「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」で大自然を体感する2泊3日|おすすめモデルコース
十和田八幡平国立公園内を流れる清流・奥入瀬川。上流約14kmの「奥入瀬渓流」は日本有数の景勝地として知られ、国立公園特別保護地区、国の特別名勝および天然記念物に指定されています。ブナやカツラなどの樹木、カモシカやテンといった動物など生態系も多種多様。約300種類の苔が自生し、「日本の貴重なコケの森」にも選出されています。
そんな魅力いっぱいの奥入瀬渓流沿いに建つのが「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」。渓流を眺める客室、レストラン、温泉を備え、大自然の中でのアクティビティも豊富です。港町・八戸をスタートし、十和田・奥入瀬の豊かな自然や味覚を楽しむ2泊3日の旅へご案内します。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。
モデルコースのポイント
- フレンチと銘醸ワインで至福のひととき
- 奥入瀬渓流を歩いて苔の魅力を発見!
- 十和田湖の名物グルメと絶景を満喫
1日目
JR八戸駅
タクシーで約10分
11:30 八食センター
活気あふれる人気市場で旬の魚介に舌鼓
八戸駅を降りたら、まずは東北屈指の港町・八戸の美味が集まる巨大市場へ。八戸港で水揚げされたばかりの魚介をはじめ、採れたての野菜や果物、乾物、菓子、雑貨など約60店舗が軒を連ねます。
ランチの一押しは、場内で買った食材を炭火焼で味わえる「七厘村」。ホタテ、エビ、イカ、カキほか四季折々の海の幸や牛肉などを好みの焼き加減で楽しめます。先に利用料を払って席を確保してから、食材探しに場内をひとめぐり。鮮魚店には新鮮な魚介がずらりと並び目移りしてしまいますが、迷ったらお店の方におすすめを聞いてみましょう。買物する際に七厘村で焼いて食べる旨を伝えれば、焼きやすいようにカットしてもらえます。
- 八食センター
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- https://www.849net.com/
- 八戸市河原木字神才22-2 MAP
- 厨スタジアム9:00~21:00(いちば亭は10:00~(ランチL.O.17:00、17:00~L.O.20:30はすし&しゃぶしゃぶの食べ放題のみ))、味横丁9:00~18:30(L.O.18:00)、市場棟9:00~18:00 ※お盆・年末年始は変更あり
- 水曜(祝日・繁忙期は営業)・1/1、厨スタジアムは無休(除く1/1)
- 0178-28-9311、いちば亭直通0178-28-8748
タクシーで約10分
13:50 JR八戸駅
奥入瀬渓流ホテル運営の送迎バス(要予約)で約1時間10分
15:30 星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
渓流とともに過ごす極上のリゾートステイ
奥入瀬渓流沿いにたたずむホテルのコンセプトは「渓流スローライフ」。美しい渓流を望むレストランや客室、温泉など、癒しの滞在が待っています。大自然の中でのアクティビティも豊富で、四季が描く自然美は一期一会の光景です。
渓流和室 露天風呂テラス付
渓流側の客室は自然を間近に感じられるのが魅力。おすすめは渓流を望むテラスと露天風呂を備えた和室で、窓際には寝ころべる「渓流ごろんとチェア」を用意。いたるところから四季折々の自然を眺められ、贅沢な時間を過ごせます。
16:00 東館 ロビー 森の神話・西館 ラウンジ 河神
暖炉を囲む空間で思い思いのひととき
一息ついたら館内めぐりへ。ロビーで出迎える大暖炉「森の神話」は芸術家・岡本太郎の作品。アートと自然が調和する空間でコーヒーやりんご茶を楽しめます。ラウンジの大暖炉「河神」も同氏の作品で、ライブラリーコーナーも備えます。
17:00 渓流露天風呂
自然が包む「渓流露天風呂」でリフレッシュ
夕食前に、渓流を眺める露天風呂で旅の疲れを癒しましょう。鮮やかな新緑や色とりどりの紅葉を愛でながら、八甲田山から湧き出るやさしい肌触りの温泉を満喫できます。冬になると露天風呂に氷結した滝「氷瀑」が登場します。
18:30 ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」
リンゴ尽くしのビュッフェで青森の豊かな恵みを実感
青森県はリンゴの生産量日本一。ビュッフェレストランには創意に満ちたリンゴ料理が並びます。ライブキッチンではローストビーフなどのできたて料理をどうぞ。ソフトクリームを添えた「あつあつアップルパイ」は身も心もとろけます。
20:00 ラウンジ 河神
「森の学校」で奥入瀬渓流の魅力を知る
翌日からの奥入瀬渓流散策に備えて参加したいのが、ラウンジで開催される「森の学校」。地元で活動するネイチャーガイドが、奥入瀬渓流の成り立ちやおすすめの歩き方を紹介します。地域の魅力を知ることで散策がより楽しみになります。
2日目
07:00 ビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」
アクティビティ前に名物メニューでパワーチャージ
朝食のビュッフェでは目覚めに搾りたてのリンゴジュースをどうぞ。おすすめはライブキッチンで仕上げるふわふわオムレツと、帆立と昆布の旨味が濃厚な朝ラーメン。「りんごのパンケーキ」もリンゴのコンポートとソースが爽やかな一品です。
11:00 渓流オープンバスツアー
オープントップバスで自然の魅力を再発見
午前中は約14kmの奥入瀬渓流を短時間でまわれる渓流オープンバスツアーに参加。2階建てのバスには屋根がないので開放感抜群です。風に乗って届くのは、木々の香り、渓流のせせらぎ、野鳥のさえずり。徒歩とは異なる目線で大自然を体感できます。
タクシーで約30分
13:00 レストランやすみや
焼きたては絶品。名物「十和田湖ひめます」
バスツアーから戻った後は、奥入瀬渓流の源である十和田湖へ。湖畔に建つこちらの店は、十和田湖名物のヒメマスを使った料理やきりたんぽ鍋など、青森・秋田両県の郷土料理が評判です。ヒメマスはサケ科の淡水魚で、「ヒメ」の名の通り姿や色が美しいのが特徴。明治時代にヒメマスの養殖に成功し、現在は「十和田湖ひめます」として地域ブランドになっています。
一押しは両県の名物を揃えた「やすみや御膳」。自慢のヒメマスの塩焼きはくせがなく、上品な旨味、脂の甘味が口いっぱいに広がります。あきたこまちを使ったきりたんぽは、たっぷり吸った比内地鶏のスープとモチモチ食感がたまりません。
- レストランやすみや
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- 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486 MAP
- 11:00~L.O.14:00
- 不定休(12~3月は冬季休業)
- 0176-75-2141
徒歩約3分
14:40 十和田湖遊覧船(周遊コース)
大岩壁は迫力満点! 四季折々の自然美を湖上から
青森県と秋田県にまたがる十和田湖は、火山噴火で形成された最大水深約327mのカルデラ湖。青く澄んだ湖面が水鏡のように新緑や紅葉を映し出す、日本屈指の景勝地です。
十和田湖でのレジャーといえば、なんといっても遊覧船。Aコース(片道コース)は十和田湖観光の中心エリア「休屋」と、奥入瀬渓流の入口である「子ノ口(ねのくち)」間を運航。Bコース(周遊コース)は休屋発着で、中山半島や中湖をめぐります。両コースとも所要50分ほどで、高さ220mにおよぶ大岩壁「千丈幕」など数々のビューポイントを間近で楽しめるのは遊覧船ならでは。自然が生み出した手つかずの絶景に驚きの連続です。
- 十和田湖遊覧船(周遊コース)
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- http://www.toutetsu.co.jp/ship.html
- 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486 MAP
- 4月下旬~11月上旬の8:00~17:00(※年度・コース等により異なる。詳細はHPで要確認)
- 運航期間中は無休(濃霧・強風等荒天時は変更・中止の場合あり)
- 中学生以上1,500円、小学生750円(グリーン室は要追加料金)
- 0176-75-2909
徒歩約8分
15:40 十和田湖マリンブルー
湖の美景と名物アップルパイでひと休み
遊覧船の後は湖畔のカフェで一息。青森県と秋田県の県境にあり、「手作りアップルパイ」が評判です。フィリングのリンゴには「ふじ」をメインに県産の厳選したものを使用。大きめにカットしたリンゴがたっぷり入ったパイは、シナモンを使っていないのでリンゴ本来の甘味や酸味を楽しめます。素材選びや焼き方など試行錯誤を経て生まれたアップルパイは、今や十和田湖の名物として定着。イートインのほかテイクアウトも可能です。
他、リンゴのシロップとレモン果汁を使った「手作りリンゴシャーベット」もおすすめ。天気がよければ、ぜひテラス席へ。抜群のロケーションで味わうリンゴスイーツは格別です。
- 十和田湖マリンブルー
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- http://marineblue.jp/cafe.html
- 秋田県鹿角郡小坂町十和田湖休平 MAP
- 4月下旬~11月上旬 8:00~18:00
- 無休
- 0176-75-3025
- 予約不可(テイクアウトの予約は可)
タクシーで約30分
17:00 渓流露天風呂
レジャーの後は露天風呂でリラックス
渓流を望む露天風呂は一日の疲れを癒すひととき。単純温泉のやわらかな湯に身をまかせれば、体も心も解きほぐされます。翌日早起きするなら朝風呂もおすすめ。朝もやが渓流を包み、せせらぎや野鳥のさえずりが響くなかで入浴を楽しめます。
18:30 フレンチレストラン「Sonore(ソノール)」
美景・美食・美酒が響き合う極上ディナー
ディナーは渓流沿いのテラスで食前酒とアミューズを楽しむ「アペリティフ」から。ダイニングでは洗練されたモダンフレンチが素材を生かしたメニューで次々登場。世界中から厳選した銘醸ワインも魅力で、料理とのマリアージュを堪能できます。
20:30 星空観賞会
満天の星に感動。季節の星空ウォッチング
空気が澄み渡り照明が少ないホテル周辺は、星の観賞に絶好のエリア。ホテルから徒歩5分の広場で開催される観賞会では、季節の星空をガイドが案内します。降り注ぐような満天の星の下、天の川や星座に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
3日目
08:30 渓流テラス
森と渓流がきらめく朝。五感で味わう朝食を
最終日の朝食は、昨晩アペリティフを楽しんだ渓流テラスで。リンゴの木箱をイメージして作られた特製ボックスを開くと、サンドイッチ、サラダ、フルーツなど彩り豊かな料理に思わず声が上がります。朝日で輝く渓流を眺め、ピクニック気分を味わえます。
09:00 苔さんぽ
神秘的な苔のミクロの世界へようこそ
約300種類の苔が自生する奥入瀬渓流。「苔さんぽ」は中流域の遊歩道約1kmをネイチャーガイドと苔を観察しながら歩きます。ルーペで見る苔は驚くほど個性豊か。霧吹きで水をかけると生き生きと葉を広げ、鮮やかな緑色に輝きます。
12:00 奥入瀬渓流ホテルをチェックアウト
徒歩約3分
12:05 石窯ピザ オルトラーナ
地場の恵みを乗せた本格ピザと採れたて野菜
苔さんぽから戻ったら、チェックアウトして荷物をフロント預かりに。向かったのはホテル近くの石窯ピザの人気店。高温の石窯で焼く本格ピザはクリスピーな生地とジューシーな具が絶妙で、ほのかな薪の香りも食欲をそそります。ピザは旬の野菜がたっぷりの「オルトラーナ」、青森の特産物を乗せた「長いもとにんにくのピザ」など多彩なラインナップ。注目はピザだけではありません。県内の農家から直接仕入れる野菜はみずみずしく、素材の風味や旨味を味わえます。
4月下旬から11月中旬はビュッフェ、他の時期はオーダー制で営業。ビュッフェではピザ、野菜、カレー、グラタン、ドリンクなどが楽しめます。
- 石窯ピザ オルトラーナ
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- http://ortolana.jp/
- 青森県十和田市奥瀬栃久保11-253 MAP
- 11:00~15:30(L.O.14:30)
- 年末年始
- ビュッフェは高校生以上1,820円、中学生1,600円、小学生880円、3歳以上480円、3歳未満無料(60分制)
- 0176-70-5955
徒歩約3分
13:00 西館「体験スペース」
「奥入瀬ランプ制作体験」で思い出を形に
ホテルに戻って参加したのは「奥入瀬ランプ制作体験」。ひょうたんに穴を開けてオリジナルのランプを作れます。デザインのモチーフは、苔さんぽで出会った個性あふれる苔たち。灯りをつければ、幻想的で温かみのある空間が広がります。
MAP
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