ご当地サポーター
金沢駅から足を延ばして行きたいおすすめの穴場カフェ

繁華街から少し離れた場所にも、わざわざ行きたい素敵なカフェがたくさんある金沢。喧騒を離れてゆっくり過ごせるお店や、そこでしか味わえないオンリーワンのメニューがあるなど、時間をかけてでも行きたい理由があります。車がなくても金沢駅からバスでアクセスできる、知る人ぞ知るカフェを紹介します。

旬のフルーツが主役の華やかなスイーツがずらり

人気の苺のパフェ1,620円をはじめ、定番から季節限定までアートなパフェが揃う
人気の苺のパフェ1,620円をはじめ、定番から季節限定までアートなパフェが揃う

1878年(明治11年)創業の金沢の青果店「堀他」がプロデュースするパティスリー&パーラー。店名の「205」は市場の競りに使う登録番号で、「食材を丁寧に見極め、自信を持ってお客様に届けたい」という思いが込められています。パーラーでは、旬のフルーツや野菜を使ったメニューを提供。野菜たっぷりのサラダが付くモーニングセットや、スプーンで食べる彩り野菜のチョップドサラダランチ、カフェタイムにはパティシエ監修のスイーツなど、時間帯によって異なるメニューが味わえます。

緑に囲まれたリゾート感あふれるカフェ

見晴らしのいい2階席。近くに緑を感じられるすがすがしい空間
見晴らしのいい2階席。近くに緑を感じられるすがすがしい空間

店があるのは、金沢駅から車で約20分の場所にあるのどかなエリア。店内は、木をふんだんに使ったナチュラルなインテリアや、大きな窓から見える周囲の緑がリラックスを誘います。2階では医王山を眺めながら優雅に食事をすることも。春から秋にかけては、屋外のテラス席もおすすめです。1階のパティスリーでは、新鮮なフルーツを使ったケーキやクレープがショーケースを彩ります。果実たっぷりのフルーツジュースも人気。クッキーやパウンドケーキなど、手作りの焼き菓子も豊富なのでお土産におすすめです。

ご当地サポーターコメント
さすが八百屋さん!お野菜も果物も納得のおいしさ。店内は木のぬくもりが感じられ、眺めも最高です。
Patisserie & Parlor Horita205(パティスリー&パーラー ホリタ ニー・マル・ゴ)
  • URLhttps://horita205.com/
  • 住所石川県金沢市野田2-202 MAP
  • バスアクセスJR金沢駅東口から北鉄バス「北陸学院大学行き」乗車約25分、「野田東」下車徒歩約3分
  • 営業時間9:00~19:00(L.O.18:30)
  • 定休日水曜日 ※臨時休業あり
  • TEL076-255-7453
  • 駐車場無料

本と雑貨に囲まれたクリエイティブなスポット

今日のケーキセット700円。ケーキは週替わりで、この日は抹茶のガトーショコラ
今日のケーキセット700円。ケーキは週替わりで、この日は抹茶のガトーショコラ

京都の浄土寺を起点とした「ホホホ座」の全国7番目の店舗。金沢店を運営するのは地元のデザイン会社「TONE.Inc」で、店舗にはオフィスも併設しています。そのため、店内のテーブル席はフリースペースとして開放していて、仕事をする人もいれば、本棚に並ぶ本や雑誌を自由に読むこともでき、思い思いに過ごせます。自家製シロップを使ったドリンクや手作りのスイーツを用意しており、Wi-Fiも無料なので、旅の調べものをするのにも便利です。

全国のいいものが揃うショップでお土産さがし

川沿いに立つ鉄工所だった建物を改装して2017年にオープン
川沿いに立つ鉄工所だった建物を改装して2017年にオープン

鉄工所時代の面影が残る建物は秘密基地のような雰囲気。大野川沿いの静かな場所にあり、窓の外の景色を眺めていると、時が経つのも忘れてくつろげます。ショップには、全国から集めた暮らしにまつわる雑貨や器、お菓子をセレクト。店舗奥には菓子工房があり、オリジナル商品やケーキを作っています。店のある大野エリアは発酵の町としても有名で、昔ながらの醤油蔵や味噌蔵が残る街並みも風情たっぷり。「ホホホ座金沢」を拠点に散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

ご当地サポーターコメント
静かな港町を堪能できるカフェです。ガトーショコラは濃厚でしっとりとした食感で、コーヒーにもよく合います。
ホホホ座金沢
  • URLhttps://hohohoza-kanazawa.com/
  • 住所石川県金沢市大野町3-51-6 MAP
  • アクセスJR金沢駅西口から徒歩約8分
  • バスアクセス「中橋」バス停から北鉄バス「大野行」乗車約27分、「大野」下車徒歩約1分
  • 営業時間12:00~19:00
  • 定休日月曜日(祝日の場合は営業。翌日休み)
  • TEL076-255-2038
  • 駐車場無料

つながりを大切にした地域密着型カフェ

ピザトースト550円とオリジナルブレンドコーヒー400円
ピザトースト550円とオリジナルブレンドコーヒー400円

金沢の広告制作会社「ワザナカ」が手がけるカフェ。寺町商店街にあるビルへの移転を機に、「地元の人と触れ合える場を」と本社1階を改装し、昨年2月にカフェが誕生しました。その立地を生かし、コーヒーは同じ商店街の「ブラジル屋」に焙煎してもらった豆を使用。さらに、2軒隣の和菓子店「戸水屋」の商品を店内に持ち込んで味わえるなど、地域のつながりにも和みます。なめらかな口当たりに仕上げた特注の食パンを使ったトーストも人気で、食事系からスイーツ系まで揃います。

ソファでくつろげるリビングのような空間

白が基調の明るい空間。店内には本棚や雑貨コーナーもある
白が基調の明るい空間。店内には本棚や雑貨コーナーもある

「ふと空いた時間に少し立ち止まって考え事をしたり、明日には忘れてしまうようなたわいのない話をしたり、そんな場所として使ってもらえたら」という店長の思いから、店内には幅広いジャンルの本が並ぶ本棚を置き、自宅のリビングのようにくつろげる空間に。座席もテーブル席の他、ソファ席とカウンター席もあり、気ままに過ごせます。店がある寺町通りには寺院が密集しているので、カフェに訪れたついでに歴史散歩を楽しむのも風情があるでしょう。

ご当地サポーターコメント
ひとりでもゆっくりできるお店。固めで、カラメルソースが苦めの大人なプリンもおすすめです。
ワザナカフェ
  • URLhttps://wazanaka.jp/wazanacafe/
  • 住所石川県金沢市寺町2-2-3-1階 MAP
  • バスアクセスJR金沢駅から北鉄バス20・21・22・25番系統乗車約17分、「寺町三丁目」下車約3分
  • 営業時間10:00~18:00
  • 定休日土・日曜日・祝日
  • TEL076-255-1375(ワザナカ)
  • 駐車場2台(無料)

作りたてならではの食感が楽しい和スイーツ

国産米粉の和風パンケーキを楽しめる本社店限定の「あずき茶会」950円(税抜)
国産米粉の和風パンケーキを楽しめる本社店限定の「あずき茶会」950円(税抜)

「いちばんおいしい瞬間」をコンセプトに、職人が手作りするできたての和菓子が味わえる和カフェ。メニューを注文すると、まず「突出しセット」が供され、一口サイズの宇治抹茶に一口和菓子、米粉クッキー、甘納豆など、その時々で違う和菓子でもてなしてくれます。オリジナルの和スイーツは、どら焼きの要領で焼く和風パンケーキをはじめ、注文を受けてから作るくずきりやわらび餅など、作りたてならではの食感に心が躍ります。夏限定のかき氷もこだわりが詰まった一品です。

ご当地サポーターコメント
「突出しセット」のお菓子は何がでるかお楽しみ。嬉しいおもてなしですね!
ゆったりとした雰囲気や和菓子を引き立てる器も素敵です。

木の温もりを感じるナチュラルモダンな空間

大きなテーブルに座り心地のいい椅子やソファをセット
大きなテーブルに座り心地のいい椅子やソファをセット

カフェを手がけるのは、1911年(明治44年)年創業の和菓子店「村上」。本社1階にある店舗の入口には、著名な加賀友禅作家による手描きの友禅暖簾がかかり、和菓子を楽しむ空間を金沢らしく彩ります。店内にはケヤキの一枚板を使ったカウンターを配し、石川県をはじめとする日本の器を使うなど、おやつの時間をより上質なものにするエッセンスがちりばめられています。ショップには目にも楽しい和菓子が並び、本社店限定の上生菓子も人気。遊び心あふれる新感覚の和菓子を堪能できます。

菓ふぇ MURAKAMI 本社店
  • URLhttp://cafe-murakami.com/
  • 住所石川県金沢市泉本町1-4 和菓子村上本社内 MAP
  • バスアクセスJR金沢駅東口から北鉄バス「松任駅行き」ほか乗車約15分、「二万堂」下車徒歩約2分
  • 営業時間10:00~17:00(L.O.16:30)、ショップ8:45~18:00
  • 定休日火曜日、1月1日
  • TEL076-242-1411
  • 駐車場無料

香りや甘さが異なる8種類の最中を食べ比べ

小豆あん4種の他、餡に能登粗塩をプラスした組み合わせ餡など4種の最中も用意
小豆あん4種の他、餡に能登粗塩をプラスした組み合わせ餡など4種の最中も用意

1917年(大正6年)年創業の老舗菓子店「柴舟小出(しばふねこいで)」が手がける最中の専門店。「最中はとても繊細な和菓子。食感や味がみるみる変化していくので、あぶりたてがベストなんです」と話すのは三代目。「かしこと最中屋」ではそのベストにこだわり、注文を受けてから最中の皮を炙って香ばしさを引きたて、餡を詰めて提供しています。餡は、「アカネ大納言」「能登大納言」「きたのおとめ」「きたろまん」の4種類。それぞれの豆に合う糖度で仕上げているので、香りや味わいに個性を感じます。

なかなか味わえない作りたての最中に感動

最中は1個160円~。店内で食べる場合はお茶が付くので、食べ比べを楽しめます
最中は1個160円~。店内で食べる場合はお茶が付くので、食べ比べを楽しめます

「かしこと最中屋」の最中は手になじむ丸みのある形で、小ぶりで食べ比べにも最適。最中の皮には、味ごとに亀甲や麻の葉、市松など、日本古来の文様の焼き印が押され、見た目でも楽しませてくれます。作りたての最中は、サクッと音が響くほど皮がパリパリで、餡がみずみずしく、2~3個はペロリと食べられてしまう軽やかさ。皮を炙り、餡を詰める職人技を目の前で見られるのも楽しみのひとつです。石川県産の能登大納言と、北海道産のアカネ大納言はぜひ味わいたい一品です。

ご当地サポーターコメント
お店でいただく作りたての最中は絶品!サクサク感と香ばしさが素晴らしく、最中のイメージが変わるかもしれません。
かしこと最中屋
※掲載の内容は、記事更新日時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。