ご当地サポーター
【2024年版】春こそ旭川を楽しもう!4・5月におすすめの旭川観光スポット5選

旭川エリアでは4月に雪解けが進み5月に桜が咲きます。冬と夏の端境期だからこそ、雪と緑のコントラストを楽しめる旭川の春。
今回は早春の時期に楽しめる旭川市周辺の観光スポットを中心にご紹介します。早春のみオープンするスポットをはじめ、旭川銘菓の故郷やアイヌ文化を体感できる施設、春スキーや動物とのふれあいを楽しめる場所もあります。旅の計画を立てる際に、ぜひ参考にしてみてください。

北海道内最大級のカタクリの群落が広がる丘の上の自然公園

旭川市の老舗蔵元「男山」が管理する自然公園。
旭川市の老舗蔵元「男山」が管理する自然公園。

旭川市の郊外、突哨山(とっしょうざん)の南側の標高220mの丘陵地帯に広がる約40haある自然公園。醸造所の観光施設「男山酒造り資料館」から車で約15分の場所にあります。毎年ゴールデンウィーク前後の約1カ月弱の間のみ開園する知る人ぞ知る観光スポット。わずか1カ月弱の間に、カタクリをはじめ、エゾエンゴサク、フクジュソウなどさまざまな野草が咲き乱れます。
なかでもカタクリの群落は北海道内最大級と言われており、丘陵地一面が紫色の花に染まる風景は見事。あえて満開の時期を狙って旭川旅行の計画を立てる人もいるほどで、例年多くの見物客が訪れます。

1カ月弱しか開園しない自然公園。訪れるなら4月下旬

園内の散策路は東コース約800m、西コース約650mの8の字型で、カタクリなど野草を間近で眺められる
園内の散策路は東コース約800m、西コース約650mの8の字型で、カタクリなど野草を間近で眺められる

カタクリの群落は場所ごとの日照量の違いにより、早く咲くところと遅く咲くところがあります。例年、早咲きのエリアは4月中旬に開花し4月下旬に満開に。遅咲きのエリアは4月下旬に開花し5月上旬に満開になります。それぞれの時期を考えると、訪れるなら4月下旬を狙うのがベスト。
ただ、開花状況によって開園期間が決まるため、気象条件により時期が多少前後するかもしれません。開花状況と開園時期については男山の公式ブログに掲載されているので、確認をしてから訪れましょう。

ご当地サポーターコメント
旭川市のゴールデンウィークは例年まだ桜がつぼみの時期で、日中でも肌寒いことが多いです。屋外散策を楽しむ際には脱ぎ着しやすい服装で防寒対策をしたほうが安心です。
男山自然公園
  • URLhttps://www.otokoyama.com/blog/park/1014
  • 住所北海道旭川市東山 MAP
  • アクセス例)JR旭川駅より車で約30分
  • 営業時間4月中旬~5月初旬頃 9:00~17:00
    ※開花状況によって異なるため、上記ホームページにて要確認
  • 定休日開園期間中無休
  • 入場料無料
  • TEL0166-57-2131(男山自然公園/開園期間中のみ)
  • 駐車場無料

ワイナリーで大人の社会科見学。ワインやショコラをお土産に

醸造所内でスタッフの説明を受けながら見学できます
醸造所内でスタッフの説明を受けながら見学できます

旭川市から車で約75分、中富良野町にあるワイナリー。ショッピングや醸造所の見学、放牧されているヤギとのふれあいを楽しめます。
施設内のブティックでは、この地で生産されたワインやスパークリングワイン約20銘柄の他、ワインをショコラで包んだボンボンショコラやカカオ豆の産地別タブレットショコラなど、ワインのお供にピッタリなショコラを販売。醸造所を見学する無料のワイナリーツアーも開催しています。
また、「グリル&農家レストランやぎカフェ」では、やぎミルクを使ったソフトクリームや、道産牛肉を100%使ったハンバーグなどを堪能できます。

ヤギとのふれあいを楽しめるサスティナブルなワイナリー

元気いっぱいのヤギたちと間近でふれあえます
元気いっぱいのヤギたちと間近でふれあえます

ブドウが育つ広大な自社圃場にはヤギがいます。ヤギが圃場で草を食べて自由気ままに走り回ることで土が掘り起こされ、ヤギの糞等が土の肥料となり畑が豊かに耕されます。ドメーヌレゾンは、この畑で育ったブドウを原料としてワイン作りをする、サスティナブルなワイナリーです。
ヤギにエサやミルクをあげる体験もでき、ヤギとのふれあいを楽しめます。施設内で搾乳したヤギのミルクを活かした「ヤギミルク入り石鹸」の販売もしています。

ご当地サポーターコメント
広々とした敷地で暮らすヤギたちの姿はみな生き生き。見ているだけでも心が癒されます。醸造所の見学では奥深い知識を知ることができ、ワイン通になった気分です
ドメーヌレゾン
  • URLhttps://domaine-raison.com/
  • 住所北海道空知郡中富良野町東1線北4号 MAP
  • アクセスJR中富良野駅より車で約7分
  • 営業時間10:00~17:00
    カフェ11:00〜16:00
  • 定休日不定休 ※ホームページTOPページで要確認
  • TEL0167-44-3035
  • 駐車場無料
  • メモヤギとのふれあい体験は社会情勢次第で変更の場合あり

春スキーを満喫。例年ゴールデンウィークまでオープン

平均斜度約15度、初級者から気軽に楽しめるゲレンデ
平均斜度約15度、初級者から気軽に楽しめるゲレンデ

日本各地で桜の便りが届き新緑の季節になる頃、「富良野スキー場」の「富良野ZONE」ではまだまだスキーを楽しめます。
積雪状況にもよりますが、例年4月上旬はロープウェーとリフトを乗り継いで訪れるゲレンデ山頂から山麓まで3~4kmものロングラン滑走を楽しめます。4月中旬以降はクローズする区間が増えて距離が短くなるものの、例年5月5日頃まで滑ることが可能。初級者も中級者も楽しめるコースなので、本格的に滑りたい方はもちろん、1~2本滑って軽く雪に触れたいという方にもおすすめです。

スキー用具も食事の心配も不要。気軽に春スキーを楽しめます

正面遠くに大雪山連峰や十勝岳を望み、雄大な風景も楽しめるスキー場
正面遠くに大雪山連峰や十勝岳を望み、雄大な風景も楽しめるスキー場

FIS(国際スキー連盟)やスノーボードのワールドカップも多々行われるなど、北海道を代表するスキー場。心地よい雪質と雄大な眺めが特徴です。
スキー用具など各種レンタルもあり、手ぶらで訪れることも可能。ロープウェー山頂駅横にある「レストランダウンヒル」では昼食も楽しめます。滑走後は、山麓付近にある「ニングルテラス」でお買い物。森の中に15棟のログハウスが連なるショッピングエリアで、クラフト作品の展示販売など個性的なお店が連なります。
※レストランダウンヒルは2024年2月9日現在休業中です。

ご当地サポーターコメント
冬が名残惜しいみなさん、今季最後の春スキーはいかがですか?旭川市やトマムからはともに車で約90分にて行くことができるので、気軽に日帰りで訪れることができます。
富良野スキー場
  • URLhttps://www.princehotels.co.jp/ski/furano/winter/
  • 住所北海道富良野市中御料 MAP
  • アクセスJR富良野駅より車で約10分
  • バスアクセスJR富良野駅からバス乗車、「富良野プリンスホテル」または「新富良野プリンスホテル」下車すぐ
  • 営業時間日中:2023年11月25日(土)~2024年5月6日(月・祝)8:30~16:00または日没
    ナイター:2023年12月中旬~2024年3月23日(土)16:00~19:30 ※平日は18:00まで
  • 定休日営業期間中なし※天候・積雪により営業期間・時間が変更になる場合有
  • 入場料リフト券(レギュラーシーズン)
    1日券:大人7,000円、シニア6,400円(小学生までは無料)
    ナイター券:大人¥2,500円〜、シニア2,300円〜
    ※時期等により異なるのでHPで要確認
  • TEL0167-22-1111
  • 駐車場無料

旭川銘菓「き花」のコンセプトショップでお土産探しとスイーツを

木工クラフトの街、旭川市らしく木の温もりに包まれた店内。北海道産の松材を多用しています
木工クラフトの街、旭川市らしく木の温もりに包まれた店内。北海道産の松材を多用しています

「き花」は旭川市の老舗菓子店「壺屋総本店」の銘菓。濃厚なホワイトチョコレートをアーモンドガレットでサンドしたお菓子で、旭川土産の定番です。
「壺屋 き花の杜」では焼き菓子やケーキ、地元食材で作ったボンボンショコラなどお土産探しと、カフェでの食事や菓子工場見学などを楽しめます。地酒や地元の木工作家によるクラフト作品などの販売もあり、地元の魅力が溢れるコンセプトショップとなっています。毎年4月上旬に限定商品の販売やき花の人気投票などが行われる「き花まつり」も開催。

工場できたてスイーツと人気の杜の絹ソフトを味わいたい

デザートプレート(670円)。赤いケーキは、ピスタチオジュレとホワイトチョコムースの「クール」
デザートプレート(670円)。赤いケーキは、ピスタチオジュレとホワイトチョコムースの「クール」

施設内にある「CAFE 文欒(ぶんらん)」では、スイーツ各種やパスタ、ピザなどの軽食を楽しめます。おすすめは工場できたてのケーキが付いた「デザートプレート」。ショーケースに並ぶケーキから好きなもの1点とバウムクーヘン、「杜の絹ソフト」とドリンクがセットになったお得なプレートです。
杜の絹ソフトはシルクパウダーと旭川市内産の牛乳を使用したソフトクリーム。バニラとアロニアソースの2タイプあり、単品購入もできます。滑らかですっきりした甘さが人気です。

ご当地サポーターコメント
カフェでは旭川家具の椅子に腰かけ、窓越しに四季折々の庭園風景を眺めながら過ごせます。例年4月はまだ雪が残りますが、5月中頃からは新緑やガーデンの花の風景が広がります。食後には庭園散策もおすすめです。
壺屋 き花の杜
  • URLhttps://www.tsuboya.net/kibananomori/
  • 住所北海道旭川市南6条通19丁目 MAP
  • アクセスJR旭川駅から車で10分
  • 営業時間9:30~19:00
    CAFE文欒 10:00~17:00(L.O. 16:30)、ランチタイム11:00~14:00
  • 定休日不定休
  • TEL0166-39-1600
  • メモき花など購入した菓子類はイートインスペースで食べられます

100年以上の歴史がある私設のアイヌ記念館で民族文化を体感

アイヌ文様を施された着物をはじめ、独特な世界観と文化を感じられる
アイヌ文様を施された着物をはじめ、独特な世界観と文化を感じられる

旭川市周辺の上川地方でアイヌの旧家として知られる川村家が、アイヌ民族の文化継承のために作った私設記念館。アイヌの生活用品や彫刻など約500点もの展示物と多数の写真を見学でき、アイヌの伝統工芸や楽器などの体験も楽しめます。
開設は1916(大正5)年と古く、主に2代目館長の川村カ子ト(かねと)が収集した古民具などがずらり。かつて北海道土産の定番だった木彫り熊も約150体あり、一部は販売もしています。自然とのつながりが密接だったアイヌの精神文化と歴史を体感できます。

刺繍体験の見本(上)と切り紙体験の見本(下)。アイヌ文様の下絵をなぞるように作成
刺繍体験の見本(上)と切り紙体験の見本(下)。アイヌ文様の下絵をなぞるように作成

展示物や写真の見学とともに、アイヌ文化をより体感できる体験プログラムもおすすめです。アイヌ文様の切り紙体験や刺繍体験は手軽に楽しめるので大人にも子どもにも人気があります。
少し賑やかに楽しんでみたいという方は、アイヌ伝統の口琴楽器「ムックル」の演奏体験や、民族衣装を着て歌って踊る古式舞踊体験をぜひ。全くの未経験・無知識でもコツさえつかめば意外とどれも簡単に行え、楽しみながらアイヌ文化を体感できます。どのプログラムも要予約のため、体験したい方は事前に電話を入れましょう。

ご当地サポーターコメント
古式舞踏体験で着る民族衣装は男女とも数種類の柄・サイズがあり、子ども用もあります。記念撮影を兼ねておすすめです。
川村カ子トアイヌ記念館
  • URLhttp://k-aynu-mh.jp/
  • 住所北海道旭川市北門町11丁目 MAP
  • アクセスJR旭川駅より車で約10分
  • バスアクセス旭川電気軌道バス 24番「北門町21丁目行」にて「アイヌ記念館前」下車、目の前
  • 営業時間9:00~17:00※営業時間は変更になる場合あり
  • 定休日5月〜11月 無休 
    12月〜3月 火曜
  • 入場料大人800円、大学生600円、中・高生500円、小学生300円、小学生未満無料
    切り紙体験2,000円、古式舞踏体験2,000円、ムックル演奏体験3,000円、刺繍体験4,000円
    ※体験は全て要予約
  • TEL0166-51-2461
  • 駐車場無料

旭川の中心に位置する「星野リゾート OMO7旭川」でくつろぎのひと時をお過ごしください。古き良き風情があふれる路地が点在するホテルの500歩圏内で、街の魅力に精通したスタッフ「ご近所ガイドOMOレンジャー」がとっておきの体験をご提供します。

寝るだけでは終わらせない、旅のテンションを上げるホテル

ベッド下に収納スペースがあり、2~3名でも広々と使用できる「スーペリアルーム」
ベッド下に収納スペースがあり、2~3名でも広々と使用できる「スーペリアルーム」

富良野や美瑛にも好アクセスな拠点都市「旭川」は、見どころ満載の旭山動物園や、ご当地グルメのハシゴで出会う旬の美味など、訪れるたびに個性に魅了される街。旭川の中心に位置する「OMO7旭川」は、空港バスの出発地点でもあり、アクセスも便利です。街の一部でもあるパブリックスペースや観光客にとっての使いやすさを重視した客室など、単に宿泊するだけではなく、旅のテンションをずっとキープしていられる施設として、旭川の新しい楽しみ方をご提案しています。

星野リゾート OMO7旭川
※掲載の内容は、記事更新日時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。