家族で青森のお祭り体験。「星野リゾート 青森屋」で青森文化を満喫する2泊3日|おすすめモデルコース
豊かな自然に良質の温泉、海山の幸に富んだ郷土料理など魅力あふれる青森県。そしてはずせないのが「青森ねぶた祭」をはじめとする青森県の四大祭りです。三沢市にある「星野リゾート 青森屋」は、そんなお祭りを一年中楽しめる温泉宿。四大祭りのお囃子のショーを楽しめる「みちのく祭りや」は大胆な演出と仕掛けで、子どもも大人もくぎづけに。祭りの他にも、食、方言、馬など子どもにとっては新鮮な、祖父母にとってはどこか懐かしいような、三世代の心にふれる体験が待っています。
宿での滞在を満喫しつつ、旬の海鮮を味わったり、飛行機を見たり、アートに親しんだりと、家族で大満足の青森旅へ出かけましょう。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。
モデルコースのポイント
- 飛行機いっぱいの科学館でワクワク体験
- 迫力満点のショーで青森のお祭りを体感!
- 旬の海鮮をたっぷり食べてお土産選び
1日目
JR八戸駅
車で約30分
12:00 海席料理処 小舟渡
海を眺めながら旬の魚介盛り沢山の贅沢ランチ
八戸は東北屈指の港町。新鮮な魚介を目当てに、海岸沿いの海鮮料理店へ。着いて驚くのがロケーション。海にせり出した岩場に建ち、窓からは絶景の海を一望できます。店内は広々とした座敷席なので、子ども連れでも落ち着いて食事を楽しめます。
おすすめは海の恵み満載の「小舟渡定食」。目の前の入り江で獲れるウニ、ホタテやボタン海老などの刺身、活ホヤなど、どれから食べるか迷うほど。「生ウニ丼」も自慢の一品。両メニューとも例年5月15日から8月末までの期間限定ですが、「海鮮丼」や「刺身定食」など通年メニューも豊富です。子どもには「磯らーめん(塩味)」や「浜らーめん(醤油)」が人気です。
- 海席料理処 小舟渡
-
- http://kofunato-hachibei.com/index.html
- 青森県八戸市鮫町小舟渡平10 MAP
- 11:00~14:00(L.O.13:30)
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- 0178-33-3824
- 平日は予約可
車で約45分
14:30 青森県立三沢航空科学館
遊びながら航空・科学・宇宙を知ろう
次は全国でも有数の航空施設がある「大空のまち」三沢市ならではのスポットへ。大空と飛翔をテーマに、子どもが心弾む展示や体験がいっぱいです。展示は航空・科学・宇宙の3ゾーンで、航空ゾーンでは青森県ゆかりの航空機などを展示。科学ゾーンは体験型の展示を通じて、空を飛ぶしくみを学べます。小惑星探査機「はやぶさ2」の実物大模型がある宇宙ゾーンも見逃せません。
体験内容により身長・体重などの制限がありますが、小さな子どももチャレンジできるものも多いので、年代問わず楽しめます。他、サイエンスショーなどを行う「科学実験工房」も人気。入口近くの無料の「こどもスクエア」には授乳室があるので、赤ちゃんと一緒でも安心です。
- 青森県立三沢航空科学館
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- http://www.kokukagaku.jp/
- 青森県三沢市大字三沢字北山158 MAP
- 9:00~17:00(入場は16:30まで) ※8月上旬~中旬は延長あり
ワークショップ11:00~・14:30~ ※要予約 - 月曜日(祝日の場合は翌日)、12月30日~翌1月1日
- 一般510円、高校生300円、中学生以下無料
- 0176-50-7777
車で約20分
16:00 星野リゾート 青森屋
家族みんなが笑顔に。青森文化のテーマパークのような温泉宿
祭り、食、伝統工芸、方言など青森文化を目一杯楽しめる温泉旅館。チェックインの時間帯は玄関でポニーが出迎えます。青森四大祭りのショーを一度に楽しめる「みちのく祭りや」、季節の馬車、源泉かけ流しの温泉など世代問わず胸躍る滞在が待っています。
あずまし 半露天風呂付
家族旅におすすめの客室は「八幡馬」「南部裂織(さきおり)」「八戸焼」など伝統工芸品が彩る「あずまし」の半露天風呂が付いたタイプ。時間帯を気にせず家族で温泉を楽しめます。子ども用の作務衣やアメニティもあり、快適に過ごせます。
16:30 りんごジュースの出る蛇口
まるで夢の木! りんごジュースのウェルカムドリンク
客室で一息ついたら、お祭りムードの「じゃわめぐ広場」へ。ここではずせないのが「りんごジュースが出る蛇口」。本物のリンゴの木に付いた蛇口から魔法のようにジュースが出てきた瞬間、子どもは目を輝かせて満面の笑顔です。
17:00 じゃわめぐ広場
活気あふれる広場でお祭り気分を体感
りんごジュースで喉をうるおしたら「じゃわめぐ広場」をひとめぐり。広場は四季で装飾が変わり、季節感いっぱいの催しを開催。春は運勢が津軽弁で書かれた花みくじ、秋は生のリンゴが出るガチャガチャなどが登場します。
17:30 ビュッフェレストラン「のれそれ食堂」
青森の郷土の味覚とできたて料理を召し上がれ
夕食は郷土料理からリンゴのデザートまで、自慢のメニューがずらりと並ぶビュッフェレストランへ。ライブキッチンでは帆立の出汁醤油焼きや牛肉の鉄板焼きなど、できたて料理がお待ちかね。子ども用の椅子や食器もあるので安心です。
19:00 大浴場
四季を映す「浮湯」でリラックス
池に張り出した露天風呂「浮湯」は、水に浮かんでいるような感覚で開放感抜群です。青森ヒバの香り豊かな内湯は「あつ湯」だけでなく「ぬる湯」もあるので、子どもも入浴しやすいのが魅力。源泉かけ流しの贅沢な湯浴みは格別です。
2日目
07:00 ビュッフェレストラン「のれそれ食堂」
かっちゃのぬくもりご飯で朝から元気いっぱい
2日目のスタートは郷土食豊かな朝ご飯から。おすすめは旬の海鮮をご飯に乗せる「うめじゃ丼」。帆立の味噌とろろ焼きやイカの塩辛といったご飯が進む総菜も豊富です。朝ご飯で体が温まったら、アクティビティや観光に出かけましょう。
09:00 季節の馬車
季節ごとの馬車で、馬と暮らす青森文化を体験
青森県南部地方は古くから名馬の産地。馬を大切にしてきた文化を体験できるのが、馬車での公園めぐりです。春の「花より団子馬車」、冬の「ストーブ馬車」など季節で装いをチェンジ。お馬さんとのふれあいも子どもには大きな楽しみです。
車で約30分
12:00 Unbreakable(アンブレイカブル)
人気のコーヒースタンドでランチをテイクアウト
十和田観光の前にランチをテイクアウト。「Unbreakable」はおいしいコーヒーと多彩な食事メニューが評判のコーヒースタンドで、イートインもできます。コーヒーは弘前市の「iro coffee」の自家焙煎した豆を仕入れ、独自の手法で抽出。香りと味わい豊かなコーヒーは至福の一杯です。
「コーヒーに合うメニュー」がテーマの料理は、毎朝手ごねして焼くパンをはじめ、唐揚げ、ガーリックシュリンプ、ピザなど幅広いジャンルで用意。テイクアウトのお弁当はご飯をサラダにも替えられます。
店を出る前にぜひ利用してほしいのがトイレ。かわいい子ども部屋のような世界に思わず声が上がります。
- Unbreakable(アンブレイカブル)
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- 青森県十和田市相坂字相坂72-1 MAP
- 12:00~17:00 (金・土 は~20:00)
- 火・水曜(祝日の場合は営業)
- 090-1936-5151(営業日の9:00~17:00)
車で約20分
12:40 十和田市馬事公苑 駒っこランド
食べて遊んで学んで、かわいい馬とふれあう
テイクアウトしたランチを手に向かったのは、名馬の産地・南部地方ならではの複合施設。乗馬体験やエサやりなどが楽しめる「駒っこ牧場」、馬の文化資料館「称徳館」、広場、遊具など見どころ遊びどころがいっぱいです。
まずは芝生広場でランチ休憩。お腹が満足したら、ローラーすべり台(6~12歳対象)などの遊具で遊びましょう。ジャングルジムとすべり台が合体した馬の形の大型遊具「UMA」は、駒っこランドのシンボルでフォトスポットとして人気です。遊び疲れたら休憩や食事ができる「交流館」でひと休み。館内のトイレにおむつ替えと授乳スペースがあるので、乳幼児連れでも気兼ねなく遊べます。
- 十和田市馬事公苑 駒っこランド
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- http://komakkoland.jp/
- 青森県十和田市深持梅山1-1 MAP
- 開苑8:30~18:00(11~3月は~17:00)、各施設により異なる
- 月曜(祝日の場合は翌日)
- 入苑無料、各施設の入館・体験料等はHPで要確認
- 0176-26-2100(称徳館)
車で約20分
14:30 十和田市現代美術館
子どもの感性を育むアート体験
アートによる街づくりに取り組んでいる十和田市。その中心的スポットがこの美術館です。常設作品は美術館のために制作されており、草間彌生、奈良美智、ロン・ミュエクといった国内外アーティストの作品を多数展示。想像力あふれる作品が次々現れ、子どもは好奇心でいっぱいに。小さな子どもは大人が手をつないで鑑賞しましょう。
乳幼児連れで館内展示を見るのは難しそう、という場合は美術館周辺のアート広場へ。カボチャや少女などの水玉ワールドが広がる草間彌生の作品をはじめ、むくむくと太った家と車、真っ白の巨大なお化けも出現。前を通る官庁街通りや商店街でもストリートファニチャーに出会えます。
- 十和田市現代美術館
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- http://towadaartcenter.com/
- 青森県十和田市西二番町10-9 MAP
- 9:00~17:00(入館・カフェのL.O.は16:30まで)
- 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始 ※臨時休館の場合あり
- 大人常設展510円、企画展800円、お得なセット券1200円(企画展+常設展)、高校生以下無料
- 0176-20-1127
車で約30分
17:00 大浴場
温泉で遊び疲れた体をリフレッシュ
たっぷり遊んだ後は、早めの入浴ですっきり汗を流しましょう。筋肉痛、関節痛、疲労回復などによいといわれる温泉に入れば、疲れた体が癒されます。翌日子どもが早起きしたら、清々しい朝の湯浴みもおすすめです。
18:30 ビュッフェレストラン「のれそれ食堂」
「これおいしい!」。会話が弾むぬくもりビュッフェ
夕食は1日目と同じレストランで。ライブキッチンをはじめ各コーナーには、バラエティに富んだ料理が並びます。各テーブルが簾などで仕切られているのもうれしいポイント。人目を気にせず、家族でゆっくり食事を楽しめます。
21:00 「みちのく祭りや」鑑賞
祭りの熱気を体感!「青森四大祭りのショー」
青森の四季と祭りの熱気を表現するショーを楽しめる「みちのく祭りや」は、宿一番のお楽しみ。青森ねぶた祭など青森四大祭りのお囃子のショーを毎晩開催します。実際の祭りのような臨場感に、子どもも大人も気づけばリズムを取り、心が跳ねています。
3日目
07:00 ビュッフェレストラン「のれそれ食堂」
好きな海鮮を好きなだけ。「うめじゃ丼」でパワーチャージ
旬の海鮮をご飯に乗せる「うめじゃ丼」は、朝食に欠かせない人気メニュー。ホタテ、サーモン、甘エビなど好みの具を自由にトッピングすればマイ海鮮丼のできあがり。誰のうめじゃ丼がおいしそうか家族で並べてみるのも楽しそうです。
09:00 公園散策
公園をおさんぽして馬とポニーにお別れを
朝の澄んだ空気の中、宿を離れる前に公園へ。子どもたちは「ふれあい牧場」と「ポニーのお家」で、名残惜しそうに「またね」とご挨拶。じゃわめぐ広場の売店にはポニーがモチーフのお土産もあるので、旅の記念にいかがでしょうか。
11:00 星野リゾート 青森屋を出発
車で約30分(有料道路経由の場合)
11:30 八食センター
旬の魚介で炭火焼ランチ。八戸名物をお土産に
旅のラストは青森の美味が集まる巨大市場へ。八戸港で水揚げされた魚介、採れたての野菜や果物、乾物、菓子など約60店舗が軒を連ねます。
まずは場内で買った食材を炭火焼で味わえる「七厘村」でランチ。ホタテ、エビ、イカ、カキほか四季折々の海の幸や牛肉などを好みの焼き加減で楽しめます。先に利用料を払って席を確保してから場内をまわると効率的。普段見たことのない魚も並び、子どもも興味でいっぱい。買物する際は七厘村で焼いて食べる旨を伝えれば、焼きやすいようにカットしてもらえます。
海鮮を楽しんだら、お土産選びに場内をぐるり。市場から直送も頼めるので、あれこれ買い物しても安心です。
- 八食センター
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- https://www.849net.com/
- 八戸市河原木字神才22-2 MAP
- 厨スタジアム9:00~21:00(いちば亭は10:00~(ランチL.O.17:00、17:00~L.O.20:30はすし&しゃぶしゃぶの食べ放題のみ))、味横丁9:00~18:30(L.O.18:00)、市場棟9:00~18:00 ※お盆・年末年始は変更あり
- 水曜(祝日・繁忙期は営業)・1/1、厨スタジアムは無休(除く1/1)
- 0178-28-9311、いちば亭直通0178-28-8748
MAP
- 1日目
- 2日目
- 3日目
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