ご当地サポーター
【2019年度版】「雲海テラス」の見どころをチェック

2006年に「星野リゾート トマム」内にオープンした「雲海テラス」。2018年秋には累計来場者数が100万人を突破するほどの、北海道を代表する大人気スポットです。雲海の発生しやすい5月から10月の早朝にのみ営業しています。敷地内の「雲海ゴンドラ」に乗り約13分、その先に現れる壮大な雲海を求め多くの人が訪れています。
ここ数年は雲海をより楽しむための様々な展望スポットが続々と登場。その新しい展望スタイルや過ごし方が注目されています。

雲海をとことん楽しむための仕掛けがいっぱい

2017年にオープンした「Cloud Pool(クラウドプール)」
2017年にオープンした「Cloud Pool(クラウドプール)」

眺望の楽しみ方を提案する数々の新展望スポットの中でも一番の注目は、2017年に開設した「Cloud Pool」。雲の形をした立体的なデッキにハンモックのように網が張られており、体を預ければフワフワと雲の上に浮んでいるような体験ができます。山の斜面からせり出した吊り橋のような「Cloud Walk(クラウドウォーク)」では、雲の上を歩くようなドキドキ感を満喫。雲のテーマパークで遊んでいるようなここでしか味わえない特別なひとときを演出してくれます。

まだあるユニークな展望スポット

6つ目のスポット「Cloud Bar(クラウドバー)」が完成予定
6つ目のスポット「Cloud Bar(クラウドバー)」が完成予定

その他の展望スポットもアイデアが満載。雲粒をイメージした大小のクッションに寄りかかり、リラックスして眺望できる「Cloud Bed(クラウドベッド)」や、山の斜面に作られた全長117mのベンチで好きな高さや角度から景色を楽しめる「Contour Bench(コンターベンチ)」、雲海を割って進む船の舳先のような展望台から、大パノラマが一望できる「Sky Wedge(スカイウエッジ)」など展望スタイルは様々。2019年夏には、「Cloud Bar」が登場予定です。地上3m、長さ13mのバーカウンターをイメージした展望スポットでは、斜面を覆う木々よりも高い椅子に腰をかければ、鳥の視点で見渡せそうです。

ご当地サポーターコメント
雲海テラスでの9つの過ごし方を提案する「Cloud9(クラウドナイン)計画」のもと、雲海を楽しむ展望スポットを設置してきました。極上の幸せを演出するさまざまな計画が進行中です。

雲海を眺めながらほっとひと息

この日の景色は二度と見られないもの
この日の景色は二度と見られないもの

遠く連なる緑豊かな山々や風によって刻々と変化し流れる雲、標高1,088mから眼下を望む神秘的な光景は眺めていて飽きることがありません。「雲海テラス」は「この景色を見ながらおいしいコーヒーが飲めたら」というスタッフの思いから始まりました。その思いを実現したのが「てんぼうかふぇ」。雲海テラスオリジナルのドリンクを購入できる絶景カフェです。場所は、ゴンドラを降りてすぐにあり、気軽に訪れることができます。

雲にこだわったオリジナルメニュー

雲海コーヒー500円
雲海コーヒー500円

オリジナリティーとインパクト溢れるメニューは雲をテーマにしたもの。一番のおすすめは「雲海コーヒー」。雲の形をした特注のマシュマロがコーヒーの上に浮かんでいます。次第に溶けていく様子は手の中にできた小さな「雲海」のようです。
青く透き通った空の色のようなソーダの上に、雲のような綿あめが豪快にトッピングされてる「雲海ソーダ」も、目にも楽しい一品です。おいしいドリンクを片手に絶景を眺める格別な朝が堪能できます。

ご当地サポーターコメント
朝の冷たい空気で冷えた体に嬉しいコーヒーなどをご用意しております。絶景を眺めながら、贅沢なひとときをお過ごしください。

片道40分の早朝トレッキングに挑戦

トマム山の登山ができるのは朝のみ
トマム山の登山ができるのは朝のみ

「雲海ゴンドラ山頂駅」付近が雲で覆われて真っ白なときには、「トマム山 雲海登山」にチャレンジしてみませんか。「ゴンドラ山頂駅」からトマム山山頂までの標高差はたった150mですが、山頂付近で雲が途切れ雲海になっていることがあります。
登山口で入山届を出し、山頂までジグザグに続く緩急ある斜面を登ります。山頂からは富良野岳や十勝岳を一望でき、さらに運が良ければ360度の雲海が望めます。

雄大な絶景と足元の可憐な花々に癒される

景色はもちろん高山植物も多く見られる
景色はもちろん高山植物も多く見られる

トマム山の標高は1,239m。それほど高い山ではありませんが、山頂付近は樹木が育たない「森林限界」と言われる厳しい環境のため、ちょっとの登山で高山植物が見られる観察スポットです。遠くの美しい景色はもちろん、厳しい環境でたくましく生きる小さな草花を探すのも、この登山の醍醐味です。
道は細く岩肌の上を歩くこともあるので歩きやすい靴と、山頂は気温が低くなるので必ず上着等を持って安全に楽しみましょう。

ご当地サポーターコメント
ここからは大雪山連峰などの大パノラマが楽しめますよ。 朝日を浴びながらの登山は格別です。
▼トマム山 雲海登山
  • 営業時間6月1日~9月30日
    ※融雪及び降雪状況により変更があります
    ゴンドラ営業開始〜最終入山時間7:00(最終下山時間8:00)
  • 入場料無料(雲海ゴンドラ乗車券・登山口にて登山届への記入が必要)

雲海発生の仕組みを分かりやすく解説

雲海テラスを知り尽くしたスタッフがガイドする
雲海テラスを知り尽くしたスタッフがガイドする

トマムで発生する雲海は、特別な地形と天候・気温・湿度・風向きなどたくさんの条件が重なり合い生み出される神秘的な自然現象です。「雲海テラス」は、太平洋で生まれた雲がダイナミックに流れ込む「太平洋産雲海」、放射冷却によって出来る「トマム産雲海」、天気が悪いときに発生する「悪天候型雲海」の3パターンの雲海が見られる希少な場所です。
雲海のメカニズムやその日の状況について分かりやすく説明してくれる「雲海ガイド」の話を聞くと、また景色が違って見えるようになります。

ご当地サポーターコメント
素朴な疑問をはじめ、トマムの雲海が発生するメカニズムなど詳しいことは「雲海ガイド」が教えてくれます。
▼雲海ガイド
  • 営業時間未定(お客様が集まり次第開催。1日3回程度)
  • 入場料無料
  • メモ所要時間:約10分

雲の不思議に触れる

旅行しながら楽しく自由研究もできる
旅行しながら楽しく自由研究もできる

「雲は何から出来ているの?」「雲はなぜ白いの?」、そんな子どもたちの素朴な疑問に答えるプログラムです。北海道大学大学院環境科学院と「星野リゾート トマム」が連携して開発したオリジナルの「雲の自由研究キット」には、雲海ガイドブックと実験セットが付いています。雲海が発生する秘密をスタッフが丁寧に教えてくれたり、雲を作る実験ではペットボトルの中の水蒸気が雲に変化する瞬間を観察したりと、楽しみながら雲について学べます。
夏休みの家族旅行中に自由研究もできてしまう、親子に魅力的なプログラムとして毎年人気です。

ご当地サポーターコメント
雲について分かりやすくガイドが説明いたします。毎年夏休みに子ども向けに開催されるプログラムなので、ぜひ参加してみてください。
▼雲の自由研究
  • 営業時間8月1日~8月20日 16:00〜17:00
  • 入場料5,000円(要予約)

雲海から昇る朝日に立ち会える

秋だけに出合える光景
秋だけに出合える光景

「サンライズゴンドラ」は、通常営業よりも30分早くゴンドラ運行が始まる9月の1ヶ月間限定のプログラムです。日の出が遅くなる9月、朝一番のゴンドラに乗車すると雲の水平線からゆっくりと昇る太陽を見ることができます。天気の良い日には、日の出とともに雲海が濃いピンクやオレンジに変わり、雲全体が染まっていく様子は息をのむほどの美しさ。
この時期、山頂では初雪が観測されることもあるので、雲海予報をチェックして、しっかりと上着を持って出かけましょう。

ご当地サポーターコメント
条件によっては朝焼けと雲海を同時に臨むことができます。秋の澄み切った空気は一層景色を美しく見せます。
雲海テラス
  • URLhttps://www.snowtomamu.jp/summer/unkai/
  • 住所北海道勇払郡占冠村字中トマム 星野リゾート トマム内 MAP
  • アクセス道東自動車道トマムICより車で10分
    「リゾートセンター」からゴンドラで片道約13分
  • 営業時間2024年5月9日~10月15日5:00~8:00(上りゴンドラ最終乗車)、9:00(下りゴンドラ最終乗車)
    ※時期により営業時間が異なります
    ※天候により営業を中止する場合がございます
  • 定休日期間中無休(休業:10月下旬~5月上旬まで)
  • 入場料大人 1,900円、小学生 1,200円、ペット 500円
    ※未就学児無料
    ※リゾナーレトマム、トマム ザ・タワー宿泊の方は無料
    ※購入当日に限り、何度でも乗車可能
  • TEL0167-58-1111(代表電話)
  • 駐車場無料
  • メモ※2019年度営業期間中は、港デッキの改修期間中となっています。予めご了承ください

※掲載の内容は、記事更新日時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。