1信州スカイパーク

飛行機の離着陸を間近で見られる広大な公園

長野県内で最大規模を誇り、松本空港を取り囲むように広がる緑豊かな公園。飛行機を絡めたフォトジェニックな写真が撮影できるスポットとして人気があります。特に公園の南側にある「野と花のゾーン」は、飛行機が離着陸する様子を正面から見ることができ、おすすめです。
園内は7つのゾーンに分けられ、「ファミリースポーツゾーン」では自転車やパターゴルフ、「ターミナルゾーン」等にはバーベキューが楽しめるスペースがあり、家族で遊べるアクティビティや施設が豊富に揃います。

変わった自転車に乗れる「おもしろ自転車広場」へ

ファミリースポーツゾーンにある「おもしろ自転車広場」は、子どもたちに大人気。２人乗りタイプや動物をモチーフにした個性的な自転車が勢揃い。広々とした専用コースで、安全に楽しむことができます。隣接する「サイクルセンター」では、マウンテンバイクなどがレンタルでき、アルプスの山々を眺めながらのロングライドもおすすめです。
また、サイクルセンター横の管理棟内には、授乳室やキッズコーナーがあり、子ども連れでも安心して滞在できます。

2アルプス公園

北アルプスの山並みを一望できる公園

標高約800ｍの丘陵地にある松本を代表する公園は、子ども連れのおでかけドライブに最適の目的地。起伏に富んだ地形と自然を活かした展望台の他、動物園、遊具などが整備されており、市民の憩いの場として賑わっています。標高が高いからこそ楽しめる展望は、眺望抜群。園内各所で北アルプスの山並みが望めます。おすすめは、「松本市 山と自然博物館」5階の無料展望室からの360度の大パノラマ。2017年に整備された展望広場からも松本市街や北アルプスの山並みを一望できます。

家族連れでにぎわう遊び場

園内の「子供冒険広場」には、ローラー滑り台や岩山滑り台、フィールドアスレチックなどさまざまな遊具があり自由に遊べます。ボブスレーのように公園の斜面を滑り降りる全長630ｍのアルプスドリームコースター（大人410円、子ども200円）など、「冒険」と名前が付く広場だけあって、規模の大きい遊具も多く、小学生でも十分に遊び尽くせます。
また、約50種類の動物が観察できる「小鳥と小動物の森（動物園）」も家族連れに大人気。小動物と触れあえるコーナーでは、動物に触ったり餌をあげたりと、子どもも大人も大はしゃぎ。いつも笑顔であふれています。

3アガタベーカリー

パンダが看板キャラの、地元で人気のパン屋さん

松本城や松本市美術館から車で約10分。長野県・三重県産小麦の全粒粉と自家製酵母で作るパンがおいしいと評判の「アガタベーカリー」があります。お店のキャラクターの「パンダ」がかわいく、パッケージなどに使われている他、入口には顔出し看板もあり、子どもたちに人気です。
ぜひ味わってみたいのが、長野県ではお馴染みのご当地パンである「牛乳パン」。ふんわりとした生地にミルククリームをはさんだもので、ほんのり甘くシンプルな味わいが幅広い世代に受け入れられています。ミルク、ピーナッツ、タマゴ、ツナ、ポテトサラダの5種類があり、食事パンやおやつにちょうど良く、手軽なお土産としても喜ばれています。

店内には絵本コーナーも

店内には、惣菜系やお菓子系など40～60種類ほどのパンが常時並びます。10～100％の割合で全てのパンに使用されている全粒粉は、石臼で挽いた自家製の粉。食物繊維や各種ミネラルが豊富で栄養価が高い安心安全なパンを目当てに、毎日多くの人が訪れています。
お店の一角には、絵本が置かれているコーナーなどもあり、お母さんがパンを選んでいる間に、お父さんと子どもで絵本を読んでいるファミリーも多いそうです。

4開運堂

ロボットが作るソフトクリームが話題

1884年（明治17年）創業の老舗和洋菓子店。店舗入り口では、世界唯一のソフトクリームロボットが稼動しています。コーンをセットし、ゆっくりと円を描きながらソフトクリームを巻き、手渡すまでの工程をすべてロボットが行っています。
味は、定番のバニラやストロベリー、黒蜜きなこにほうじ茶、生メロン、塩キャラメルなど、季節限定の商品を加えると40～50種類ほどのレパートリーが揃い、それを日替わりで楽しめます。若い人に気軽に入ってもらう店づくりのために導入されたソフトクリームロボットは、今ではお店のシンボル的存在になっており、観光で訪れた家族連れで賑わうこともあるそうです。

個性的な和洋のお菓子が充実

「開運堂」は「シンプルで個性的、いつまでも斬新」をモットーに、個性的な和洋菓子を作り続けています。食べきりサイズでかわいらしい渦巻き型の「ひときれロール（ナッツ＆モカ）」。白鳥が型押しされたソフトクッキー「白鳥の湖」などが若い人に人気です。
「いわさきちひろ美術館」とのコラボ商品である「リンゴの天使」、「木の葉の精」（ともに3月～11月の限定発売）は、いわさきちひろの絵がパーケージされていてお土産用にぴったり。和菓子、洋菓子ともに種類は豊富。1個から購入できるお菓子もあるので、お好きなものを選んで食べ比べもできます。

5湯の華銭湯 瑞祥（ずいしょう）松本館

家族でゆったりくつろげる街中の温泉施設

松本市の中心部にある日帰り温泉施設。千曲（ちくま）市の戸倉上山田（とぐらかみやまだ）温泉から直送される湯は、アルカリ性単純硫黄泉で、腰痛や神経痛、冷え性などに効果が高いといわれています。
広々とした露天風呂は、大きな信楽焼（しがらきやき）のつぼ湯や寝湯など、さまざまな種類の湯船が用意されています。小さな子ども連れであれば家族風呂がおすすめ。檜風呂の内湯とつぼ湯の露天風呂が両方楽しめ、ゆったりとくつろぐことができます。

手打ちそばや山賊焼など、松本の味も堪能

館内には、味自慢のお食事処も完備。常連客がいるほど人気の手打ちそばや、地元松本の名物料理「山賊焼定食」などが味わえます。他にも、一品料理やアルコール、ソフトドリンクも多数揃っています。
畳敷きの小上がり席もあるので、ゆっくり食事が楽しめます。また、少し離れたところには貸切部屋もあり、プライベート空間で食事処のメニューをいただくことも可能。小さな子ども連れにはもちろん、食事の後に少しお昼寝がしたい方にもおすすめです。松本観光の合間に気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょう。

6界 松本

八種十三通りの湯浴みで、浅間温泉を満喫する

松本駅から車で約15分。国宝松本城の奥座敷として栄えた浅間温泉。閑静な温泉郷に佇むワインと美食を楽しめる温泉旅館です。現代建築家の先鋭的な感性と、日本の伝統工芸美が調和したデザインが特徴です。温泉では、日本では珍しい「ラディアントバス」（体温より少し高い温泉が循環する寝椅子型の温浴方法）や、檜の芳香を楽しむ「檜おがくず風呂」、「寝湯」など八種十三通りの湯浴みで、松本城主の御殿湯（ごてんゆ）もあったという浅間の湯を堪能することができます。夜は音楽の街、松本にちなみ、地元の音楽家によるロビーコンサートを毎晩開催しています。地元産ワインも常時50種類以上そろえ、音楽とワインに酔いしれる時間を過ごすことができます。