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山口県西部・北部エリアのおすすめランチスポット6選

グルメ探訪は旅の醍醐味。お宿での豪華な夕食の前に、ちょっと遠出してランチを楽しんでみませんか?ご当地名物が自慢のお店、エリアで注目のお店、人気観光地の絶景が堪能できるお店など、山口県内には個性豊かなお店が粒ぞろいです。今回は県内の西部・北部に点在する選りすぐりの6店をご紹介します。

お焦げも美味!熱々の瓦にのせた茶そばをいただく「瓦そば」

見た目のインパクトも大きな「瓦そば」1人前1,320円(写真は2人前)
見た目のインパクトも大きな「瓦そば」1人前1,320円(写真は2人前)

観光客のみならず、山口県民にもこよなく愛される川棚温泉名物「瓦そば」の名店。瓦そばは、熱した瓦の上に茶そばが盛られ、具材や薬味とともにつゆにつけて味わうのが基本スタイルです。
北海道産のそば粉に石臼挽きの宇治抹茶が練り込まれた茶そばは、茹でた後に1時間かけてしっかり水切りされることで旨みがさらに凝縮。香り立つモチモチとした食感とともに、瓦で熱せられる部分のパリパリ感もたまりません。創業時からの秘伝のつゆが、茶そばの味をいっそう引き立て、薬味の地元下関産「安岡ねぎ」との相性も抜群です。

元祖の味は別格!川棚温泉名物「瓦そば」発祥の店

中庭を眺めながらくつろげる「川棚本館」(写真)と大広間やお土産コーナーを備える「川棚南本館」が隣接
中庭を眺めながらくつろげる「川棚本館」(写真)と大広間やお土産コーナーを備える「川棚南本館」が隣接

瓦そばは、西南戦争の際に兵士が瓦で肉などを焼いたという歴史上の逸話をヒントに、同店の創業者・高瀬慎一氏によって考案されました。県内でも提供する店が増えていますが、半世紀を超えて様々な秘伝が守られている「元祖」の味わいは別格の存在。
築およそ120年の「川棚本館」ではその歴史に思いを馳せながら、自慢の美味を堪能できます。また、「川棚南本館」のお土産コーナーをお見逃しなく。瓦の代わりにホットプレートなどで楽しめる家庭用の瓦そばセットを購入できます。

ご当地サポーターコメント
瓦そばと並ぶ看板メニュー「うなめし」(2,420円)も絶品。薬味をかけたり、特製の出汁をかけて「うな茶」にしたり、茶碗3膳分のボリュームがありシェアして楽しむのもおすすめです。
元祖瓦そば たかせ 川棚本館・川棚南本館
  • URLhttps://www.kawarasoba.jp/index.php
  • 住所山口県下関市豊浦町大字川棚5437 MAP
  • アクセス中国道「下関」ICより車で約45分
  • バスアクセスJR下関駅から乗車、「川棚温泉」下車徒歩約5分
  • 営業時間川棚本館11:00~15:00、川棚南本館11:00~20:00
  • 定休日川棚本館 月曜~金曜(祝日は営業)
    川棚南本館 無休(臨時休業あり)
  • TEL083-772-2680
  • 駐車場無料

芳醇な味わいに感動。揚げたて熱々の柔らかイカフライ

「旬のイカフライ」930円。上品な旨みのケンサキイカや噛むほどに深い旨みのあるアオリイカ(写真)が味わえる
「旬のイカフライ」930円。上品な旨みのケンサキイカや噛むほどに深い旨みのあるアオリイカ(写真)が味わえる

穏やかな海を眺めながらランチをいただける、青海島(おおみじま)のカフェ。隣接する「木村水産」で製造された干物やフライの定食を味わえます。長門はイカも名物で「旬のイカフライ」も同店の看板メニューの一つ。夏季を中心に主にケンサキイカが味わえ、水揚げによってはアオリイカなどが使用されます。
鮮度抜群のイカは刺身ももちろん美味ですが、フライも絶対おすすめ。揚げたてのふんわりとした柔らかな食感に加えて、甘みのある芳醇な味わいがたまりません。

目の前には深川湾、海沿いに佇むコンテナカフェ

店内からも深川湾の美しい光景を満喫できる。天気がよければウッドデッキのテラス席がおすすめ
店内からも深川湾の美しい光景を満喫できる。天気がよければウッドデッキのテラス席がおすすめ

断崖や洞門、数々の奇岩が「海上アルプス」を演出する長門市の青海島。荒波が打ち寄せる日本海側とは一転して、店が佇む南側の深川湾沿いでは波の静かな光景が広がります。
「長州どりのチキンカツ定食」など洋定食も充実。夏季には「パウダーアイス」もおすすめです。お土産用に購入も可能な、開きやみりん干しなどの干物は、銘柄「山猿」で知られる「永山酒造」の酒粕で仕込まれています。酒粕によって旨みがいっそう深まり、身もふんわり。甘鯛やのどぐろが味わえることもあります。

ご当地サポーターコメント
酒粕仕込みの干物は山口県内では木村水産が先がけとか!?メニューに並ぶ魚はすべておいしそうで目移り必至。店を訪れたら、ぜひおすすめを尋ねてみましょう。季節でいちばんおいしい魚を教えてもらえます。
浜茶屋 三貴(みたか)
  • URLhttps://nanavi.jp/gourmet/mitaka/
  • 住所山口県長門市仙崎733-20 MAP
  • アクセス中国道「美祢」ICより車で約45分
  • 営業時間12:00~15:00 ※夜は予約のみ
  • 定休日水曜、第3木曜 ※臨時休業あり
  • TEL0837-26-3700
  • 駐車場無料

特大バンズに具もたっぷり!ボリューム満点の「角島バーガー」

「角島バーガー」(1,320円)のバンズサイズはなんと15 cm。テイクアウトもOK
「角島バーガー」(1,320円)のバンズサイズはなんと15 cm。テイクアウトもOK

小高い丘に佇む真っ白な三角屋根が目印、県内でも随一の絶景スポット「角島大橋」を眺めながら食事が楽しめるレストラン。名物「角島バーガー」はボリューム満点。15 cmもの特大バンズには、肉厚のパティ、イカリングのフライ、エビに加え、トマトなど野菜もたっぷり。頬張るごとに変化する味わいも楽しく、ペロリと食べられるのは、バーガーそのもののおいしさの証明です。
さらに、パスタ各種、「角島カレー」の他、バーガー含めて様々なメニューをシェアしながら楽しむのもおすすめです。

絶景「角島大橋」を一望する最高のロケーション

店内の全てが絶景の特等席。大きな窓から存分に角島大橋を眺められる
店内の全てが絶景の特等席。大きな窓から存分に角島大橋を眺められる

見どころ満載な角島エリアの観光において、食事や休憩スポットとしても絶好の立地で、ランチはもちろんカフェとしての利用も人気です。パンケーキやパフェなど、絶品揃いのスイーツもお見逃しなく。
周辺で夕方には早々と閉店する店が多い中で、通常の土日でも19時、夏やGWなど繁忙シーズンにはさらに遅くまで営業する場合もあり、利用しやすさもまた評判の理由の一つ。夕陽に加えて、要確認ではありますが、日によって夜景までもゆったり楽しめます。

ご当地サポーターコメント
「モチペッコ」は、同店グループのみで販売されているオリジナルスイーツ。餡と餅をパイ生地で包んで焼き上げられており、お土産としても人気です。「モチペッコソフトパフェ」もおすすめ。
晴ル家
  • URLhttps://www.facebook.com/tsunosimahareruya
  • 住所山口県下関市豊北町神田附野2052-12 MAP
  • アクセス中国道「下関」ICより車で約60分
  • 営業時間11:00~19:00
  • 定休日不定休 ※月ごとにSNSで告知
  • TEL083-786-0123
  • 駐車場無料
  • メモ営業時間は季節により変動あり(夏季は時間延長など)

パティシエ自慢の名物キッシュをランチプレートで

「キッシュプレート」1,320円、プラス330円でドリンクの追加もOK。なくなり次第終了となる
「キッシュプレート」1,320円、プラス330円でドリンクの追加もOK。なくなり次第終了となる

宇部市郊外、田園風景の中に佇む人気カフェ。テラス席はペット同伴での利用も可能です。女性を中心にランチも注目を集めており、名物の「キッシュプレート」の他、「海老マヨプレート」、「黒酢酢豚プレート」など5種のメニューが揃います。
エダムチーズ、グリエールチーズなど、4種のチーズをたっぷり使った濃厚な味わいのキッシュは食べ応え満点。パイ生地から丁寧に手作りされ、具材にはサツマイモ、ズッキーニ、カボチャなど、季節ごとに旬の野菜が使われています。

オーナーパティシエの珠玉スイーツも自慢

店の周囲は里山や田んぼが広がり民家もまばら。緑豊かな景色を眺めながらゆったりくつろげる
店の周囲は里山や田んぼが広がり民家もまばら。緑豊かな景色を眺めながらゆったりくつろげる

ランチのおいしさもさることながら、オーナーパティシエ自慢のスイーツも見逃せません。店内で味わう場合は、入り口横にあるショーケースから選ぶスタイル。彩りも華やかな品々は、イチゴやメロンなど旬のフルーツのケーキをはじめ、チョコタルト、ティラミス、チーズケーキの他約20種。多くの場合、ランチがラストオーダーとなる14時ごろにはほとんどが売り切れるほどの人気ぶりです。
ランチを楽しむ場合も含めて、早めの入店がおすすめですが、ケーキ類に限っては電話での取り置きも対応してくれます。

ご当地サポーターコメント
横浜の老舗ホテルで15年間腕を磨いたオーナーパティシエによるスイーツやキッシュは絶品!開店間もなくの時間帯、スイーツ全種類が揃うショーケースは壮観です。
LAUGH(ラフ)CAFE&BAKE
  • URLhttps://aquatechnical.jp/laugh/
  • 住所山口県宇部市矢矯331-1 MAP
  • アクセス小郡萩道路「十文字」ICより車で約20分
  • 営業時間11:00~18:00(ランチL.O.14:00)
  • 定休日火曜、水曜
  • TEL0836-67-1725
  • 駐車場無料
  • メモ閉店時間は季節により変動あり、臨時休業などSNSで告知あり

萩焼のプレートでいただく長州黒毛和牛の絶品ハンバーグ

「長州黒毛和牛ハンバーグプレート」1,650円。ワンプレートランチは萩焼の平皿が使われている
「長州黒毛和牛ハンバーグプレート」1,650円。ワンプレートランチは萩焼の平皿が使われている

史跡やカフェめぐりなど魅力満載の萩城下町。日本庭園を眺めながらランチが楽しめる同店も人気スポットの一つです。自慢の「長萩黒毛和牛ハンバーグプレート」は萩特産のブランド肉「長萩和牛」と「むつみ豚」を使い、特製の赤ワインソースも絶品です。付け合わせの野菜もたっぷり、ひと手間もふた手間も加わった品々を堪能できます。
他にも、しば漬けタルタルでいただく「むつみ豚の南蛮カツレツプレート」、日替わりフライの「地魚プレート」など、美味なメニューが目白押しです。

ランチと一緒におすすめ!こだわりコーヒーや自家製スイーツも

広いお座敷に加えて、コーヒーカウンターを備えた洋室もある。建物の裏から回って庭園の散策もOK
広いお座敷に加えて、コーヒーカウンターを備えた洋室もある。建物の裏から回って庭園の散策もOK

オーナーは東京のコーヒースタンドで長年腕を磨いたバリスタでもあり、こだわりのスペシャリティコーヒーとともに味わえる自家製スイーツも見逃せません。「チーズケーキ」や「抹茶のテリーヌ」、萩ならではの一品「甘夏ママレードのカッサータ」など、おすすめスイーツが豊富に揃います。
また、店の入口には姉妹店で、自家焙煎コーヒーと焼き菓子のテイクアウト専門店「ネロベイク」もあります。商品のラインナップは日替わりで、城下町散策やお宿でのおやつはもちろん、お土産にもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
築70年以上という網元のお屋敷をリノベーションしたお店は、広いお庭も含めて見どころ満載。立派な門構えながら、コーヒー1杯から気軽に利用でき、お洒落なラテアートも必見です。
ホトリテイ(畔亭)
  • URLhttps://www.instagram.com/hotoritei.cafe/
  • 住所山口県萩市南片河町62 MAP
  • アクセス小郡萩道路「絵堂」ICから約30分
  • バスアクセスJR新山口駅からバス「特急スーパーはぎ号」乗車、「萩明倫センター」下車徒歩約10分
  • 営業時間ホトリテイ11:00~16:00、ネロベイク12:00~16:00
  • 定休日不定休
  • TEL0838-22-1755(ホトリテイ)
    0838-22-8644(ネロベイク)
  • 駐車場無料(ホトリテイ専用、ネロベイク利用の場合は近隣有料駐車場へ)

食で体を整える、恩湯の飲食棟

「長門鶏飯」880円、「生搾り大豆豆腐」450円
「長門鶏飯」880円、「生搾り大豆豆腐」450円

恩湯の向かいにある、音信川をのぞむレストラン。地元産の銘柄鶏「長州どり」と手作り豆腐を中心に、新鮮な魚介、旬の野菜など素材を生かしたメニューが湯上りにぴったりと評判です。
メインメニューのひとつ「長門鶏飯」は、長州どりを酒蒸しにしてやわらかく調理。白米に酒蒸しの鶏の出汁をからめ、蒸した鶏と地場の野菜をのせた人気の一皿です。県産大豆からできる豆乳を使った「生搾り大豆豆腐」は、大豆本来の濃厚な旨味が際立つ逸品。地元産の天然塩とオーガニックのオリーブオイルが、豆腐の甘味を引き立てます。

美食の後は素材重視のオリジナルデザートを

「ソイクリームパフェ」850円。ミニサイズは650円
「ソイクリームパフェ」850円。ミニサイズは650円

素材を生かした調理はデザートでも同様です。おすすめはうっとりするほど美しいビジュアルの「ソイクリームパフェ」。豆乳ベースのなめらかなソフトクリームを、季節の果実が華やかに彩ります。ほかにも「杏仁豆花」や「甘酒蒸餅」など選ぶのに迷ってしまいますが、テイクアウトもOKです。
席はテーブル、カウンター、テラスを用意。目の前の恩湯広場と清流が織りなす四季折々の景観も魅力です。ランチ、ティータイム、ディナー、テイクアウトと様々なシーンで訪れたい名店です。

ご当地サポーターコメント
メインメニューは「長門鶏飯」のほか「長門たまご鶏飯」「湯本鶏うどん」などがあります。ほか、旬の素材を使った季節限定のメニューや新作にも注目です。
恩湯食
  • URLhttps://ontoshoku.jp
  • 住所山口県長門市深川湯本2270-5 MAP
  • アクセスJR長門湯本駅より徒歩約10分
  • 営業時間11:00~22:00(L.O.21:00)
  • 定休日水曜
  • TEL0837-25-4333
  • 駐車場無し(長門湯本温泉駐車場利用)
  • メモ価格は時間帯・テイクアウト等により変動あり
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