1日目

新大阪駅

10:40 大阪城天守閣

優美な天守閣から大阪市街を一望

旅のスタートは大阪を代表する観光スポットへ。大阪城は1583年（天正11年）に豊臣秀吉が天下統一の拠点として築城を始めました。天守閣は2度にわたり焼失しましたが1931年（昭和6年）に再建され、現在は歴史博物館として公開されています。
館内は秀吉ゆかりの品をはじめ、大坂夏の陣のジオラマ、黄金の茶室の原寸大模型など見どころ豊富ですが、注目は8階の展望台。地上50mから大阪市街を見晴らす360度のパノラマビューは、見惚れるほどの絶景です。天下統一を成しとげた秀吉の気分に浸ってみてはいかがでしょうか。

12:00 大阪ミナミエリア「道頓堀」

フォトスポット豊富な「ザ・大阪」エリア

大阪屈指の繁華街「ミナミ」の中でも、グリコなど巨大な看板が立ち並ぶ道頓堀は、こてこての大阪文化を体感するのにうってつけのエリア。お好み焼きやたこ焼きなどの「粉もん」をはじめとする名物グルメが集結し、まさに「食いだおれの街」といった趣です。
ミナミエリアには道頓堀の他にも難波（なんば）、心斎橋、アメリカ村など個性豊かなエリアが点在。散策すれば、大阪の多彩な顔に出合えます。

12:30 お好み焼 美津の

目の前で焼き上げるお好み焼をアツアツで

大阪グルメ「粉もん」の筆頭・お好み焼を味わうなら、1945年（昭和20年）の創業より道頓堀で三代続く人気店へ。大阪の台所・黒門市場をはじめ専門店の厳選素材を用いたお好み焼きに、国内のみならず海外からも多くの客が足を運びます。
人気No.1の「山芋焼」は小麦粉を使わない山芋100％の生地なので、半生でいただけるのが魅力。とろふわ食感の生地に仕上げのゆず酢が効き、食べる手が止まらなくなること請け合いです。他にも特製ミンチやイカ、エビなど6種類の具が贅沢な「美津の焼」、ねぎたっぷりで醤油味の「ねぎ焼」などメニューも豊富。1階にカウンター席、2階にテーブル席がありますが、人気店なので行列覚悟でうかがいましょう。

14:00 あべのハルカス

超高層ビルの天上回廊で空中散歩

あべの・天王寺エリアのシンボルである高さ300mの超高層ビル。百貨店や美術館、ホテルなど多彩な施設が魅力ですが、目玉は58階から60階にある「ハルカス300(展望台)」。60階の「天上回廊」は天井から足元までガラス張りの回廊で、360度のパノラマが楽しめます。眼下にはジオラマのような大阪市街。晴れた日には六甲山、明石海峡大橋、淡路島など絶景が広がります。
59階ではハルカス300のキャラクター「あべのべあ」のグッズや、あべのハルカスのオリジナル菓子などを販売。吹き抜けの「天空庭園」が広がる58階にはカフェもあるので、ひと休みに便利です。

15:00 OMO7大阪（おも） by 星野リゾート

「なにわラグジュアリー」がテーマの新感覚ホテル

「笑い」と「おせっかい」を採り入れたおもてなしと上質なサービスで「なにわラグジュアリー」を体感できる街ナカホテル。パブリックエリア「OMOベース」にはご近所マップやダイニングを備え、芝生が広がるガーデンエリアも。ご近所ガイドOMOレンジャーがレトロでディープな新世界を案内します。

コーナーツインルーム

2面の窓からは大阪の街を一望。客室によっては通天閣ビューも楽しめます。夜明けや夕暮れ時のグラデーションに染まる街並みはコーナーツインならではの美景。畳張りの床が素足に心地よく、窓際のソファーで寛げばリビング感覚で過ごせます。

16:00 通天閣を望む「新世界」を街歩き

大阪の下町風情が残る新世界エリアは徒歩圏内。

「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」

ご近所アクティビティでレトロな新世界をぐるり

OMO7大阪のご近所は、通天閣のお膝元・新世界。まず体験したいのが、ご近所ガイドOMOレンジャーと散歩しながらツウなスポットを巡るツアーです。タイムスリップしたような下町エリアは驚きと発見の連続。新世界のディープな話を聞くことができます。

17:30 夕食（OMOダイニング）

フレンチの技法で仕立てた、五感を満たす郷土料理

ディナーは箱寿司を前菜に、大阪の食文化をアレンジしたイノベイティブなビュッフェ「Naniwa Neo Classic」を堪能。ライブキッチンでは削りたてのかつお節をのせた「肉吸い」と、関西の牛肉文化を表現した「牛肉の鉄板焼き」がお待ちかねです。

20:30 「なにわ」ってなんやねん講座

知ればもっと楽しくなる。ディープな大阪をレクチャー

街の知られざる歴史やこてこての独自文化といった大阪の「なんやねん」を、OMO7大阪のご近所さんがじっくりスピーチ。ホテルスタッフとの絶妙な掛け合いも見どころのひとつで、大阪旅をより楽しみたい方は必見です。

21:00 PIKAPIKA NIGHT

ネオンアートと花火を眺め、たこ焼き＆ビールで至福のひととき

ガーデンエリア「みやぐりん」では毎晩、宿泊者限定のイベントが開催されます。大阪をイメージしたネオンアートが彩り、ホテルの外装膜には色とりどりの照明の花火が開花。ご近所さんのたこ焼きやクラフトビールもふるまわれます。

23:00 湯屋

大阪のお風呂文化を湯屋で体験

昔ながらのお風呂（銭湯）文化が今も残る大阪。お風呂屋さんのエッセンスを取り入れた湯屋で疲れを癒しましょう。天井には外に通じる天窓があり、時折届く風が露天気分をもたらします。湯上りは大阪名物のアイスキャンデーをどうぞ。

2日目

07:30 「ええだし出てますわツアー」

「だし文化」を学び、市場を巡って名産品ショッピング

ホテルから徒歩15分ほどの大阪木津卸売市場の店舗を巡り、大阪の「だし文化」について学びます。店舗での購入ももちろん可能。ラストは、だしや調味料が並ぶ市場内のスーパーでお買い物を楽しみます。

09:00 朝食（OMOダイニング）

大阪のうまいもんが揃うモーニングビュッフェ

朝食は大阪名物が並ぶビュッフェ。だし巻き卵と大阪木津卸売市場から仕入れた魚介を盛った「だし巻き海宝丼」は、目にも舌にも麗しい逸品です。削りたてのかつお節でだしを取り、うどん代わりに白玉を入れた「小田巻蒸し」も評判です。

09:45 OMO7大阪を出発

10:30 海遊館

ベイエリアの水族館で個性あふれる生き物たちに出合う

大阪のベイエリアにある世界最大級の水族館。太平洋を取り囲む各地域の自然環境を再現した館内では、約620種類・3万もの生き物を飼育展示。8階の「日本の森」から螺旋状に階を降りるごとに海深くへと進んでいく造りで、生命・自然環境のつながりや大切さを伝えています。
水量約5,400トンの「太平洋」水槽で悠々と泳ぐのは、成長すると12ｍ以上になるというジンベエザメ。宇宙をイメージした空間にクラゲが浮遊する「海月銀河」も人気です。他にもペンギンやカマイルカ、ワモンアザラシなど個性豊かでかわいい生き物がいっぱい。カワウソやアシカなど「生きものたちのお食事タイム」も見逃せません。

12:30 新大阪駅

新大阪でランチとお土産選び

大阪グルメやお土産屋さんが目白押しの新大阪駅。旅の思い出にいかがでしょうか。

りくろーおじさんの店 JR新大阪駅中央口店

ファン多数。ふわしゅわ食感のチーズケーキ

難波に本店を構える焼きたてチーズケーキの店。創業者の似顔絵の焼印でおなじみのチーズケーキは、大阪土産の定番として年代問わず愛されています。自慢のケーキには高品質で風味豊かなデンマーク産のクリームチーズ、厳選した卵と牛乳を使用。底にちりばめられた自家製シロップ漬けのレーズンがケーキを引き立てます。
オーブンを備えたJR新大阪駅中央口店では、チーズケーキが焼き上がるとベルを鳴らしてお知らせ。焼きたてのプルプルとしたケーキは、見ているだけで幸福感に包まれます。購入時は「焼きたて」と「当日あらかじめ焼き上げ」の２列に分かれますが、「焼きたて」は常に行列なので早めの購入がおすすめです。

松葉総本店 エキマルシェ新大阪店

必食の大阪グルメ・串カツで食べ納め

大阪に来たなら名物の串カツを食べずには帰れません。JR新大阪駅の「エキマルシェ新大阪」にあるこちらの店では、大阪・梅田で歴史を重ねる「松葉総本店」の味を駅ナカで味わえます。カウンター前のバットには、揚げたての串カツが次々と登場。揚げ置きスタイルなので好きな串を取っていただけますが、アツアツを食べたい場合は揚げ直してもらえます。
きめ細かいパン粉を使った串カツは、サクサクッと軽めの食感。下味のカレー粉がスパイシーな「若鶏」は、骨を持ってかぶりつけば鶏の旨みが口いっぱいに広がります。共用のソースは2度漬け禁止。足りない場合は箸休めのキャベツでソースをすくって串カツにかけましょう。

551HORAI エキマルシェ新大阪店

ふっくらジューシ―。大阪が誇る絶品豚まん

大阪土産の代表格といえば、こちらの豚まん。1946年（昭和21年）の誕生以来変わらぬ製法で作られ、1日平均で約17万個を売り上げる看板商品です。ふっくらとしてほんのり甘い生地の中には、ジュージーで旨みに富んだ豚肉と甘いタマネギ。素材本来の味を生かしたシンプルな味付けで、毎日自社生産するカラシがアクセントになっています。
職人が一つ一つ手包みする豚まんは、551HORAIの各店舗で販売。エキマルシェ新大阪店ではチルド（冷蔵）商品を扱っていて、焼売との各種チルドセットもあるのでお土産にも便利です。リピーターも多く行列必至なので、時間に余裕を持ってうかがいましょう。