ご当地サポーター
沖縄那覇でおすすめのディナースポット5選。地元で愛される名店も

沖縄の玄関口として賑わう那覇エリアには、定番の沖縄グルメを楽しめるお店はもちろん、料理人こだわりのハイレベルな逸品を味わえる飲食店が盛りだくさん。せっかくなら、観光客だけでなく地元の方々からも支持を集める人気店のディナーを味わってみませんか。地域に根ざした沖縄料理店や、地元食材を堪能できるイタリアンやとんかつ専門店、ローカルな雰囲気を満喫できる手作り餃子の店まで、那覇でおすすめのディナースポットをご紹介します。

薪窯で焼き上げるナポリピッツァが評判の店

「ピッツァ・マルゲリータ」2,000円
「ピッツァ・マルゲリータ」2,000円

薪窯のナポリピッツァが地元の方にも評判のレストランです。30時間以上かけてじっくりと熟成させた生地を使い、オーダーメイドの薪窯で焼き上げるピザが絶品。生地全体はサクサクとした軽やかな食感、耳部分は分厚くモチモチしていて、最後の一口までおいしくいただけます。
定番の「ピッツァ・マルゲリータ」は、イタリア産のトマトとモッツァレラチーズ、バジルの風味が相性抜群。チーズは毎回空輸で仕入れていて、濃厚でとろりとした味わいがたまりません。

ヨーロッパ料理によるアレンジで、沖縄食材のおいしさを再発見

東京の有名店で修行を積んだ那覇出身のオーナーシェフ
東京の有名店で修行を積んだ那覇出身のオーナーシェフ

ピザ以外にも、沖縄食材をふんだんに使ったイタリア料理やスペイン料理を提供。県産牛のモツ煮込みや、浜比嘉の島山羊を使ったカルパッチョなど、沖縄ならではの素材にヨーロッパのエッセンスを取り入れた前菜やメイン料理が揃っています。
定番のクラシックワインからナチュラルワインまで、種類豊富なワインを堪能できるのも魅力です。ソムリエの方もいるので、料理に合うものを相談しながら選べます。

ご当地サポーターコメント
地元の方から観光客の方まで、全国各地からお客さんが訪れる人気店です。知人の紹介で訪れてリピーターになる方も多いとのこと。事前の電話予約がおすすめです。
BACAR(バカール)
  • URLhttps://www.instagram.com/bacarokinawa/
  • 住所沖縄県那覇市久茂地3-16-15 MAP
  • アクセスゆいレール県庁前駅から徒歩約5分
  • 営業時間17:00〜22:15(L.O. 20:30)
  • 定休日火・水曜 ※不定休ありのためSNSで要確認
  • TEL098-863-5678
  • 駐車場なし

モチモチ食感の手作り生地で包んだ餃子と小籠包

「焼き餃子(10個)」770円、「小籠包(6個)」825円
「焼き餃子(10個)」770円、「小籠包(6個)」825円

自家製の皮で包んだ餃子や小籠包が自慢の手作り餃子専門店。レシピは大将とともに働く北京出身の奥さんが考案。本場の味を日本人の口に合うようアレンジしています。
パリッと焼き上げた焼き餃子の餡は、豚肉とニラがたっぷりで力強い味わい。オリオンビールとの相性もばっちりです。アツアツの小籠包は、もっちりとした皮から溢れ出す肉汁がたまらない一品。薬味のハリショウガと一緒にいただきます。れんげに乗せて箸で皮を割ってから食べると、舌をやけどすることなくスープを堪能できます。

アーケード街でローカルな雰囲気を満喫

大将の奥さんやスタッフたちが手際よく生地を伸ばして餡を包んでいく様子がガラス戸越しに見える
大将の奥さんやスタッフたちが手際よく生地を伸ばして餡を包んでいく様子がガラス戸越しに見える

お店があるのは、ノスタルジックな雰囲気漂う栄町市場のアーケード街。席はカウンター4席と調理台のようなステンレス製のテーブル席のみで、屋台のような店構えです。
同店は、大将の父が1969年(昭和44年)に惣菜を販売するおかずの店として創業。二代目として引き継いだ大将が家族で切り盛りする餃子主体のお店へと転向し、夫婦で厨房に立ち始めて今に至ります。現在は地元の方のみならず全国各地から多くのお客さんが訪れ、栄町市場の顔的な存在になっています。

ご当地サポーターコメント
ハシゴ酒の1軒目として利用する地元の方も多く、開店前から行列ができる人気店です。地元の方々が多いアーケード街で、沖縄のディープな一面をのぞくことができます。
べんり屋 玉玲瓏(イウリンロン)
  • 住所沖縄県那覇市字安里388 MAP
  • アクセスゆいレール安里駅から徒歩約3分
  • 営業時間17:00~23:00(L.O.22:30)
  • 定休日日曜
  • TEL098-887-7754
  • 駐車場なし

持ち上げシステムで、新鮮な海鮮料理を味わい尽くす

持ち上げシステムで注文できる「ミーバイと夜光貝の刺身」と「夜光貝のガーリックバター焼き」
持ち上げシステムで注文できる「ミーバイと夜光貝の刺身」と「夜光貝のガーリックバター焼き」

第一牧志公設市場の2階にある沖縄料理のお店。第一牧志公設市場の目玉となっているのが、1階の鮮魚店や精肉店などで購入した食材を、2階の飲食店で調理してもらう「持ち上げシステム」です。
今回は、持ち上げ調理の食材として地元で獲れるミーバイと夜光貝を注文。1つの食材を2種類の調理法で楽しむことも可能です。例えば、ミーバイは刺身と煮付けで、夜光貝は刺身とガーリックバター焼きなど、違った食感や味わいを楽しめて満足感がアップします。

地元に根ざしてきた公設市場で、ゆったりくつろぐひとときを

ディナータイムには、観光客と地元客で賑わいを見せる
ディナータイムには、観光客と地元客で賑わいを見せる

ぷりっとして噛み応えのあるミーバイの刺身、コリコリとした食感がやみつきになる夜光貝の刺身とガーリックバター焼きは、お酒のおつまみにもぴったり。
持ち上げサービス以外にも「沖縄そば定食」や「ゴーヤチャンプルー定食」など沖縄料理をお腹いっぱい楽しめるメニューが揃います。甘辛なタレがしっかり染み込んだトロトロのラフテーも好評。
店内には小上がりの座敷席があり、ゆったりくつろげます。 1976年(昭和51年)創業の老舗店のため常連客も多く、地元ならではの雰囲気を感じられます。

ご当地サポーターコメント
「持ち上げシステム」は、1人あたり3品までは1階で支払う食材費プラス500円で調理してもらえます。1階の市場には普段はなかなかお目にかかれない魚介類が揃っているので、ぜひじっくり選んでみてください。
豊年(第一牧志公設市場)

沖縄県産ブランド豚のシャトーブリアンを使った極上のとんかつ

ディナーコースで味わえる希少部位のシャトーブリアン。美しい薄ピンク色の断面に食欲をそそられる
ディナーコースで味わえる希少部位のシャトーブリアン。美しい薄ピンク色の断面に食欲をそそられる

沖縄料理店の料理長を経験したオーナーが手がけるとんかつレストランです。県内産のブランド豚を使い低温からじっくり揚げたとんかつは、やわらかくジューシーな味わいが特徴。あえて厚めにカットされているため、肉のジューシーさが堪能できます。素材本来の味を楽しめるようにと、ソースは使わずに与那国島産の花塩を添えて提供。シンプルな塩で、お肉の上品な旨みが引き立ちます。
お肉は定番のヒレやサーロインのほか、希少部位のシャトーブリアン、リブロース、ランプから好みに合わせて複数選択できます。

とんかつが揚がるのを待ちながら、伝統的な琉球宮廷料理を味わう

落ち着いた雰囲気の店内。カウンター、テーブルの他、ゆったり過ごせる個室席もある
落ち着いた雰囲気の店内。カウンター、テーブルの他、ゆったり過ごせる個室席もある

ランチは定食セットまたはコースセットを選択するスタイル。予約制のディナーでは、数種類のコースから好きなものを選べます。とんかつの他に、前菜として運ばれてくる琉球宮廷料理、県産のお米を炊いた土鍋ご飯、郷土の汁物がついています。地元食材を沖縄ならではのスタイルでいただけるのが魅力です。
料理をよりおいしく見せる洗練されたプレートや器は、沖縄県内の作家さんが手作りしたもの。店内にも地元のアーティストの絵画や花器が飾られていて、琉球の文化に浸りながらゆったりとした時間を過ごせます。

ご当地サポーターコメント
絶品のとんかつに加え、豚ロース肉に黒ゴマだれをまぶして蒸したミヌダル、田芋の煮物を意味するドゥルワカシー など、他ではなかなか出合えない琉球宮廷料理を味わえるのもポイントです。
とんかつレストランYAMASHiRO
  • URLhttps://www.instagram.com/tonkatsu_restaurant_yamashiro/
  • 住所沖縄県那覇市首里汀良町3-38-2 MAP
  • アクセスゆいレール首里駅から徒歩約2分
  • 営業時間11:00〜16:00(L.O 15:00)※とんかつが完売次第終了
    18:00〜22:00(L.O 21:00)※ディナーは要予約
  • 定休日日曜、水曜のディナータイム
  • TEL098-917-6340
  • 駐車場3台(無料)

沖縄ちゃんぽんなどの家庭料理をリーズナブルに味わう

「ちゃんぽん(三笠風)スープ付き」650円
「ちゃんぽん(三笠風)スープ付き」650円

創業55年以上の大衆食堂。チャンプルーやポークたまごなど沖縄の家庭料理をライス・スープ付きで提供しています。チャンプルーとは沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味で、豆腐やゴーヤなど様々な食材をいためた料理です。
名物料理は、創業時から変わらないオリジナルの「ちゃんぽん(三笠風)」。沖縄ちゃんぽんはご飯の上に野菜炒めの卵とじが乗っているのが一般的ですが、同店のちゃんぽんはたっぷりのタマネギと合いびき肉を炒めて卵でとじたシンプルな一品。甘辛い味付けでご飯が進みます。

アットホームな雰囲気が魅力の大衆食堂

テーブル席とカウンター席があり、おひとりさまでも気兼ねなく利用できる
テーブル席とカウンター席があり、おひとりさまでも気兼ねなく利用できる

豚肉をオリジナルのニンニク醤油とショウガに漬け込んで焼き上げた「焼肉(豚肉)」、島豆腐と牛肉をたっぷり使った「牛肉ととうふのニンニク炒め」といったパンチの効いた定食料理は、地元の常連客にも長く愛されています。
店内は昔ながらの食堂を感じさせるアットホームな雰囲気で、幅広い客層が訪れます。9時の営業開始から21時頃まで通し営業をしており、ディナーはもちろん遅めのランチとしても気軽に立ち寄れるのも嬉しいポイントです。

ご当地サポーターコメント
夏頃に訪れるなら、沖縄らしい夏を感じられる季節限定の「へちまの味噌煮」もぜひ味わいたい一品。ナスのように柔らかなへちまの食感とまろやかな味噌が相性抜群です。
お食事処三笠
  • 住所沖縄県那覇市松山1-12-20 MAP
  • アクセスゆいレール県庁前駅から徒歩約8分
  • 営業時間月〜水曜9:00〜21:30(L.O. 21:00)
    金〜日曜 〜22:00(L.O. 21:30)
  • 定休日木曜、年始、旧盆
  • TEL098-868-7469
  • 駐車場店舗前に2台
※掲載の内容は、記事更新日時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。