ご当地サポーター
【2025年版】大町・白馬で体験したい、冬のおすすめアクティビティ

北アルプスの裾野に広がる信濃大町と、その隣の白馬村では、11月下旬から3月にかけて雪景色が広がります。良質なパウダースノーが降り積もるスキー場や高原、自然豊かな湖で、冬ならではのアクティビティを楽しんでみませんか。スノーモービルにワカサギ釣りなど、大人も子どももワクワクする体験ばかりです。

スノーシューを履いて銀世界の中をピクニック

フカフカの雪の上でのハイキングは、浮遊感があってなんとも楽しい
フカフカの雪の上でのハイキングは、浮遊感があってなんとも楽しい

眼下に青木湖を望むスキー場で体験できるのは、真っ白な森の中を歩くピクニックツアー。リフトでゲレンデへ移動したら、まずはスノーシューを履いて歩く練習を。スノーシューは雪上での浮力が高く、坂の登り降りもスイスイ。北米最高峰・マッキンリー登頂などの経験を持つガイドがサポートしてくれるので、初心者でも安心です。講習を受けたら、いよいよ約1~2時間のツアーにスタート。純白の世界が広がる静かな森の中を歩いていると、自然と一体になったような気分が味わえます。

大自然を感じながら、雪のテーブルでティータイムを

雪を固めてテーブルを作り、お茶とスイーツでひと休み
雪を固めてテーブルを作り、お茶とスイーツでひと休み

人が普段入らない森を歩いていると、ガイドの案内でウサギやシカなど動物の足跡を見つけることができます。幻想的な樹氷や雪の風紋といった自然美に癒されるのも、スノーシューでゆっくり進むからこそ。ツアー途中には、ティータイムも設けられています。自家製フルーツティーを味わえば、身も心もほっと温まります。
この他、ソリで雪の上を滑ってみたり、旗を取り合うスノーフラッグで雪まみれになったりと、童心に返ってたっぷり楽しみましょう。

アウトドアガイドkiboco
  • URLhttp://kiboco.jp/
  • 住所長野県安曇野市穂高有明7265-22 MAP
  • 営業時間スノーピクニック
    2024年12月21日(土)~2025年3月9日(日) 
  • 定休日不定休
  • 入場料スノーピクニック
    大人子供一律6,800円
    ※体験料、レンタル料(スノーシュー・ストック・スパッツ)、リフト一回券、保険料込み
  • TEL0263-75-9414
  • 駐車場無料
  • 年齢制限スノーピクニック
    6歳以上 ※中学生以下は保護者同伴
  • メモスノーピクニックの詳細はこちらで要確認

白馬の雪山をさっそうと走る雪上バイクに挑戦

初心者でも大丈夫。白馬の雄大な自然の中でパウダーランを楽しもう
初心者でも大丈夫。白馬の雄大な自然の中でパウダーランを楽しもう

多彩なアクティビティが魅力で、外国人にも人気のクラブです。冬のおすすめは、車では走行できない雪原を駆け抜けるスノーモービル体験。免許は不要、6~11歳の子どもはタンデムライド(2人乗り)が可能なので、ファミリーでも楽しめます。事務所に併設された「ライオンカフェ」で集合したら、バスで移動してまずはレッスンを。その後はパウダースノーの山や森の中を走行していきます。初心者向けコースながら、時速20~30kmほどで雪上を走るスピード感と爽快感はたまりません。

アクティビティの前後はカフェでゆったり

白馬名産の紫米が入った「ブリトー ヘルシーチキン」1,000円、カフェラテ500円
白馬名産の紫米が入った「ブリトー ヘルシーチキン」1,000円、カフェラテ500円

雪上を自由自在にツーリングするスノーモービルの他に、プロが運転するスノーモービルでラフトボートを牽引する「スノーラフティング」もあり、こちらは5歳以上から気軽に楽しめます。いずれも参加者はスキーブーツなど1アイテム500円でレンタルできるので、手ぶらで行けるのが魅力です。
アクティビティの前後には、集合場所の「ライオンカフェ」でひと休み。手軽に味わえる野菜たっぷりのブリトーやハンバーガー、地元で焙煎した豆を使ったコーヒー、週末限定のスープなどが揃います。

※2024-25年シーズンは「スノーラフティング」は休止となります。

白馬ライオンアドベンチャー
  • URLhttps://hakuba.lion-adventure.com/
  • 住所長野県北安曇郡白馬村北城5746-3 MAP
  • アクセスJR白馬駅から車で約5分
  • 営業時間8:00~17:00
    ライオンカフェ 9:00~16:30 (L.O. 16:00)
  • 定休日無休
    ライオンカフェ 火曜
  • 入場料白馬スノーモービル(所要時間60分)
    シングル(一人乗り・大人16歳以上)18,000円
    タンデム(大人16歳以上・二人乗り)24,000円/1台(大人2名)
    タンデム(身長120cmの子供と大人二人乗り)20,000円/1台
    ※2024年12月28日(土)〜2025年1月5日(日)は各2,000円UP
  • TEL0261-72-5061
  • 駐車場無料
  • 年齢制限白馬スノーモービル
    シングル 16歳以上、タンデム 6歳で身長120cm以上
  • メモ「白馬スノーモービル」の詳細はこちらで要確認

神秘的な星空の下、雪原を歩くナイトトレッキング

月明かりに照らされた雪原を進む。雪国の必需品、かんじきの歩きやすさは感動的
月明かりに照らされた雪原を進む。雪国の必需品、かんじきの歩きやすさは感動的

日本で古くから雪上を歩くために使われていた道具「かんじき」やスノーシューを履いて、雪原を歩くトレッキング。夜に行われるツアーでは、昼とは異なる趣が楽しめます。大町や白馬の冬は日が暮れると極寒になりますが、晴れた日には巨大なオリオン座が頭上できらめき、澄み切った美しい星空に心が洗われます。月明かりがある日は、真っ白な銀世界と北アルプスの勇姿が月に照らされ、ロマンチック。雪の夜は、深々と降り積もるパウダースノーを踏みしめながら歩く、特別な体験が待っています。

大自然の中でのコーヒータイムは至福の時間

冬の夜だからこそ楽しめる雄大な雪原の風景にうっとり
冬の夜だからこそ楽しめる雄大な雪原の風景にうっとり

場所は、大町市内の中山高原または鹿島槍スポーツヴィレッジ(鹿島槍スキー場)の大谷原。約2時間のトレッキングツアーでは、かんじきとスノーシューを履き比べ、自分が歩きやすい方を選択できます。散策途中の熱いコーヒータイムは、思わず幸せを感じるひととき。オプションでおでん鍋(1,500円)のオーダーも可能です。
この他クラブでは、かんじきで昼の冬山をトレッキングする「かんじき1時間コース」、そりリレーや雪投げが楽しめる「スノーゲーム体験」などのアクティビティも用意しています。

大町・青木湖&アドベンチャークラブ

手ぶらで行ける暖かいドーム船でワカサギ釣り

ガイドがアドバイスしてくれるので釣りが初めてでも安心
ガイドがアドバイスしてくれるので釣りが初めてでも安心

北アルプスの麓にある周囲6.5kmの木崎湖。透明度が高く水質が良いことから、「木崎湖のワカサギはおいしい」と釣り好きの間でも評判です。禁漁期がないためワカサギ釣りは1年中行われていますが、ハイシーズンは秋~冬。11~3月には、ストーブが置かれた暖かいドーム船で快適に釣りが楽しめるアクティビティが人気です。初心者なら、3時間のガイド付き体験がおすすめ。道具も一式貸してもらえます。餌の付け方やリールの巻き方などを教えてもらいながら、自分のペースで釣りに挑戦してみましょう。

釣れたワカサギは自分で天ぷらに

同時に数匹のワカサギが釣れることも。透き通った美しい魚体は水がきれいな証し
同時に数匹のワカサギが釣れることも。透き通った美しい魚体は水がきれいな証し

ワカサギ釣りは5本針の仕掛けを使用。ピクピクと動く仕掛けの状態を見極めながら、素早く丁寧にリールを巻いていきます。天然の魚だけに、天気などによってはなかなか釣れない日もありますが、1匹釣れた瞬間の感動はひとしおです。釣りの後はモーターボートで岸に戻り、自分で釣ったワカサギを天ぷらにしていただきます。揚げたてのワカサギは軽くてほっくり、いくらでも食べられるおいしさです。
木崎湖POW WOWではこの他、グリーンシーズンにはキャンプ泊やSUP体験なども楽しめます。

木崎湖POW WOW(パウワウ)キャンプ場&アウトドア
  • URLhttp://kizakiko-powwow.com/
  • 住所長野県大町市平19004-1 MAP
  • アクセスJR信濃大町駅から車で約15分
  • 営業時間冬季7:00~17:00、夏季8:30~18:00
    わかさぎ釣り体験(3時間パック)
    2024年11月1日(金)〜2025年3月末まで 9:30〜または13:00〜
  • 定休日不定休
  • 入場料わかさぎ釣り体験(3時間パック)大人5,700円、中学生以下5,200円
    (ドーム乗船+ガイド料+釣り道具一式+ザブトン+調理器具セット込み)
    ※高校生以上は別途、遊漁券(釣りライセンス)1,000円が必要
  • TEL0261-85-2494
  • 駐車場無料
  • 年齢制限わかさぎ釣り体験 小学2年生以上
  • メモ催行人数2名以上。詳細はこちらで要確認。

ジャンプ台からの光景を選手目線で体感

左がノーマルヒル、右がラージヒルのジャンプ台。間には展望エレベーターが
左がノーマルヒル、右がラージヒルのジャンプ台。間には展望エレベーターが

1998年に開催された長野冬季オリンピックのジャンプ競技、ノルディック複合競技の会場として使用された競技場。日本ジャンプチームはこの場所で金メダルを獲得し、多くの感動が生まれました。東京ドーム約2.5個分という広い敷地には、地上107mのノーマルヒルと138mのラージヒル、2つのジャンプ台が並んでいます。リフトと展望エレベーターに乗り、それぞれのスタート地点にある観覧ステージへ。選手と同じ目線で見る景色は、足がすくむほどの高さと急傾斜。大迫力の光景が広がります。

メダリストの功績にあやかった注目アイテムも

スタートタワーにある「白馬オリンピックギャラリー」
スタートタワーにある「白馬オリンピックギャラリー」

ビル28階ほどの高さから息を飲む絶景を眺めたら、オリンピックギャラリーにも立ち寄ってみましょう。貴重な金メダルをはじめ、数々の映像や写真が展示されています。中でも注目したいのが、隠れたラッキーアイテム。1つは、地上と展望エレベーターを結ぶ金色のNo.1リフト。もう1つは、日本がオリンピック通算100個目の金メダルを獲得した、ジャンプ団体戦メダリスト4人の足型です。必勝を祈願し、多くのアスリートや学生がラッキーアイテム目当てに訪れるそうです。

白馬ジャンプ競技場
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