沖縄・那覇でおすすめの食べ歩きグルメスポット6選
沖縄・那覇エリアには、気軽な食べ歩きで沖縄グルメを楽しめる店舗が盛りだくさん。中でも地元に根ざしたローカルなお店は、観光客だけでなく地元の方々にも愛されるおいしいグルメに出合えるのが魅力です。そこで、地元でも人気の食べ歩きグルメが味わえるスポットを厳選してご紹介します。那覇の街を散策がてら、足を運んでみてはいかがでしょうか。
1松原屋製菓
「黒糖ぽーぽー」をおやつに、商店街をぶらり散策
商店街の一角にある昔ながらの菓子店。店頭には、沖縄の伝統的なお菓子がずらりと並びます。
沖縄で馴染み深いおやつのひとつが小麦粉生地の沖縄風クレープで、油味噌を巻いたものが「ぽーぽー」、黒糖入りの甘いものが「ちんびん」と呼ばれています。同店では甘いものも「ちんびん」ではなく「黒糖ぽーぽー」の名称で親しまれ、「味噌ぽーぽー」と並んで人気を集めています。小麦粉と黒糖をその日の気候に応じて自家配合で焼き上げているのがおいしさの秘密です。
食べ歩きやお土産にぴったりな沖縄の伝統菓子が勢揃い
他にも、月桃の葉で包んでお餅を蒸した「ムーチー」や、餅生地に味噌や生姜、砂糖を練り込んだ「なんとぅーもち」などを販売。どちらのお菓子も沖縄では旧暦行事で食べられることが多く、地元の方々もよく利用しています。バタークリームケーキは、沖縄復帰前から販売されているロングセラー商品。昔懐かしい味わいでリピーターが多い一品です。
種類豊富な「さーたーあんだぎー」が揃っているのもうれしいポイント。プレーン、黒糖、紅芋などの定番に加え、日によってはごまやバナナも楽しめます。
- 松原屋製菓
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- https://www.instagram.com/matsuichi299/
- 沖縄県那覇市松尾2-9-9 MAP
- ゆいレール牧志駅から徒歩約10分
- 9:00~18:30
- 水曜定休 ※旧暦行事の際は変更になる場合あり
- 098-863-2744
- なし
2呉屋(ごや)てんぷら屋
フワフワの分厚い衣が特徴の沖縄天ぷらを堪能
国際通りからほど近いアーケード街にあるてんぷら屋。「もずく天」「イカ」「やさい」といった地元食材を使った天ぷらは、すべて1個80円で販売。近海で獲れるマグロを使った「サカナの天ぷら」や「ゴーヤ」など、沖縄ならではの天ぷらを味わえるのが魅力です。
ふわっとした分厚い衣の天ぷらは食べ応えがあり、ほんのり塩味がついているのが特徴。何もつけずにそのまま食べられるので、テイクアウトはもちろん、食べ歩きにもぴったりです。
食べ応え抜群の「サーターアンダギー」も必食
同店では、衣だけの天ぷら「カタハランブー」や鮮やかなピンク色をした焼き菓子「松風(まちかじ)」など、沖縄の正月や結納といったお祝いの席でいただく天ぷらやお菓子も提供。地元で愛される人気店で、開店直後から閉店まで、ひっきりなしにお客さんが訪れます。
拳大ほどのサイズで食べ応えのあるサーターアンダギーもおいしいと好評。冷めても外はカリカリ、中はフワフワの食感を味わうことができ、お土産としての購入もおすすめです。
- 呉屋(ごや)てんぷら屋
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- 沖縄県那覇市松尾2丁目11-1 MAP
- ゆいレール牧志駅から徒歩約11分
- 9:00~18:00
- 水曜 ※週によって木曜定休の場合あり
- 098-868-8782
- なし
3千日
地元では誰もが知る「沖縄ぜんざい」の老舗
「沖縄ぜんざい」が有名な1952年(昭和27年)創業の老舗。ぜんざいと聞くと小豆餡を使った温かいスイーツをイメージするかもしれませんが、「沖縄ぜんざい」とは甘く炊いた金時豆にかき氷をのせた冷たいデザートを指します。
同店でいただけるかき氷は全6種類。中でもぜんざい(金時豆)入りのメニューは、一番人気の「アイスぜんざい」「いちご金時」「ミルク金時」など4種類です。どれもフワフワのかき氷がたっぷりでインパクト抜群。ふわっとした口溶けと、5時間以上かけてじっくり炊き上げる金時豆の甘みがたまりません。
食べ歩きなら、昔ながらのたい焼きもおすすめ
ぜんざいは、容器代としてプラス30円を払えばテイクアウトも可能。店内にはイートインスペースがあり、夏場は地元の方から観光客まで多くの人で賑わいます。
食べ歩きを楽しむなら、素朴な味わいの生地に粒餡を合わせたアツアツのたい焼きもおすすめです。実は、同店は沖縄で初めてたい焼きを販売したお店。当初は「およげ!たいやきくん」ブームも重なって、長蛇の列ができたそうです。「沖縄ぜんざい」とともに長年に渡り愛されてきたメニューです。
- 千日
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- 沖縄県那覇市久米1-7-14 MAP
- ゆいレール旭橋駅から徒歩約11分
- 11:30〜19:00
- 月曜(祝日の場合は営業、翌火曜休業)
- 098-868-5387
- なし
4H&B(ハート&ベリー)ジェラ沖縄
沖縄県産の新鮮なフルーツを「生ジェラート」で味わう
ジェラートに新鮮な生のフルーツを練り込んだ「生ジェラート」の専門店。お店は第一牧志公設市場の2階にあります。
冷凍ではなく、沖縄県産のマンゴーやシークヮーサーといった生フルーツをメインに使用。注文を受けてからその場で混ぜ合わせるため、素材ならではの食感とジューシーな風味を味わえるのが魅力です。さっぱり爽やかなフルーツ系をはじめ、まろやかな甘みの黒糖ぜんざい、後からしっかりとした苦味がやってくるゴーヤなど、様々なフレーバーを楽しめます。
種類豊富なジェラートと旬のフルーツで南国気分を満喫
ジェラートのフレーバーは、常時15種類以上ラインナップ。マンゴーやパイナップル、ドラゴンフルーツ、ベニイモなど沖縄らしいフレーバーが好評です。カップに入れた3つのジェラートにフルーツを盛り付けた「カップスリー」や、旬のフルーツをふんだんに使った「フルーツパフェ」も人気商品。夏はマンゴー、冬はイチゴと使用するフルーツが変わるので、何度訪れても楽しめます。
その他、県産の旬の生フルーツを使ったフレッシュジュースも提供。南国らしいトロピカルドリンクで、沖縄気分を満喫できます。
- H&B(ハート&ベリー)ジェラ沖縄
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- https://au09087089047.seesaa.net/
- 沖縄県那覇市松尾2-10-1 MAP
- ゆいレール牧志駅より徒歩約9分
- 10:00~18:00
- 毎週水曜、第4日曜(12月を除く)
- 090-8708-9047
- なし
5はま食品
歴史や文化に思いをはせつついただく「ジーマーミ豆腐」
老舗ジーマーミ豆腐専門店「はま食品」の直営店として、2022年に公設市場にオープン。以前は料亭や商店に卸すのみだったジーマーミ豆腐を販売しています。
同店の「生じーまーみ豆腐」は伝統製法で毎日手作りしているため、数量限定で販売。なめらかな食感と落花生の豊かな風味が、同じく手作りの砂糖醤油と馴染む一品です。
店頭でいただける「お試し生じーまーみ豆腐」は、伝統的なやちむんの器で提供。三代目店主がジーマーミ豆腐の歴史や製造法について丁寧に教えてくれるので、伝統と文化を感じながらその味を堪能できます。
食べるタイミングによって変わる「食感の違い」にも注目
毎朝仕込んでいる「生じーまーみ豆腐」は、出来たてに近い午前中ほどなめらかでとろみが強く、時間が経つにつれて徐々にねっとり、もっちりとした食感へ変わっていきます。食べるタイミングによって異なる食感を味わえるのは、手作りならではの魅力。出来たての味を楽しむなら、開店後すぐの訪問がおすすめです。
なお持ち帰り用に包装された3個入りパックは専用保冷袋に入れて販売しており、夏場での持ち歩きも安心。ホテルに持ち帰ったり、飛行機の搭乗前に購入してお土産にしたりもできます。
- はま食品
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- https://www.jimamitofu.com/
- 沖縄県那覇市松尾2-10-1 MAP
- ゆいレール牧志駅より徒歩約9分
- 9:00〜完売次第終了(平均時間帯は14:00〜15:00)
※完売状況はInstagram(https://www.instagram.com/hama_jimamitofu)にてお知らせ - 毎週水曜、第4日曜
- 098-884-0697
- なし
6あんだぎー ごろー屋
食べ進める手が止まらないカリッと食感の「あんだぎー」
那覇から行ける離島への玄関口として知られる「泊(とまり)ふ頭旅客ターミナル」から歩いて約5分の場所にあるサーターアンダギーのお店。
「あんだぎー」は、揚げた後に1日寝かせてしっかり油を切ることで、思わず病みつきになるようなカリッと軽い食感に仕上げています。2週間ほど日持ちするので、お土産にはもちろん沖縄滞在中のおやつにもおすすめです。
アットホームな店内には、2席分のイートインスペースも。「あんだぎー」と一緒にコーヒーも注文できます。
食べ歩きやおやつにうれしい一口大サイズ
同店は、2016年にオープン。手軽に食べられる一口大サイズの「あんだぎー」がで、テレビや雑誌で撮影を行う際にコーディネーターが購入に訪れることも。レシピは沖縄出身のオーナーの母が作っていたものをベースにしており、他店では味わえない一品です。
地元で愛されるお店にしたいとあえて観光地から離れた住宅地にお店を構えていますが、昨今は地元の方のみならず、観光客の利用も増えています。
- あんだぎー ごろー屋
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- 沖縄県那覇市前島3-15-6 MAP
- ゆいレール美栄橋駅から徒歩約10分
- 12:00〜19:00 ※売り切れ次第終了
- 日曜、祝日
- 080-7982-3438
- なし
MAP
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