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札幌のおすすめ子ども連れ観光スポット7選

夏は緑の中を駆け回り、冬は雪遊びを楽しめる自然豊かな札幌には、子どもが楽しめる観光スポットが盛りだくさん。動物と触れ合える動物園や芸術に触れながら遊具を楽しめる公園、街の中心部近くで思いっきり体を動かせるスポットなど、大人も子どもも楽しめるスポットを7つ厳選しました。色々な体験ができるだけではなく、ベビーカーの貸し出しといった、子ども連れにうれしいサービスを利用すれば、滞在先でも快適に過ごせます。家族みんなの思い出に残る体験をしてみてはいかがでしょうか。

札幌の街中で生き物の暮らしをのぞく

キタイワトビペンギンには、それぞれ「サッポロ」や「オタル」など北海道の市町村の名前が付けられている
キタイワトビペンギンには、それぞれ「サッポロ」や「オタル」など北海道の市町村の名前が付けられている

街の中心地にある「札幌狸小路商店街」に面した都市型水族館。フロアごとのコンセプトに沿って空間がつくられており、ペンギンやクラゲなどの展示の他、シャチやクジラのデジタルアート展示、バックヤードの公開などがあります。館内全体の照明は時間帯によって明るさが変化。館内に時間の流れをつくりだすことで、自然な生活サイクルがうまれ、生物たちの自然な姿を見ることができます。

また、館内には座る場所が各所に設置されていて、どこでも飲食可能。順路もないため、休みを挟みつつ、興味の赴くまま生き物の観察に没頭できます。

子どもに寄り添った展示空間やワークショップ体験

5階にあるLIBRARY AQUARIUMの「観察と発見の部屋」では、水槽と生物にまつわる本を展示
5階にあるLIBRARY AQUARIUMの「観察と発見の部屋」では、水槽と生物にまつわる本を展示

毎日開催されている子ども向けの体験プログラムもおすすめです。時期によって内容は異なりますが、貼り絵や塗り絵など生物をテーマにした工作が楽しめます。予約不要なので、来館した際はぜひ体験してみましょう(別途、参加料金が必要)。

また、5階のLIBRARY AQUARIUM内では、小さな子どもでも展示が見えやすいように踏み台を取り入れている他、おむつ交換台3台や授乳室2部屋、キッズスペースも完備。子ども連れにやさしい設備が充実しています。

ご当地サポーターコメント
アクセス抜群の好立地にあり、子ども連れでも気軽に足を運ぶことができます。水槽を眺めながら、館内のベーカリーで買ったパンを食べて過ごすのもおすすめです。
AOAO SAPPORO
  • URLhttps://aoao-sapporo.blue/
  • 住所北海道札幌市中央区南2条西3丁目20 moyuk SAPPORO 4階〜6階 MAP
  • アクセスJR札幌駅から車で約7分
    JR札幌駅/札幌市営地下鉄さっぽろ駅から徒歩約20分
    札幌市営地下鉄大通駅から徒歩約3分
    札幌市電「狸小路」停留場から 徒歩すぐ
  • 営業時間10:00 〜 22:00(最終入館 21:00)※季節によって変更する場合あり
  • 定休日無し
    ※施設メンテナンス等により臨時休館する場合があります
  • 入場料大人(高校生以上)2,200円、子ども(小中学生)1,100円、幼児(3歳以上)200円
    ※入館料金は時期により異なります
  • TEL011-212-1316(10:00〜18:00)
  • 駐車場無し

大好きな動物に間近でご挨拶

動物の見せ方を工夫した展示に大興奮
動物の見せ方を工夫した展示に大興奮

札幌市内にありながらも、ゆったり楽しめる広い敷地と工夫を凝らした施設が人気の「札幌市円山動物園」。動物の種類や、動物の暮らす地域ごとに分かれた動物舎には、子どもが喜ぶ仕掛けがあちこちに施されています。
様々な角度からホッキョクグマを観察できる「ホッキョクグマ館」と、4頭のゾウがいきいきと暮らす「ゾウ舎」が特に人気のあるスポット。動物を全部見て回ることを目的にするのではなく、興味を持った動物をじっくり見る楽しみ方がおすすめです。

「こども動物園」で動物たちに触れてみよう

もこもこの羊毛の感触を確かめてみて
もこもこの羊毛の感触を確かめてみて

動物が放し飼いになっている「こども動物園」は、小さな子どもにも大人気のエリア。歩き回るヒツジに触れたり、よちよちと歩くアヒルと一緒にお散歩できたりする、動物園ならではの体験が待っています(動物の体調等により外に出ていない場合もあり)。
園内ではベビーカーの貸し出し(有料)を行っている他、ベビーシートや授乳室も用意されており、赤ちゃん連れでも安心です。さる山に面した「展望レストハウス」には、休憩スペースや子どもたちが遊んで学べるコーナーも充実しています。

ご当地サポーターコメント
動物を見るだけではなく、園内には遊具やグルメを満喫できるスポットが点在しています。いつも多くの子どもたちでにぎわう遊具広場「まるっぱ」(冬季は閉鎖)にもぜひ立ち寄ってみてください。
札幌市円山動物園
  • URLhttps://www.city.sapporo.jp/zoo/index.html
  • 住所北海道札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 MAP
  • アクセス地下鉄円山公園駅から徒歩約15分
  • 営業時間3~10月9:30~16:30(最終入園16:00)
    11~2月9:30~16:00(最終入園15:30)
  • 入場料大人800円、高校生400円、中学生以下無料 (HPで要確認)
  • TEL011-621-1426
  • 駐車場有料

美しい公園のアートに囲まれ、心も体もリフレッシュ

札幌市内とは思えない開放感を楽しんで(©︎モエレ沼公園)
札幌市内とは思えない開放感を楽しんで(©︎モエレ沼公園)

彫刻家のイサム・ノグチによって公園全体がデザインされた「モエレ沼公園」は、自然とアートが融合した美しい景観が特徴です。敷地面積が広いため、夏場はレンタサイクルを借りるのがおすすめ。乳幼児用のバスケットが付いたものや、子ども用自転車も用意されており、家族みんなでサイクリングする姿も多く見かけます。
最大25mまで噴き上がる大迫力の水の彫刻「海の噴水」や、浅瀬の水遊びスポット「モエレビーチ」は暑い時期に涼むのにもぴったり。水遊びの準備をして訪れることをおすすめします。

北海道ならではの冬の遊びも充実

一面の雪景色に囲まれて外遊び(©︎モエレ沼公園)
一面の雪景色に囲まれて外遊び(©︎モエレ沼公園)

公園を一望できる高さ52mのモエレ山には、冬にはそり遊びエリアが登場します。そりやスノーシューなどの貸出(有料)もあるので、手ぶらで訪れても大丈夫。高台から望む、雪に覆われた札幌の街並みはとても美しいので、坂道にひるまず大人も一緒に登ってみてください。
園内には歩くスキーコースが作られ、雪遊びデビューやウィンタースポーツを楽しむ場所としても人気があります。広くて人が密集しにくいので、雪遊び中の写真を撮影するのにもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
公園の象徴でもある「ガラスのピラミッド」は休憩場所にもぴったり。無料でベビーカーを借りれば、移動も楽々。テイクアウトショップ(夏季のみ営業)の軽食でピクニックを楽しむのも爽快です。
モエレ沼公園
  • URLhttps://moerenumapark.jp/
  • 住所北海道札幌市東区モエレ沼公園1-1 MAP
  • アクセスJR札幌駅から車で約30分
  • 営業時間7:00~22:00(園内各施設により異なる)
  • 定休日無し(園内各施設は定休日あり)
  • TEL011-790-1231
  • 駐車場無料
  • メモウインタースポーツ用品レンタル
    期間:2025年1月5日(日)〜3月2日(日)※月曜休業(祝日の場合は火曜)
    時間:10:00~16:00(最終返却時間)
    貸出場所:ガラスのピラミッド1F ショップ ※身分証明書を提示

子どもの年齢に応じた、多彩なアクティビティ

マウンテンバイクもレンタルOK、手ぶらで訪れても楽しめるものばかり
マウンテンバイクもレンタルOK、手ぶらで訪れても楽しめるものばかり

一年中にぎわう「さっぽろばんけいスキー場」は、サマーシーズンのアクティビティが豊富。中でもキャンプ場や手ぶらバーベキュー、釣り堀、ジップラインは、特にファミリー層から人気があるそうです。
本格的なマウンテンバイクのコースは、自転車に乗ることができれば、初めてでも利用が可能です。平坦な道路とはひと味違う、迫力のあるコースに挑戦してみてはいかがでしょうか。
思い切り遊んだ後に食べる、ばんけいオリジナルのソフトクリームは格別です。

札幌駅から車で約20分、短い移動時間でスキー体験

雪遊びデビューにもぴったりのエリアが子ども連れに大人気
雪遊びデビューにもぴったりのエリアが子ども連れに大人気

冬のスキー場では、便利なレンタルを活用してみましょう。スキーウェアを持っていなくても気軽に遊べる上、荷物が少なく済むので、子ども連れの移動がしやすくなります。レンタルウェアは90cm、ブーツは15cmからそれぞれレンタルが可能です(手袋・帽子はレンタル取り扱い無し)。
スキーはまだ難しい2~3歳の小さな子どもでも、ソリ遊びやスノーストライダーが楽しめる「わくわくスノーランド」(有料)で、思う存分雪遊びを楽しめます。

ご当地サポーターコメント
中心部から一番近いスキー場なので、思い立ったらすぐに行けるのがとても便利。子どもとアウトドアを楽しみたい人には、イチオシのスポットです。
さっぽろばんけいスキー場
  • URLhttps://www.bankei.co.jp/
  • 住所北海道札幌市中央区盤渓410 MAP
  • アクセスJR札幌駅から車で約20分
  • 営業時間施設ごとに異なる。HPで要確認
  • 入場料わくわくスノーランド大人1人+中学生以下1人の親子ペア料金 1,400円
  • TEL011-641-0071
  • 駐車場無料

札幌中心部とは思えない、開放感たっぷりの公園

アートな滑り台「ブラック・スライドマントラ」は彫刻家イサム・ノグチの作品
アートな滑り台「ブラック・スライドマントラ」は彫刻家イサム・ノグチの作品

札幌市の中心部、大通と札幌駅の間にある「大通公園」は、全長約1.5kmにわたる細長い形をした公園です。ビルに囲まれながらも、公園内には噴水や花壇、ベンチが点在しており、憩いの場として地元の方にも愛されています。
大きなプレイスロープ(滑り台)や、遊水路といった遊具がある西9丁目付近は、特に子ども連れで訪れる方が多いスポット。街中でものびのびと遊べて、買い物や移動で疲れた時など、休憩するのにぴったりの場所です。

大きな公園が季節のイベント会場に変身

毎年大人気の巨大雪像は迫力満点
毎年大人気の巨大雪像は迫力満点

札幌の季節のイベント開催時には、大通公園が会場となって街全体が盛り上がります。
春の「さっぽろライラックまつり」や「YOSAKOIソーラン祭」、秋の「オータムフェスト」など、子どもも大人も楽しめるものばかりです。例年2月上旬に開催される「さっぽろ雪まつり」には、氷の滑り台やスケートリンクが登場し、家族連れでにぎわいます。
旅先で雪や氷に触れて遊ぶ体験は、新たな発見や興味を引き出してくれるはず。テレビ塔や地下街へのアクセスがよいので、雪遊び後に暖をとりたい時にも便利です。

ご当地サポーターコメント
公園の周りには、大型の商業施設や名物グルメのお店が盛りだくさん。暖かい季節は食事やおやつをテイクアウトして、ふかふかの芝生でゆっくりピクニックしてみてはいかがでしょうか。
大通公園
  • URLhttps://odori-park.jp/
  • 住所北海道札幌市中央区大通西1丁目~12丁目 MAP
  • アクセス地下鉄大通駅または西11丁目駅下車すぐ
  • TEL011-251-0438(大通公園管理事務所)

赤ちゃんから遊べる充実の屋内遊具

屋内だから雨でも安心。遊具の中を探検してみよう
屋内だから雨でも安心。遊具の中を探検してみよう

スポーツの試合会場として有名な「大和ハウス プレミストドーム」は、散歩できるほど敷地が広く、施設内には巨大な遊具で思い切り体を動かして遊べるスペースがあります。
キッズパークは、3歳から小学4年生程度の子どもを対象とする大型複合遊具。「スポーツ」と「ファンタジー」がテーマとなっており、くぐったりよじ登ったり、秘密基地のようなワクワクする仕掛けが満載です。
2歳以下の子どもは、併設されている「ベビーコーナー」へどうぞ(※試合観戦チケットが必要な場合あり。HPで要確認)。

ドームツアーで普段見ることのできない裏側をのぞいてみて

憧れの選手に一歩近づいた気分が味わえるかも
憧れの選手に一歩近づいた気分が味わえるかも

札幌ドームの裏側を見学できるドームツアーは、ロッカールームやブルペンなど、普段スポーツ選手が使用している場所を見られるとあって大人気。大人はもちろん、選手に憧れる子やスポーツ好きな子は大興奮すること請け合いです。
また、国内唯一のドーム展望台は、53mの高さから壮大なアリーナの全景を見下ろせます。アリーナと反対側に広がるのは、札幌市街や手稲山、夕張岳まで見渡せる大パノラマ。まるで空中に浮いているかのような気分が味わえる、おすすめのスポットです。

ご当地サポーターコメント
無料で遊べる屋内遊具でここまで大規模な場所は、札幌市内でもなかなかありません。子ども用トイレや授乳室も完備していて、保護者も快適に過ごせます。
大和ハウス プレミストドーム
  • URLhttps://www.sapporo-dome.co.jp/
  • 住所北海道札幌市豊平区羊ケ丘1番地 MAP
  • アクセス地下鉄福住駅から徒歩約10分
  • 営業時間HPで要確認
  • 入場料展望台(高校生以上520円、小中学生320円、未就学児無料)
    ドームツアー(高校生以上1,050円、小・中学生、4歳~就学前 550円)
  • TEL011-850-1000
  • 駐車場有料

おもちゃ箱のようなお菓子のテーマパーク

お菓子作りは親子で一緒に体験するのも楽しい
お菓子作りは親子で一緒に体験するのも楽しい

北海道のお土産としても有名な「白い恋人」の工場見学や、お菓子作り体験ができる「白い恋人パーク」は、札幌市内でも有数の観光スポットです。「スイーツワークショップ・ドリームキッチン」では、クッキーへのお絵かきといった、小さい子どもでも挑戦しやすいコースも用意されています。
他にも、敷地内には実際に中に入ることのできる2階建てバスや、時計塔が一望できる記念撮影スポットなどの見どころが盛りだくさん。ゆっくりと見て回りたいなら、時間に余裕がある日に訪問しましょう。

どこを撮ってもフォトジェニックなかわいい街並み

子どもサイズの建物は中に入ることも可能
子どもサイズの建物は中に入ることも可能

パークに入館した際は、小さなお店やおうちが立ち並ぶ子どもの街「ガリバータウン・ポッケ」に立ち寄るのがおすすめです。入館料を支払っていれば、追加料金なしでリアルなおままごとやゲームが楽しめます(冬季は休業)。小さな建物では、それぞれ本物のお店のような商品やおもちゃで遊べる他、お姫様をはじめお好みの衣装に着替えるなど、遊び方は自由自在。
授乳室やベビーカーの無料レンタルなど、乳幼児連れの方に便利なサービスも豊富で、家族みんなが快適に過ごせるスポットです。

ご当地サポーターコメント
敷地内にはスイーツからレストランまで、子どもと一緒に味わえるグルメが充実しています。一部子ども用の椅子やメニューがあるお店もあるので、HPで営業状況を確認して活用してみてください。
白い恋人パーク
  • URLhttps://www.shiroikoibitopark.jp/
  • 住所北海道札幌市西区宮の沢2条2丁目11-36 MAP
  • アクセス地下鉄宮の沢駅から徒歩約7分
  • バスアクセスJR札幌駅前からバス乗車、「西町北20丁目」下車徒歩約7分
  • 営業時間10:00~17:00(変更の場合あり、HPで要確認)
  • 定休日HPで要確認
  • 入場料入館料金 一般大人800円、4歳から中学生400円、3歳以下無料
  • TEL011-666-1481
  • 駐車場有料
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