に合う一品料理をはじめ、「沖縄そば」や「ラフテーチャーハン」といった食事系まで沖縄らしい料理を提供しています。
「ゴーヤチャンプル」や「ソーメンチャンプル」などチャンプルーの種類も豊富です。中でもフワフワの車麩と野菜、スパムが食べ応え抜群の「フーチャンプル」が好評。島野菜として知られるアダンやオオタニワタリを使った珍しいチャンプルーもあります。

お客さん同士の距離を縮める賑やかな三線ライブ

古民家のようなアットホームな雰囲気の店内
古民家のようなアットホームな雰囲気の店内

お店のオーナーは石垣島出身ということもあり、泡盛は石垣島を含む八重山諸島のものを多くラインナップ。また、店内には八重山地方に伝わるお面「アンガマ」が飾られています。
オーナーは唄い手でもあり、三線ライブの演奏と島唄も担当。ライブでは三線の音色に静かに耳を傾けたり、合いの手を入れて盛り上がったりと、沖縄民謡と沖縄ポップスに浸る特別な夜を過ごせます。ライブの最後には、両手を挙げて手首を返すようにして踊る「カチャーシー」で盛り上がり、お客さん同士の距離がグッと縮まります。

ご当地サポーターコメント
「山羊汁」や「山羊のさしみ」、「オオタニワタリの天ぷら」など、沖縄県外では滅多に出合えないメニューが揃っているのも魅力です。
あっぱりしゃん

昔ながらの沖縄の家庭料理を味わえる老舗

「ソーメンチャンプルー」770円
「ソーメンチャンプルー」770円

国際通りからほど近い竜宮通りにある創業1955年(昭和30年)の老舗。三代目の店主が切り盛りし、昔ながらの沖縄料理を提供しています。
豚の三枚肉を塩漬けにした「スーチカー」や「島豆腐」は、お酒のつまみにもぴったり。これらは「ゴーヤーチャンプルー」にも使われており、沖縄の家庭で親しまれてきた食材と料理を堪能できます。
お店名物の「ソーメンチャンプルー」は、ニンニクとキャベツで仕上げた一品。シンプルながら深みのある味わいで、病みつきになること間違いなしです。

泡盛を片手に、店主やお客さんとの気さくな会話も楽しめる

店内1階はカウンター席のみ。2階には畳の上でくつろげる座敷席がある
店内1階はカウンター席のみ。2階には畳の上でくつろげる座敷席がある

創業当時の面影を残す店内は居心地がよく、つい長居したくなる雰囲気です。1階のカウンター席には一人で訪れる地元の方や観光客も多く、店主やお客さんとのにぎやかな会話を楽しめます。
店内の一角には、泡盛のボトルがずらり。「泡盛の魅力を伝えたい」と、県内各地の酒造所の銘柄を40種類以上取り揃えています。泡盛初心者には、炭酸で割った「Aボール」がおすすめ。自分の好きな泡盛の銘柄で注文できるのも嬉しいポイントです。

ご当地サポーターコメント
先代の出身地である奄美大島産の粒みそとピーナッツが相性抜群の「みそぴー」も根強い人気を誇る一品。お土産として購入することもできます。
小桜
  • URLhttps://www.kozakura.co/home
  • 住所沖縄県那覇市牧志3-12-21 MAP
  • アクセスゆいレール牧志駅から徒歩約4分
  • 営業時間18:00~23:00(L.O.22:30)
  • 定休日火曜
  • TEL098-866-3695
  • 駐車場なし

バターの旨みがたまらない「究極の塩パン」が人気の居酒屋

「鮪ミックスブツ」1,650円、「究極の塩パンで玉子サンド」850円(税別)
「鮪ミックスブツ」1,650円、「究極の塩パンで玉子サンド」850円(税別)

観光客だけでなく、地元の方にもファンの多い居酒屋です。名物は、沖縄県産のマグロの大トロ、中トロ、赤身を食べ比べできる「鮪ミックスブツ」。生マグロならではの濃厚な味わいともっちりとした食感が魅力です。
また、厚切りでふわふわの塩パンがたまらない「究極の塩パンで玉子サンド」も、これを目当てに来店する方がいるほどの人気メニューです。塩パンは、沖縄県出身のオーナーが子どもの頃に通っていたパン屋の味を特注で再現。バターの旨みと生クリームのコクを堪能できます。

何度も訪れたくなる豊富なフードとドリンクメニューも好評

いつも多くのお客さんでにぎわう店内。テーブル席と座敷席の他、カウンター席もある
いつも多くのお客さんでにぎわう店内。テーブル席と座敷席の他、カウンター席もある

店内にある黒板には、沖縄食材を使った料理をはじめ、全国各地の厳選素材を使ったフードメニューがびっしり。さっぱり系のおつまみから、しっかり食べたいときにうれしい食事メニューまで揃っています。中には季節ごとに入れ替わるものもあり、旬の味を楽しめます。
泡盛を炭酸水で割った「島唄ボール」や「シークヮーサー生ビール」「まるごとみかんサワー」など、ドリンクも定番から変わり種まで種類豊富に提供。テラス席で夜風に当たりつつ、那覇の賑わいを感じながら飲むのもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
「究極の塩パン」はテイクアウト販売をしておらず、店内のみで楽しめます。塩パンは「石垣発ウニそーめんチャンプルー」のウニクリームソースにつけて食べても絶品なので、ぜひ試してみてください。
むとう
  • 住所沖縄県那覇市松山2-6-1 MAP
  • アクセスゆいレール美栄橋駅から徒歩約8分
  • 営業時間16:00~23:00
  • 定休日日曜・隔週水曜
  • TEL098-863-4808
  • 駐車場なし
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