
「王道なのに、あたらしい。」をテーマとした温泉旅館ブランド「界」は、24施設目として群馬県・草津温泉に進出することを決定しました。施設名は「界 草津」で、開業時期は2026年の春を予定しています。界ブランドとしては群馬県で初、星野リゾートとしては2施設目の展開です。コンセプトは「トンネルがつなぐ杜(もり)の湯宿と温泉街」。草津白根山を望む高台に位置し、広大で豊かな自然あふれる敷地の中に、宿泊棟や湯小屋棟、ラウンジ棟など複数の棟が立ち並びます。草津温泉街にアクセスするための宿泊者専用のトンネルを有し、自然に囲まれて滞在する界 草津と、歴史と活気ある草津温泉街、異なる二つの世界観を楽しむ滞在を提案します。
「界 草津」は草津のシンボルの一つ、草津白根山を望む高台に位置しています。コンセプトは「トンネルがつなぐ杜の湯宿と温泉街」。広大な敷地は豊かな自然に囲まれ、宿泊棟の目の前には緑あふれる中庭が広がります。その中には、湯小屋棟、ラウンジ棟、ご当地楽専用の棟などが点在し、自然と調和した景観を構成します。その自然あふれる様子を「杜」という言葉に込めました。また、旅の高揚感を保ったまま気軽に温泉街の街歩きにも出かけてもらえるよう、温泉街に簡単にアクセスできる宿泊者専用のトンネルを設置します。トンネルを抜けると、大露天風呂を有する西の河原公園横に出ることができ、湯畑のエリアまでは徒歩5分ほどの距離です。界 草津では自然に囲まれたゆったりとした滞在、草津温泉街では歴史と活気を感じる街歩き、二つの世界観を体験し、草津エリアの魅力を思う存分楽しめる滞在を提案します。
草津温泉は日本三名泉のひとつに数えられる、国内屈指の温泉地です。古くは古墳時代に発見されたといわれるほど歴史が長く、昔から湯治場として愛されてきました。草津白根山のふもとに位置し、その恵みを受けて流れる温泉の湧出量は毎分32,000リットル以上で、自然湧出量は日本一を誇ることも特徴です(*1)。その湯けむりを上げる湯畑や、伝統を受け継ぐ湯もみ、地域の人に親しまれてきた共同浴場など、温泉から生まれた文化が根付き、年間を通して多くの人が訪れています。
*1:草津温泉観光協会HPより
施設名称:界 草津
客室数 :94室
付帯施設:フロント、ショップ、食事処、湯小屋棟、ラウンジ棟、ご当地楽棟、中庭
開業時期:2026年春予定
予約開始時期:2025年秋予定
建築面積:3,690m2
延床面積:11,857m2
敷地面積:111,844m2
建築基本設計:株式会社佐々木達郎建築設計事務所
LS基本設計:SEA BASS
実施設計・施工:前田建設工業株式会社