建築家が描いた「もう一つの日本」を旅する

星のや軽井沢
長野県軽井沢町星野

谷の集落に溶け込む、地形を活かした設計
星のや軽井沢は、谷の地形を活かして設計された集落のようなリゾートです。かつての地形を慈しむように活かし、水辺の風景が生まれました。等高線に沿って緩やかに配された建物からは、どこにいても水のせせらぎや森の息遣いを感じられます。さらに、高低差や既存の樹木をそのまま設計に取り入れることで、集落全体が自然と呼吸を合わせるような一体感を創出。歩くたびに、自然と建築が調和する美しさを実感できます。
水辺と風が織りなす「水波の部屋」の機能美
水辺にせり出す客室「水波の部屋」は、自然の力を巧みに取り入れた設計です。屋根に配された「風楼(ふうろう)」は、室内の熱を外へ逃がし、川面を渡る涼風を取り込む伝統的な仕組み。エアコンに頼るのではなく、軽井沢の清らかな気候を五感で享受できます。テラスに座れば、水面の光の揺らぎが天井へと映り込み、心までゆっくりとほどけていきます。
光と影の演出が心地よい、こだわりの内装
館内はあえて照明を抑え、日本古来の「陰影」を愛でる空間に。壁面に落ちる柔らかな光や、素材の質感を浮かび上がらせるライティングが、静かな時間を演出します。夜が深まるほどに増す静寂の中で、光と影が織りなす美しい空間をゆったりと愉しめます。





















