【2025年版】夏の熱海でおすすめの花火大会は?日程と見どころを紹介

心地良い潮風を感じながら華やかな光の競演を楽しむことができるのが、熱海の花火大会です。海上から夜空に向かって放たれる色鮮やかな花火は、遮るものが何もなく、迫力も満点。年間を通じて行われる熱海名物の「熱海海上花火大会」の他にも「多賀湾海上花火大会」、熱海で一番古い歴史のある「伊豆山温泉納涼海上花火大会」など、熱海の夏の夜の祭典をお楽しみください。
1熱海海上花火大会 7/25(金)~8/25(月)(夏季期間中5回開催)
海上に映える「大空中ナイアガラ」は圧巻

1952年(昭和27年)の初開催から70年以上続く、今では名物となった花火大会。夏だけでなく季節ごとに数回開催しています。打ち上げ会場となる熱海湾は、3面を山に囲まれた「すり鉢」状の地形。そのため、海で上げる花火の音が反響して、まるで大きなスタジアムにいるかのような大迫力の音響を楽しめます。
圧巻なのは、フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」。仕掛け花火ではなく、湾内全体からスターマインが連続で打ち上げられます。夜空を埋め尽くすような銀色の花火、まるで地響きのような打ち上げ音。目で、耳で、体で味わう感動的な瞬間です。
2多賀湾海上花火大会 8/12(火) 20:20~20:40
至近距離から観覧できる大輪の花火は迫力満点

熱海駅からJR伊東線で二駅、伊豆多賀で開催される「多賀湾海上花火大会」。300年の歴史を持つ伝統行事「百八体流灯祭(8月16日開催)」と並ぶ、お盆を迎える行事です。長浜海浜公園海上の突堤(とってい)からは、スターマインや名物の「赤い空中ナイアガラ」など、約2,000発の色とりどりの花火が次々と打ち上げられ、多賀の夜を華々しく彩ります。ビーチでは花火を至近距離で見上げることができ、迫力も満点です。
17時からは「ながはまビールフェスタ」やステージイベントも開催されるので、冷えたビールを片手に、華麗な花火の競演に酔いしれるのもおすすめです。
3伊豆山温泉納涼海上花火大会 8/3(日)20:20〜20:45
金と銀のナイアガラの「縁結び花火」は一見の価値あり

源頼朝と北条政子の出会いの地、伊豆山で毎年8月3日に開催される花火大会。熱海で一番古い歴史を持ち、2025年で75回目を迎えます。他の花火大会と比べてもスターマインの打ち上げ数が圧倒的に多いのが特徴で、伊豆山港から打ち上げるため迫力も満点。夜空に大輪の花々が咲き乱れます。
最高潮の盛り上がりを見せるのが、金と銀のナイアガラが打ち上がるフィナーレ。通称「縁結び花火」と呼ばれ、恋の願掛けをするカップルもいるそうです。
- 伊豆山温泉納涼海上花火大会
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静岡県熱海市伊豆山海岸特設会場 MAP
2025年8月3日(日)20:20〜20:45 ※雨天決行
0557-81-2631(伊豆山温泉観光協会)
なし
7月27日(日)20:20~20:35には同会場で「伊豆山温泉海上花火大会」も開催されます(雨天決行)