ご当地サポーター
夏に訪れたい沖縄のとっておきスポット6選

夏の国内旅行先として不動の人気を誇る沖縄。美しい海に囲まれた島・沖縄は、琉球王国時代に花開いた独自の文化をはじめ、伝統的な食や景色も本土とは異なり、まるで海外のようです。そんな沖縄へ夏訪れる方に向け、夏だからこそより楽しんでいただくためのスポットをご紹介します。海だけではない沖縄をどうぞ満喫してください。

梅雨時期に訪れたいあじさい園

一面に広がるアジサイは圧巻の美しさ
一面に広がるアジサイは圧巻の美しさ

桜の見頃は1月、ヒマワリやコスモスの見頃は1~2月と、本土と比べると開花がだいぶ早い沖縄県。それではアジサイはどうでしょうか。沖縄はGW明け頃に梅雨入りすることが多く、アジサイのピークは例年5月中旬から6月末までとなっています。

この時期にぜひ足を運んでいただきたいのは、沖縄県北部の本部町にある「よへなあじさい園」。「沖縄美ら海水族館」から車で約20分の距離に位置し、見頃の時期には国内外から多くの来園者が訪れます。

きっかけは、趣味から始めたアジサイ

花をたわわに咲かせるアジサイは見応えがある
花をたわわに咲かせるアジサイは見応えがある

約3000坪の敷地には、約40種類のアジサイが約1万株も咲き誇り、訪れた人はこの美しさに圧倒されます。開園のきっかけは、元園主の饒平名(よへな)ウトさんが60歳の頃から趣味で植え始めたアジサイでした。

ウトさんはたった2株から育て始めたそうですが、現在ではシーズンになると一面青い絨毯を敷き詰めたように。1株あたり30輪の花が咲くそうで、ボリュームのあるアジサイが彩る景色は圧巻です。

ご当地サポーターコメント
山の斜面を覆い尽くすほどのアジサイは見応えがあります。雨の多い梅雨は憂鬱ですが、このアジサイを見られると思うと気分が晴れます。
よへなあじさい園
  • URLhttps://yohenaajisaien.sakura.ne.jp
  • 住所沖縄県国頭郡本部町伊豆味1312 MAP
  • アクセス那覇空港から車で約80分
  • 営業時間9:00~18:30
  • 定休日シーズン中は無休
  • 入場料大人400円、小中高生200円
  • TEL0980-47-2183
  • 駐車場無料
  • メモ団体割引あり

一夜限りの幻の花「サガリバナ」を見るなら首里へ

夜に咲き、朝には散ってしまう一夜限りのサガリバナ ©️NPO法人おきなわ環境クラブ
夜に咲き、朝には散ってしまう一夜限りのサガリバナ ©️NPO法人おきなわ環境クラブ

夏の夜にだけ花が開き、夜明けとともに散ってしまう「サガリバナ」。奄美大島や沖縄地方に自生する一夜花です。花言葉は「幸福が訪れる」で、フジのように密集し、枝から垂れ下がって咲きます。バニラのような香りを放ち、その周辺は甘い香りに包まれます。

そんなサガリバナが見られるスポットは県内に何カ所かありますが、那覇に滞在する方におすすめしたいのは、首里崎山町。首里八景のひとつとしても知られている場所です。

首里城近くの穴場スポット

サガリバナのシーズンはライトアップされる瑞泉通り ©️NPO法人おきなわ環境クラブ
サガリバナのシーズンはライトアップされる瑞泉通り ©️NPO法人おきなわ環境クラブ

首里駅から徒歩で約10分、首里城近くの風情ある石畳(馬場通り、愛称は瑞泉通り)は、サガリバナのシーズンになるとライトアップの実施も。見頃は6月から8月の夜。約150mにわたって約30本のサガリバナが植栽されていて、時期になると地元の人たちが夜の散歩をしがてら訪れます。

ちなみにこの辺りは観光客にはまだあまり知られていない穴場スポット。一夜しか咲かない儚くロマンチックなサガリバナを、ご自身の目で確かめてみませんか?

ご当地サポーターコメント
甘く香る一夜花はなんだかミステリアス。見られる期間が短いのですが、ぜひこの時期に沖縄旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか。
首里崎山町サガリバナ並木
  • 住所沖縄県那覇市首里崎山町 MAP
  • アクセス首里駅から徒歩で約10分
  • 入場料無料
  • 駐車場なし

透明度抜群。沖縄でも指折りの美しいビーチ

一直線に伸びる古宇利大橋。海の上を飛ぶように走ることができる ©️今帰仁村観光協会
一直線に伸びる古宇利大橋。海の上を飛ぶように走ることができる ©️今帰仁村観光協会

沖縄旅行中にドライブを楽しむなら、絶対に押さえておきたいドライブコースがあります。そのひとつが、沖縄本島北部にある古宇利島(こうりじま)。手付かずの自然が残るこの島は、沖縄版アダムとイブの伝説が残っていることから「恋の島」と呼ばれ、島全体がパワースポットともいわれています。

島へ行くには全長約2kmの古宇利大橋を渡りますが、両側にはエメラルドグリーンの海が広がり、まるで海の上を走っているかのような気分に。島の入り口に広がるのが古宇利ビーチです。

青い海も、サンセットも。1日楽しめる古宇利島

昼間と夕方はガラッと雰囲気が変わり、ノスタルジックな風景が広がる ©️今帰仁村観光協会
昼間と夕方はガラッと雰囲気が変わり、ノスタルジックな風景が広がる ©️今帰仁村観光協会

白い砂浜と透明度抜群の海はため息が出るほど美しく、訪れた人を魅了します。シャワーやトイレなどの設備が充実しているのもこのビーチの特徴。遠浅のビーチは泳ぐのが苦手な方でも安心して過ごすことができます。

島内には絶景スポットや海が一望できるカフェも点在。夕方になるとサンセットが望め、現実世界から切り離されたような時間を楽しむことができます。また、近くには島の特産品やお土産品が揃い、食事もできる「古宇利ふれあい広場」もあります。海遊びを楽しんだ後に覗いてみては?

ご当地サポーターコメント
古宇利大橋を渡る時は、美しい海を見慣れている沖縄県民でも感動するレベルです。最近島内にはおしゃれなカフェも増え、行く楽しみが増えました。
©️今帰仁村観光協会
©️今帰仁村観光協会
古宇利ビーチ
  • 住所沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利 MAP
  • アクセス那覇空港から車で約85分
  • 入場料無料
  • TEL0980-56-1057(今帰仁村観光協会)
  • 駐車場無料
  • メモシャワー、トイレ、更衣室あり

マイナスイオンが降り注ぐ、緑のパワースポット

森林浴気分が味わえる並木道。自転車で駆け抜けるのも気持ちが良い
森林浴気分が味わえる並木道。自転車で駆け抜けるのも気持ちが良い

「ストレスの多い日々から解放されたい」と感じている時には、「沖縄美ら海水族館」から車で約4分のところにあるパワースポットへ。約2万本ものフクギが立ち並ぶ備瀬の並木道は、自然の優しさに包まれた癒しのスポットです。

背の高いフクギに囲まれているため真夏でも涼しく、散歩するのに最適。小鳥のさえずりや風の音、木々のざわめき、差し込む木漏れ日が心地良く、心が浄化されるような感覚になります。レンタサイクルもあるので、サイクリングを楽しんでみるのも良いかもしれません。

シュノーケル初心者も楽しめる天然ビーチ

サンゴ礁に囲まれた浅い海のため、シュノーケル初心者や小さな子どもでも安心して海遊びが楽しめる
サンゴ礁に囲まれた浅い海のため、シュノーケル初心者や小さな子どもでも安心して海遊びが楽しめる

緑のトンネルを抜けると海。遊歩道が整備されている「備瀬ビーチ」は家族連れにも人気の海水浴ポイントで、クマノミや色鮮やかな熱帯魚も見られます。実はシュノーケルスポットとしても知られている備瀬ビーチ。晴れた日には遠くに伊江島も望め、夕方には伊江島に沈む夕日も見ることができます。

世界中の多数の研究で「自然はストレスを解消してくれる」ことが証明されているそう。パワーあふれるフクギ並木と青い海は、私たちの悩みや心配ごと、毎日のストレスを軽減させてくれるかもしれません。

ご当地サポーターコメント
緑に囲まれた備瀬のフクギ並木は木陰が多く、真夏でも涼しい風が通り抜けるので気持ちが良いスポットです。逆に冬は、海からの風をフクギが遮ってくれるので暖かいです。
備瀬のフクギ並木
  • 住所沖縄県国頭郡本部町備瀬626 MAP
  • アクセス那覇空港から車で約100分
  • 営業時間無料
  • TEL0980-48-2371(備瀬区事務所)
  • 駐車場無料

グルメ、ショッピング、絶景が一度に楽しめるリゾート施設

癒しと感動のアイランドリゾートでは、グルメもショッピングも楽しめる
癒しと感動のアイランドリゾートでは、グルメもショッピングも楽しめる

那覇から最も近い離島「瀬長島(せながじま)」に、グルメや買い物が楽しめるショップが約40店舗入ったリゾート施設があります。青い空と、丘の斜面に建つ円形状の白い建物は、外国気分を味わえるスポット。南国リゾートに来たことを実感できる場所です。

沖縄そば屋や沖縄フルーツや野菜を使用したジェラート専門店、ハンバーガーショップ、タコライス専門店など飲食店が豊富。沖縄ならではの食材を使ったお店も多く、ほかでは味わえないメニューも。気になるお店を何軒かハシゴするのも面白そうです。

観光で疲れた身体を足湯でケア

無料で楽しめる足湯。歩き回って疲れた時に利用したい
無料で楽しめる足湯。歩き回って疲れた時に利用したい

那覇空港から離着陸する飛行機を間近で見ることができるウミカジテラス。迫力ある飛行機を撮影しようとカメラを持って出かける人も多く、晴れた日にはフォトジェニックな1枚を撮ることができます。また、施設内には無料の足湯コーナーも。

お湯は瀬長島の地下1,000mから湧き出している天然温泉を使用し、切り傷や火傷、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、疲労回復などの効能が期待されるといわれています。那覇空港までは車でわずか15分程度なので、沖縄旅行の最終日に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ご当地サポーターコメント
移動の多い旅行は意外と疲れるもの。瀬長島には温泉施設「琉球温泉 龍神の湯」(宿泊客でなくても利用可)もあるので、溜まった疲れを癒やしたい時にもおすすめです。
瀬長島ウミカジテラス
  • URLhttps://www.umikajiterrace.com
  • 住所沖縄県豊見城市瀬長174-6 MAP
  • アクセス那覇空港から車で約15分
  • 営業時間10:00~21:00(店舗により異なる)
  • 定休日年中無休(天候により休業の場合あり)
  • TEL098-851-7446
  • 駐車場無料

南国フルーツマンゴーをリーズナブルな価格で手に入れよう

沖縄のマンゴーの旬は6~8月頃。香りが良く、甘くてジューシーなマンゴーは一度食べると忘れられない
沖縄のマンゴーの旬は6~8月頃。香りが良く、甘くてジューシーなマンゴーは一度食べると忘れられない

「旅行中、現地のスーパーマーケットや市場に立ち寄るのが楽しみ」という方におすすめしたいのが、その土地でしか手に入らない新鮮な農作物をリーズナブルに購入することができる場所。沖縄県内には現在11店舗(うち2店舗は離島)の「ファーマーズマーケット」があります。

名護市の「はい菜!やんばる市場」や沖縄市の「ちゃんぷる〜市場」、糸満市の「うまんちゅ市場」などさまざまなエリアにあり、各店舗で生産者や扱っている農作物も異なるので、何カ所か訪れてみるのも良いかもしれません。

沖縄の夏といえばやっぱりゴーヤー

一年中栽培されているゴーヤーですが旬は6~8月。この時期になると店内にはゴーヤーがたくさん並ぶ
一年中栽培されているゴーヤーですが旬は6~8月。この時期になると店内にはゴーヤーがたくさん並ぶ

夏でも冬野菜が並ぶスーパーマーケットとは違い、旬や季節が感じられるファーマーズマーケット。夏にはドラゴンフルーツやパッションフルーツ、マンゴー、パインアップルが並び、それを目当てに訪れる地元の方や観光客で店内は賑わいます。

時期や取り扱いの量には多少変動があるそうですが、南国フルーツは全店舗で販売。お中元やお土産用に購入する人も多いそうです。購入した農作物は配送もできるので、荷物の増え過ぎを気にせず買い物ができます(一部配送できない商品もあります)。

ご当地サポーターコメント
シェフやカフェのスタッフなど、プロも仕入れのために訪れるファーマーズマーケット。新鮮でおいしい農産物を安く購入できるので利用しない手はありません。
ファーマーズマーケット
  • URLhttp://www.ja-okinawa.or.jp/farmersmarket/
  • 住所沖縄県糸満市西崎町4-20(ファーマーズマーケットいとまん うまんちゅ市場) MAP
  • アクセス那覇空港から車で約15分
  • 営業時間9:00~18:00
  • 定休日第4水曜、1月1日〜3日、旧盆1日休業
  • TEL098-992-6510(ファーマーズマーケットいとまん うまんちゅ市場)
  • 駐車場無料
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。