ご当地サポーター
とびきりのおいしさを求めて。軽井沢のスイーツ店へ

軽井沢の別荘文化とともに歩んできた老舗をはじめ、軽井沢には和洋菓子の名店がたくさんあります。創業当初と変わらない伝統の逸品から、信州産フルーツを贅沢に使った季節の味まで。舌の肥えた別荘族をも虜にする、和洋のとっておきスイーツをご紹介します。

地元の常連客に愛されるフランス菓子

レガラン 340円、モンブラン 340円、ナポレオン 435円など
レガラン 340円、モンブラン 340円、ナポレオン 435円など

旧軽井沢ロータリー近くにあるフランス菓子の老舗店です。ショーケースに並ぶのは、25種類ほどの生菓子。さっくりとしたパイの食感を究めた「ナポレオン」、2層のチョコレート生地にリキュールが香る濃厚な味わいの「レガラン」など、どれも夕方には売り切れ必至です。あんずパイやタルトマロン、紅玉のアップルパイといった、信州の果物を使った季節のケーキも人気です。

王道のおいしさ。名店のケーキをおみやげに

通りに面したショーケースに足を止める人も多数
通りに面したショーケースに足を止める人も多数

40年以上前、シェフが東京で修業していた頃、フランス人パティシエに教わった本場のフランス菓子がこの店の味のベース。日本人の口に合うようアレンジを加え、甘さを控えつつもコクのあるおいしさを追求しています。現在、喫茶はしばらくお休みで、テイクアウトのみ。お土産には、しっとりとした口どけのブランデーケーキやナッツたっぷりのパウンドケーキなど、焼き菓子もおすすめです。

ご当地サポーターコメント
どこか昔懐かしい雰囲気のあるたたずまいに引き寄せられます。シンプルですがおいしくて、値段も良心的です。
ル・レガラン
  • 住所長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1-13 MAP
  • アクセス軽井沢駅から徒歩約20分
  • バスアクセス軽井沢駅から町内循環バス東・南廻り(内回り)「旧軽井沢」下車徒歩約2分
  • 営業時間10:30~18:00
  • 定休日木曜日(1~3月は冬季休業)
  • TEL0267-42-7955
  • 駐車場無し

黒糖とくるみの風味豊かな名物「ちもと餅」

ちもと餅 1個227円
ちもと餅 1個227円

東京・銀座で抹茶菓子司として創業、1948年(昭和23年)に軽井沢に出店して以来、地元客や観光客で常ににぎわう甘味処。名物は、創業時からの伝統を受け継ぐ「ちもと餅」です。やわらかい食感に、やさしい黒砂糖の甘さ。炒ったくるみの食感が香ばしいアクセントになっています。持ち帰り用には素朴な竹皮包みで提供されるので、お土産にも喜ばれます。

ご当地サポーターコメント
「ちもと餅」は、素朴だけに素材の良さがわかる納得の逸品です。

焼きたて団子や天然氷のかき氷も評判

焼団子 173円
焼団子 173円

店頭では団子を焼く醤油の香りが漂い、食欲をそそります。焼きたての香ばしさがたまらないもちもちの「焼団子」、信州産そば粉の生地を上品な甘さのこしあんで包んだ「そば団子」は店先でも手軽にいただけます。民芸調の趣ある店内では、季節を問わずかき氷も味わえます。軽井沢の氷室で時間をかけて作られた天然氷のかき氷は、ふわふわの食感で頭がキーンとしないのが人気の秘密です。

ちもと総本店
  • 住所長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢691-4 MAP
  • バスアクセス軽井沢駅から町内循環バス東・南廻り(内回り)「旧軽井沢」下車徒歩約7分
  • 営業時間10:00~17:00、夏季9:30~18:00、春・秋季10:00~16:00(閉店時間は変動あり)
  • 定休日無休(1/4~3月中旬は冬季休業)
  • TEL0267-42-2860
  • 駐車場無し

素材を大切にした季節のケーキ

いちじくのタルト 450円、紅茶 450円(ケーキとセットで50円引き)
いちじくのタルト 450円、紅茶 450円(ケーキとセットで50円引き)

林の中に佇む静かなカフェ。ショーケースには、10種類ほどの生菓子が並びます。タルトフロマージュやモカロール、ザッハトルテといった定番ケーキのほか、夏は桃やブルーベリー、秋冬は栗、リンゴ、春はイチゴなど、信州産果物を使った季節感あるケーキで目と舌を楽しませてくれます。いちじくのタルトは夏の人気メニュー。しっとりとしたアーモンド生地にやさしい甘さのカスタードクリーム、トップのフレッシュなイチジクがみずみずしい味わいです。

ご当地サポーターコメント
気取ったケーキではなく、甘さ控えめで、どこか懐かしいケーキです。

テラスも心地いい一軒家カフェ

木のぬくもりに包まれたくつろげる空間
木のぬくもりに包まれたくつろげる空間

緑に囲まれた階段を上り、天井の高い店内に入ると、木をふんだんに使った心地いい空間が迎えてくれます。ケーキは持ち帰りもできますが、紅茶やコーヒーとともに店内でぜひ。晴れた日はテラス席でいただくのも素敵です。スコーンやマドレーヌ、焼きっぱなしのタルトなどは軽井沢土産にぴったりです。

Petit Lapin(プティ ラパン)
  • 住所長野県北佐久郡軽井沢町大字追分97-18 MAP
  • バスアクセス信濃追分駅から町内循環バス西コース「浅間サンライン入口」下車徒歩約3分
  • 営業時間10:00~18:30(ケーキがなくなり次第閉店)
  • 定休日水・木曜日
  • TEL0267-46-8022
  • 駐車場無料

生の果物をふんだんに使ったフレッシュジェラート

川上村産イチゴで作る「夏いちご」と「オブセ牛乳」。Wサイズ600円
川上村産イチゴで作る「夏いちご」と「オブセ牛乳」。Wサイズ600円

軽井沢で開店して15年目を迎えた2018年春、手作りジェラートの店「リビスコ」が旧軽井沢のテニスコート向かいに移転オープンしました。毎朝仕込むできたてのジェラートは、常時7~9種類。定番は、長野県小布施町から届く甘さとコクのある牛乳「オブセ牛乳」や「生チョコ」、「キャラメルラテ」など。フルーツは冷凍ピュレなどを使わず生にこだわり、果物本来の味を生かしています。黄金桃や川中島白桃、スイカ、巨峰、シナノゴールド(りんご)など、季節ごとに信州産の果物を惜しみなく使用。フレッシュ感あふれるジェラートが楽しめます。

ご当地サポーターコメント
本当にフルーツそのものを食べているかのようです!季節限定のメニューもあるのでワクワクします。

開放的な屋上テラス席でゆったりと

テラスにはソファやベンチをレイアウト
テラスにはソファやベンチをレイアウト

店はジェラートの立体看板が目印。ウッディなベンチと通りを望むカウンター席からなる1階のほか、2階にはテラス席もあります。賑やかなテニスコートの風景を眺めながら、作りたてのジェラートをのんびり堪能できます。
移転後は、ジェラート+αの楽しみもスタートしました。王子サーモンと提携し、サーモンとチーズのアペタイザーをグラスワインと味わえるように。約10種類のボトルワインは購入も可能です。

リビスコ 軽井沢店
  • URLhttp://www.libisco-karuizawa.com/
  • 住所長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢746-4 MAP
  • バスアクセス軽井沢駅から町内循環バス東・南廻り(内回り)「旧軽井沢」下車徒歩約5分
  • 営業時間10:00~日の入りまで
  • 定休日無休 (11月中旬~4月中旬は冬季休業)
  • TEL0267-42-9113
  • 駐車場無し

別荘族が愛してやまないアメリカンパイ

フレッシュピーチパイ 530円、バナナクリームパイ 460円、コーヒー 450円
フレッシュピーチパイ 530円、バナナクリームパイ 460円、コーヒー 450円

国道18号線沿いに立つアメリカンパイの専門店。通りにアメリカ国旗が掲げられていれば、店がオープンしている合図です。アメリカに住む店主の叔母直伝のパイは、サクサク食感の生地から自家製。毎朝手作りし、アメリカの家庭の味を楽しませてくれます。定番人気は、カスタードクリームとバナナが相性抜群のバナナクリームパイ。素朴でさっぱりとした甘さゆえ、男性にもファンが多い一品です。

ご当地サポーターコメント
パイ生地の部分はとても薄くて、クリームとバナナがたっぷり!クリームの甘さがくどくないので、ペロッと食べられます。

アンティーク家具に囲まれて季節のパイを

快適なウッドデッキのテラス席も用意
快適なウッドデッキのテラス席も用意

7~8月の人気は、皮をむいてカットした桃に砂糖をまぶし、パイ生地で包んで焼いたフレッシュピーチパイ。みずみずしい香りと甘さ、酸味が絶妙なのは、生のままで桃を使っているから。9月中旬~12月に登場するアップルパイも同様に、りんごを煮ないで使うのがおいしさの秘訣です。かぼちゃにラ・フランス、小布施の栗にチェリーパイと、季節ごとに5~6種類が揃うパイを目当てに、毎年足繁く通う別荘族や観光客も。アンティークの家具が並ぶ店内も居心地よく、緑を眺めてくつろげます。

ローリング ピン

口どけなめらか、香り豊かなモカソフト

ミカド珈琲のモカソフト® 700円。テイクアウトは520円
ミカド珈琲のモカソフト® 700円。テイクアウトは520円

老舗コーヒー店「ミカド珈琲」の名物といえば、モカソフト。コーヒーが飲めない子どもにもコーヒーのおいしさを味わってほしいと、1969年に誕生しました。なめらかな舌触りと豊かな香り、ほろ苦いコクが口いっぱいに広がって、大人も子どもも大好きな味です。店内でグラスを注文すると、プルーンのシロップ漬けがトッピングされるのも特別感があります。

ご当地サポーターコメント
モカソフトは専用にブレンドした豆を使っているのがポイント。コーヒーの香り、苦味とミルクの甘さのバランスが絶妙です。

ロッジ風の店内で避暑地気分を満喫

全席テラスのような気持ちのいい空間
全席テラスのような気持ちのいい空間

「ミカド珈琲」は1948年(昭和23年)に東京・日本橋で創業した自社焙煎コーヒー店です。常連客の多くが別荘を持っていたことから、軽井沢に出店したのはその4年後のこと。当時は風格あるサロンのような雰囲気だったそうです。現在の店は、そこから少し移動して1981年に建てられた、総ヒノキ造りの2階建て。旧軽井沢銀座通りを眺めるベランダはもちろん、どの席に座っても心地よく過ごせます。

ミカド珈琲 軽井沢旧道店
  • URLhttps://mikado-coffee.com/
  • 住所長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢786-2 MAP
  • バスアクセス軽井沢駅から町内循環バス東・南廻り(内回り)「旧軽井沢」下車徒歩約3分
  • 営業時間11:00~16:30(L.O.16:00) ※季節により変動あり
  • 定休日無休(年末年始はWebサイトを確認ください)
  • TEL0267-42-2453
  • 駐車場無し

種類豊富なオリジナル洋風どら焼き

チョコバナナどら焼き 230円、和菓子 桃・赤とんぼ 各160円
チョコバナナどら焼き 230円、和菓子 桃・赤とんぼ 各160円

中軽井沢駅近くの和菓子店「和」で人気なのは、約15種も揃う「どら焼き」です。「若い方にも気軽に和菓子を食べてほしい」と、チーズや牛乳(ミルククリーム)、りんご、抹茶、ティラミスなど、洋風にアレンジした「どら焼き」を用意しています。いずれも自慢の自家製粒あんとクリームやフルーツを合わせているのが特徴で、意外な組み合わせにおいしい驚きがあります。チョコバナナどら焼きは、バナナとホイップクリーム、パリッとした食感の板チョコと粒あんが絶妙に調和する人気の一品です。

イートインも可能。季節の味を楽しみに

ショーケースには「どら焼き」と和菓子がずらり
ショーケースには「どら焼き」と和菓子がずらり

はちみつ入りのシンプルなどら焼き生地はふんわりとした食感。品のある甘さの粒あんがぎっしりサンドされているのもうれしいところです。マンゴーやカシス、生ぶどうなど季節のフルーツを使った「どら焼き」や、夏には冷凍状態で味わう冷たい「雪見どら焼き」も。店内やテラスのテーブルでいただくのもおすすめです。このほか、季節の生菓子も10種類以上と豊富に揃います。

ご当地サポーターコメント
クリームチーズや栗、季節の素材を使ったものまでバリエーション豊富などら焼きは、ほんのり甘くクセになります。
和菓子屋 和
  • URLhttp://nakakaruizawa-wa.com/
  • 住所長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢1-9 MAP
  • アクセス中軽井沢駅から徒歩約3分
  • 営業時間10:00~18:30
  • 定休日5~10月は木曜日、11~4月は日曜日
  • TEL0267-45-1003
  • 駐車場無料
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