ご当地サポーター
ドライブで立ち寄りたい、十和田&奥入瀬の個性派カフェ

市の中心街から奥入瀬まで広いエリアをカバーする十和田市には、バラエティ豊かなカフェが揃っています。古民家カフェから、アートに浸れるモダンな店や景色を楽しめるところまで、車で少し遠出してでも行きたい魅力たっぷりのお店を紹介します。

orta(オルタ)ランチセット 1,200円。パスタは+200円で手打ちパスタに変更可能
orta(オルタ)ランチセット 1,200円。パスタは+200円で手打ちパスタに変更可能

自家農園産のオーガニック野菜や十和田産の自然派食材を味わえるカフェ&イタリアンレストラン。シェフおすすめの「orta(オルタ)ランチセット」は、プチ前菜の3点盛り、2種類から選べるパスタ、天然酵母パン、デザート、ドリンク付きのメニューで、自慢の野菜をたっぷり楽しめるのが魅力です。たとえば、春には長イモを使ったオムレツなどの前菜や春キャベツ入りのパスタなどが登場し、夏にはズッキーニやパプリカなどカラフルな夏野菜を使ったものが並ぶといった具合。どれも旬の野菜ならではのおいしさを感じさせる、やさしい味わいのメニューです。

約100種類のオーガニック野菜を栽培

自家農園産のみずみずしい野菜は味わい深く、素材のパワーを感じさせるものばかり
自家農園産のみずみずしい野菜は味わい深く、素材のパワーを感じさせるものばかり

シェフが育てている野菜は、トマトやナスなどのお馴染みのものから、黒キャベツのカーボロネロ、菜花の一種のチーマ・ディ・ラーパといったイタリア野菜、ハーブなど。約100種類もあり、一部は「ユウファーム」の農園名で地元のスーパーや道の駅にも卸すほどです。オーガニック栽培のため手間はかかるものの、シェフ曰く、大切に育てたものだからこそ料理をつくる楽しみが広がるそう。
店内は真心のこもった料理にマッチした、あたたかみのあるインテリア。もともとはシェフが行きつけにしていた老舗の雑貨店があった場所なので、今も、ところどころに譲りうけた雑貨や飾り棚が置かれています。

ご当地サポーターコメント
店内では、自家製天然酵母パンのほか、自家栽培の熟成ニンニクや無添加の手作りジャムなども販売しています。
農園カフェ オルタ
  • URLhttp://cafe-orta.jugem.jp/
  • 住所青森県十和田市稲生町15-16 MAP
  • バスアクセス三沢駅から十和田観光電鉄バス三高正門前行き乗車約29分、「十和田市中央」下車徒歩約1分
    七戸十和田駅から十和田観光電鉄バス三本木営業所行きまたは十和田市中央行き乗車約26~50分、「十和田市中央」下車徒歩約1分
  • 営業時間12:00~16:00(L.O.15:00)、18:00~22:00(L.O.21:00)
  • 定休日月曜・第1・3火曜(定休日が祝日や貸し切りの場合は営業し、翌平日休み)、4~10月の火曜~木曜のランチ
  • TEL0176-25-0185
  • 駐車場無料
「ほっとあんさんど」と「ジンジャーミルク」各450円(税別)。ホットサンドは全4品
「ほっとあんさんど」と「ジンジャーミルク」各450円(税別)。ホットサンドは全4品

1912年(大正3年)に建てられた古民家を、リノベーションしたカフェ。
フードメニューはカレーのほか、ホットサンドなどがあり、特にファンが多いのが「ほっとあんさんど」です。パンは薄めのものを選び、サクッと香ばしくトースト。あんは甘さ控えめに仕上げ、隠し味に5種類のスパイスをブレンドしています。パンとあんのボリューム感が絶妙で、添えてあるバニラアイスをのせて食べると、おいしさが一層アップします。
ドリンクはオリジナルブレンドのコーヒーなどが揃うほか、「ジンジャーミルク」もおすすめ。生のショウガを使っているため風味が高く、店の名物です。

自然好きなオーナーらしい、ウッディなインテリア

1階席。2010年にオープンした店は、ナチュラルテイストのインテリア
1階席。2010年にオープンした店は、ナチュラルテイストのインテリア

店は2階建てで、オーナー自ら改装したこだわりのスペース。アウトドア好きというオーナーらしく、木のぬくもりにあふれた居心地のいいデザインです。特に日あたりがいい2階席は人気で、山小屋にいるような隠れ家感も楽しめます。
また、1階にはショップコーナーがあり、コーヒー用品をはじめ、アウトドアファッションなど幅広いアイテムをあつかっています。オーナーはカフェをオープンする前は雑貨店を営んでいたため、センスのいい品をラインナップ。店のロゴが入ったオリジナルのTシャツも手に入ります。

ご当地サポーターコメント
居心地のいい場所なので、時間がある時にゆっくり訪れるのをおすすめします。淹れたてのコーヒーでほっと一息つける空間です。
カフェミルマウンテン
  • URLhttp://cafemil.exblog.jp/
  • 住所青森県十和田市稲生町22-35 MAP
  • アクセス七戸十和田駅からタクシーで約22分
    三沢駅からタクシーで約26分
  • 営業時間11:00~L.O.18:00
  • 定休日月曜(祝日の場合は翌日)・火曜
  • TEL0176-22-1878
  • 駐車場無料
ふわふわチーズパンケーキ 800円
ふわふわチーズパンケーキ 800円

かわいいウサギたちと一緒に過ごせるカフェ。東北では貴重な店とあって、週末には県外からも人が訪れる人気のお店です。家でウサギを飼えない人だけでなく、飼っているウサギを連れてくる人もいて、店内は和気あいあいとした雰囲気。
「牛すじカレー」などのランチメニューのほか、お手製のプリンをはじめとしたスイーツも味わえ、食事をしながらゆっくり過ごす人も少なくありません。
人気は、季節のフルーツをトッピングした「ふわふわチーズパンケーキ」。卵4個分のメレンゲを使っており、口のなかでスッと消えてしまうほど軽い口あたりで、これを目あてに行くだけでも価値があります。

かわいいウサギにハートがキュン!

5歳のホーランドロップ「ステラ」。檻からだしてのふれあいは、専用スペースで
5歳のホーランドロップ「ステラ」。檻からだしてのふれあいは、専用スペースで

店内には、たれ耳のホーランドロップ、ベルベットのような美しい毛並みのミニレッキスなど7羽のかわいいウサギがいます。
見ためが鈴カステラみたいなので「ステラ」、いばりん坊の「ジャイアン」、毛並みがモフモフの「モップ」など、名前もラヴリーなウサギが揃います。抱っこされるのは苦手ですが、なでてもらうのは大好きとのこと。なでると気持ちよさそうに目を閉じる姿も、あげたエサ(100円)を一生懸命に食べる様子も、しぐさの一つひとつに癒されます。

ご当地サポーターコメント
一人でも入りやすいフレンドリーな雰囲気のお店です。うさぎ愛を感じます!
うさカフェ ラヴリーズ
  • URLhttps://www.facebook.com/Usagitocafe
  • 住所青森県十和田市西二十三番町50-25 MAP
  • アクセス七戸十和田駅からタクシーで約24分
    三沢駅からタクシーで約31分
  • 営業時間11:00~18:00(L.O.17:30)
  • 定休日火曜・第2・4水曜(祝日の場合は営業)
  • TEL080-9628-4465
  • 駐車場無料
  • メモ予約:不可
青森スペシャルスイーツ 680円。ジェラートは、みるく味かりんご味からチョイス
青森スペシャルスイーツ 680円。ジェラートは、みるく味かりんご味からチョイス

「十和田市現代美術館」のなかにあるカフェ&ショップ。カフェでは、地元の食材を使った軽食やスイーツなどを楽しめます。
おすすめは「青森スペシャルスイーツ」で、県産のリンゴ「紅玉」でつくった「十和田富士屋ホテル」の人気アップルパイと、ストレスフリーで育てた牛のミルクを使ったジェラートのセット。ドリンクは、このショップオリジナルのマグカップで楽しめるコーヒーが人気です。
このほか、美術館の企画展ごとに作品をイメージした期間限定スイーツも登場。10月中旬までの毎週金曜日から日曜日は、開館10周年の記念企画「パサージュ」展にちなんだメニューをラインナップしています。

ご当地サポーターコメント
鮮やかな床など、店内のデザインも魅力。芸術を味わうことができる空間です。

建物もカフェのデザインも、丸ごとアート!

床の絵は、台湾人アーティストが手がけたもの。《無題》(マイケル・リン)/撮影:小山田邦哉
床の絵は、台湾人アーティストが手がけたもの。《無題》(マイケル・リン)/撮影:小山田邦哉

建物の外壁をキャンパスに、イギリスの有名アーティスト、ポール・モリソンが描いたリンゴの木をはじめ、カフェはスペースそのものがアート。床には十和田市伝統の織物「南部裂織(さきおり)」をモチーフにした花模様が描いてあり、ポップなデザインが目を引きます。
また、ショップにも、美術館の常設作品にちなんだミュージアムグッズや有名デザイナーによる雑貨などアーティスティックなアイテムが盛りだくさん。地元の若手クラフト作家の作品もあつかっており、伝統工芸を現代風にアレンジしたアクセサリーや小物が旅の記念にぴったりです。

《オクリア》(ポール・モリソン)
《オクリア》(ポール・モリソン)
cube cafe&shop(キューブ カフェ & ショップ)
  • URLhttp://towadaartcenter.com/
  • 住所青森県十和田市西二番町10-9十和田市現代美術館内 MAP
  • バスアクセス七戸十和田駅から十和田観光電鉄バス三本木営業所行き乗車約36~43分、「現代美術館前」下車徒歩すぐ(1日3~5本)
    七戸十和田駅から十和田観光電鉄バス三本木営業所行き乗車約25~42分、「官庁街通」下車徒歩約5分
  • 営業時間9:00~L.O.16:30(ショップ~17:00)
  • 定休日月曜(月曜が祝日の場合は翌日)・年末年始 ※イベントや工事、メンテナンスなど臨時休館の場合あり
  • TEL0176-22-7789
  • 駐車場無料、専用駐車場のほか西二番町駐車場も利用可(美術館内の施設利用で無料)

ねぶたの熱気が365日!青森のテーマパークのような宿

幻想的な景色の「浮湯」(写真)のほか、爽やかな香り漂う「ひば湯」など、様々な温泉を満喫できる
幻想的な景色の「浮湯」(写真)のほか、爽やかな香り漂う「ひば湯」など、様々な温泉を満喫できる

八戸駅から無料送迎バスで約40分。青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。館内はあらゆるところがお祭りの装飾に彩られ、歩いているだけで心躍ります。毎晩、青森四大祭りのお囃子のショーも開催しています。約22万坪の敷地内に広がる公園を馬車で巡るアクティビティや良質な泉質に癒される温泉「浮湯」など、青森ならではの文化を楽しむことができます。

星野リゾート 青森屋

新緑、紅葉、氷瀑と、一年中自然の美しさを楽しめる宿

フレンチレストラン「Sonore」。渓流を望むテラスで特別な時間を
フレンチレストラン「Sonore」。渓流を望むテラスで特別な時間を

十和田八幡平国立公園内を流れる奥入瀬渓流沿いに位置するリゾートホテル。渓流を望むレストランや、温泉、客室などを設え、自然の美しさを感じる滞在を満喫できます。また「苔さんぽ」や「氷瀑ライトアップツアー」など、四季ごとのアクティビティも実施しているため、一年を通して国立公園の自然を満喫できるのも特徴の一つ。周辺の自然を知り尽くしたネイチャーガイドが、新緑、紅葉、雪景色など、その時期に一番美しい景色を案内します。

星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル

青森ヒバの湯舟でくつろぎ、津軽三味線の音色に圧倒される

津軽四季の水庭では、津軽の伝統工芸に振れながら、湯涼みのひとときを過ごせる
津軽四季の水庭では、津軽の伝統工芸に振れながら、湯涼みのひとときを過ごせる

弘前から電車で約10分、約800年の歴史を持つ津軽の奥座敷、大鰐(おおわに)温泉郷に佇む温泉旅館です。青森ヒバの湯殿でとろりとやわらかな湯に身をまかせ、大きな窓から四季折々の庭園の眺めをお楽しみいただけます。お食事は、青森の豊かな山海の幸を味わう会席料理をご用意。春は花見蟹、夏は鮑、秋から冬にかけては大間のマグロと贅を尽くした料理をお召し上がりください。客室は、全室が伝統工芸を取り入れた「津軽こぎんの間」。モダンな和の空間でくつろぎのひとときを過ごせます。
日本画の巨匠・加山 又造の壁画『春秋波濤』の前では、津軽三味線の全国チャンピオンとその手ほどきを受けたスタッフが、毎晩生演奏を披露。空気を震わす迫力の音色をお楽しみください。

界 津軽
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