子ども連れでビーチリゾートを楽しむ「リゾナーレ小浜島」2泊3日の島旅|おすすめモデルコース
八重山諸島の中央に位置することから、八重山のてんぶす(へそ)ともいわれる「小浜島」。サトウキビ畑が広がるのどかな島ながら、「コハマブルー」と呼ばれる透明度抜群の海に白砂のビーチ、南国のカラフルな花々や生き物など、島のいたるところで楽園のような絶景に出合えます。
「リゾナーレ小浜島」は、約36万坪の広大な敷地に客室は60室のみという、プライベート感たっぷりのビーチリゾート。気候も一年を通して温暖なことから、子どもと一緒にビーチや海で楽しめるレジャーが豊富です。
家族で離島の大自然や旬の美味、多彩なアクティビティを満喫し、ゆったりと流れる島時間に身をゆだねる2泊3日の休日へご案内します。
モデルコースのポイント
- ビーチやプール、サイクリングを家族で満喫
- 子どもが主役のスイーツ作りや「海の学校」を体験
- 石垣島で八重山そばを味わい、お土産探し
1日目
12:00 石垣港離島ターミナル
徒歩約3分
12:05 夢乃屋
八重山そばと島料理を家族で満喫
甘辛く煮た細切りの豚肉と八重山かまぼこがのった「八重山そば」748円、「ゴーヤチャンプルー」858円
石垣島の中心地「730交差点」の角に立つ、八重山そばや郷土料理が味わえるそば処。テーブル席と小上がりがあるので、ファミリーにも人気です。毎朝作る自家製の麺はストレートの丸麺。豚骨と鶏ガラをベースに丸2日かけて仕上げるスープは、すっきりとした口当たりの後に出汁の旨みとコクが広がります。ミニサイズの八重山そばにフライドポテトやドリンクなどが付く「お子さまそばセット」があるのも、子ども連れには魅力です。
ゴーヤなど3種類あるチャンプルーは主に石垣島産の食材を用い、隠し味にそばのスープを使用。「ラフテー」や「ジーマミ豆腐」など一品料理もあるので、バリエーションに富んだ島グルメを楽しめます。
13:00 石垣港離島ターミナル
「八重山観光」の高速船で約25~30分
※時間帯によっては「安栄観光」の高速船も利用可
13:30 小浜島・小浜港
ホテルのシャトルバスで約10分
13:45 リゾナーレ小浜島
コバルトブルーの海に寄りそうプライベートリゾート
国内最大のサンゴ礁海域「石西礁湖(せきせいしょうこ)」に面したホテルのコンセプトは「ゆくる(くつろぐ)エキゾチックリゾート」。南国の花々が彩る広い敷地には、家族がゆったり過ごせる全室スイートのヴィラが点在。離島ならではのアクティビティや食を通して家族がつながる、プレミアムな滞在が待っています。
荷物をフロントへ預ける
14:00 「離島の風を感じるリゾートドレス」
リゾートドレスに着替えて白砂のビーチへ
ホテル隣接のビーチはリゾート感たっぷりのファミリーフォトの撮影にも最適
スパ棟で無料レンタルできるリゾートドレスに着替えれば、バカンス気分はさらにアップ。子どもサイズもあるので、お揃いの柄で親子コーデを楽しめるのもうれしいポイント。アロハシャツも大人・子どもサイズを揃えています。
14:30 「リゾナーレキッズスタジオ」
子どもパティシエがオリジナルスイーツ作り
4歳~10歳が対象。自分で作る楽しさと達成感で子どもたちも笑顔いっぱい
子どもたちがコックコートとコック帽を身に着け、かわいいパティシエに変身。パイナップルやマンゴー、黒糖など沖縄で親しまれている食材を使って、季節ごとのスイーツ作りにチャレンジします。完成したスイーツは家族一緒にいただきましょう。
15:00 チェックイン
ロイヤルスイート
60室の客室はオールスイート。最も広い「ロイヤルスイート」はテラスにプールとジェットバスを備え、ヤギやマンタが描かれたグラフィックウォールがゲストをお出迎え。邸宅のようなプライベート感あふれる空間で、遊び盛りの子どもも伸び伸び過ごせます。
15:30 ビーチ・ビーチプール
コハマブルーの海とプールでゆったり島時間
「ビーチプール」は通年利用可能。浮き輪や子ども用のライフジャケットもあるので安心(ビーチの遊泳エリアは3月~10月)
サンゴ礁の海や隣接のプールでの水遊びは、ビーチリゾートならではの楽しみ。泳いだりデッキチェアで寛いだりと、家族が思い思いに過ごせます。遊んだ後は海とプールを眺める「BOOKS&CAFE」でひと休み。絵本も豊富なので、子どもとの読書もおすすめです。
18:00 夕食「Ooli Ooli」
ファミリーが気兼ねなく過ごせるディナービュッフェ
子ども用の椅子やカトラリーの他、離乳食やおもちゃも用意。子どもも飽きず、親も安心して食事を楽しめる
ビュッフェレストランに並ぶのは、八重山諸島をはじめ沖縄で親しまれている食材を様々なスパイスでアレンジしたメニューの数々。ライブキッチンでは沖縄の県魚「グルクン」を揚げたての天ぷらで提供します。南国のフルーツを使ったタルトなど多彩なスイーツも魅力です。
20:00 「ティンガーラ ハンモック」
広いハンモックに家族並んで星空観賞
幻想的なティンガーラ(天の川)の下、星座や流れ星を探してみるのも楽しみ
八重山諸島は国内屈指の星空観賞エリア。21個の1等星全てと、全88星座のうち84も見ることができ、時には流れ星も。見晴らし抜群の「ティンガーラ ハンモック」は全長50mという、子どもも大喜びの巨大ハンモック。家族で寝転べば天然のプラネタリウムが広がります。
2日目
06:00 「フレッシュエアストレッチ」
朝日が照らすビーチで目覚めのストレッチ
朝食前に体を動かせば、すっきり目覚めて食欲もアップ(開催時間は日の出により変動)
日の出前、ビーチでは朝のストレッチを開催。爽やかな空気の中で全身をほぐしていくうちに、いつしか空も明るみ、水平線から輝く朝日が登場。ストレッチは年齢問わず参加できるので、子どもと一緒に早起きして元気に朝を迎えましょう。
07:30 朝食「Ooli Ooli」
旬の味覚たっぷりの朝食で活力チャージ
沖縄料理から和食や洋食まで、好きなメニューを好きなだけ楽しめるので家族みんなが大満足
モーニングビュッフェは八重山の名物をはじめ、島野菜や南国フルーツなど彩り豊か。人気抜群の黒糖を使った「小浜ソフト」は、選べるトッピングにも注目。南国の柑橘「タンカン」のソースはもちろん、フルール・ド・セル(塩)や島胡椒「ヒバーチ」もおすすめです。
09:00 「海の学校」
海を知って、体験して、考えてみよう
世界有数の珊瑚礁が広がる海は不思議がいっぱい。対象は3歳~11歳で、楽しみながら海について学べるプログラム
ワークシートや絵本を使って、海中の様子や生き物など海の知識を深めた後、シュノーケリングを体験。間近に見るカラフルな熱帯魚やサンゴに、子どもも興味津々。綺麗な海を守るためにできることを子ども自身が考えることで、好奇心や創造力を育みます。
12:30 レンタサイクル
自転車でランチと島の絶景スポットへ
チャイルドシート付の自転車も用意。シートは子どもの年齢によって前乗せ用・後ろ乗せ用あり
小浜島を気ままに観光するなら、ホテルのレンタサイクルがおすすめ。大人用は電動自転車なので、坂道の多い島内も快適に走れます(子ども用は電動アシストなし)。家族みんなで風を切って島内探検に出かけましょう。
自転車で約15~20分
12:50 BOB’s CAFE
海を見渡す絶景カフェで「小浜バーガー」を堪能
「小浜バーガー」1,000円(ポテトセットはプラス200円)、「パイナポー(パインジュース)」400円
小浜港前にたたずむ、オーシャンビューとオリジナルバーガーが評判のカフェ。階段を上った2階にあり、窓外にはコハマブルーの海が広がります。窓側のカウンター席とバーカウンター席の他、中央にテーブル席もあるので、子ども連れも気軽に食事を楽しめます。
看板メニューの「小浜バーガー」は小浜島産の黒糖を使ったオリジナルの照り焼きソースがポイント。パティ、レタス、トマト、目玉焼きなどの具材と黒糖が利いたソースが相まって豊かな味わいです。
バーガー類の他にも「タコライス」「黒糖カレー」「八重山そば」など、ドリンクではパイナップルやマンゴーのジュースといった沖縄らしいメニューが味わえます。
- BOB’s CAFE
-
沖縄県八重山郡竹富町小浜3400-38 MAP
11:15~16:00(L.O.15:30)※売り切れ次第終了
不定休
自転車で約8~10分
15:00 大岳(うふだき)展望台
島のシンボルの山から絶景を一望
登山口から展望台へは歩いて10分ほど。天気のいい日は波照間島を望むことも
小浜島で一番高い山「大岳」の標高は約99m。登山口から300段ほどの階段を上がると、頂上の展望台へ到着です。目に飛び込んでくるのは360°のパノラマビュー。コバルトブルーの海には石垣島や竹富島、黒島、西表島など八重山の島々が浮かび、子どもも思わず歓声を上げる絶景が広がります。
頂上と登山口の2カ所に立つ歌碑に刻まれているのは、八重山民謡の「小浜節」。歌詞からは島に豊作をもたらす大岳への島人の思いがうかがえます。
大岳の西側にある「西大岳」も人気のビュースポット。大岳より標高が低く階段も100段ほどなので、気軽に登れます。家族の体力にあわせて、プチ登山と絶景を楽しみましょう。
18:30 夕食「ティンガーラナイトディナー」
ピクニック気分でディナーと星空観賞
気に入った場所にシートを広げれば、満天の星が包むディナー会場に早変わり
ビーチで楽しめるディナーは、周りを気にせず食事を味わえることからファミリーに人気。子どもも興味いっぱいのおでかけバスケットを開けると、料理にドリンク、ランタン、レジャーシート、星座盤と、まるで宝箱のよう。食後の星座探しも一興です。
3日目
08:00 朝食「Ooli Ooli」
南国の朝を彩る、ふわとろ食感の「黒糖フレンチトースト」
「黒糖フレンチトースト」は、卵と牛乳を染みこませた黒糖パンをライブキッチンで焼き上げる至福の一皿
モーニングビュッフェで外せないのが、焼きたての「黒糖フレンチトースト」。フルーツやホイップクリームなど自由にトッピングできるので、家族で食べ比べるのも楽しそうです。ビュッフェメニューは日替わりなので、前日と異なる料理やデザートにも注目です。
09:50 リゾナーレ小浜島をチェックアウト
フロントに荷物を預ける
10:00 「手作りシーサー」
旅の思い出に家族でシーサー作りを体験
体験は3歳から可能(未就学児は保護者同伴)。創作意欲をかきたてるシーサー作りは、子どもも大人も夢中になる楽しさ
早めにチェックアウトを済ませたら、ビーチでシーサー作りにチャレンジ。粘土でパーツを作り、自由に色付けすればオリジナルのシーサーが完成。箱に入れて持ち帰れるので、家族で個性豊かな守り神を飾れば、旅の思い出話も弾みそうです。
13:10 リゾナーレ小浜島を出発
シャトルバスで約10分
13:40 小浜港
「八重山観光」の高速船で約25~30分
※時間帯によっては「安栄観光」の高速船も利用可
14:10 石垣港離島ターミナル
徒歩約10分
14:30 ユーグレナモール
八重山の特産品やグルメが集まるアーケード商店街
中央通りと銀座通りの2本の通りに70店舗ほどが立ち並ぶ、石垣島観光の定番スポット
石垣島のメインエリアにある、日本最南端のアーケードモール。島の台所としてにぎわう「石垣市公設市場」をはじめ、八重山の特産品や名菓が並ぶお土産処、八重山そばや沖縄料理の飲食店などが軒を連ねています。工芸品の店も多く、やちむん(焼き物)や琉球ガラスの食器を家族で揃えるのも楽しそうです。
アーケードなので天候を気にせずゆっくり回れるのも、子ども連れにはうれしいポイント。あちこち移動しなくても、モール内で家族みんなのお土産選びが済みそうです。歩き疲れたら、無料の休憩所「まちなか交流館ゆんたく家」の縁側やお座敷でひと休み。旅の締めくくりに、お土産選びと島グルメをのんびり満喫しましょう。
MAP
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