金沢の美食をテイクアウト。帰りの時間も楽しみになる、おすすめグルメ4選
金沢の伝統食「押し寿司」から、魚介を使った炊き込みごはんのお弁当、地元食材満載のおにぎりに、個性あふれる名店の餃子まで。美食で知られる金沢のグルメをお持ち帰りして、家でゆっくり楽しんでみませんか。旅の締めくくりに、新幹線の中で味わうのもおすすめです。
1芝寿し「三味笹寿し10ヶ入」
駅弁としても人気の押し寿司を堪能
金沢では古くから、お祭りなど特別な日に作られ親しまれている「押し寿司」。1958年(昭和33年)創業のこのお店では、契約農家から届く米と白山の伏流水、まろやかな専用酢と天然塩で締めた新鮮な魚を使い、笹の葉で香り良く包んだ押し寿司を作り続けています。
いつでも手軽に食べられる石川県のソウルフードとして親しまれているのが「三味笹寿し10ヶ入」。石川県産米をふっくらと炊いた酢飯の上に、天然の鮭とレモンを乗せた「紅鮭」、脂の乗った鯖と昆布、生姜を合わせた「鯖」、身が柔らかく上品でほんのりした甘みが特徴の連子鯛を乗せた「鯛」の3種を味わえます。個包装なので食べやすく、駅弁としても人気の一品です。
【商品名・価格】三味笹寿し10ヶ入 749円
【取扱店】金沢百番街、本店 芝寿しのさと、香林坊大和、めいてつ・エムザ、小松空港1階売店他
2鰤のたたき本舗 逸味 潮屋(うしおや)「あわびめし」「のど黒めし」
炊きたての風味豊かな魚介めし
「鰤(ぶり)のたたき」で有名なお店が、金沢駅百番街でのみ提供しているのが「あわびめし」と「のど黒めし」です。どちらも売り場の奥で石川県産コシヒカリを研ぐところから手作りするお弁当で、炊き上がると辺り一面にいい香りが漂います。
能登産を中心に国産アワビをふんだんに使った「あわびめし」は、イカを発酵させて作る能登の魚醤(ぎょしょう)「いしる」が隠し味で、風味が良く飽きのこない味わい。アワビの食感も秀逸です。「のど黒めし」は、油揚げ、ニンジンとともに、のどぐろの煮汁で炊き込んだ贅沢な一品。出来立てはもちろん、冷めてもおいしい味付けです。どちらも売り切れ次第終了で、夕方には売り切れてしまうことも多いため、1つでも電話で取り置きしてもらいましょう。
【商品名・価格】あわびめし1,944円、のど黒めし2,160円
- 鰤のたたき本舗 逸味 潮屋(うしおや)金沢百番街店
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石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街「あんと」内 MAP
JR金沢駅直結
8:30~20:00
1月1日
076-222-0408
有料
3第7ギョーザの店「ホワイト餃子」「焼餃子」
2つの個性派餃子を食べ比べ
いつ訪れても満席状態で、ランチや夕食時は行列が絶えない餃子の名店です。千葉県にある「ホワイト餃子」本店の創業者が、中国で教わった餃子を再現したという「ホワイト餃子」が看板メニュー。20分じっくり揚げ焼きにした厚めの皮は、ふっくらとしたパンのような食感で、中には細かく刻んだキャベツ、ニラ、豚挽き肉メインの餡が入っています。
一方、「第7ギョーザの店」オリジナルの「焼餃子」は、豚と牛の合挽き肉にキャベツとタマネギで作る餡を皮で包んで焼いたもので、サクサク、パリパリの歯ごたえとジューシーな味わいが楽しめます。皮や餡の材料、配合、焼き方まで全てが異なる2種類の餃子は、ぜひ食べ比べてみたいもの。焼き上がりまで時間がかかるため、テイクアウトは予約が確実です。
【商品名・価格】ホワイト餃子(中)10個700円、焼餃子(中)5個500円
4釜炊きおにぎり みつや「おにぎり」
金沢らしい具材を握った絶品おにぎり
金沢や東京の料亭で35年腕をふるった店主が開いた、気取らないおにぎりの店。能登産の米を羽釜で炊き上げ、モンゴルの岩塩と有明海苔で握る、大ぶりのおにぎりがいただけます。ほとんどが自家製という具材は40種類以上あり、中には「加賀レンコンのキンピラ」や「イカ黒づくり」、「能登しいたけ」、「ふぐぬか」といった金沢ならではの味も。
また、シンプルにごはんのおいしさが味わえる数量限定の「おこげ」や、夏は「はもの梅肉和え」、秋は「栗ごはん」など、季節のおすすめおにぎりにも注目です。全てオーダー後に握ってくれるのもうれしいところ。おかずが付いたセットメニューもテイクアウトできます。
【商品名・価格】能登牛の時雨煮 430円、加賀レンコンのキンピラ、能登しいたけ旨煮 各380円
- 釜炊きおにぎり みつや
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石川県金沢市本多町3-10-15 押野谷ビル1階 MAP
JR金沢駅から車で約10分
JR金沢駅から周遊バス乗車、「本多町」下車すぐ
11:00~15:00頃 ※ごはんがなくなり次第終了
月曜
076-205-7827
無料(1台)


