ご当地サポーター
居心地も味も満点、大町と白馬エリアのおすすめランチスポット

長野県北西部、北アルプスの麓に位置する大町市と白馬村。地元で採れる新鮮野菜や、厳しい冬を乗り切る保存食など、素朴な山里の恵みを存分に味わえるレストランやカフェが数多くあります。豊かな自然と歴史を感じながら、至福のランチタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

大町の食文化を伝える和食膳でおもてなし

「茂吉膳」2,900円。デザートの「水ゼリー」には、大町産のリンゴ「レッドパール」などフルーツのジャム入り
「茂吉膳」2,900円。デザートの「水ゼリー」には、大町産のリンゴ「レッドパール」などフルーツのジャム入り

大町駅前本町通りに佇む、室町時代から続く庄屋「栗林家」の建物。その屋号を店名に掲げ、郷土の歴史と食文化を次世代につなぐため、2005年に誕生したお店です。昼のお膳には、大町の清水と澄んだ空気に育まれた野菜、特産の「凍(こお)り餅」、地元の銘柄豚「大町黒豚」などがずらり。一番人気の「茂吉膳」では、季節の小鉢数種に加え、黒豚丼または大町地方の方言で麺類を指す「ざざ」が選べます。わちがいオリジナルの「ざざ」は、長野県産小麦100%で作るこしの強い生麺を使っています。

明治の面影漂う町家造りの建物も注目

古い蓄音機や火鉢などが置かれ、レトロで落ち着いた雰囲気が漂う
古い蓄音機や火鉢などが置かれ、レトロで落ち着いた雰囲気が漂う

築130年ほどの建物は、明治時代の造りそのままの風格ある空間。大町の昔のもてなしを伝える古文書や、歌人・斎藤茂吉がこの屋敷を訪れた際に詠んだ歌の掛け軸などが残されており、歴史を感じられます。食事は、畳にテーブルを置いた和モダンな部屋で、時間を忘れてゆったりと楽しめます。
店の前には標高3,000mの北アルプスの湧水「男清水」と、通りを挟んで向かい側に標高900mの里山の湧水「女清水」という硬度の異なる湧水が。合わせて飲むと、縁結びのご利益があるといわれています。

創舎(そうしゃ)わちがい
  • URLhttps://www.wachigai.com
  • 住所長野県大町市上仲町4084 MAP
  • アクセスJR信濃大町駅から徒歩約10分
  • 営業時間10:00〜15:30
  • 定休日月曜、火曜日
  • TEL0261-23-7363
  • 駐車場無料(商店街駐車場)
  • メモ※完全予約制 1部屋1組・1日3組様限定

名物は、自家製ソースも絶品のカツレツやハンバーグ

デミグラスかトマトソースが選べる「信州豚SPFロースのカツレツ」1,150円。パンかライス、サラダ、スープ付き
デミグラスかトマトソースが選べる「信州豚SPFロースのカツレツ」1,150円。パンかライス、サラダ、スープ付き

大町市街地の西部を流れる高瀬川に架かる蓮華大橋。その大きな橋のたもとに立つ山小屋のようなレストラン。ランチでは、パスタやカレー、サーロインステーキなど、10種類ほどの洋食メニューが登場します。地元産の食材も積極的に使用。中でもおすすめは、脂身がおいしい「信州豚SPF」のロースを使ったカツレツです。サクッと香ばしい衣に包まれた、やわらかくジューシーなロース肉に特製デミグラスソースが絡んで、コクのあるまろやかな味が口いっぱいに広がります。

ぬくもりあるログハウスのような空間で憩う

店内の中央には、一枚板の大きなテーブルとベンチをレイアウト
店内の中央には、一枚板の大きなテーブルとベンチをレイアウト

信州豚SPFとオージービーフの合びき肉で作る自家製ハンバーグも好評です。約1cmの粗びき肉を使うため、ステーキを食べているかのようなワイルドな食感が秀逸。こちらも濃厚なデミグラスソースがよく合います。
壁や天井に杉の木を使ったログハウス風の建物は、店主自ら設計して友人とともに作り上げたもの。高い天井にはファンが回り、冬は薪ストーブの暖かな炎にほっと癒されます。春から秋は、ウッドデッキのテラスで食事を楽しむのも素敵です。

Kuni’s カントリーキッチン
  • URLhttps://www.facebook.com/Kunisカントリーキッチン-816272655104953/
  • 住所長野県大町市平180-17 MAP
  • アクセスJR信濃大町駅から車で約10分
  • バスアクセスJR信濃大町駅からコミュニティバス乗車、「仏崎」下車徒歩約5分
  • 営業時間11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:30~20:30(L.O.20:00)※平日は夜の営業はなし。詳細はお問い合わせください
  • 定休日火曜
    12~4月 火曜、第2・4水曜
    ※その他不定休あり
  • TEL0261-26-6602
  • 駐車場無料
  • メモ※「Go To トラベル地域共通クーポン」(紙クーポン、電子クーポン)利用可、「信州Go To Eat キャンペーン」食事券利用可

のどかな高原のカフェで、具だくさんのパワーサラダを

自家製タマネギドレッシングでいただく「ラビットの気まぐれパワーサラダ」1,500円。限定6食の特別メニュー
自家製タマネギドレッシングでいただく「ラビットの気まぐれパワーサラダ」1,500円。限定6食の特別メニュー

木崎湖の東部、標高900mの中山高原にあるカフェ。ランチでぜひ味わいたいのは、10種類以上の野菜を使った「ラビットの気まぐれパワーサラダ」です。野菜は目の前の畑で採れたものが中心で、足りなくなると畑に採りに行くというから新鮮そのもの。低温調理したハムや、モチモチ食感の大町特産「凍(こお)り餅」、豆や雑穀、ナッツ、チーズなども入っており、様々な歯ごたえと味わいが楽しめます。天然酵母パンや、季節替わりのスープも絶品。お腹を優しく満たしてくれます。

天気がいい日は見晴らし抜群のテラス席へ

高原の風景を眺めて食事やお茶が味わえるテラス
高原の風景を眺めて食事やお茶が味わえるテラス

サラダの他、店主自ら獲ってさばくという、鹿やイノシシを使ったジビエ料理も人気があります。ジビエはカレーやソーセージ、煮込みなどで、くせのない滋味を堪能できます。
店のある中山高原は、テレビドラマの舞台にもなった見晴らしのいいロケーション。春は菜の花、夏は白い蕎麦の花が一面に広がり、別世界のような美しさにうっとりしてしまいます。特等席は、絶景と澄んだ空気が心地良いテラス。外の小屋にはかわいいヒツジやヤギもいて、料理を待つ間も気分をゆったり和ませてくれます。

農園カフェ ラビット
  • URLhttps://www.facebook.com/nouen.cafe.rabbit/
  • 住所長野県大町市大町8295-48 中山高原 MAP
  • アクセスJR信濃大町駅から車で約12分
  • 営業時間11:00~15:00(L.O.14:30)
  • 定休日火曜 ※12~3月休業
  • TEL080-1065-1627
  • 駐車場無料
  • メモ※2021年4月まで休業中

季節のごちそう約10品を、自家栽培のごはんとともに

「彩り膳」1,650円はデザート付き。ごはんはおかわり自由なのもうれしい
「彩り膳」1,650円はデザート付き。ごはんはおかわり自由なのもうれしい

地元客に愛される和食の名店。オーナーは米農家で、近くの田んぼで自家栽培したコシヒカリの炊きたてごはんでもてなしてくれます。料理を手がけるのは、ホテル出身の熟練の職人。ランチのお膳は3種類あり、いずれもいろいろな味が少しずつ楽しめると評判です。とりわけ人気なのは、9~10品もの料理が味わえる「彩り膳」。ぷるぷるで香り豊かな胡麻豆腐、カレイの西京焼き、カブのふろふきなど、目にも華やかな月替わりの美味が揃います。

北アルプスと田園風景を望む、趣あふれる店内

広々とした空間に、コの字型カウンターとテーブル席、お座敷席を配置
広々とした空間に、コの字型カウンターとテーブル席、お座敷席を配置

三角屋根の重厚な建物は、天井が高く、どっしりとした梁が和の趣たっぷり。オーナーが家族と手塗りしたというサーモンピンクの漆喰の壁が、温かみを醸し出しています。西側の窓からは遮るものなく北アルプスの山々が眺められ、心が洗われるよう。目の前にはそば畑が広がり、白い花が咲く夏の景色にも癒されます。
奥はゆったりとしたお座敷で、子ども連れでもくつろげると評判。「子供彩り膳」や「お子様プレート」といったメニューも用意しています。

織是(おりぜ)

パンもソースも自家製、大きなバーガーを頬張れば笑顔に

オープン当初から人気の「チキンバーガー」1,150円、エスプレッソの豆も選べる「フラットホワイト」400円
オープン当初から人気の「チキンバーガー」1,150円、エスプレッソの豆も選べる「フラットホワイト」400円

ロースター兼バリスタのオーナーが、白馬村に移住して2009年に開店。海外のゲストで連日にぎわう人気のカフェです。スペシャリテの「チキンバーガー」は、若いスノーボーダーにおなかいっぱいになってほしいと考案した、ビッグサイズな一品。スパイスに漬け込んで揚げた大きなフライドチキン、食感のいいフレッシュオニオン、たっぷりのレタスを自家製のバンズではさんでいます。この他、8種類ほどあるハンバーガー、サンドイッチはどれもボリューム満点です。

自家焙煎コーヒーを片手に思い思いのひとときを

様々な国の人々が集うインターナショナルなカフェ
様々な国の人々が集うインターナショナルなカフェ

ほろほろでやわらかいプルドポークをのせた「ヤーマンライス」など、2019年冬から始めたごはんものも好評。またショーケースには、レモンケーキやチョコレートケーキ、マフィンなど手作りのスイーツが並び、カフェタイムをのんびり過ごすのもぴったりです。ドリンクは、店内で焙煎したコーヒーをぜひ。ハンドドリップで淹れるコーヒーは7種類、カフェラテなどのエスプレッソドリンクは14種類とバリエーションも豊富。ぬくもりあふれる店内も居心地が良く、つい長居してしまいそうです。

sounds like cafe(サウンズライクカフェ)
  • URLhttp://www.sounds-like-cafe.com
  • 住所長野県北安曇郡白馬村北城3020-504 MAP
  • アクセスJR白馬駅から車で約10分
  • 営業時間8:00~17:00(フードL.O.16:30)
  • 定休日木・金曜 ※春と秋に約2週間休業あり
  • TEL0261-72-2040
  • 駐車場無料
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