1うなぎのまとい

特製ダレが香ばしい「うな重」

観光名所「東海館」の向かい側にあるうなぎ専門店。伊東で店を構えたのは約40年前で、今の場所に移転して約15年になります。
うなぎはその時期おいしい産地のものを仕入れています。一番人気は「うな重」の並。注文を受けてから蒸し上げ、開店以来継ぎ足して使用している特製のタレを付けて焼きます。熟練の店主が、その時のうなぎの状態を見極め、蒸し時間や焼き加減を調整。香ばしく、ふっくらと仕上げています。

土・日曜、祝日のランチは予約がおすすめ

メニューは他に、ご飯に錦糸卵と細切りの蒲焼きが乗った「まぶし丼」や、半身の蒲焼きを手頃にいただける「半丼」も人気。「蒲焼」や「白焼」、「柳川」の定食もあります。いずれもお新香と吸い物付き。100円プラスすれば、吸い物を肝吸いに変更することができます。
店内はテーブルとカウンターで全21席。ランチタイムは混雑することが多く、営業時間より早くうなぎが品切れになることもあるので、休日などは予約してから訪れるのが安心です。

2ごはん処花季（はなごよみ） 海岸店

オーベルジュの味を定食や丼で気軽に

1日2組限定の心づくしのもてなしで知られる伊東温泉にあるオーベルジュ「花季」の味を、手軽な磯料理でリーズナブルに楽しめるのが「ごはん処花季 海岸店」。
いち押しは「海鮮丼」で、全国各地で水揚げされた生マグロをはじめ、アジ、白身魚、ボタン海老など、厳選されたネタがたっぷりと盛り付けられています。また、定食や丼につく煮物や胡麻豆腐なども、季節の食材と手作りにこだわっていて、おもてなしの心を大切にした最初から最後までじっくりと味わいたくなる逸品が揃っています。

「伊東の地きんめ」を1尾まるごと煮付けに

店で使う魚は、伊東魚市場から直接仕入れた鮮魚が中心。煮付けで使う金目鯛は、伊豆大島と伊豆稲取の中間に生息する高級な「伊東の地きんめ」にこだわります。日の出と同時に操業する日戻り漁の一本釣りで丁寧に氷水で保存するため、鮮度は抜群。その金目鯛を1尾まるごと1時間煮付けた「金目鯛の煮付け」のふっくらとしたやわらかい白身は、噛みしめるごとに旨味が広がります。

3味の店 五味屋

オープン前から行列のできる海鮮料理店

JR伊東駅から徒歩4分ほどにある、魚料理専門店。飾らない雰囲気の店内では、伊豆各地や沼津、小田原の漁港から厳選した魚介を仕入れた、ボリュームたっぷりの刺身定食や丼を提供しています。
名物は、「五味屋おまかせ丼」。その日に仕入れた約20種類の日替わりの旬の魚介が、器からはみ出るくらい豪快に盛り付けられています。切り身が大きく、食べ応えも十分。開店前から行列ができるのも納得です。

郷土の味「ねごめし」も絶品

また、赤身と白身、イカのタタキをご飯の上にのせた、伊東の郷土料理「ねごめし」が味わえるのもこの店ならでは。漁師メシが由来といわれるねごめしは、カツオと昆布の出汁をかけて食べるのが基本。上にのったおろし生姜と味噌を溶かしながらいただきます。一度食べたらやみつきになるほど絶品です。

4すしの壽々丸（すずまる）

その日に水揚げされた地魚を握りで堪能

地魚の握り寿司をいただける地元でも評判の寿司店。ネタの鮮度にこだわり、オーナー所有の漁船で自ら魚を釣ってくる他、相模湾や駿河湾でその日に水揚げされた新鮮な魚介を漁船から直接仕入れています。伊東周辺で獲れる地魚にも力を入れており、珍しい魚に出合えることも。
おすすめランチは、地魚を中心に握り10貫と自家製玉子焼きがついた「特選十種」。四季折々の旬魚を中心に、丁寧な仕事がなされた寿司を堪能できます。

夜は、地魚のおいしいメニューを満喫

夜は、寿司以外の魚料理もバラエティー豊かに揃います。秋～冬は、伊豆の名物金目鯛やクロムツのかぶと煮を。ふっくらとした身に甘辛の煮汁が絡まった、たまらなく美味な一品です。春～秋は、近海で獲れる通称ガリンチョ（クロシビカマス）などを焼魚で。他にも、日替わりで獲れる種類が異なる地魚を、最適な調理法で提供しています。

5ステーキ池田

本格鉄板料理をお手頃なランチメニューで

鉄板焼きの名店にもかかわらず、ランチが手軽に楽しめる人気店。ブランド黒毛和牛をはじめとした国産牛や、伊豆の新鮮魚介を、熟練の料理人が目の前の鉄板で調理してくれます。
ランチメニューは「牛100％の鉄板焼きハンバーグ」や「ステーキハンバーグピラフ」など、1,580円からいただけるリーズナブルなものから、コース料理や御膳まで幅広く用意。伊豆の魚介を鉄板焼きで楽しむなら、メインが国産牛の「池田ランチコース」のフルコースを。素材の旨みを最大限に引き出す絶妙の焼き加減で、伊豆の山海の幸を提供してくれます。

贅沢な空間と料理に満たされるひととき

美しく整えられた日本庭園を望むカウンター席に腰を下ろせば、厳選の素材を料理人の手で極上の料理に姿を変える様子を楽しめます。目の前で繰り広げられる見事な手さばきはついつい見とれてしまうほど。味はもちろん、視覚でも贅沢なランチが満喫できます。

6界 伊東

4つの源泉をもつ豊富な湯量と泉質を誇る源泉かけ流しの温泉宿

伊東駅から車で約5分の「界 伊東」は、源泉かけ流しの温泉を楽しめる宿。自家源泉を含む4つの源泉から毎分600リットル湧き出る湯を、当日の天候によって組み合わせています。大浴場では、「神木」と呼ばれる古代檜の湯殿で心身ともに癒されるひとときをお過ごしください。他にも、一年中楽しめる源泉プールや、日本庭園を眺めながら浸かれる足湯など、存分に湯を楽しめる温泉旅館です。
食事は、金目鯛、伊勢海老、鮑など伊豆の豊かな海の幸を用いた会席料理をご賞味いただけます。
客室は全室が「伊豆花暦の間」。椿、河津桜、藍など約20種類もの伊豆の植物で染め上げた糸を、機織り機で一本一本丁寧に織り上げた「花暦スクリーン」が、華やかに客室を彩ります。

7界 アンジン

全室オーシャンビュー。マリンアンティークのスタイリッシュな空間

伊東駅から車で約5分の「界 アンジン」は、サムライとなった英国人航海士・三浦按針（ウィリアム・アダムス）をテーマに、海や船旅にまつわるアートを取り入れたスタイリッシュな温泉旅館です。
最上階で露天風呂に浸かりながら大海原を眺めた後は、船の甲板をイメージした「サンブエナデッキ」で湯涼みのひとときを過ごせます。
お食事は、伊豆らしさを感じる食材に、三浦按針の出身である英国のエッセンスを加えた和会席をご用意。英国の伝統料理をもとに考案された、ビールとの相性もぴったりの品々です。