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【2023年版】秋の箱根で愛でる厳選紅葉スポット12選

芦ノ湖を皮切りに、仙石原、強羅、そして小涌谷へと移りゆく箱根の紅葉。標高約110mの箱根湯本から約1000m近くにある大涌谷まで、高低差があるため標高が高い地域は東京よりもひと月ほど早く木々が色づき始めます。箱根外輪山の山々と芦ノ湖、そして富士山が描き出す大パノラマの紅葉をはじめ、古刹や庭園、美術館などで出合う静謐な秋の景色まで、おすすめのスポットをご紹介します。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

絶景ポイント「出山鉄橋」で錦秋の渓谷美を堪能

箱根湯本を経由して強羅まで、約15kmを結ぶ箱根登山電車。急勾配を進むために前後を入れ替えながら進むスイッチバックがあったり、急カーブを曲がったりと路線は変化に富んでいます。
中でも見どころは、山間を渡る鉄橋「出山鉄橋(正式名:早川橋梁)」からの眺め。箱根湯本駅を出発した電車が塔ノ沢駅を過ぎ「出山鉄橋」の上へ。鉄橋からの眺めは素晴らしく、眼下から山頂へと赤や黄色のグラデーションを織りなす紅葉を堪能できます。
また、2017年に登場した3100型車両の「アレグラ号」なら、大きな窓や車両側面の展望窓から、紅葉を間近に眺められます。

【色づき始め】例年11月上旬
【見頃】例年11月中旬~下旬
【紅葉の種類】モミジ、イチョウ 他

箱根登山電車
  • URLhttp://www.hakone-tozan.co.jp/
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町 早川橋梁 MAP
  • 営業時間運行区間:小田原─強羅
    所要時間:約50分(箱根湯本─強羅)
    運行日:毎日
  • 入場料乗車料金:箱根湯本─強羅/460円
    予約・乗車券購入方法:乗車駅にて購入

湖上から錦に染まる箱根山の絶景をひとり占め

南北約7km、周囲約20kmの芦ノ湖は、箱根外輪山に囲まれたカルデラ湖。湖上をゆく遊覧船からは、箱根の山々が360度見渡せ、紅葉の時期は周囲が錦に彩られた景色が楽しめます。
特に晴れた日に望む、芦ノ湖と紅葉した箱根の山々、そして遠くに雪を冠した富士山が見せる景色は、まさに一幅の絵画のようです。さらに階上の展望甲板に上がれば、遮るものがない雄大な景観を独り占めできます。航路は、箱根関所近くの箱根関所跡港、箱根神社近くの元箱根港などを巡航する定期船と、各港から出航して湖上を遊覧し元の港に戻る周遊船があります。途中下船して観光スポットを楽しむならフリーチケットを利用して定期船を、マイカーなら周遊船が便利です。

【色づき始め】例年10月下旬頃
【見頃】例年11月上旬〜中旬
【紅葉の種類】モミジ、ドウダンツツジ 他

箱根芦ノ湖遊覧船
  • URLhttp://www.izuhakone.co.jp/hakone-yuransen/index.html/
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町元箱根45-3 MAP
  • アクセス箱根登山鉄道小田原駅または箱根湯本駅からバス乗車、「元箱根」下車すぐ
  • 営業時間運航時間:10:00〜16:40 ※時期によって異なる
    運航区間:箱根関所跡港─元箱根港─箱根園港
    所要時間:往復コース約40~45分
    運行日:毎日
  • 入場料乗船料金:往復・周遊航路運賃1,480円
    予約・乗船券購入方法:乗船港にて購入
  • メモ※新型コロナウィルスの影響により、急遽運航予定を変更する場合があります。

大迫力の紅葉が迎える3つの峠をドライブ

芦ノ湖の西岸、神奈川県と静岡県の県境をつなぐ標高約900mにある観光有料道路です。総延長は10.7km。外輪山の稜線に沿って道路が続いており、いたるところでダイナミックな紅葉が楽しめます。
中でも絶景スポットであり、紅葉も素晴らしい3つの峠は必見。まず、箱根峠側料金所から入って最初に現れるのが山伏峠。「芦ノ湖スカイラインレストハウスレイクビュー」横の展望台からは、芦ノ湖と駒ヶ岳の紅葉を望む美しい景色が一望できます。中間地点にある杓子峠では、富士山の全景と駿河湾、奥には南アルプスまで広がるワイドな秋景色を満喫。さらに先に進むと三国峠展望所があり、富士山と駿河湾、御殿場市街まで望めるダイナミックな景色を堪能できます。
杓子峠は駐車場台数が少ないので、満車の場合は三国峠を目指しましょう。

【色づき始め】例年11月上旬頃
【見頃】例年11月上旬〜下旬
【紅葉の種類】カエデ 他

芦ノ湖スカイライン
  • URLhttp://www.ashinoko-skyline.co.jp/
  • 住所静岡県裾野市公文名 芦ノ湖スカイライン MAP
  • 営業時間7:00~19:00 ※営業時間外は特別区間は無料開放
  • 入場料一般区間800円、特別区間100円
  • メモ通行区間:箱根峠─湖尻峠(一般区間)、湖尻峠─湖尻水門(特別区間)

一面が黄金色。風にそよぐすすきに癒される

芦ノ湖の北側に広がる仙石原には、かつては仙石原湖と呼ばれる湖があったとされています。噴火で湖が2つに分断され、ひとつは芦ノ湖に、仙石原側は神奈川県唯一の湿原となりました。その湿原の一部、台ケ岳の山裾に広がるすすき草原は、今や箱根の秋の風物詩に。斜面を覆い尽くす膨大なすすきが見渡す限り広がります。秋口には銀色に輝く穂は、秋の深まりとともに金色へと変色。風が吹くたびに穂が一斉に揺れるさまは、まるで黄金色の海原を連想させます。
すすき草原には、一本道を進み折り返して戻る遊歩道が整備されています。草原は起伏に富み、全体を見渡せる丘や遊歩道の左右から覆いかぶさるすすきに埋もれそうな小道、山々とすすき草原のパノラマ風景など、撮影スポットにも事欠きません。

【色づき始め】例年9月中旬頃
【見頃】例年10月中旬〜11月中旬

仙石原すすき草原
  • URLhttps://www.hakone.or.jp/526
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町仙石原 MAP
  • TEL0460-85-5700(箱根町総合観光案内所)
  • 駐車場無料あり(9月1日~11月30日、9:00~16:00)
  • メモ※URL情報は「箱根町観光協会公式サイト」です

心がほっこり、古刹で出合う穏やかな秋風景

1658年(万治元年)に創建された曹洞宗の古刹、長安寺。すすき草原同様、仙石原の紅葉の名所として名高いスポットです。仙石バス停から徒歩すぐの場所にあり、国道138号線からも一本脇道に入るだけのアクセス便利な立地ですが、境内に入れば森閑とした雰囲気が漂います。
関東一円の「花の寺」と称される「東国花の寺 百ケ寺」に名を連ねる境内の景観は、四季折々の花の美しさもさることながら、秋のモミジも負けず劣らず見事。創建当時の建物と伝わる荘厳なお堂とその周辺を赤や黄に染めるモミジが相まった風景は趣深く、心が洗われます。裏山へ通じる小道をはじめ境内のいたるところに、表情豊かな五百羅漢像があり、その和やかな表情と紅葉が描く風景も長安寺ならではです。

【色づき始め】例年10月下旬頃
【見頃】例年11月上旬〜中旬
【紅葉の種類】イロハモミジ、ケヤキ、ブナ、ゴヨウツツジ、ミツバツツジ 他

提供:箱根全山
提供:箱根全山
長安寺
  • URLhttps://www.hakone.or.jp/535
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町仙石原82 MAP
  • アクセス箱根登山鉄道強羅駅から車で約14分
  • バスアクセス箱根登山鉄道箱根湯本駅または強羅駅からバス乗車、「仙石」下車徒歩約1分
  • 入場料無料
  • メモ※URL情報は「箱根町観光協会公式サイト」です

クリスタルと紅葉の競演。華やぐ秋に酔いしれる

仙石原にある日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館。欧州貴族の館を再現した洋館には、15~19世紀の名品が約100点展示されています。敷地内にある大きな池を配した庭園は、正面に大涌谷、両側に台ケ岳と小塚山と、紅葉した山々が見渡せる絶好の紅葉鑑賞スポット。園内南西側に、早川の近くまで伸びる「紅葉の小径」があり、色づいた木々に囲まれた散策道をのんびりと散歩できるのも魅力です。
また、庭園から美術館に架かる橋には、高さ約9m、全長約10mのクリスタルガラスのアーチを設置。約16万粒のクリスタルが秋風に吹かれてきらめく様子や、秋限定のクリスタルガラスのススキの穂が太陽の光を受け輝く幻想的な景観が楽しめます。紅葉とガラスの競演がさらに秋を華やかに彩る、この場所ならではの紅葉観賞は一見の価値ありです。

【色づき始め】例年10月中旬頃
【見頃】例年10月下旬〜11月中旬
【紅葉の種類】カエデ、ヤマモミジ 他

箱根ガラスの森美術館
  • URLhttps://www.hakone-garasunomori.jp/
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48 MAP
  • アクセス箱根登山鉄道強羅駅から車で約10分
  • バスアクセス箱根登山鉄道箱根湯本駅からバス乗車、「俵石・箱根ガラスの森前」下車徒歩約1分、または強羅駅からバス乗車、「箱根ガラスの森」下車すぐ
  • 営業時間10:00~17:30(17:00最終入館)
  • 定休日1月 成人の日の翌日から11日間
  • 入場料大人1,800円、65歳以上1,700円、大学生・高校生1,300円、小・中学生600円
  • TEL0460-86-3111
  • 駐車場有料 ※第三駐車場(徒歩5分)は無料

紅葉の絨毯を眼下に空中散歩

箱根登山ケーブルカーの終着である早雲山(そううんざん)駅から、大涌谷駅、姥子(うばこ)駅を経由し、芦ノ湖の近く桃源台駅まで空中散歩が楽しめる箱根ロープウェイ。
各駅間の所要時間は約8分。標高757mの早雲山駅を出発したロープウェイは一気に高度を上げ標高1,044mの大涌谷駅を目指します。眼下には、大涌谷の迫力ある風景、視線を周辺に転じれば錦に染まる箱根外輪山の大パノラマが広がります。大涌谷駅でロープウェイを乗り換え姥子駅へ向かう間では、晴れていれば正面に芦ノ湖と富士山、そして周辺の山々の紅葉を望むスケールの大きい秋景色が楽しめます。山の斜面に沿って森林の間近を下っていくため、まるで紅葉の絨毯の上を滑り降りていくような感覚も味わえます。

【色づき始め】例年10月下旬頃
【見頃】例年11月上旬~下旬
【紅葉の種類】ヤマボウシ、ミズナラ、イロハモミジ 他

箱根ロープウェイ
  • URLhttp://www.hakoneropeway.co.jp/index.cgi
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300(早雲山駅)  MAP
  • アクセス箱根登山ケーブルカー「早雲山駅」下車すぐ(早雲山駅)
  • 営業時間営業時間:【早雲山・姥子・桃源台駅】9:00~16:45【大涌谷駅】9:00~17:00
    所要乗車時間:約45分(大涌谷駅での乗り換え、各駅での停車時間は含まず)
    ※悪天候や定期点検整備等で運休となる場合があります。
    ※新型コロナウィルス等の影響で営業時間を変更する場合があります。
  • 入場料片道1,500円(早雲山─桃源台)
  • TEL平日 0465-32-2205 土日祝 0460-84-8439
  • メモ運行区間:早雲山駅─大涌谷駅─姥子駅─桃源台駅
    乗車券は乗車駅にて購入

秋を装う箱根全景を一望できる絶景スポット

芦ノ湖畔の複合リゾート施設である「箱根園」と、標高1,356m、箱根で3番目に高い駒ヶ岳の山頂を結びます。全長は約1800m、空中散策の時間は約7分間。
「箱根園」を出発してまず目に入るのは、斜面を埋め尽くすような赤や黄色に染まった木々の群生。まるで、キャンバスに絵の具を塗りつけたような色彩豊かな紅葉が広がります。さらに中間地点から「箱根園」方面を振り返って望む景色は、息をのむほどの絶景。芦ノ湖を中心にした箱根の全景がまるで箱庭のように見渡せ、秋色に染まる箱根が実感できます。山頂では、紅葉した箱根の山々とその向こうにそびえ立つ富士山が一望できる、ダイナミックな景色が広がります。

【色づき始め】例年10月中旬頃
【見頃】例年10月下旬~11月中旬
【紅葉の種類】モミジ、カエデ 他

箱根 駒ケ岳ロープウェー
  • URLhttps://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/ropeway/
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139(箱根園駅) MAP
  • アクセス箱根登山鉄道箱根湯本駅から車で約30分
  • バスアクセス箱根登山鉄道箱根湯本駅からバス乗車、「箱根園」下車すぐ
  • 営業時間上り9:00~16:30 下り~16:50
    所要時間:約7分
  • 入場料乗車料金(往復):大人1,800円、子供(小学生)900円
    ※ハイキングコースの閉鎖に伴い、片道のみのご利用はできません。
    ※悪天候や定期点検整備等のため、運休する場合があります。
  • TEL0460-83-1151(箱根園)
  • メモ乗車券は乗車駅にて購入

アートと紅葉が調和する空間で足湯も満喫

日本で最初の野外美術館で、約7万㎡の広大な敷地に約120点の著名な彫刻家の作品を展示。秋の深まりとともに紅葉する木々と存在感たっぷりの彫刻がコラボするアートな秋を満喫できます。
感性を刺激しつつ、紅葉を楽しむなら、フランスの彫刻家ガブリエル・ロアール作の「幸せをよぶシンフォニー彫刻」へ。体験型アート作品のひとつで、高さ18mの塔の中は、全面のステンドグラスが外の光を受け幻想的な空間に包まれています。内部の螺旋階段を上りきると、彫刻の森美術館の全景のほか、遠くに箱根の山々が連なる秋景色が一望できます。
散策に疲れたら、敷地内から湧出する100%源泉かけ流しの足湯へ。温泉で脚を癒しながら、彫刻と紅葉のハーモニーを堪能するゆるやかな時間。ここでしか味わえない秋の醍醐味に、心もじんわりとあたたかくなります。

【色づき始め】例年10月下旬頃
【見頃】例年11月中旬〜下旬
【紅葉の種類】モミジ、サクラ、ケヤキ、ドウダンツツジ、ヤマボウシ、コナラ 他

彫刻の森美術館
  • URLhttps://hakone-oam.or.jp/
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町ニノ平1121 MAP
  • アクセス箱根登山鉄道彫刻の森駅から徒歩約2分
  • バスアクセス箱根登山鉄道箱根湯本駅からバス乗車、「ニの平入口」下車徒歩約5分
  • 営業時間9:00~17:00(16:30最終入館)
  • 定休日無休
  • 入場料一般1,600円、大学生・高校生1,200円、中学生・小学生800円
  • TEL0460-82-1161
  • 駐車場有料

由緒ある庭園でモミジと秋バラの競演を楽しむ

1914年(大正3年)の開園から100年を超えた今も当時の姿を残す、日本初のフランス式庭園。箱根登山ケーブルカーに沿った傾斜地にあり、正門より西門が約40m、標高が高く、散策路のほとんどが階段と坂道になっているのが大きな特徴です。園内中心の噴水池から西門までの庭園には落葉樹が多く、モミジを中心とした紅葉が園内を彩ります。また、同じエリアにはローズガーデンがあり、秋バラと錦秋に染まる木々の競演は見ごたえ十分。
噴水池近くにある、寂びた佇まいが印象的な茶室「白雲洞茶苑」と赤く色づいたモミジが魅せる、日本情緒たっぷりの秋景色も愛でることができます。

【色づき始め】例年10月下旬頃
【見頃】例年11月上旬〜下旬
【紅葉の種類】ヤマモミジ、イロハカエデ 他

箱根強羅公園
  • URLhttp://www.hakone-tozan.co.jp/gorapark/
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300  MAP
  • アクセス箱根登山ケーブルカー公園下駅から徒歩約1分(正門)、公園上駅から徒歩約1分(西門)
  • バスアクセス箱根登山鉄道箱根湯本駅または強羅駅からバス乗車「強羅公園」下車すぐ
  • 営業時間9:00~17:00(16:30最終入園)
    Cafe PIC 10:00〜17:00(L.O.16:15)
    ※天候、メンテナンス等により、臨時休業・営業時間の変更あり
  • 定休日年中無休 ※天候、メンテナンス等により、臨時休業の場合あり
  • 入場料大人550円、小学生以下無料
  • TEL0460-82-2825
  • 駐車場有料

苔とモミジが織りなす優美な秋をそぞろ歩く

強羅公園に隣接する、1952年(昭和27年)に開館した箱根で最も古い美術館。縄文土器や古墳時代の埴輪、鎌倉・室町時代の壺・甕、中国時代の皿など、希少な「やきもの」をコレクションし展示しています。
箱根でも指折りの紅葉の名所として知られているのが、この美術館にある庭園「神仙郷」。四季折々の景観の素晴らしさから国の登録記念物(景勝地関係)にも指定されています。130種の苔の緑と200本のモミジの赤が織りなす風雅な景色は圧巻の一言。庭園を縫うように続く石畳の歩道をそぞろ歩くことで、静謐な日本の秋を体感。庭園奥の茶室では、庭園を眺めながら抹茶を楽しむ穏やかな時間を過ごせます。

【色づき始め】例年11月上旬頃
【見頃】例年11月上旬〜中旬
【紅葉の種類】カエデ、ヤマザクラ 他

箱根美術館
  • URLhttp://www.moaart.or.jp/hakone/
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300 MAP
  • アクセス箱根登山ケーブルカー公園上駅から徒歩約1分
  • バスアクセス箱根登山鉄道強羅駅からバス乗車、「箱根美術館」下車すぐ
  • 営業時間4~11月 9:30~16:30、12~3月 ~16:00(ともに最終入館は閉館30分前まで)※茶室「真和亭」10:00~15:30
  • 定休日木曜(祝・休日の場合は開館)、年末年始
  • 入場料一般 1,300円、65歳以上1,100円、高校生・大学生 600円、中学生以下無料
    ※茶室「真和亭」一服720円
  • TEL0460-82-2623
  • 駐車場無料

広大な庭園を錦に染め上げる大樹が見事

大正時代初期、小涌谷温泉の三河屋旅館の創業者・榎本恭三が、東京の大久保公園のツツジを移植し庭園を造ったと言われるツツジの名所。数十種3万株を超えるツツジが咲き誇る華やかな5月に多くの観光客が訪れますが、実は紅葉の美しさも引けをとりません。モミジを中心とした木々はいずれも樹高が高く、枝も空へ向かって高く伸びています。散策路から木々を見上げれば、赤や黄色に染まった葉の間から青空が透かし見え、樹間にこぼれる陽光と相まったフォトジェニックな景観が楽しめます。

【色づき始め】例年11月上旬頃
【見頃】例年11月中旬
【紅葉の種類】ケヤキ、オオモミジ、イロハモミジ 他

箱根小涌園 蓬莱園
  • URLhttps://www.hakone.or.jp/7478
  • 住所神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297  MAP
  • アクセス箱根登山鉄道小涌谷駅から徒歩約11分
  • バスアクセス箱根登山鉄道箱根湯本駅からバス乗車、「蓬莱園」下車すぐ
  • 営業時間散策自由
  • 定休日無休
  • 入場料無料
  • TEL0460-85-0261(箱根小涌園 三河屋旅館)
  • 駐車場無し ※箱根小涌園ユネッサン駐車場は利用可能(2時間以内無料)
  • メモ※URL情報は「箱根町観光協会公式サイト」です

観光を楽しんた後は、温泉宿でくつろぎのひとときはいかがでしょうか。星野リゾートの温泉ブランド「界」は、渓流沿いに佇む瀟洒な温泉旅館「界 箱根」、アート体験が楽しめるアトリエ温泉旅館「界 仙石原」の2つの個性的な宿を箱根エリアで運営しています。

雄大な湯坂山と清流・須雲川を望む、箱根寄木細工の宿

箱根寄木細工に囲まれてくつろげる客室(ご当地部屋)もご用意
箱根寄木細工に囲まれてくつろげる客室(ご当地部屋)もご用意

箱根湯本駅から車で約7分。箱根旧街道沿いの、須雲川に面した地に佇む瀟酒な温泉旅館。冷え性などにも良いとされるナトリウムー塩化物泉の源泉を湛えた古代檜の浴槽からは、湯坂山の四季折々の風情が楽しめます。全客室からも、湯坂山と須雲川をのぞむことができ、川のせせらぎに耳を傾けながら静かな環境で過ごせます。
館内は、伝統工芸「箱根寄木細工」の器や掛け軸、家具を取り入れており、箱根に息づく文化を感じられます。毎晩開催の「寄木CHAYA」(無料)では、紙芝居を用いて寄木細工誕生の逸話やその作り方を楽しくお伝えしています。
お食事は「明治の牛鍋」(特別会席)をご賞味いただけます。温泉保養地として欧米人や上流階級に親しまれ、早くから西洋的な料理が作られてきた歴史的背景を取り入れた逸品です。

界 箱根

露天風呂付客室に泊まり、アートと大自然に包まれる滞在を

客室は全室露天風呂付き。琉球畳の上にソファーを配した和洋室タイプ
客室は全室露天風呂付き。琉球畳の上にソファーを配した和洋室タイプ

箱根湯本駅から車で約30分。雄大な山々に囲まれ喧噪から離れた仙石原は、作品制作に没頭するのに適した場所として、多くの芸術家に愛されてきました。「界 仙石原」はこの地に佇むアトリエ温泉旅館です。
客室には、アーティストが実際に宿泊して制作した作品が飾られており、その筆使いを間近に感じながらくつろげます。お食事も、遊び心と美しさをひきたてるアートのセンスが光る器や、大涌谷の煙をイメージした瞬間燻製など、趣向を凝らした演出が施されています。また、「手ぬぐいの絵付け・色付け体験」(無料)では、創作体験を楽しめます。
温泉は、大涌谷から引いた硫酸塩・塩化物温泉で、短時間の入浴で肌が滑らかになり、身体がしっかりと温まります。「界 仙石原」でアートと大自然に包まれるひと時をお過ごしください。

界 仙石原
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。