ご当地サポーター
親子で行きたい出雲・松江のワクワク観光・体験スポット9選

島根県の2大観光地である出雲と松江。どちらも神話にゆかりの深い歴史ある町ですが、同時に自然が豊かな場所でもあります。生きものにふれあえるスポットや、宍道湖や日本海など水辺エリアを楽しむアクティビティがたくさん。実際に体験し、遊びながら自然や歴史についても学べる。そんな子ども連れの旅行で楽しめるスポットをご紹介します。

子どもが走り回れる広い芝生と島根の花にふれあえる公園

花に囲まれてピクニックやボール遊びができる「芝生広場」
花に囲まれてピクニックやボール遊びができる「芝生広場」

島根県の主要6品目(ボタン、アジサイ、トルコキキョウ、バラ、キク、シクラメン)を中心に、四季折々の花を楽しめる公園。施設中心に広がる「芝生広場」は飲食の持ち込みが自由。お弁当を広げてファミリーでくつろぐことができます。

16のゾーンに分けられた広い園内には、ガラスばりの歩廊や花壇、花の小道、水辺など美しいスポットが盛り沢山。フォトジェニックな場所も多く、園内を散策しながら子どもの写真撮影もおすすめです。

遊具や休憩スポットのある「子ども広場」

小さい子どもでも楽しめるアスレチック遊具
小さい子どもでも楽しめるアスレチック遊具

芝生広場から「花の丘」を歩いて東に進んでいくと、突き当たりに「子ども広場」があります。ここは小さい子どもから楽しめるアスレチック遊具があり、子ども連れに人気のコーナー。遊具のまわりにはテーブルとイスも置いてあり、木漏れ日の下でくつろぎながら子どもの様子を見守ることができます。

広い園内を巡るのに便利なベビーカーの貸出しや、授乳室、おむつ替え台付きのトイレも完備されているので、小さい子ども連れでも安心して滞在できます。

ご当地サポーターコメント
子ども広場隣の連絡通路を通ると、西日本で唯一、国の天然記念物「トキ」を見学できる「出雲市トキ分散飼育センター」があります。トキの一般公開中は「しまね花の郷」の入場料だけでトキを見ることができます。
しまね花の郷
  • URLhttp://www.shimane-hananosato.com
  • 住所島根県出雲市西新町2-1101-1 MAP
  • アクセスJR西出雲駅から徒歩約10分
  • バスアクセスJR出雲市駅から平成温泉線バス乗車、「花の郷、朱鷺会館前」下車徒歩1分
  • 営業時間3〜11月 9:30〜17:00、12〜2月 9:30〜16:30
  • 定休日12~2月は火曜、年末年始(12月29日〜1月3日)
  • 入場料大人200円、小中高生100円
  • TEL0853-20-1187
  • 駐車場無料
  • メモ園内連絡通路から「出雲市トキ分散飼育センター」へ行ける。
    トキの公開期間:通年
    公開時間:3月〜11月 10:00〜16:30 12月〜2月 10:00〜16:00
    休館日:毎週火曜日、年末年始(12月29日〜1月3日)
    ※詳しくは出雲市トキ分散飼育センターHPをご覧下さい(https://www.city.izumo.shimane.jp/www/contents/1377571292273/index.html

自然界のいろいろな仕組みを体感できるおもちゃや装置がいっぱい

風や重力の仕組みなど科学の楽しさや不思議さを直接体験できる
風や重力の仕組みなど科学の楽しさや不思議さを直接体験できる

出雲市に暮らす子どもたちに本物の科学に触れる機会をと創設された市営施設。自然界のさまざまな力学を応用した体験型の装置やおもちゃで遊ぶことができる「展示体験プラザ」は、休日ともなると多くのファミリーで賑わいます。

「創作工房」での木工工作や、身近な材料を使った実験などの各種教室、サイエンスショーなど子ども向けの企画を定期的に開催。また「サイエンスホール」では、国内の有名な研究者を招いた講演会なども開催されます。

目の前を汽車が通るデッキや、楽しいミュージアムショップも

屋外に面したデッキからは高架を走行する列車を見ることができる。鉄道好きの子どもにおすすめ
屋外に面したデッキからは高架を走行する列車を見ることができる。鉄道好きの子どもにおすすめ

2階には昼食や休憩などに利用できる「ドリンクコーナー」と「デッキ」があります。この2つのスペースでのみ、飲食が可能で、お弁当などの持ち込みもOK。

また、1階受付横の「ミュージアムショップ」には、科学グッズがたくさん。化石・鉱物実物標本や、実験キット、宇宙関連のグッズ、不思議な感触の砂など、科学館ならではの面白い品揃えです。お土産やおもちゃの購入におすすめです。

ご当地サポーターコメント
館内には休憩スペース、授乳室などもあり子ども連れでも安心して利用できます。雨の日の遊び場としても人気です。また近くにある「一の谷公園」は市内でも最大規模の公園。景色も良いのでおすすめです。
出雲科学館
  • URLhttps://www.izumo.ed.jp/kagaku/index.html
  • 住所島根県出雲市今市町1900-2 MAP
  • アクセス一畑電鉄「出雲科学館パークタウン前駅」から徒歩約5分
  • 営業時間9:30〜17:30
  • 定休日月曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始
  • 入場料無料
  • TEL0853-25-1500
  • 駐車場無料
  • メモ新型コロナウイルス感染症対策のため利用を制限しているフロア・展示あり

日本海を一望!お土産やお食事処も充実の「道の駅キララ多伎」

ビーチに隣接する絶景の道の駅として知られ、年間を通して多くの観光客が訪れる
ビーチに隣接する絶景の道の駅として知られ、年間を通して多くの観光客が訪れる

出雲市多伎町の国道9号沿いに建つ「道の駅キララ多伎」は、年間を通して多くの観光客が訪れる人気スポット。岐久海岸(通称:キララビーチ)に面しており、ロケーション抜群です。

特産コーナーには多伎町の特産品いちじくを使ったお菓子や、県内全域から集まった人気のお土産が揃います。敷地内にはレストラン、ラーメン店、ベーカリーも併設し、海を見ながら食事が楽しめます。

県内有数の絶景ビーチ!海水浴や夕日スポットとして人気

どこまでも広がる白い砂浜と青い海。イルカが見られることも
どこまでも広がる白い砂浜と青い海。イルカが見られることも

道の駅の裏手には、島根県内でも有数の絶景を楽しめる「キララビーチ」が広がっています。道の駅のフードコートでいちじくソフトや海鮮たこ焼きを買ってビーチに下りて食べるのもおすすめ。夏は海水浴場として海の家なども設置され、多くの家族連れで賑わいます。

また、日本海を真っ赤に染め、水平線に沈んでいく夕日は「日本夕日百選」に選ばれるほどの美しさ。ビーチを背に建つ2つのモニュメント「KIRARA」と「KIRARA ○」でお子様と一緒に写真撮影もおすすめです。

ご当地サポーターコメント
海水浴の時期に関わらず海が見たくなったら立ち寄る癒しスポットです。道の駅の近くにある「多伎いちじく温泉」や、タラソセラピーとプールが楽しめる「マリンタラソ出雲」も家族で楽しめます。
道の駅キララ多伎、キララビーチ

宍道湖・中海に生息する身近な生き物とふれあえる水族館

右は宍道湖、左は中海に生息する大型魚が悠々と泳ぐ大きな水槽がある
右は宍道湖、左は中海に生息する大型魚が悠々と泳ぐ大きな水槽がある

出雲市を流れる斐伊川が流れ込む宍道湖と、松江市から米子市(鳥取県)にまたがり日本海へと注ぐ中海は、海水と淡水が混じり合う日本最大の汽水域で、独特の生態系を有します。そんな宍道湖・中海をはじめ県内の川に暮らすさまざまな生き物200種1万点を飼育展示する、体験学習型の水族館です。

魚のほか、水辺に生息する亀やカエルなど、子どもにとって身近な生き物も多数飼育。水槽の中に入り込めるヘルメット型水槽などいろいろな角度からの観察や、餌やり体験(2021年度は10月まで)も可能です。

タッチプールにドキドキ!「あそびっ湖まなびっ湖ひろば」

「だんだんタッチプール」では自由にザリガニを触ったりできる
「だんだんタッチプール」では自由にザリガニを触ったりできる

宍道湖・中海の大型水槽が並ぶコーナーを抜けると、休憩と学習の場として広い空間を設けた「あそびっ湖まなびっ湖ひろば」があります。タッチプールや学習カウンター、特別展の会場があり、楽しみながら生きものに親しめます。

毎週土・日曜日、祝日には「飼育係とっておきの話」や「お魚のお食事発見!」などのイベントも開催。飼育員しか知らない生き物の話や、餌やりの様子を見ながら解説が聞けます。全国で唯一、1年を通してシラウオを展示する「シラウオ水槽」などもあり見どころ満載です。

ご当地サポーターコメント
ゴビウスは建物のまわりにも自然がいっぱい。前庭に出ると芝生の「お弁当広場」があり、週末は子ども連れで賑わいます。「宍道湖グリーンパーク」と隣接しているので、セットで楽しむのがおすすめです。
島根県立宍道湖自然館ゴビウス
  • URLhttps://www.gobius.jp/
  • 住所島根県出雲市園町1659-5 MAP
  • アクセス一畑電車「湖遊館新駅」から徒歩約10分
  • 営業時間9:30〜17:00(最終入館受付16:30)
  • 定休日火曜・年末(12月28日〜12月31日) ※火曜が祝日の場合は翌平日
  • 入場料大人500円 小中高生200円 幼児無料
  • TEL0853-63-7100
  • 駐車場無料

バードウォッチングが楽しめる、宍道湖畔の多自然型公園

宍道湖に面した「野鳥観察舎」ではいつでもバードウォッチングが楽しめる
宍道湖に面した「野鳥観察舎」ではいつでもバードウォッチングが楽しめる

宍道湖西岸に整備された、自然や野生生物に親しめる多自然型公園。湖岸に面した「野鳥観察舎」の2階はガラスばりになっており宍道湖を一望。それだけでも絶景ですが、湖面を泳ぐ水鳥や、杭にとまる野鳥などを備え付けの望遠鏡で自由に観察できます。

クイズ形式で楽しめる電子パズルや、水鳥の生態を学びながら遊べるオリジナルのおもちゃや模型などは、小さい子どもも夢中になって遊べます。季節ごとに自然や生きものについて紹介する企画展を開催しており、いつ行っても新しい発見があります。

園内を散策して昆虫や小鳥を見つけよう

水辺の生きものの生息場所として整備された「ビオトープ池」
水辺の生きものの生息場所として整備された「ビオトープ池」

野生動植物が生息する環境維持を目的に、敷地内には「ビオトープ池」や「水場バードバス」など生きものが訪れるスポットが点在。人の立ち入りを制限した「バードサンクチュアリ」は、観察窓から双眼鏡を使って中の「カワセミ池」を観察できます。普段は見ることのできない野鳥のリラックスした姿がかわいいです。

また、園内には雑木林もあり、そこに集まる昆虫との出会いも楽しみのひとつ。定期的に自然観察会や工作体験なども開催されており、植物・動物好きの子どもにおすすめです。

ご当地サポーターコメント
野鳥観察が初めての方もご安心を。野鳥観察舎には、専門知識のある職員さんが常駐し、望遠鏡のピントを合わせたり、鳥の名前を教えて下さいます。1階にはペンギングッズを集めたペンギンミュージアムもあります。
宍道湖グリーンパーク
  • URLhttps://www.green-f.or.jp/gp/index.html
  • 住所島根県出雲市園町1664-2 MAP
  • アクセス一畑電車「湖遊館新駅」から徒歩約10分
  • 営業時間9:30〜17:00
  • 定休日火曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月28日〜1月1日)
  • 入場料無料
  • TEL0853-63-0787
  • 駐車場無料

1年中満開の花と鳥にふれあえる、全天候対応型テーマパーク

毎日開催される「フクロウの飛行ショー」、タカやハヤブサなどが頭上を飛行する「バードショー」は迫力満点
毎日開催される「フクロウの飛行ショー」、タカやハヤブサなどが頭上を飛行する「バードショー」は迫力満点

宍道湖北岸の丘陵地に広がる32ヘクタールの敷地にある、全天候対応型のテーマパーク。花と鳥の展示温室をはじめ、レストランや展望台が屋根付きの歩廊でつながっています。年中暖かい温室内は満開の花で溢れ、カラフルな熱帯の鳥が飼育展示されています。

野外には羊やエミューに会える「フォーゲル牧場」に、芝生広場や水鳥池もあり、動物や鳥とふれあいながら1日楽しく過ごせます。バードショーでは猛禽類(もうきんるい)が飛ぶ姿を間近で見られ、賢く格好良い姿に観客の目は釘付けです。

小さな子どももチャレンジできる小型の鳥とのふれあいも

目玉の一つ「ペンギンの散歩」。自由でマイペースなペンギンの姿に思わず笑顔に
目玉の一つ「ペンギンの散歩」。自由でマイペースなペンギンの姿に思わず笑顔に

毎日開催される「ペンギンの散歩」は子どもに大人気。よちよち歩きのケープペンギンがお客さんと一緒に園内を散歩します。ふれあい温室ではオオハシやエボシドリを腕に乗せてのふれあいや、餌やりなどが体験できます。

土・日曜、祝日限定で開かれる「わくわくふれあい広場」は、小さな子どもでも楽しめる鳥とのふれあいコーナー。ぬいぐるみのようにかわいいコールダックやペンギンのひざ乗せも人気です。ドキドキと達成感を感じられる体験は思い出になります。

ご当地サポーターコメント
園内にはレストランとそば処、鳥グッズと山陰のお土産が並ぶショップもあります。標高53mの「くにびき展望台」から見える宍道湖大パノラマは絶景です。
松江フォーゲルパーク
  • URLhttps://www.ichibata.co.jp/vogelpark/
  • 住所島根県松江市大垣町52 MAP
  • アクセス一畑電車「松江フォーゲルパーク駅」下車、園内直結
  • 営業時間4〜9月9:00〜17:30、10〜3月9:00〜17:00(最終入園は45分前まで)
  • 定休日無休
  • 入場料大人(高校生以上)1,500円、小・中学生 750円、幼児(小学生未満)無料 ※団体割引・障がい者の方の割引料金あり
  • TEL0852-88-9800
  • 駐車場2時間まで無料(以降1時間ごとに200円)
  • メモ園内6か所に車椅子専用個室トイレ完備・おむつ交換台完備、車椅子・手押し車・ベビーカーの貸出無料、車椅子・脚の不自由な方・ベビーカーの方専用の園内送迎あり

宍道湖の夕日や城下町松江の風情を楽しむ観光遊覧船

湖上のはくちょう号。奥に見えるのは湖畔に建つ島根県立美術館
湖上のはくちょう号。奥に見えるのは湖畔に建つ島根県立美術館

雄大な宍道湖の風景や城下町松江の風情を湖上から楽しめるクルージング。松江市内2箇所にある乗船場から出航、歴史ある2つの橋をくぐり宍道湖へ。湖上に浮かぶ「嫁ヶ島」、宍道湖北岸の「松江温泉付近」などを巡ります。デッキに出て気持ち良い風と波の音に癒されながら、間近で操業するしじみ漁船や水鳥などに出会えます。

また、神秘的な朝の湖を満喫する「爽朝クルージング」、夕陽を堪能する「夕日コース(サンセットクルーズ)」もあり、それぞれ違った表情を見せる宍道湖を楽しめます。

絶景!最も贅沢な夕日鑑賞「サンセットクルーズ」

金色に輝く湖面に停泊して心ゆくまで夕日を楽しめる
金色に輝く湖面に停泊して心ゆくまで夕日を楽しめる

「日本の夕日百選」に選ばれるほど美しい宍道湖の夕日。そんな夕日鑑賞に特化した一番人気のコースが「夕日コース(サンセットクルーズ)」です。日没時間帯に合わせて出航し、夕日鑑賞に最適な場所で停泊するので、日が沈むまでゆっくりと絶景を堪能できます。

冬場はかわいらしいコハクチョウやユリカモメも寄ってきます。はくちょう号では船内での食事も可能(要予約)。松江駅の人気店「一文字家」が手掛ける「湖弁(うみべん)」や、松江の老舗料亭「皆美」のお弁当が楽しめます。

ご当地サポーターコメント
遊覧時間は約1時間。船内に流れる観光ガイドのアナウンスもお楽しみください。また、船内ではコーヒーなどのお飲物を注文できます。船は水洗トイレ完備ですので、高齢の方や小さいお子様も安心して乗船できます。
宍道湖観光遊覧船はくちょう
  • URLhttp://hakuchougo.jp/
  • 住所島根県松江市東朝日町150-7(第1乗船場) MAP
  • アクセス山陰道松江バイパス「松江中央」ICから車で約10分(第1乗船場)、JR松江駅から徒歩約5分(第2乗船場)
  • 営業時間出航予定時刻(3月1日〜11月30日) 9:30〜17:00
    ※最終便(夕日コース)は各月により出航時間が異なります
    ※冬期期間(12月1日〜2月末日)の土・日・祝日は平常通り運行、平日は10名様以上より要予約にて運行。詳細はHPで要確認
  • 定休日無休
  • 入場料大人1,500円、小人750円 ※団体割引き、貸切料金あり
  • TEL0852-24-3218
  • 駐車場無料(第1乗船場)※第2乗船場には無し
  • メモ車でお越しの方は無料駐車場のある第1乗船場、JRやバスでお越しの方は第2乗船場が便利

松江城のすぐ近く!松江の歴史と和菓子を楽しめる博物館

城下町松江のはじまりをCGと実写映像で分かりやすく紹介するスクリーン
城下町松江のはじまりをCGと実写映像で分かりやすく紹介するスクリーン

松江城を囲む堀川沿いに建つ歴史博物館。江戸時代に松江藩の家老屋敷が立ち並んでいた界隈にあり、武家屋敷風の建物も見どころです。「基本展示室」では松江の歴史や、城下町の人々の暮らしを実物資料や映像、模型などを使って紹介。ここで知識をつけてから松江城周辺を観光するとさらに楽しいです。

入館無料(展示室は有料)なのもうれしいポイント。日本庭園を眺めながら休憩できる大広間や授乳室もあるので、子ども連れでも安心。松江観光の途中に立ち寄る休憩スポットとしてもおすすめです。

日本庭園や松江城天守と、和スイーツを楽しめる「喫茶きはる」

抹茶のゼリー、アイス、クッキーに月見団子など「月うさぎの抹茶ゼリー」(600円)はお茶処の魅力が満載
抹茶のゼリー、アイス、クッキーに月見団子など「月うさぎの抹茶ゼリー」(600円)はお茶処の魅力が満載

松江藩7代藩主・松平不昧公の影響で栄えた茶の湯文化は、松江を象徴するもののひとつ。大広間の隣にある「喫茶きはる」では、現代の名工による和菓子作りの実演を見ることができ、作りたての上生菓子や、お茶・お抹茶などを味わえます。「抹茶体験セット」(税込1,020円)は、実際に自分で抹茶を点てることができ、お茶処・松江を体感できておすすめです。

また、隣のミュージアムショップ「縁雫(えにしずく)」には松江ならではの雑貨やお土産がそろっています。

ご当地サポーターコメント
季節ごとに催しも開催され、松江城鉄炮隊による火縄銃の演武や日本刀の居合切り披露など、江戸時代のような風景に出会えるチャンスもあります。
※催しは新型コロナウイルスの影響で中止の場合あり
松江歴史館
  • URLhttps://matsu-reki.jp/
  • 住所島根県松江市殿町279 MAP
  • バスアクセスJR松江駅からぐるっと松江レイクラインバス乗車、「大手前堀川遊覧船乗場・歴史館前」下車徒歩約3分
  • 営業時間9:00〜17:00(観覧受付は16:30まで)
  • 定休日月曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日〜1月1日)
  • 入場料入館無料 ※基本展示室 大人510円、小・中学生250円
  • TEL0852-32-1607
  • 駐車場無料

レトロな建築の中でさまざまな手作り体験ができる観光スポット

職人さんに学ぶ「松江の和菓子作り体験」では、自分で作った和菓子を持ち帰ることができる
職人さんに学ぶ「松江の和菓子作り体験」では、自分で作った和菓子を持ち帰ることができる

昭和13年に建てられ、有形文化財に登録されている「旧日銀松江支店」の建物を利用した観光施設。1〜3階と地下1階建てで、1階・2階にはカフェやレストランなどの飲食店と、彫金や天然石のアクセサリー工房、雑貨店などが並びます。

手作り体験ができるショップが多く「子どものためのビーズアクセサリー手づくり体験」や「勾玉づくり体験」など、子どもにおすすめの体験メニューもあるので、ファミリーで楽しめます。

日本で唯一!ピンク色の「幸運のポスト」で縁結び祈願

ピンクの「幸運のポスト」。ポストのまわりには願い事の書かれたハート型の絵馬がたくさん
ピンクの「幸運のポスト」。ポストのまわりには願い事の書かれたハート型の絵馬がたくさん

中庭の中心にあるピンク色のポストは「幸運のポスト」と言われ、縁結びスポットとして親しまれています。このポストから手紙を送ると届いた人に幸運が訪れるとか。また、ハートの絵馬に願い事を書いてポストの近くに結び付けると、縁結びで有名な「八重垣神社」に奉納され、御祈願の御炊きあげをしてくれます。ハートの絵馬は本館1階インフォメーションで販売しています。

また、地下金庫室の大扉や二階歩廊、シャンデリア、ギリシャ建築風の重厚な外観など、建築自体も見どころに溢れています。

ご当地サポーターコメント
カラコロ工房の前を流れる堀川を挟んで反対側には、老舗の和菓子屋、民芸店、カフェ、アクセサリーショップなど個性豊かなお店が立ち並ぶ「京店商店街」があります。カラコロ工房とあわせて巡るのもおすすめです。
カラコロ工房
  • URLhttps://www.karakoro-kobo.com/
  • 住所島根県松江市殿町43 MAP
  • バスアクセスJR松江駅からレイクラインバス乗車、「京橋」下車すぐ
  • 営業時間工房/9:30〜18:30 飲食/11:00〜18:30(びいどろのみ23:00(L.O.22:00)
  • 定休日12月30日〜1月1日 ※工房によっては一部定休日あり
  • 入場料入館無料
  • TEL0852-20-7000
  • 駐車場無料
  • メモ「和菓子作り体験」は要予約(所用時間40分/1回の定員20名/水曜定休)
※掲載の内容は、記事更新日時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。