1花笠食堂

選べる汁物とご飯ともに、沖縄の家庭料理を味わう

1967年（昭和42年）創業の老舗食堂。5種類の汁物と3種類のごはんから好きなものを選べる定食メニューが特徴で、汁物は、味噌汁や沖縄そばの他、豚のモツを使った「中味汁（なかみじる）」、甘めの白みそを使った具沢山の「イナルムチ」など5種類から選択できます。
地元で親しまれている料理をとことん味わうなら、「琉球定食」がおすすめです。ゴーヤに海藻のアーサ、もずくの天ぷら、おでんのようなコク深くも甘みのある沖縄ならではの煮付けが付いています。

那覇市で長年愛されてきた老舗食堂

定食には選べる汁物やごはんの他、小鉢とデザートの沖縄ぜんざいまで付いており、地元で愛される昔ながらの味を存分に堪能できます。創業当時から変わらない看板メニュー「花笠定食」もおすすめの一品。ぷるぷる食感のテビチ（豚足）と煮付けがセットになっています。
お店があるのは、メインストリートとして賑わう国際通りから1本入った平和通り商店街の路地裏。お手頃価格かつボリューム満点な家庭料理を求めて、若い方から年配の方まで多くの人々が訪れます。

花笠食堂

• 沖縄県那覇市牧志3-2-48 MAP
• ゆいレール牧志駅から徒歩約8分
• 11:00～14:00、18:00～19:00
• 不定休　※日曜休みが多い※電話での事前確認がおすすめ
• 098-941-1234
• なし

2御食事処ツバメ（第一牧志公設市場）

第一牧志公設市場で買える新鮮な魚で、海鮮料理を満喫

第一牧志公設市場1階の鮮魚店や精肉店で食材を購入し、調理代を支払って調理してもらう「持ち上げシステム」を最初に始めた店舗です。
持ち上げ調理では、ミーバイやイラブチャーといった沖縄ならではの魚を使用し、お刺身や、バター焼き、煮付けにするのが人気。イラブチャーのマース煮は、出汁と塩のみのシンプルな味付けで、素材本来の旨みを味わえます。対するお刺身は、淡白でさっぱりとした味わいが特徴。シソダレでいただく海ぶどうは、付け合わせにぴったりです。

沖縄料理と本格中華の融合を楽しめるアレンジメニューを提供

同店は、台湾出身の初代オーナーが中華料理と沖縄料理を提供する食堂として営業をスタート。公設市場にテナントを移転後、常連客からの「お店のメニュー以外の料理も食べてみたい」という声がきっかけで、市場1階で購入できる食材を使って調理する持ち上げシステムが誕生しました。
現在も、創業時と変わらず定番の沖縄グルメや本格中華料理を提供。沖縄のゴーヤーチャンプルーを台湾産の豆鼓（トウチー）という豆味噌でアレンジした「ゴーヤー中味炒め」など、他店では味わえないメニューがあるのも魅力です。

御食事処ツバメ（第一牧志公設市場）

• https://www.tsubame-shokudo.jp/shop/index.html
• 沖縄県那覇市松尾2-10-1 MAP
• ゆいレール牧志駅より徒歩約9分
• 11:00〜21:00(L.O.20:00)
• 第2・4・5日曜
• 098-867-8696
• なし

3エイトマンズシーバーグ

沖縄県産の魚をおいしく味わえるフィッシュバーガーが人気

沖縄県産の魚や野菜を使ったメニューが味わえるカフェレストランです。看板メニューの「オリジナルフィッシュバーガー」は、ふわふわな自家製バンズに、県産のメカジキやシイラ、ソデイカのすり身が詰まったジューシーなパテ、カレー風味にアレンジしたにんじんしりしりを合わせた一品。サルサソースか、トマトソースとタルタルソースをブレンドしたトマタルソースでいただきます。マグロとアボカドの旨みをハニーワサビ醤油が引き立てる「県産マグロのタルタルアボカドバーガー」も好評です。

ビーチからすぐの好立地で、海風を感じながらリラックス

バーガーと相性抜群の「蜂蜜たっぷり自家製レモネードソーダ」や「本部町産の生アセローラジュース」など爽やかなドリンクの他、伊江島産のラム酒を使った「イエラムモヒート」やクラフトビールなど、昼飲みを満喫できるお酒も揃っています。
お店は那覇市内で唯一の海水浴場「波の上ビーチ」から徒歩10秒ほどの好立地にあり、海水浴の前後で食事を楽しめます。海風を感じながら過ごせるテラス席は、水着着用での利用も可能。バーガーをテイクアウトして、ビーチで食べるのもおすすめです。

エイトマンズシーバーグ

• https://seaburg.okinawa
• 沖縄県那覇市若狭1-21-1 MAP
• 那覇空港より車で約10分
  那覇クルーズターミナルより徒歩約10分
• モーニング8:00〜11:00（L.O10:30）
  ランチ11:00〜15:00（L.O14:30）
  カフェ15:00〜18:00（L.O17:30）
  ディナー18:00〜20:00（L.O19:30）
• 不定休
• 098-863-7744
• なし ※近隣にコインパーキング（若狭海浜公園駐車場）あり

4まんじゅまい

沖縄素材をふんだんに使った家庭料理が自慢の大衆食堂

石垣島出身の店主が手がける沖縄の家庭料理の店。八重山で定番の香辛料「ピパーツ」を練り込んだ自家製麺の「ぴぱーずそば」、ほろほろ食感の「昔ながらの自家製ゆしどうふ定食」など、丁寧に作り込んだ味わい深い料理が好評です。「ポークとタマゴ」は、ふわふわの卵焼きと肉厚スパムが相性抜群で、日替わり定食でも人気です。

店名の「まんじゅまい」は、石垣島でパパイヤを意味する言葉。県産のパパイヤと一緒にじっくりと煮込んだ「てびちの煮付け」や「らふてー」もファンが多い一品です。

地元の方々から応援の声を受け、松山地区に再オープン

1975年（昭和50年）に那覇市久茂地で開業し、46年間に渡り営業を続けてきた同店。入居建物の老朽化に伴う取り壊しのため、2021年に一度閉店を余儀なくされました。しかし、営業再開を望む常連客の声が絶えず、その思いに応えるべく2022年に隣町の松山に移転し再オープン。現在も地元の方々に愛されながら、昔ながらの料理を昔ながらの調理法で提供し続けています。
昼は食堂ですが、夜は居酒屋としても人気。種類豊富な泡盛やオリオンビールと一緒に沖縄料理を堪能できます。

まんじゅまい

• https://www.manjumai.okinawa/
• 沖縄県那覇市松山2丁目7-6 MAP
• ゆいレール美栄橋駅から徒歩約10分
• ランチ11:00 〜 15:00（L.O14:30）、ディナー 17:00 〜 22:00（L.O21:30）
• 日曜
• 098-867-2771
• なし

5味噌めしや　まるたま

沖縄の伝統的な味噌を使った身体に優しい料理

首里で約170年以上の歴史を持つ老舗味噌蔵「玉那覇味噌醤油」で製造している味噌を使ったメニュー「味噌めし」が味わえるお店。玉那覇味噌醤油は店主の母親の実家でもあり、「玉那覇味噌の魅力を知ってほしい」と2016年に開業しました。
提供する料理には、小鉢や飲料などを除くほぼ全てに天然醸造・無添加の味噌を使用。朝定食やランチで好評の「具だくさん味噌汁定食」は、県産の紅豚、島豆腐、しめじ、卵などが入った満足感のある一品です。セットのご飯は、白米または有機栽培の玄米を選べます。

「玉那覇味噌醤油」のアンテナショップとして、味噌の店頭販売も

料理に使用する味噌は、王朝みそ、首里みそ、特選みそなど様々です。「具だくさん味噌汁」には風味豊かな王朝みそを、昔から宮廷料理として親しまれてきた豚汁風の「いなむどぅち」には、発酵が浅く甘さを引き出してくれる首里みそを使用。料理に合わせて味噌を使い分けるのはもちろん、ときにはブレンドしたり、発酵具合を考慮したりと工夫しています。
同店で一番多く使われている王朝みそは、店頭でもお土産として購入可能。優しく懐かしい味わいの伝統的な味噌をぜひ自宅でも楽しんでみてください。

味噌めしや　まるたま

• https://marutama-miso.com/
• 沖縄県那覇市泉崎2-4-3 MAP
• ゆいレール県庁前駅または旭橋駅より徒歩約5分
• 7:30〜14:30、17:00〜22:00
• 日曜、第2・第4木曜
• 098-831-7656
• なし