青い木々に囲まれた真っ白な建物が印象的な「青森県立美術館」へ。奈良美智の「あおもり犬」や、シャガールによるバレエ「アレコ」のための背景画など、アーティストたちの魂に触れます。併設のカフェ「4匹の猫」で、アートな空間に浸りながらランチタイムもお勧めです。
住所 | 青森県青森市安田近野185 | |
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営業時間 | 9:30 – 17:00(入館は16:30まで) 休館日:毎月第2、第4月曜日 (祝日の場合は翌日)、年末年始 |
隣接する世界文化遺産の「三内丸山遺跡」へ。広大な敷地に足を踏み入れると、空に向かってまっすぐに伸びる巨大な六本柱の建物が、私たちを圧倒的なスケールで迎えてくれます。
ここで見つかったのは、単なる暮らしの跡ではありません。燃え立つような文様の土器、小さな土偶の謎めいた表情、遥か遠くから運ばれたヒスイの輝き。それらは縄文人の祈りであり、装飾であり、そして「日本最古のアート」そのものです。古代の風を感じながら、この地に満ちる創造のエネルギーに身をゆだねてみてはいかがでしょうか。
住所 | 青森県青森市大字三内字丸山305 | |
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営業時間 | 9:00~17:00※GW中と6/1~9/30は18:00まで 休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)、12/30~1/1 |
ホテルの心臓部ともいえるのが、2つのラウンジに鎮座する巨大な暖炉です。手がけたのは岡本太郎。彼のほとばしる情熱が、時を超えて今なお、空間全体に圧倒的な生命感を与えています。「森の神話」では、暖炉の前のソファに深く身を沈め、ゆらめく炎を見つめていると、まるで森の精霊たちの世界に迷い込んだような心地になります。
もう一つの暖炉は天に向かってそびえ立つ「河神」。その姿は、奥入瀬の水の流れや、ごつごつとした岩の力強さを思わせる、荒々しくも美しい造形。ここでは、自然への畏敬の念が静かに湧き上がってきます。
その他にも彼の作品が館内に点在しておりますので、ぜひ散策しながら見つけてみてください。
夕食はりんごを五感で楽しめるビュッフェレストラン「青森りんごキッチン」で。中でもアップルパイが大人気メニューです。
住所 | 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231 | |
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営業時間 | 詳細はHPをご確認ください。 |
現代アートの引力に導かれ、十和田市へ。ガラス張りの美しい「十和田市現代美術館」では、見るだけでなく、圧倒的な世界観の数々の作品を全身で体感できます。また屋外の広場や通りにまで、草間彌生やロン・ミュエクといったスターたちの作品が溢れています。
アートと人々、そして街の風景が溶け合う空間を、心ゆくまで楽しんでください。
撮影:小山田邦哉
お昼は十和田市名物「バラ焼き」や「十和田市現代美術館」に併設しているカフェでランチも余韻にひたりながらゆったりとした時間を過ごせます。
住所 | 青森県十和田市西二番町10−9 | |
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営業時間 | 9:00 – 17:00(最終入館 16:30) 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始 |
夜は奥入瀬渓流ホテルのもう1つのフレンチレストラン「Sonore(ソノール)」で。渓流の瀬音を耳にしながらアペリティフを味わい、郷土料理をフレンチ仕立てでアレンジした料理の数々。見た目でも楽しめ、厳選されたワインとペアリングをすれば、より贅沢で優雅なひとときを堪能できます。
旅の最終日は、港町・八戸。2021年に生まれ変わった「八戸市美術館」が、新たな発見をもたらしてくれます。ここは、ただ作品を鑑賞するだけではない「出会いと学びの場」。巨大な本棚のような空間「ジャイアントルーム」でアートに包まれながら寛いだり、八戸の文化に根ざした展示に触れたり。新しい美術館のあり方を体感できます。
フォトグラファー:Daici Ano
お昼とお土産なら「八食センター」が間違いなし!
新鮮な海の幸をその場で焼いて食べられたり、青森県産の食材やお土産が盛りだくさん。
スーツケースいっぱいに思い出をお持ち帰りください。
その他にも青森県にはアートスポットがあります。
ぜひアート旅をお楽しみください。
https://aomori-tourism.com/feature/detail_26.html
住所 | 青森県八戸市大字番町10-4 | |
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営業時間 | 10:00~19:00 休館日:火曜日・年末年始(12/29~1/1)、臨時休館あり |
住所 | 青森県八戸市河原木字神才22-2 | |
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営業時間 | 営業日時は施設により異なります |