その瞬間にしか見られない
街の景色を全身で味わう。
展望タワーを巡る旅の魅力
かねだひろ
日本全国の展望タワー、展望台などの展望施設を約350か所以上巡っている展望タワー・展望台マニア。『マツコの知らない世界』(TBS系)『クイズ99人の壁(展望タワーでグランドスラム達成)』(フジテレビ系)などにも出演。著書は『日本展望タワー大全』(辰巳出版)など。東京タワーを中心に展望施設の写真や、その日その時に見える景色をSNSや各メディアにて発信中。 @towerup_tw ブログ
星野
かねださんが出演しているラジオ番組を聴いて、本(『日本展望タワー大全』)も読ませてもらって、おもしろい方がいるなあと思っていたんです。
かねだ
恐縮です……!ありがとうございます。
通天閣5Fの「黄金の展望台」から、来春オープン予定の星野リゾート「OMO7大阪」を見つけて眺めるふたり
星野
かねださんは日本中の展望タワーを巡っているんですよね。
かねだ
はい。2011年から展望タワー、展望室、展望台……日本全国で展望を目的として建てられた場所を巡ってきまして、その数は350を超えました。
星野
それはすごい!結構たくさん展望場所があるんですね。
かねだ
私が巡っているものには展望台も含まれていて、展望タワー自体は、全国で100あります。
星野
そのうちのどれくらいにのぼっているんですか?
かねだ
87です。車の免許を持っていないので、公共交通機関で行けないところや休業中のところにはまだ行けていないんです。
星野
残り13のタワーの中で、休業中のものも含め、特に行ってみたいところはありますか?
かねだ
ひとつは、北海道最東端の根室にある望郷の塔、通称「オーロラタワー」ですね。長い間休業をしているのですが、北方領土が一望できるんです。閉業ではなく休業なので、再開することを期待しながら、待ち侘びています。
望郷の塔(オーロラタワー)と納沙布岬の夕日。北海道で一番早い初日の出が見られる場所でもある
星野
いいですね。ほかにはありますか?
かねだ
あとは、茨城県の守谷市役所本庁舎にある「守谷展望塔 シンボルタワー」にものぼってみたいです。市役所なので平日しか開いてないんですよ。私は普段、会社員をしているので、なかなか平日に行けなくて。
星野
平日にしか開いてないなんて、もったいない!休業しているところにもかけあって、かねださんの展望タワー全制覇を応援したい。 というのも、かねださんの本で知ったんですが、展望タワーを盛り上げる活動をしている 「全日本タワー協議会」があるんですよね?
かねだ
はい。昭和36年に東京タワーと通天閣、名古屋テレビ塔で発足して、現在、「カンサイ」「セントラル」「ウエスト」「イースト」の4つのブロックに分けた19のタワーが加盟しています。
星野
かねだ
それは、タワー界もびっくりですよ!
星野
「全日本タワー協議会」はどんな活動をしているんですか?
かねだ
協議会では10月1日を「展望の日」に制定し、各タワーでイベントをやっています。年に1回総会があって、どんなイベントをして盛り上げていこうか、話し合っているんです。
星野
10月1日は、語呂合わせですか?
かねだ
10は「テン」で、1は「棒」ですね。
星野
なるほど!おもしろい。
かねだ
それから毎年、19の加盟タワーを巡るスタンプラリーを開催していて。300円のスタンプ帳を購入して全国のタワーのオリジナルスタンプを集めるんですが、全国各ブロックを達成すると「ブロック制覇認定証」と記念品がもらえるんです。19すべてクリアすると「完全制覇認定証」と抽選で特別記念品が贈られて、HPにも「全タワー完全制覇者」として名前が記載されます。ちなみに私は、同じカード(完全制覇認定証)を7枚持っています。
星野
19のタワーを7年連続で制覇している!かねださんより多く達成している方は……
かねだ
今のところは私が一番多いですかね。
星野
展望タワーのスペシャリストの称号ですね!
かねだ
いやいや私は、現存する展望タワーをよく巡っているただのマニアです。
対談は通天閣の事務所の会議室にて行われた。
窓を開けるとタワーの鉄柱が見えることに興奮していたかねださん
星野
タワーに詳しく、精力的にその魅力を伝えていらっしゃる。肩書きとしても、「展望タワースペシャリスト」を名乗っていいと思いますよ。私が命名します(笑)。
かねだ
ありがとうございます……!その名に恥じないよう、展望タワーの魅力を伝えていきたいです。
星野
ずばり、展望タワーの魅力はどこにあるんでしょう?
かねだ
その街の佇まいを全身で感じることができるところ、ですね。私が展望タワーの虜になったきっかけは、いまはなき新潟の「レインボータワー」でした。
昭和48年に万代シティバスセンターの一角に開業し、
新潟市のランドマークになったレインボータワー
もともと私は、知らない街に行ってみたいという好奇心から、青春18切符で鉄道旅をしていたんです。当初は、神戸に行ってみよう!本州の最南端、下関に行ってみよう!と思いつくままに新宿から電車に揺られて、現地に着くことが目的の旅をしていました。
かねださんの語り口と表情からは、タワーへの愛情がひしひしと伝わってくる
そんな中、2010年の9月、日本海を見てみたい!と向かった新潟でレインボータワーに出会って。虹色のカラフルな見た目がかわいいなあ〜くらいの軽い気持ちでのぼったんですけどね。ぐるぐると回転するキャビンに乗って、高さ100mから街を見下ろしたときに「私、新潟を制覇したわ!!」という気持ちになったんです。
街中に聳え立つレインボータワー。
東日本大震災の影響を受けて一部損傷したことから、営業を全面休止、翌年2012年に営業終了に
星野
街をすべて一望できる場所に辿り着いて見た景色が、その街に来た証のようなものになったと。
かねだ
はい。でも、その1年後の2011年に、東日本大震災の影響でレインボータワーの営業がストップしてしまったんです。そのことが自分でもびっくりするくらいショックで。もうあのとき、あの場所から見た景色は二度と見ることができないんだ、と。そこから、全国にある展望施設を調べて、行けるうちにそこでしか見られない景色を見に行こうと、知らない街の展望タワーにのぼることを目的に旅をするようになったんです。
星野
閉業してしまうことも含め、そのタワーで「いましか見られない景色」があるわけですね。いまのぼっておくべきタワーはありますか?
かねだ
富山県の小矢部市にある「クロスランドタワー」は、広大な耕地に民家がぽつぽつと点在する散居村の中に建っていて、異次元感があるんです。雄大な北アルプスを一望でき、季節や時間帯によっても変わる田園風景の表情を楽しめます。
最後部118mのクロスランドタワー。
地上100mに展望フロアを備えており、散居村や雄大な北アルプスが一望できる
貴重なタワーなんですが、エレベーターが特殊なかたちをしているがゆえに部品の替えがないらしく、「エレベーターが故障したら廃止します」と宣言されているんです。「きみに運命がかかっているんだよ!」と思いながら、毎回エレベーターに乗って、故障しないことを祈っています。
星野
そんなタワーが富山にあることさえ、知らなかった。
かねだ
バブル景気の時代に全国で“タワーブーム”が起きて、我が街にも!と自治体が税金を使って次々にタワーを建造したんですね。近年、そうしたタワーが震災や台風の影響で、問題が見つかったのを機に、修復するのではなく廃止しよう、という方向に進んでいます。とはいえ、地元の人にとってはランドマーク的な存在で、反対運動もあるので、自治体も決めきれないまま休業となっている施設もあるんです。
星野
“スキーブーム”のときに自治体がつくったスキー場とまったく同じ運命ですね。
かねだ
自治体が運営しているものに限らず、解体の危機が幾度も訪れながら、なんとか生き残っているタワーも少なくありません。大分の温泉街にある「別府タワー」もそのひとつ。数々の苦境を乗り越えてきました。
別府タワーは特殊で、別府湾が見渡せる海側よりも、湯けむりが立ち上がるレトロな街側のほうが人気なんです。いい意味で、ずっと変わらない昭和のノスタルジックな温泉街の景色を味わうことができます。展望台の一角に神社があって、のぼったときはいつも「恋みくじ」を引いています。
星野
展望タワーに神社があるんですね。
かねだ
神社がある展望施設はいくつかあって、東京タワーにもあります。東京23区の中で一番高いところにある神社ですね。
星野
これからもっとタワー界を盛り上げていくために、何を拠り所にしていけばいいのか。現状の課題はどこにあるんでしょう?
かねだ
展望タワーは、戦後、昭和の高度経済成長期に建てられました。日本に現存している一番歴史が長いタワーは、昭和29年につくられた「名古屋テレビ塔(現・中部電力 MIRAI
TOWER)」。二番目がいま私たちがいる、昭和31年に建てられた2代目の「通天閣」です。ちなみに初代通天閣はパリのエッフェル塔を真似て、明治45年に建てられたんですが、1943年に焼失してしまいました。
展望タワーは、街にとっては戦後復興のシンボル、人々にとっては観光レジャーの中心地でした。でも、平成、令和と、都市部に高層ビルが建ち、レジャーが細分化する中で、展望だけでお客さんを呼び込むのが難しくなってしまった。多くのタワーが存続の岐路に立たされています。
星野
昭和の時代は、タワーにのぼらないと見られなかった景色が、いまでは高層ビルやオフィスからでも見られるようになっていると。
かねだ
はい。ここ数年は、耐久性の問題もあって、リニューアルして存続するか、廃業するか、多くのタワーが分岐点にいるんですね。
星野
そうすると、高いタワーにのぼってその街の景色を見るという観光のかたちに、何かしらの付加価値をつけていかないといけないのかもしれませんね。
通天閣5Fから階段を登って屋上の羽出し展望台「展望パラダイス」へ。
風を受けながらスリルと絶景が味わえる
かねだ
私は大前提として、タワーの一番の価値は展望ができることにあると思っています。ただ、展望できる景色に変化があることは、一度ならず何度も訪れる理由にもなるのかなあと。
星野
そうなったときに、アートとか、タワー側ではなく、見える景色に価値を置くやり方もありそうですね。
かねだ
星野
それはいい。急にのぼりに行きたくなりますね。
星野
リニューアルしてうまくいっているところはあるんでしょうか?
かねだ
オリンピックのインバウンド需要を見込んでのリニューアルだったので、コロナ禍の現時点で成功していると言うのは難しいとは思います。ただ、大胆なリニューアルで若者の集客に成功しているタワーはありますね。
星野
どこでしょう?
かねだ
香川県にある「ゴールドタワー」は、天空アクアリウム「ソラキン」として、窓に水槽があって金魚越しに景色が見えるんです。足元にある四国水族館との相乗効果を狙っているのかな、と思うんですが。リニューアル前は割と普通の展望施設で、8回くらい行っているんですが、こんなに世界観が変わることある!?と驚きました。インスタ映えということもあって、若者や家族連れが多く訪れている印象です。
ゴールドタワーの天空には、3,000匹以上の金魚が泳ぐ。金魚越しに瀬戸内海が見渡せる
星野
なるほど。リニューアルの方向性として、展望タワーをホテルに改装した例はありますか?
かねだ
名古屋テレビ塔は、「THE TOWER HOTEL NAGOYA」としてホテルにリニューアルされました。ホテル自体は4階、5階のフロアにあるんですが、一般の営業終了後に宿泊者は展望台にのぼって、夜景を楽しむことができます。
星野
そうすると、展望台をホテルにした事例はまだないんですね?
かねだ
営業しているタワーの展望台に泊まれるホテルはないですね。
かねだ
タワーの歴史としては、1950年代から2000年代までは新しいタワーが建造されてきたんですが、2010年代からは新しいタワーがほとんど建てられなくなってしまって。2012年の「東京スカイツリー」がある意味、集大成になっているのかなと思いますね。
星野
東北にスキーに行って帰ってくるときに見るスカイツリーは、圧倒的な存在感と迫力がある。東京の力を感じて、好きですね。
かねだ
建造物として日本一、自立式電波塔としては世界一の高さを誇っていますから。あと、墨田区の下町からニョキッと突き出ているのが味わい深くていいんですよね。
スカイツリー以降、新しいタワーが建造されることは期待していなかったんですが、実は今年、2021年7月に、新しいタワーができたんです。
星野
そうなんですね。どこですか?
かねだ
富士急ハイランドエリア内にある「FUJIYAMAタワー」です。もともとはジェットコースター「FUJIYAMA」の点検塔として建てられたものなんですが、あまりにも美しい富士山が一望できるということでお客さんにも開放することをにしたみたいなんです。
高さ55mから富士山の左右に広がる稜線を裾野まで一望できる。
特徴は、ジェットコースター「FIJIYAMA」が目の前を通過すること!
星野
行かれました?
かねだ
オープンした翌日に行きました。
星野
“さすが、タワー博士。チェックが早いですね。
タワーに詳しい、かねださんの話に前のめりの星野
星野
かねださんは理想の展望室に必要なものはなんだと思われますか?
かねだ
展私が展望室にのぼって一番大事にしているのが、着いた瞬間のファーストビューなんです。
知られざるタワーの魅力を存分に語ってくれたかねださん
星野
着いた瞬間の景色は、旅館でも大事ですね。
かねだ
エレベーターが開いた瞬間にぱああーーっと窓が広がっていて、その街の景色が一望できたときに一番テンションが上がります。逆に、エレベーターが開いたところがただの壁だったら、ワクワク感が削がれてがっくりしてしまいますね。
星野
エレベーターが開いた瞬間から、景色を見せる設計が大事、ということですね。そのあとはどんなふうに展望タワーを楽しむんですか?
かねだ
エレベーターを降りて、展望フロアをぐるっと一周して景色を見渡し、ここから何が見えているのか、この展望室で何を見てほしいのかがわかるパネルを確認します。なるほど、なるほどって。
星野
あのパネルは必要なんですね。それから?
かねだ
そのときに自分が気に入った景色を写真に納めさせていただいて。見下ろした街の中に自分がいるような妄想をして、満足したら帰ります。
星野
特にお土産のグッズは買わないですか?
かねだ
タワーの外観やそのタワーから見える景色が映ったポストカードやクリアファイルを買うことはあります。そこには、これが一番きれいでしょ? ってアピールしたい姿が映されていると思うので。展示室のパネルもそうですが、タワーを運営する人たちのそういう「想い」に触れると嬉しくなっちゃうんです。
星野
タワーにのぼる、おすすめの時間帯はありますか?
かねだ
日没前のマジックアワーにタワーにのぼるのが、私は一番好きですね。陽が落ちる前に展望室に行くと、まず昼間の明るい街の景色、次に夕暮れ時の太陽が沈む瞬間、そして陽が落ちてからの夜景、と3つの景色を一度に楽しむことができるんです。
星野
なるほど!悪天候を楽しむというのはどうでしょうか。
まだ世界のタワーの世界には足を踏み入れていないというかねださん。星野のおすすめは、アメリカで二番目の高さを誇るシカゴの超高層ビル「ウィルス・タワー」だとか
かねだ
私は悪天候の日によく東京タワーにのぼっています。雨粒が打ち付けられた窓から見る歪んだ景色もエモいんですよ。それに雨の日は雲の動きが早くて、遠くで鳴っている雷をダイレクトに感じることもできます。
星野
雲から雷の光が落ちていくのが見えたり。
かねだ
悪天候の日に遠くから眺めていると、東京タワーに光が吸い寄せられているように見えることがあって。高い位置にあるので年に数回は雷が落ちることもあるみたいなんですが、避雷針があるので、落ちても中にいたとしても気づかないくらいみたいです。
星野
悪天候の日にタワーにのぼる、さらには遠くから眺める、という楽しみ方のバリエーションもあるわけですね。
かねだ
はい。私は悪天候もワクワクしますね。
星野
かねださんは東京タワーの近くにお住まいなんですもんね。
かねだ
そうなんです。東京タワーの近くにいたいがために茨城から引越しをしまして。2014年から毎年元旦に東京タワーに行って、初日の出を拝んだりしています。日本全国、初日の出営業をしているタワーも多いので、元旦にのぼるのもおすすめです。
星野
この季節はここへ! というおすすめはありますか?
かねだ
春に訪れて感動したのは、「さっぽろテレビ塔」です。春は夕暮れ時、見える世界がピンク色なんです。札幌は冬のイメージで、春が美しいとは思っていなかったのでギャップも含めて驚きました。とはいえ、夏は大通公園の鮮やかな緑が、秋は黄金色の札幌の街並みが、冬は白銀の世界が……とどの季節もそれぞれによさがあります。
本州よりも緯度の高い札幌では、5月ともなると19時過ぎまで空は明るいまま。夕景と街の明かりが灯るピンク色の景色
星野
つまり、それぞれの場所に、季節ごとのよさがあると。
かねだ
私は何度も同じタワーにのぼっていますが、季節や天候、時間帯、時の流れによっても見える景色は変わってきます。100%同じ景色であることはないんですね。空の色や木々の色、光の差し込み方、都会であれば街並みが変化することもある。それこそ悪天候のときも、そのときにしか見られない景色があります。
星野
わかります!私は日本全国、海外も含めていろんなスキー場に行っているんですが、時期や場所、気温によっても景色は変わって、それぞれのスキー場がそれぞれの最高の場面を冬の中で見せてくれるんですよね。だから、一番は選べない。
かねだ
タワーもまったく同じです。その時々に見せてくれる景色が違うので、一番は決められません。 先日、星野リゾート トマムに泊まらせていただいて、リニューアルした「雲海テラス」にも行かせていただきました。
星野
雲海もまさに、毎日見られるものではないし、季節や天候によって違う表情を見せる一期一会の景色です。
2021年8月リニューアルオープンした「雲海テラス」
かねだ
そうなんです。雲海テラスに着いたときは雲の中で、雲海は見られなかったんですが、デッキに戻るタイミングで一気に雲のカーテンが開いて、日の出を見ることができて、とても感動しました。1日の幕開けをあんなにも身体で感じたのは初めての体験でした。
星野
自然現象がつくりだすものは本当にすばらしいですよね。だから私たちも、時間帯や天候によって刻一刻と変化する雲海の表情を楽しんでもらえるように、雲海テラスに滞在する時間を増やす試みをいろいろしているんです。
かねだ
雲海テラスもまた行きたいですし、展望施設を増やすとお聞きしたので、すごく楽しみにしています。
かねだ
こんなにタワーについて語れる機会はなかなかないので、今日はお話できてすごく嬉しかったです。
星野
こちらこそ。タワーへの愛情は、以前対談させていただいたさかなクンと似た雰囲気を感じます。ぜひ、がんばっていただきたい。YouTubeでの発信とかどうですか?
星野リゾート「OMO」のサングラスをつけて、決めポーズ
かねだ
10年以上撮りためてきたタワーの写真もたくさんあるので、発信にはもっと力をいれていきたいですね。あとは、タワー観光だけだとハードルが高いと思うので、ひとつの付加価値として、タワー周辺の食事やタワーが見えるホテルなども紹介できたらいいのかなと。
星野
それはいい考えですね。合わせて観光を提案できれば、よりタワーを楽しむ人が増えそうです。応援しています。ホテルとタワーをぜひ一緒に盛り上げていきましょう。
構成・原稿: 徳 瑠里香 撮影: マツダナオキ 対談日: 2021年10月5日