ご当地サポーター
仙台・秋保エリアで子連れにおすすめの体験型観光スポット5選

自然も文化も楽しめる仙台・秋保(あきう)エリアには、子連れで楽しめるスポットも充実しています。水族館や動物園、遊園地、美術館、天文台など、生き物とのふれあいや体験型の展示、ものづくりが楽しめる工房など、五感を使って学びながら遊べる場所が揃っています。子どもの好奇心をくすぐることはもちろん、大人にとっても新たな発見やときめきが待っています。家族みんなで充実した一日が過ごせる場所をご紹介します。

海の生きものの生態と生育環境を体感できる水族館

「うみの杜ビーチ – PENGUIN LIFE - 」で過ごすケープペンギンたち
「うみの杜ビーチ – PENGUIN LIFE - 」で過ごすケープペンギンたち

約300種・5万点の生きものを展示する、東北最大級を誇る水族館。生きものたちの生息環境を再現した展示が魅力で、三陸の海を再現した大水槽は、太陽光がそのまま降り注ぐ構造となっており、生きものたち本来の色鮮やかな姿を楽しめます。ケープペンギンが多く生息する南アフリカのボルダーズビーチを再現した「うみの杜ビーチ – PENGUIN LIFE –」では、ペンギンたちの泳ぐ姿や巣作り・子育ての様子まで、様々な行動を観察できます。

楽しみながら学べる子ども向けのコーナーも人気

子どもたちに人気のアマモリウムのコーナー
子どもたちに人気のアマモリウムのコーナー

1階「アマモ うみの揺りかご」のエリアでは、浅い海に生える海草の一種・アマモの生態系について学べます。多くの生きものが集まるアマモはまさに「海のゆりかご」のような存在。魚の産卵や幼魚が育つ環境として重要な役割を果たしています。
また同エリアでは、自分が描いたオリジナルの魚のぬりえがスクリーンの水槽に映し出されて泳ぎ出す「お絵描きアマモリウム」が子どもたちに好評です。1階では、豊かな日本の海のさまざまな姿を紹介しており、2階では世界の多種多様な生きものを展示しています。

ご当地サポーターコメント
館内には、三陸の海の幸をはじめ、県内産食材を使った軽食メニューが味わえるフードコートがあり、小休憩におすすめです。また、ベビーカーの無料貸し出しや、授乳室も館内に2カ所備えており、小さなお子さま連れでも安心です。
仙台うみの杜水族館
  • URLhttps://www.uminomori.jp/umino/index.html
  • 住所宮城県仙台市宮城野区中野4丁目6番地 MAP
  • アクセスJR中野栄駅より徒歩約15分
    JR仙台駅より車で約25分
  • バスアクセスJR中野栄駅からミヤコーバス乗車、「仙台うみの杜水族館」下車すぐ
  • 営業時間9:00~17:30(最終入館は17:00)※季節により営業時間が異なる
  • 定休日大人2,400円、中・高校生1,700円、小学生1,200円、幼児(4歳以上)700円、シニア(65歳以上)1,800円、4歳未満無料
  • 入場料無休
  • TEL022-355-2222
  • 駐車場無料

親子で訪れたい東北エリア最大級の動物園

迫力満点のアフリカゾウやライオンを見ることができる
迫力満点のアフリカゾウやライオンを見ることができる

2025年に開園60年を迎える東北エリア最大級の動物園。アフリカゾウ、キリン、ホッキョクグマといった迫力満点の動物や、国内でも数園でしか見ることができないスマトラトラと出合えます。
小休憩には、レストラン「グーグーテラス」や「森の食堂」がおすすめ。離乳食用の電子レンジやキッズメニューも用意されており、家族での食事も安心です。
グーグーテラスでは、「しろくまプレート」や「ぞうさんキッズカレー」をはじめ、見た目にもこだわった動物園ならではのメニューが揃います。

家族みんなで楽しめる体験イベントが充実

群れで生活するニホンザルたち。「ニホンザルのおやつ」は1カップ100円
群れで生活するニホンザルたち。「ニホンザルのおやつ」は1カップ100円

人気は、毎日実施している「えさやり・ふれあい体験」。アフリカゾウやモルモットの「えさやり体験」は定員になり次第受付け終了、ヤギやヒツジとの「ふれあい体験」は整理券方式です。
毎週土曜(4~11月)に開催する「飼育員による動物のおはなし」では、スタンプラリーを実施しています。スタンプの数に応じて、景品をもらえます。
夜間開園イベント「ナイトズージアム」は、ライトアップされた園内で、夜の動物たちの様子を間近で観察できます。イベントの開催日や内容についてはウェブサイトを確認しましょう。

ご当地サポーターコメント
ふれあい体験を希望する場合は、入園してすぐに整理券をゲットしておくのがおすすめです。園内ではベビーカーの貸出(有料)を行っている他、7カ所のトイレにおむつ交換台を完備しているので、小さな子ども連れでも安心ですよ。
八木山動物公園フジサキの杜(仙台市八木山動物公園)
  • URLhttps://www.city.sendai.jp/zoo/index.html
  • 住所宮城県仙台市太白区八木山本町1-43 MAP
  • アクセスJR仙台駅より車で約16分
    地下鉄 八木山動物公園駅から徒歩約1分
  • 営業時間3月〜10月 9:00〜16:45(最終入園16:00)、11月〜2月9:00〜16:00(最終入園15:00)
  • 定休日水曜(祝日の場合は開園、翌木曜休園)、12月28日〜1月4日
  • 入場料大人480円、小・中学生120円、未就学児無料
  • TEL022-229-0631
  • 駐車場有料

レトロなアトラクションが人気の遊園地

1992年から愛され続けるクラシカルな雰囲気の「観覧車」
1992年から愛され続けるクラシカルな雰囲気の「観覧車」

1968年(昭和43年)の開業以来、仙台の地で多くの人に愛されてきた遊園地。ゆったり楽しめるメリーゴーランドから爽快感を味わえるジェットコースターまで、20種類以上のアトラクションが揃います。昔懐かしいレトロな雰囲気が人気で、上下に揺れるダックスフンドに乗って周回する「ダックス」や園内を見下ろしながら一周できるレール遊具「スカイジェット」などは、開園2年目から今日まで稼働し続けています。

レトロな乗り物と人気キャラクターショーを親子で楽しむ

日本で一番遅いジェットコースターとして知られる飛行機型の「エアロ5」
日本で一番遅いジェットコースターとして知られる飛行機型の「エアロ5」

2002年にとしまえんから譲渡された、回転しながら上下に動くゴンドラ「メガダンス」や、カラフルな気球でゆったりと空のレースを楽しめる「バルーンレース」など、小さな子どもでも楽しめるアトラクションも充実しています。
春・夏休みや大型連休などには、観覧車前の野外ステージでキャラクターショーを開催。戦隊シリーズをはじめ、子どもたちに人気のキャラクターたちが登場して盛り上がります。
また、園内には授乳室やおむつ交換スペース、靴を脱いでくつろげる休憩施設なども完備。小さな子ども連れでも安心して過ごせます。

ご当地サポーターコメント
丸1日楽しむなら、入園料と乗り物料金がセットになったフリーパスがおすすめです。雨の日には運休したり、濡れてしまったりするアトラクションもあるので注意してください。春に訪れると「スカイジェット」から美しい桜を満喫できますよ。
八木山ベニーランド
  • URLhttps://www.benyland.com/
  • 住所宮城県仙台市太白区長町越路19-1 MAP
  • アクセスJR仙台駅より車で約14分
    地下鉄 八木山動物公園駅から徒歩約5分
  • バスアクセスJR仙台駅から仙台市営バス「八木山動物公園駅」行き乗車約22分、「ベニーランド前」下車すぐ
  • 営業時間9:15〜16:45 ※11月〜12月は16:15まで ※年始営業は9:45〜15:45まで
  • 定休日夏季休園、秋季休園あり
  • 入場料小人500円、大人1,000円、シニア500円、2歳以下無料
  • TEL022-229-1603
  • 駐車場有料

実際に触れて宇宙を体感できる展示が充実

展示室は、地球、大気圏、太陽系、銀河系、大宇宙、天文学の歴史、GEN理の広場といったエリアに分かれている
展示室は、地球、大気圏、太陽系、銀河系、大宇宙、天文学の歴史、GEN理の広場といったエリアに分かれている

子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる天文総合博物館。展示室は、人々に身近な天体である地球エリアから始まり、奥に進むにつれて太陽系、銀河系と分野別にエリアを分けた展示が続き、宇宙のスケールを体感できるように工夫されています。解説パネルや模型、CG映像、体験コーナーなどの展示が揃い、「GEN理の広場」では、原子や光など宇宙を知る上で重要な5つの原理について、実際に見て触って動かしながら遊び感覚で学べるコーナーもあります。スタッフによる展示ツアーも定期的に開催しています。

子ども向けのプログラムも用意する進化したプラネタリウム

まるで本物の星空を眺めているような気分になれるプラネタリウム ©仙台市天文台
まるで本物の星空を眺めているような気分になれるプラネタリウム ©仙台市天文台

2023年にリニューアルしたプラネタリウムは、投できる星の数約1億個に増加。さらにLED化した光源により表現できる星の色の幅を広げ、本物に限りなく近い星空を体感できます。プログラムも豊富で、仙台市天文台のプラネタリウムのオリジナルキャラクター「プラネくん」とお話をしながら星空や宇宙に触れられる、小さい子ども向け番組もあります。
他にも、親子で参加できる体験型ワークショップや、毎週土曜の夜には、口径1.3mで17等星ほどの暗い星もとらえる「ひとみ望遠鏡」を使った天体観望会も開催しています。

ご当地サポーターコメント
展示室内にある靴を脱いで遊べるキッズルームには、宇宙にまつわる絵本や図鑑、積み木などが揃い、小さなお子さま連れもゆったり過ごせます。インフォメーション横には授乳室があり、おむつ交換ベッドや給湯設備も完備されています。
©仙台市天文台
©仙台市天文台
仙台市天文台
  • URLhttps://www.sendai-astro.jp/
  • 住所宮城県仙台市青葉区錦ケ丘9-29-32 MAP
  • アクセスJR仙台駅より車で約30分
  • バスアクセスJR仙台駅から愛子観光路線バス乗車、「錦ケ丘七丁目北・天文台入口」下車徒歩約5分
  • 営業時間9:00〜17:00、土曜 9:00〜21:30 ※いずれもチケット販売は閉館30分前まで(展示室は17:00まで)
  • 定休日水曜・第3火曜(祝日の場合は開館、その直後の平日に休館)、年末年始(12月29日〜1月3日)※学校長期休業期間中は開館
  • 入場料展示室 大人610円、高校生350円、小・中学生250円
    プラネタリウム 大人610円、高校生350円、小・中学生250円
    セット券(展示室+プラネタリウム1回分)大人1,000円、高校生610円、小・中学生400円
  • TEL022-391-1300
  • 駐車場無料(125台)

世界各国の万華鏡作家によるユニークな作品を多数展示

人形の後頭部に覗き穴があり、手に持っているアイスクリームを動かすことで模様の変化が楽しめる作品
人形の後頭部に覗き穴があり、手に持っているアイスクリームを動かすことで模様の変化が楽しめる作品

秋保温泉郷の入り口に位置する、1999年にオープンした万華鏡専門の美術館。館内にはテーマごとに分かれた5つの展示室があり、第1〜3展示室には世界に数台しかない貴重なアンティーク作品から、万華鏡世界大会で最優秀賞を獲得したユニークな作品までが並びます。中には実際に触って動かせる作品もあり、楽しみながら万華鏡の世界に没頭できます。
第4・5展示室には、女流陶芸家であり本施設の名誉館長にも任命された辻 輝子氏による陶器万華鏡をはじめ、絵画や器、アクセサリーなど多彩な作品が揃います。

世界にひとつだけの万華鏡が作れる体験コーナーも

「かんたん体験」では、5分〜10分で手軽に万華鏡作りができる(1,300円)
「かんたん体験」では、5分〜10分で手軽に万華鏡作りができる(1,300円)

館内には体験コーナーもあり、自分だけの万華鏡を作ることができます。好きな筒にビーズを選んで入れるだけの簡単なものから、本格的なオイルタイプや天然石を使った特別な一本を作るものまで、子どもも大人も気軽に楽しめるプログラムが用意されています。事前の予約は不要で、作業時間は5分〜30分ほど。旅の思い出に、自分だけのオリジナル万華鏡作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。大切な人へのプレゼントにもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
ミュージアムショップでは、様々なデザインの万華鏡の他、自宅で簡単に万華鏡が作れるキットや、万華鏡の塗り絵なども販売しています。お土産探しにぜひチェックしてみてください。
仙台万華鏡美術館
  • URLhttps://sendaikaleidoscope.com/
  • 住所宮城県仙台市太白区茂庭字松場1-2 MAP
  • アクセスJR仙台駅から車で約27分
  • バスアクセスJR仙台駅西口から「秋保温泉」行きバス乗車で約50分、「松場」下車すぐ
  • 営業時間9:30〜17:00(最終入館16:30)
  • 定休日冬季1〜2月は毎週木曜
  • 入場料大人・大学生900円、小人450円、70歳以上450円
  • TEL022-304-8080
  • 駐車場無料
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