ご当地サポーター
【2024年版】北海道の桜は5月まで楽しめる!北海道4エリアのお花見名所13選

広い北海道はエリアによって気候が異なるため、桜の見頃や種類も様々です。寒さが厳しい北部や東部でたくましく咲くエゾヤマザクラやチシマザクラ、比較的暖かい南部や札幌周辺であでやかに花ひらくソメイヨシノ、春爛漫の5月半ばから見頃を迎えるヤエザクラ。ゆっくりと北上する桜前線を追いかけて、春の北海道を旅してみてはいかがでしょう。

「旭山動物園」に隣接する花見スポット

写真提供:旭川市公園緑地協会
写真提供:旭川市公園緑地協会

「旭山公園」は人気の「旭山動物園」の隣にあり、その名も「旭山」という丘の斜面に広がっています。園内には3,500本ものエゾヤマザクラがあり、特に公園の駐車場から中腹のあずまやにかけて、桜がたくさん植えられています。入り口からは、薄いピンクでふんわりと染まった山を見上げられ、ゆるやかな坂を少しのぼって振り返れば、桜越しに旭川の市街地を一望できるのも魅力です。
桜の見頃は例年5月上旬から中旬で、この時期に毎年「夜桜まつり」が開催されています。桜の開花から5月末までは、火の使用が許可されるため、バーベキューやジンギスカンを楽しむ人も多くなります。

【開花時期】例年4月下旬~5月上旬
【見頃】例年5月上旬~中旬
【桜の種類】エゾヤマザクラ

▼旭山公園夜桜まつり
日程:2024年5月1日(水)~5月6日(月•祝)19:00~21:00
備考:5月3日(金•祝)、4日(土•祝) 12:00~、ステージイベント開催
https://www.asahikawa-park.or.jp/info/2024/04/post-1302.html

ご当地サポーターコメント
桜が咲く頃はカタクリ、エゾエンゴサクなど春の野草も咲くので、頭上の桜と足下の野草を一緒に観賞できます。
旭山公園
  • URLhttp://www.asahikawa-park.or.jp/park/special/asahiyama.html
  • 住所北海道旭川市東旭川町倉沼 MAP
  • アクセスJR旭川駅から車で約20分
  • バスアクセスJR旭川駅から旭川電気軌道バス41・42・47系統「旭山動物園方面」行き乗車、「動物園正門」下車徒歩約15分
  • TEL0166-52-1934(旭川市公園緑地協会)、0166-36-6811(庭園受付)
  • 駐車場無料

旭川駅から徒歩圏内。観光がてら立ち寄れる気軽さも魅力

写真提供:旭川市公園緑地協会
写真提供:旭川市公園緑地協会

2016年に開園100周年を迎えた「常磐公園」は、旭川市内で一番古い公園で、「日本の都市公園100選」にも選ばれています。市街地からも近いため、旭川市内の観光がてら周れるのも魅力のひとつ。
園内では約200本のエゾヤマザクラが見られる他、「千鳥ヶ池」の周りではシダレザクラやエゾムラサキツツジの花が咲き、緑の芝生によく映えます。池の水面にシダレザクラが映し出される様子は、思わず目を見張る美しさ。また、池の上から周辺の桜をぐるりと眺められるボートも人気です。
4月終わり頃から白く大きなキタコブシの花が咲きはじめ、5月上旬から中旬にかけてエゾヤマザクラ、シダレザクラ、エゾムラサキツツジと続き、華やかなシーズンを迎えます。

【開花時期】例年4月下旬~5月上旬
【見頃】例年5月上旬~中旬
【桜の種類】エゾヤマザクラ、シダレザクラ、ソメイヨシノ

ご当地サポーターコメント
「中央図書館」や「旭川美術館」などと隣接した大きな公園です。園内の千鳥ヶ池でボートの上から見るシダレザクラは格別です!
常磐(ときわ)公園

自然あふれる公園で、エゾリスと一緒にお花見を

写真提供:旭川市公園緑地協会
写真提供:旭川市公園緑地協会

旭川市の中心部から南東に3kmの場所にある「神楽岡公園」も、100年以上の歴史を誇ります。自然の地形が活かされているのが特徴で、エゾリスやアカゲラなどの小動物や野鳥が暮らす林は散歩やピクニックに最適です。
園内にはエゾヤマザクラを中心に約200本の桜があり、お花見シーズンは5月上旬から中旬にかけて。緑の芝生に座って上空に広がる桜をのんびり眺めるのも素敵ですが、他の公園に比べると背の高い桜の木が多く、高い位置に花をつけるため、少し離れた場所から眺めるとより華やかな風景を楽しめます。

【開花時期】例年4月下旬~5月上旬
【見頃】例年5月上旬~中旬
【桜の種類】エゾヤマザクラ 他

ご当地サポーターコメント
起伏に富んだ丘陵地で、散策が楽しい公園です。エゾリスの可愛らしい姿に癒されます。
神楽岡(かぐらおか)公園
  • URLhttp://www.asahikawa-park.or.jp/park/synthesis/kagura.html
  • 住所北海道旭川市神楽岡公園 MAP
  • アクセスJR旭川駅から徒歩約20分
  • バスアクセスJR旭川駅から旭川電気軌道バス82系統「南高校行き」または84系統「ひじり野1の1行き」乗車、「上川神社前」下車徒歩約10分
  • TEL0166-52-1934(旭川市公園緑地協会)、0166-65-5553(緑のセンター)
  • 駐車場無料

残雪の山々を背景に美しく映える桜並木

写真提供:ふらの観光協会
写真提供:ふらの観光協会

富良野市にある「東大樹木園」は、東京大学が森林研究のために所有する施設。一般にも開放されており、エゾマツやカラマツ、ブナ、ポプラなどさまざまな樹木を見学できます。
園内でも桜の木は見られますが、お花見のスポットとしては樹木園の外側、国道38号線沿いに約500m続くエゾヤマザクラの600本の並木が有名です。道の両脇をピンクに彩る桜の木々と青い空、そして雪をいただいた山々の風景は北海道の春そのもの。撮影スポットとしても人気が高く、桜が見頃を迎える5月中旬頃には、ドライブがてらたくさんの人が訪れます。

【開花時期】例年4月下旬~5月上旬
【見頃】例年5月上旬~中旬
【桜の種類】エゾヤマザクラ

ご当地サポーターコメント
車を降りて、ゆっくりと散策路を歩くのもおすすめです。
東大樹木園そばの桜並木

薄紅色の桜とカラフルなアートが華やかに融合

写真提供:モエレ沼公園
写真提供:モエレ沼公園

世界的アーティスト、イサム・ノグチが設計した、札幌市の郊外にある「モエレ沼公園」は、自然とアートが見事に調和する公園として多くの人に愛されています。
この時期のおすすめは「サクラの森」と呼ばれるエリア。イサム・ノグチがデザインした126基の遊具が置かれた7つの広場の周りを約2,000本もの桜の木が囲んでおり、4月下旬から5月上旬にかけてエゾヤマザクラ、それより少し小ぶりのカスミザクラ、チシマザクラ、フリルのような花びらが愛らしいヤエザクラと、順番に咲いていきます。桜のピンク色のグラデーションと青い空、そしてカラフルな遊具のコントラストが美しい、アーティスティックな空間です。

【開花時期】例年4月下旬~5月上旬
【見頃】例年5月上旬~中旬
【桜の種類】エゾヤマザクラ、カスミザクラ、チシマザクラ、ヤエザクラ

ご当地サポーターコメント
家族でお花見に行けば、子どもたちは見たこともない遊具に夢中になるはずです。
モエレ沼公園
  • URLhttps://moerenumapark.jp/
  • 住所北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 MAP
  • アクセスJR札幌駅から車で約30分
  • 営業時間7:00~22:00(園内各施設により異なる)
  • 定休日無し(園内各施設は定休日あり)
  • TEL011-790-1231
  • 駐車場無料
  • メモ一部改修工事を行っており、利用することができない箇所があります。

    ウインタースポーツ用品レンタル
    期間:2025年1月5日(日)〜3月2日(日)※月曜休業(祝日の場合は火曜)
    時間:10:00~16:00(最終返却時間)
    貸出場所:ガラスのピラミッド1F ショップ ※身分証明書を提示

札幌市民の憩いの場で、桜とジンギスカンを満喫

写真提供:円山公園
写真提供:円山公園

札幌市の桜の名所として知られるのが、広大な敷地には球場や競技場などを有する「円山公園」です。公園管理事務所周辺や「坂下野球場」があるエリアには、約150本のエゾヤマザクラをはじめソメイヨシノやヤエザクラ、シダレザクラなどがあり、隣り合う「北海道神宮」の境内でもお花見が楽しめることから、多くの人で賑わいます。
桜がほころぶのは、ちょうどG.W.あたり。まずエゾヤマザクラが咲き、その後ソメイヨシノなどその他の桜が咲いていきます。また、桜の開花に合わせて園内での火の使用が許可されるため、ジンギスカン・パーティーの輪も見られます。

【開花時期】例年4月下旬~5月上旬
【見頃】例年5月上旬~中旬
【桜の種類】エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラ

ご当地サポーターコメント
お花見時期には賑やかなので、大勢でワイワイするにはうってつけです!
円山公園
  • URLhttp://maruyamapark.jp/
  • 住所北海道札幌市中央区宮ヶ丘他 MAP
  • アクセス地下鉄東西線円山公園駅から徒歩約5分
  • バスアクセス地下鉄東西線「円山公園駅」からJRバス乗車、「動物園前」「総合グラウンド前」「円山西町2丁目」下車すぐ他
  • TEL011-621-0453
  • 駐車場無し

フォトジェニックな絶景に出合える都会のオアシス

これぞ札幌の春と呼びたい、「豊平館」と桜のコラボレーション
これぞ札幌の春と呼びたい、「豊平館」と桜のコラボレーション

北海道最大の繁華街・すすきのの南端にあり、都心部からも歩いて行ける都会の公園。水辺を彩る木々の緑、野鳥のさえずりが都会の喧騒を忘れさせる、札幌市民の憩いの庭です。明治天皇の行在所「豊平館」、江戸時代初期の茶室「八窓庵」など国の重要文化財もあり、札幌観光の人気スポットでもあります。
4月下旬になるとエゾヤマザクラなど約400本の桜が見頃を迎え、園内はあでやかな濃淡のピンク色に包まれます。公園北口から園内へ伸びる桜並木、レトロモダンな豊平館とヤエザクラのコラボレーションなど、のんびりと散策しながら楽しめるスポットがいろいろ。八窓庵に隣接する日本庭園のシダレザクラは、ぜひカメラに収めたい絶景です。

【開花時期】例年4月下旬〜5月上旬
【見頃】例年4月下旬〜5月上旬
【桜の種類】エゾヤマザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ヤエザクラ、チシマザクラ

ご当地サポーターコメント
中島公園に隣接する「札幌護國神社」は、西南の役で戦病没した屯田兵の霊を祀る神社。厳かな雰囲気の境内に咲く桜も見応えがあります。境内社の「多賀神社」も、縁結びや延命長寿のご利益があると人気です。
中島公園
  • URLhttps://www.sapporo-park.or.jp/nakajima/
  • 住所北海道札幌市中央区中島公園1 MAP
  • アクセス地下鉄南北線中島公園駅下車すぐ
  • 入場料無料 ※テニスコートは有料
  • TEL011-511-3924(中島公園管理事務所)
  • 駐車場無し(近隣の有料駐車場を利用)

眼下に望む小樽港と満開の桜が織りなす絶景

桜のトンネルの向こうに小樽の海が広がる「手宮緑化植物園」
桜のトンネルの向こうに小樽の海が広がる「手宮緑化植物園」

小樽市北部の小高い丘の上にあり、小樽港や市街地を一望できる総合公園。自然林としては北限といわれるクリ林や「手宮緑化植物園」があり、のんびりと散策する人々の姿も多く見られます。園内には約690本の桜が植えられ、5月上旬から中旬にかけて見頃のピークを迎えます。
傾斜のある地形によって様々な角度から表情豊かな桜が見られるのは、坂の町・小樽ならでは。公園駐車場から少し下った先のカーブは、眼下に小樽港が広がるビュースポットです。晴れた日には小樽の海と空のブルーに桜のピンクが鮮やかに映え、シャッターを切らずにはいられません。
手宮緑化植物園はツツジの名所としても知られ、5月中旬には早咲きのツツジとヤエザクラのコラボレーションが楽しめます。

【開花時期】例年4月下旬〜5月中旬
【見頃】例年5月上旬〜中旬
【桜の種類】エゾヤマザクラ、ソメイヨシノなど

ご当地サポーターコメント
2024年3月25日、小樽運河の近くに新たな観光施設「小樽国際インフォメーションセンター」がオープン。1階には売店「ポートマルシェotarue」があります。お土産選びや休憩がてら、お花見の帰りにぜひ立ち寄ってみてください。
手宮 公園
  • URLhttps://www.city.otaru.lg.jp/docs/2020111600690/
  • 住所北海道小樽市手宮2丁目5 MAP
  • アクセスJR小樽駅から車で約7分
    JR小樽駅からバス乗車、「手宮」下車徒歩約10分
  • 営業時間手宮緑化植物園 9:00〜17:00
  • 定休日手宮緑化植物園 11月1日〜4月中旬
  • TEL0134-32-4111(小樽市建設事業室公園緑地課)
  • 駐車場無料

北海道随一の歴史を誇る花の寺で、情趣あふれるお花見を

有珠山の噴火被害を免れた本堂の茅葺屋根と桜の古木が和の情趣を奏でる
有珠山の噴火被害を免れた本堂の茅葺屋根と桜の古木が和の情趣を奏でる

1200年余りの歴史を持つ、北海道最古の由緒ある寺院。季節ごとに桜やツツジ、ボタン、アジサイなどが境内を彩る「花の寺」として知られています。境内の裏手に広がる丘は自然公園につながっており、春には種類豊富な1,000本近くの桜が次々に開花し、長期間にわたって花見が楽しめると人気です。
趣のある本堂の茅葺屋根と、樹齢200年を超える桜の古木のコントラストは風情たっぷり。中でも有名な「石割桜」は、巨大な岩を割って根を張り枝を広げるたくましい姿が心をとらえてやみません。丘の斜面に散在する有珠山の大きな噴石と桜の花、自然公園内駐車場近くの桜のトンネルやシダレザクラなど、写真映えするスポットも満載です。

【開花時期】例年4月下旬〜5月中旬
【見頃】例年5月上旬
【桜の種類】ヤマザクラ、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラなど

ご当地サポーターコメント
毎年5月初旬に、有珠善光寺と市民有志による「さくら祭り」が開催されます。たくさんのキッチンカーやテントが出店し、地元のグルメが楽しめます。詳しくは有珠善光寺のウェブサイトやSNSでご確認ください。
有珠善光寺
  • URLhttps://www.usu-zenkoji.jp/
  • 住所北海道伊達市有珠町124 MAP
  • アクセスJR有珠駅から車で約4分
    JR有珠駅から徒歩約20分
  • 営業時間善光寺自然公園 9:00~17:00(4月中旬~10月下旬)
    善光寺宝物館 9:00~17:00(要予約)
  • 定休日無休 ※都合により閉園の場合あり
  • 入場料善光寺宝物館 大人500円、高校生以下400円
  • TEL0142-25-2722(NPO法人だて観光協会)
  • 駐車場無料(バス1台につき1000円)

坂の町・室蘭で大切に守られてきた桜のトンネル

地域住民の方々が全国から苗木を集め、長年にわたり手塩にかけて育てた桜並木
地域住民の方々が全国から苗木を集め、長年にわたり手塩にかけて育てた桜並木

北海道の南西部に位置する室蘭市。アイヌ語の「モ・ルエラニ(小さな・下り路)」に由来する名の通り、とても坂道が多い町です。
室蘭きっての桜の名所「母恋富士下の桜並木」があるのは、JR室蘭本線の終点・室蘭駅のひとつ手前の母恋駅にほど近い住宅街。約29種類・130本余りの桜が、ゆるやかな坂道を包み込むように咲きます。その中には、宮城県塩釜市の「鹽竃(しおがま)神社」に3年がかりで許可を得て移植された国の天然記念物「シオガマザクラ」などの珍しい桜も。開花時には行灯がともされ、幻想的な夜桜の風景が広がります。周辺は住宅街なので駐車場はありません。住民の方々に配慮しながらお花見をお楽しみください。

【開花時期】例年5月上旬〜6月上旬
【見頃】例年5月上旬~中旬
【桜の種類】ソメイヨシノ、カンザンなど約29種類

ご当地サポーターコメント
母恋駅名物といえば、ホッキ貝の炊き込みご飯のおにぎりが主役の「母恋めし」。ご家族で手作りしているため販売数が少なく、「幻の駅弁」と言われています。見つけたらぜひ手に入れてくださいね!
母恋富士下の桜並木

北海道唯一の城下町で1万本の開花リレーを堪能

品種改良などで生まれた松前育成品種は80種類以上。ここでしか見られない品種も多数
品種改良などで生まれた松前育成品種は80種類以上。ここでしか見られない品種も多数

北海道の南端に位置する松前町は日本最北の城下町。北海道唯一の日本式城郭である「福山城(松前城)」は1960(昭和35)年に天守閣が再建され、北海道では珍しい江戸情緒あふれる風景を見せてくれます。
松前城がある「松前公園」は、約250種・1万本の桜がある道内屈指の桜の名所。約8割がヤエザクラで、色も形も様々な桜が早咲き、中咲き、遅咲きと約1カ月にわたって開花リレーを繰り広げます。また、公園付近には樹齢300年以上と言われる光善寺の「血脈(けちみゃく)桜」、龍雲院の「蝦夷霞(えぞかすみ)桜」、天神坂門の「夫婦桜」からなる「三大名木」もあり、見どころは多彩。函館市内から車で約2時間ほどかかりますが、足を運ぶ価値は十分です。

▼松前さくらまつり
日時:2024年4月20日(土)~5月6日(月・休)
場所: 松前公園

【開花時期】例年4月中旬〜5月下旬
【見頃】例年5月初旬
【桜の種類】染井吉野、南殿、糸括など

ご当地サポーターコメント
「松前さくらまつり」では桜専用LEDによるライトアップが行われ、ゴールデンウィーク期間中は伝統芸能「松前神楽」や神輿渡御、桜の観察会などが開催され、町じゅうが大いに盛り上がります。
松前公園
  • URLhttps://www.hakobura.jp/spots/359
  • 住所北海道松前郡松前町字松城 MAP
  • アクセスJR木古内駅から車で約80分
    JR木古内駅からバス乗車、「松城」下車徒歩約10分
    函館市内から車で約2時間
  • 営業時間松前城資料館・松前藩屋敷 9:00~17:00
  • 定休日施設により異なる
  • 入場料松前城資料館・松前藩屋敷は有料
  • TEL0139-42-2275(松前町商工観光課)
  • 駐車場無料(松前さくらまつり中は有料)

ピンク色に縁取られた星型は唯一無二の絶景

満開の桜に染め上げられた五稜郭は、まさに「兵(つわもの)どもが夢のあと」
満開の桜に染め上げられた五稜郭は、まさに「兵(つわもの)どもが夢のあと」

幕末から明治へ、激動の時代の舞台となった「五稜郭」。大正期に公園として整備され、今や函館を代表する観光名所になっています。春にはソメイヨシノを中心に約1500本の桜が花を咲かせ、大勢の花見客で賑わいます。
五稜郭に隣接する「五稜郭タワー」はぜひ訪れたいビューポイント。高さ90m、360°ガラス張りの展望台から、星型のお堀が一面の桜にくっきりと縁取られる絶景が堪能できます。お堀沿いの遊歩道を散策したり、手漕ぎボートで水上散歩を楽しんだり、様々な角度から桜を眺めるのもおすすめ。見頃が過ぎて散った花びらがお堀の水面に浮かぶ風景も素敵です。4月下旬〜5月上旬の花見期間中は日が暮れると提灯でライトアップされた夜桜が目を楽しませ、桜三昧の一日を過ごせます。

【開花時期】例年4月下旬〜5月上旬
【見頃】例年4月下旬
【桜の種類】ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラ

ご当地サポーターコメント
花見期間中は園内で火気の使用が可能になり、北海道でおなじみの「花見ジンギスカン」が楽しめます。食材から鍋、コンロ、食器がセットになったジンギスカンセット(花見期間限定・4/1より要予約)もあるので旅行中の方も手軽に道産子気分を味わえますよ!
五稜郭公園
  • URLhttps://www.hakobura.jp/spots/355
  • 住所北海道函館市五稜郭町44 MAP
  • アクセスJR函館駅前から市電乗車、「五稜郭公園前」下車徒歩約10分
  • 営業時間郭内(堀の内側)4~10月 5:00~19:00、11~3月 5:00~18:00
    五稜郭タワー 9:00~18:00(展望台入場は17:50まで)
  • 定休日無し
  • 入場料五稜郭タワー 大人1,000円、中・高校生750円、小学生500円
  • TEL0138-31-5505(管理事務所)
    0138-51-4785(五稜郭タワー)
  • 駐車場無し(近隣の有料駐車場を利用)
  • メモライトアップの日程は要確認
    ジンギスカンセットの予約・問合わせ:090-6694-7500(㈱サンフレッシュサービス)

桜の向こうに津軽海峡を望む、函館市民の憩いの庭

レトロな遊具がほのぼの楽しいミニ遊園地「こどものくに」は子どもたちに大人気
レトロな遊具がほのぼの楽しいミニ遊園地「こどものくに」は子どもたちに大人気

函館山の麓にある、ソメイヨシノを中心に約360本の桜が咲く公園。園内には明治期に開館した「旧函館博物館1号」の建物が保存されており、エキゾチックな洋館と淡いピンクの桜が美しいコントラストを描きます。起伏がある地形のため、変化に富んだ視点から写真撮影できるのも魅力。園内にある明治山に登ると、桜が咲き誇る公園全体から立待岬(たちまちみさき)や津軽海峡まで一望でき、良く晴れた日には津軽半島まで見ることができます。
花見期間中は露店の出店と夜間電飾が行われ、バーベキューや夜桜を楽しむ人々で賑わいます。日本現役最古の観覧車があるミニ遊園地、ミニチュアホースやクジャク、ウサギなどがいるミニ動物園もあり、小さな子ども連れのお花見にもおすすめです。

【開花時期】例年4月下旬~5月上旬
【見頃】例年4月下旬~5月上旬
【桜の種類】ソメイヨシノ、エゾヤマザクラ、オオシマザクラ、カンザンなど

ご当地サポーターコメント
函館公園は函館山ロープウェイのすぐ近く。異国情緒あふれる函館ハリストス正教会やカトリック元町教会などの教会群も徒歩圏にあり、函館の旅を満喫できます。
函館公園
  • URLhttps://www.hakobura.jp/spots/356
  • 住所北海道函館市青柳町17 MAP
  • アクセスJR函館駅前から市電乗車、「青柳町」下車徒歩約3分
  • 営業時間常時 園内施設はそれぞれ異なる
  • 定休日無し 園内施設はそれぞれ異なる
  • 入場料「こどものくに」遊具利用は有料
  • TEL0138-22-6789(西部公園事務所)
  • 駐車場障がい者用のみ4台
※掲載の内容は、記事更新日時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。