新鮮な魚介や地元で評判の有名グルメまで、八戸の名物ランチ4選
青森県の東の玄関口・八戸は、県内きってのグルメタウン。港町ならではの獲れたての魚介を味わえる店、地元の素材にこだわったおしゃれなレストランなど、ハイレベルなランチスポットが集まっています。なかでも、和・洋・エスニックからピックアップした選りすぐりの4店をご紹介します。
1八食センター
八戸や青森県の名物グルメが勢揃いするフードマーケット。鮮魚市場を中心に、新鮮な地魚を味わえるレストランも集まっています。
なかでも「いちば亭」は、海鮮丼をはじめ、すし、刺身、フライほか、おいしい魚をさまざまな料理で楽しめると評判の店です。ランチのおすすめ「いちば亭海鮮丼」は、マグロやイカ、ウニ、自家製のシメサバなど10種類以上のネタを盛りつけた豪華な丼。ごはんを白米か酢飯から選べるほか、セットの吸い物はウニやアワビを具にした潮汁「いちご煮」にも替えられます(プラス料金)。
17時以降、すし&しゃぶしゃぶの食べ放題専門店になるというのも人気の理由です。
海鮮レストランも充実
八戸港に近く、水揚げしたばかりの上質な魚介が手に入るため、館内のテナントは鮮魚店がメイン。長さ170mほどのメインストリートに沿って、魚介を売る店が延々と並んでいます。
レストランは、「いちば亭」のほか、回転ずしや海鮮丼の店がある「厨(くりや)スタジアム」、八戸ラーメンや郷土グルメの店が揃う「味横丁」、場内で買った魚や肉を炭火焼きにできる「七厘村」など3つのコーナーに計10軒。
さらに海産物の加工品、県産の野菜やフルーツ、肉、南部せんべいをはじめとした青森銘菓、地酒などのショップもあり、八戸の一大グルメパークとなっています。
- 八食センター
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- https://www.849net.com/
- 八戸市河原木字神才22-2 MAP
- 八戸駅からタクシーで約8分
- 八戸駅から100円バス八食センター行き乗車約11分、終点下車すぐ
- 厨スタジアム9:00~21:00(いちば亭は10:00~(ランチL.O.17:00、17:00~L.O.20:30はすし&しゃぶしゃぶの食べ放題のみ))、味横丁9:00~18:30(L.O.18:00)、市場棟9:00~18:00 ※お盆・年末年始は変更あり
- 水曜(祝日・繁忙期は営業)・1/1、厨スタジアムは無休(除く1/1)
- 0178-28-9311、いちば亭直通0178-28-8748
- 無料
2イタリア料理Casa del cibo(カーサ・デル・チーボ)
八戸の食材を、味も盛りつけも洗練された品々にアレンジして楽しませてくれるイタリアン。ランチは、コースが3種類。前菜やパスタ、メインといった食事はそれぞれ4品から、デザートは3品から好みのものを選ぶプリフィクススタイルで、チョイスのなかでは、何といっても海の幸を取りいれたメニューが人気です。
たとえば、春ならサクラマスのマリネやトゲグリガニを使ったサラダ、ツブ貝のパスタほか。夏には八戸名産のイカやウニ、秋にはサバ、サケ、アナゴをはじめ、バラエティ豊かな魚介を使った料理が並びます。
腕利きシェフも魅了する八戸の食材
シェフは都内にある数々の有名レストランで修業し、2011年にこの店をオープン。近年では、豪華旅列車「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」の料理人としても活躍しています。
そんな一流どころで腕を磨いてきたシェフにとっても、新鮮な地魚やみずみずしいオーガニック野菜といった八戸の旬の食材はとても魅力的。生産者や食材と直にふれあいながらメニューを考え、ときには初めて知る八戸ならではの食材に出会ったりします。
地元のパワーたっぷりの食材を料理に仕上げることで、より豊かに味わってほしい、イタリア語で「食べ物の家」をあらわす店名にはそんな思いが込められています。
- イタリア料理Casa del cibo(カーサ・デル・チーボ)
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- http://www.casa-del-cibo.com/
- 青森県八戸市湊高台1-19-6 MAP
- 八戸駅からタクシーで約20分
- 八戸駅から八戸市営バス旭ヶ丘営業所行き乗車約32~43分、「平和病院前」下車徒歩約2分
- 11:30~L.O.13:30、18:00~L.O.20:30
- 日曜・第1・2月曜
- 0178-20-9646
- 無料
3農風Kitchen Yui(ゆい)
八戸市のとなり、南部町の農家出身のシェフが営むカジュアルフレンチ。地産地消をコンセプトにしており、料理には近郊の生産者が育てた野菜がたっぷり入ります。
なかでも「ビストロランチセット」は、前菜として「旬野菜の盛り合わせ」が付く人気のメニュー。10種類以上の野菜を楽しめるうえ、食感を楽しみたいキュウリはフレッシュで、ズッキーニは甘みが引き立つようにグリル、パプリカはマリネにと、それぞれの素材にあわせた味わい方をさせてくれるのも魅力です。
おいしさのワケは顔の見える野菜&フルーツ
店のネーミングは、絆を大切にする農業の「結い」の考え方から。シェフと生産者の強い結びつきがあってこそ、おいしい野菜を食べられるのです。
生産者の仲間には、シェフのお兄様もいて、野菜やフルーツを店に届けており、その素材は「兄貴のブドウスカッシュ」となってメニューに登場しています。
このほか、ソフトドリンクはオーガニックのニンジンでつくる「水野さんの人参とオレンジジュース」「ゆっきーさんのりんごジュース」などもあり、ランチタイムは半額になります。
- 農風Kitchen Yui(ゆい)
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- http://kitchenyui.info/
- 青森県八戸市番町25MOTOBLD1F(旧グレイス番町) MAP
- 本八戸駅から徒歩約8分
- 11:30~15:00(L.O.14:00)、17:30 ~23:00(L.O.22:00、21:00以降来店がない場合は閉店)
- 日曜・第3月曜
- 0178-44-3035
- 無し(近隣の民営駐車場を利用)
4ROB PHOTONS(ロブフォートンズ)
ベトナムの代表ヌードル「フォー」の専門店。フォーは米粉の平打ち麺に肉や魚介などの具をトッピングした麺料理で、この店では8種類のメニューを味わえます。
なかでも店のいち押しは、ゆでた牛バラ肉をたっぷりのせた「ビーフフォー」。ジューシーな肉の旨みがあっさりとした麺とよくマッチし、ベトナム人シェフ直伝という牛骨だしのスープとの相性もぴったりです。
食べる際は、ニンニク、酢、トウガラシが入った「シラチャーソース」や甘味噌風の「ホイシンソース」などの調味料をかけると、よりベトナム料理らしい味を楽しめます。
ベトナム風サンドウィッチ「バインミー」もおすすめ
フォーと並ぶ、この店の名物がフランスパンを使った「バインミー」というサンドイッチ。蒸し鶏や紅白なますを挟んだ「チキンバインミー」や「エッグバインミー」などがあり、なますのサッパリした風味に食が進みます。
店内は、モノトーンでまとめたカフェバー風のデザイン。カウンター式のオープンキッチンを中心に、ゆったりしたシートのテーブル席やカウンター席などがあります。
また、2階席はガラリと雰囲気が変わり、ファンタジックなインテリア。赤、黄、緑、青と、ランタンをモチーフにしたランプシェードが無数に並び、天井をカラフルに飾っています。
- ROB PHOTONS(ロブフォートンズ)
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- http://robphotons.com/
- 青森県八戸市十八日町1-2 MAP
- 本八戸駅から徒歩約10分
- 10:00~L.O.22:00、金曜日・土曜日は〜L.O.23:30
- 無休
- 0178-51-8622
- 無料