1山六ひもの店「とろさば塩干し」

1949年（昭和24年）創業の老舗干物店。伊東港や川奈港の近くに自社の製造所があり、港で水揚げされたばかりの新鮮な魚を加工し、直売しています。アジやサバ、シラスにキンメダイなど、品数豊富で迷ってしまいそうですが、店内の七輪であぶった干物を常時10種ほど用意しているので、試食でお気に入りの味を見つけられます。
おすすめは「とろさば塩干し」。脂がのったふっくらとしたサバの干物は、焼き上げるととてもジューシーに。季節に合わせて塩水濃度を調節するなど、長年の経験を積んだ職人が作る干物は、いつ訪れても創業当時と変わらない味が楽しめます。いずれの干物も、無添加で仕上げており、それぞれの魚の持つ旨味が凝縮した逸品が揃います。

【商品名・価格】とろさば塩干し（2切れ）700円
【賞味期限】冷凍保存で約7日間

山六ひもの店 総本店

• https://www.yamarokuhimono.co.jp/blog/shop/shop.htm
• 静岡県伊東市東松原町5-6 MAP
• JR伊東駅から徒歩約10分
• 8:00～17:00
• 無休
• 無料

2山国商店「自家製の干物・塩辛」

東伊豆の海沿いを走る国道135号線沿いにある干物店。晴れた日は店の前に天日干しの魚がずらりと並んでいます。伊東で揚がる地魚を中心に、仕入れた魚介は、干物や塩辛に。自家製の干物は、肉厚でホクホクとした身が特徴で、どれも味わい深いと評判です。

一度食べたらやみつきになる、自家製イカの塩辛

1年を通じて人気なのが、余計な物を使わず素材のおいしさを存分に活かした「自家製いかの塩辛」。ゴロっと入ったイカは食べ応えがあり、噛めば噛むほど旨味がにじみ出てきます。
気になるものがあれば、サービス精神旺盛な店主にたずねてみてください。旬のおいしい干物を教えてくれたり、試食を勧めてくれたりと、会話を楽しみながらお土産が選べます。

【商品名・価格】イカの塩辛700円
【消費期限】冷蔵保存で約7日、冷凍で1カ月

山国商店

• https://www.instagram.com/yamakuni.himono/
• 静岡県伊東市湯川2-1-16 MAP
• JR伊東駅から徒歩約7分
• 9:00～17:00
• 無休
• 無料

3松田椿油店「椿油」

JR伊東駅を起点に道が伸びる湯の花通りに店を構えて80年。「松田椿油店」は、伊東市の花木に指定されている椿の油で商いを続けてきました。店内には年季の入ったろ過器が置かれており、これで、伊豆七島の利島から仕入れた純粋椿油をろ過し、不純物を除いてから瓶に詰めています。伝統製法で作る混じりけなしの椿油は、髪や肌のケアに最適。年齢問わず、多くの女性に支持されており、この椿油を購入するために関東近郊から訪れる方も多いそうです。

【商品名・価格】椿油（40㏄～）700円～
【消費期限】製造日より1年

万能の椿油は、最高の食材

和製オリーブオイルと言われる椿油は、食用油としても優秀。サラッとした揚がり加減とクセのない風味から、天ぷらをはじめフライや炒めものに適しており、ドレッシングオイルにもおすすめ。「松田椿油」でも、缶に詰めた食用油が贈り物として好評を得ています。
「純粋 椿油」は、60cc（900円～）から販売していますが、瓶詰め以外に量り売りをしており、瓶を持っていけばろ過器から直接注いでもらえるのも、この店ならではです。

松田椿油店

• http://www2.wbs.ne.jp/~tubaki/
• 静岡県伊東市猪戸1-1-18 MAP
• JR伊東駅から徒歩3分
• 10:00～18:00
• 水曜
• 無し

4市川製茶 湯の花通り店「ぐり茶」

1919年（大正8年）に、伊豆・伊東の名産品である「ぐり茶」（玉緑茶）の栽培を静岡東部地域で初めて手掛けた老舗店。ぐり茶は、葉の形を整える工程を省くことで、葉の成分が抽出しやすく渋みが少ないのが特徴です。「市川製茶」のぐり茶は、通常の蒸し方より深く蒸しており、ほどよい甘みと口当たりのよい飲み心地。そのふくよかで上品な味は、お土産にも最適です。また、カフェインが少なく渋みが少ないため、子どもも安心して飲めるのが魅力です。
その銘茶やお茶を使ったスイーツが湯の花通り沿いにある「市川製茶 湯の花通り店」で楽しめます。

【商品名・価格】ぐり茶（100ｇ～）356円～
【消費期限】製造日より1年（未開封）

ぐり茶たっぷりのオリジナルメニュー

古民家風な造りの店舗の1階には試飲コーナーやお土産などの販売スペース、2階には、ぐり茶を使ったフードメニューが食べられる和カフェ「喫茶 和憩い処 茶彩（さや）」を併設した「市川製茶 湯の花通り店」。カフェでは、生茶パスタやお茶漬け、茶そばといった食事メニューをはじめ、抹茶ラテなどのドリンクやパフェなど、お茶づくしのオリジナルメニューが揃います。なかでもぐり茶のホットケーキはお茶の香り高く、美味。ぐり茶を生地に練り込んで焼き上げたホットケーキに、バターやメイプルシロップのほか、ソフトクリームやベリーソース、小豆などをトッピング。一口ほおばるたびに、おいしさが広がります。

市川製茶 湯の花通り店

• https://www.ichikawa-guricha.com/yunohanatooriten.php
• 静岡県伊東市猪戸1-2-1 MAP
• JR伊東駅から徒歩約5分
• 1階販売スペース 10:00〜17:00
  2階喫茶スペース 10:00〜16:00
  
• 木曜
• 有料（提携駐車場）

5お菓子処 石舟庵「石舟庵まんじゅう」

伊豆の老舗菓子店。お店の代表作は、沖縄の黒糖を練り込んだ薄皮にたっぷりと餡が入った「石舟庵まんじゅう」。風味豊かなふっくらとした生地と上品な餡の組み合わせが絶妙です。

【商品名・価格】石舟庵まんじゅう 1個129円
【賞味期限】約3日

工場で蒸したてのお菓子を満喫

洋菓子では、伊豆の名産品ニューサマーオレンジを用いたベイクドチーズケーキ「みかんの花咲く丘」がロングセラー。「伊豆の魅力をお菓子で表現したい」という店主の思いが詰まった、伊豆の旬の素材が楽しめる、お菓子が和洋問わず種類豊富に揃います。

【商品名・価格】みかんの花咲く丘（ベイクドチーズケーキ）1個237円
【賞味期限】約8日

お土産にどれを選ぶか迷ったら、イートインスペースで気になるお菓子を購入し、無料のぐり茶と一緒に味わってから決めるのも賢い選択。また、工場で蒸し立てのお菓子が楽しめるので、散策の途中で、ほっと一息つく場として立ち寄るのもおすすめです。

お菓子処 石舟庵 湯川本店

• http://www.sekishuan.co.jp/
• 静岡県伊東市湯川4-13-1 MAP
• JR伊東駅から徒歩約10分
• 8:30～17:00
• 無休
• 0557-36-2313
• 無料

6菓子舗 間瀬「伊豆乃踊子」

川端康成の名作「伊豆の踊子」にちなんだ伊豆を代表する銘菓「伊豆乃踊子」で知られる、創業1872年（明治5年）の老舗菓子舗。お菓子には、栗は掛川農協から、桜葉は伊豆松崎の農家からなど、顔の見える生産者から届く厳選素材が基本。また、富士山の伏流水と丹那水系の良質な天然水をさらに水の製造機で浄化したものを使用するなど、お菓子作りに妥協は一切ありません。

白あんにクルミがたっぷり入った「伊豆乃踊子」は、コクのある白あんとくるみの香ばしさが相まって、後に引くおいしさです。

【商品名・価格】伊豆乃踊子 1個118円
【賞味期限】約60日

上品なお菓子が勢揃い

そのほかにも、サツマイモの黄身あんを用いた「吉祥」や、季節限定品の「栗きんつば」など、甘さをおさえた上品なお菓子が人気です。JR網代駅前店には茶室もあり、こだわりの銘菓をおいしいお茶と一緒に味わうこともできます。

【商品名・価格】栗きんつば 2個378円
【賞味期限】約50日

菓子舗 間瀬 本店

• https://www.mase-jp.com/
• 静岡県熱海市網代400-1 MAP
• JR網代駅から徒歩約15分
• 8:00～17:00
• 木曜
• 無料

7いで湯菓子処 伊豆柏屋「いでゆむし極上栗蒸羊羹」

羊羹と饅頭、2つの蒸し和菓子を作り続ける創業80年余の老舗店。名物は、竹皮に包み、伊東温泉の蒸気で蒸し上げた「いでゆむし羊羹」。北海道産小豆を使用した自家製こしあんの中に小ぶりの栗の甘露煮が入った、昔ながらの懐かしい味わい。さらに、大粒の栗が存在感たっぷりの「いでゆむし極上栗蒸羊羹」も人気。どちらも、ほんのりと漂う竹の香りがおいしさを引き立ています。

【商品名・価格】いでゆむし極上羊羹（小1本）810円、（大1本）1,512円
いでゆむし羊羹（1本）756円
【賞味期限】約7日（未開封）

紅茶に合う洋風蒸しまんじゅう

洋風饅頭の「いづる饅頭」は、子どもに好評の一品。カステラ生地でクリームを包み、ふんわりと蒸し上げています。カスタードとチョコカスタードの2つの味があり、どちらもコーヒー・紅茶はもちろん日本茶にもよく合います。

【商品名・価格】いづる饅頭（6個入）1,016円
【賞味期限】約7日

いで湯菓子処 伊豆柏屋 本店

• http://izukashiwaya.com/
• 静岡県伊東市中央町3-7 MAP
• JR伊東駅から徒歩約5分
• 9:30～17:30
• 無休
• 無し