ご当地サポーター
【2024年版】青森県内の伝統的なお祭りとイベント情報まとめ

極彩色の巨大な「ねぶた」が闇に揺れ、人々を熱狂させる夏の祭り、五穀豊穣を願う古式ゆかしい秋祭り、そして雪深い冬に行われる花火大会など、青森には個性的な祭りとイベントが季節ごとにたくさんあります。
山車の大きさと派手さは、お祭りを愛してやまない土地、青森ならでは。世界中の祭り好きを魅了する、青森の祭りとイベントをご紹介します。

「青森ねぶた祭」は日本を代表する祭りのひとつ。祭りの期間には全国から観光客が訪れ、その人出は6日間で280万人を数えます。毎年8月2日~6日は、約20台の「ねぶた」が青森市の中心地を運行します。幅9m、奥行き7m、高さ5mという大きさ、歴史上の人物や神話の一場面を再現した極彩色の装飾の美しさは、この祭りならでは。「ねぶた」が接近するたびに、観客席からは大きな歓声があがります。

ハイライトは祭りが終盤を迎える6日の夜。「ねぶた」一台につき500~1,000人のハネトがついて、「ラッセラー」のかけ声とともに跳ねまわり、街中が大いに盛り上がります。7日の夜祭には、「ねぶた」の海上運行や花火大会が行われ、華やかなフィナーレを迎えます。

ご当地サポーターコメント
一度は見ていただきたい「青森ねぶた祭」!そして、一度見るとまた見たくなる(参加したくなる)お祭りです。
青森屋のショーレストラン「みちのく祭りや」では、青森ねぶた祭を始めとした青森の四大祭りのショーを、一年中お楽しみいただけます。
青森ねぶた祭
  • URLhttps://www.nebuta.or.jp/
  • 住所青森市中心市街地(ねぶた巡行)
    青森港(青森花火大会、ねぶたの海上運行)
    青い海公園内「ねぶたラッセランド」特設ステージ(前夜祭) MAP
  • 営業時間2024年8月2日(金)~7日(水)※曜日に関わらず、毎年同日開催
    2日•3日 19:00~21:00頃
    4日〜6日 18:45~21:00頃
    7日 13:00〜15:20頃、19:15~21:00頃(7日の夜は青森花火大会・ねぶた海上運行)
    ※雨天決行、1日(木)は前夜祭あり
  • TEL017-723-7211(青森観光コンベンション協会)

五所川原市の「立佞武多(たちねぷた)」は、毎年8月4日から8日まで開催されます。こちらの特徴はなんといっても、山車の高さ。最大で23mもあり、なんと7階建てのビルに相当します。1年をかけて製作される巨大な山車3台を含む、計15台ほどが出陣し、「ヤッテマレ、ヤッテマレ」の掛け声とともに、街中を練り歩く様子は、圧巻のひと言です。
五所川原市の「立佞武多」は明治時代に始まりました。

第二次世界大戦終戦の前後に起きた2度の大火事で「立佞武多」の設計図が消失したことから、この祭りは一度なくなりますが、1990年代後半に市民の有志が「立佞武多」を復元させたことから、祭りが復活しました。祭りの期間中は、19時から約2時間かけて「立佞武多」が市内一円を巡行します。

ご当地サポーターコメント
観覧ポイントは、山車がカーブを曲った少し先がオススメです。ビルの間から見えてくる巨大な山車は鳥肌がたつほどの迫力です!お祭りの時期ではなくとも、実際のねぶたを立佞武多の館でご覧いただけます。
五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)
  • URLhttps://tachineputa-official.jp/
  • 住所五所川原市市街地 MAP
  • 営業時間2024年8月4日(日)〜8日(木)19:00〜21:00
    ※曜日に関わらず、毎年同日開催
  • TEL0173-38-1515(五所川原観光協会)

およそ300年の歴史を誇る「八戸三社大祭」は、国の重要無形民俗文化財やユネスコ無形文化遺産に登録されています。見どころは、龗(おがみ)神社、長者山新羅神社、神明宮の3つの神社の神輿行列と、豪華絢爛な山車の運行。神話や歌舞伎の一場面を再現した山車が約27台登場します。山車は最大で幅8m、高さ10mという巨大なものですが、スモークを出したり、仕掛けが動いたり、道の幅に合わせて展開したりとどんどん変化するので、見ていて飽きることがありません。

祭りは7月31日に始まり、期間中には約150万人の観光客が繰り出します。前夜祭、後夜祭では、市役所前の市民広場や八戸の中心街にすべての山車が展示され、囃子方(はやしかた)によるお囃子の実演も行われます。

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山車が運行すると、山車の仕掛けが動き出す!煙が出たり、水が出たり、はたまた人形が動き出したり•••。目を放せない山車の動きに注目です!
八戸三社大祭

弘前市の「ねぷたまつり」は国の重要無形民俗文化財に登録されています。特徴は、三国志や水滸伝などの武者絵を施した扇形の「扇ねぷた」。繊細な色彩で描かれた勇壮華麗な「ねぷた」が約80台出陣し、夜の闇に鮮やかに浮かび上がります。

「ねぷた」の運行は、8月1日から4日は土手町で、5日と6日は弘前駅前で行われます。「ねぷた」が交差点にさしかかると、くるくると旋回する演出もあるので、お見逃しなく。土手町の運行の前には、直径3.3mの津軽情っ張り(じょっぱり)大太鼓の演奏と「ねぷた」の出陣式が行われます。7日は「なぬかびおくり」と呼ばれるイベントで祭りのフィナーレを飾ります。岩木川沿いの土手を数十台の「ねぷた」が運行したのち、河川敷で「ねぷた」に火をつけ、清め送ります。

ご当地サポーターコメント
大きな扇形の山車が特徴の「弘前ねぷた」。くるくる回る演出がありますが、広くなった交差点で行なわれるので、観覧ポイントは交差点です。
弘前ねぷたまつり

阿波踊りや群上踊りと並んで、「日本三大流し踊り」のひとつとされる「黒石よされ」。青森市に隣接する黒石市の盆踊りが盛んになったのは約200年前のこと。江戸時代の風情を残す小見世通りを、多くの踊り手が埋め尽くす様子は情緒たっぷりで、タイムスリップしたような感覚を味わえます。

街の中心部を2,000人もの踊り子が踊り歩く「流し踊り」は津軽民謡の手踊りで、三味線の軽やかな音色に「エッチャホー、エッチャホー」の掛け声が小気味よく響きます。曲の合間には、観客も巻き込んで、輪になって踊る「廻り踊り」があちこちで始まり、街全体が盛り上がります。
また、17日・18日には駅前広場で櫓を囲んでの「廻り踊り」が行われ、誰でも飛び入りで参加できます。

ご当地サポーターコメント
もとは、盆踊りの時の男女の恋の掛け合い唄であったといわれている「黒石よされ」。「廻り踊り」は短い動作の繰り返しなので、何度か見様見真似で踊るだけでも覚えられます。ぜひ、踊りに参加して青森の夏を楽しんでください。
黒石よされ
  • URLhttp://kuroishi.or.jp/event/summer/kuroishiyosare
  • 住所黒石市市街地(市ノ町、甲徳兵衛町、中町、前町など) MAP
  • バスアクセス日時:
  • 営業時間流し踊り 2024年8月15日(木)・16日(金)19:00〜20:30
    廻り踊り 8月17日(土)・18日(日)19:00〜21:00
  • TEL0172-52-3488(黒石よされ実行委員会事務局)
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