ご当地サポーター
日光・鬼怒川温泉周辺の定番・おすすめのお土産9選

東京から日帰りでも行ける日光・鬼怒川温泉。温泉はもちろん、世界遺産である日光の社寺をはじめ、華厳の滝や日光江戸村など、見どころがたくさんあります。そんな旅先で迷うのがお土産。
ここではおすすめのお土産を紹介します。

サクサクと皮としっとりの餡がやみつきに

日光の名物の代表ともいえる「湯波(ゆば)」は、お土産としても人気があります。
京都の「湯葉(ゆば)」も有名ですが、「日光の湯波」は、二社一寺(日光東照宮・日光輪王寺・日光二荒山神社)に献上することで栄えてきました。

実は京都では「湯葉」、日光では「湯波」と書き方が違います。その違いは、豆乳を煮詰めて表面に出た膜の引き上げ方。膜を一重で引き上げたものが「京都の湯葉」、二つ折りにして二重に引き上げたものが「日光の湯波」です。

日光では多くのお店で湯波を味わうことができますが、中でも「さかえや」の「揚げゆばまんじゅう」はメディアでも紹介される人気店。薄い衣をつけてからっと揚げてあり、サクサクとした衣の食感とまんじゅうの甘み、仕上げの塩が絶妙です。

【商品名・価格】揚げゆばまんじゅう 1個250円
【消費期限】3日間

ご当地サポーターコメント
まわりについている塩が餡の甘さを引き立たせ、止まらないおいしさです!店頭では揚げたてアツアツを食べられますが、お土産用もあります。
さかえや(東武日光駅前店)
  • URLhttps://x.com/nikkosakaeya
  • 住所栃木県日光市松原町10-1 MAP
  • アクセス東武鉄道東武日光駅正面
  • 営業時間9:30〜17:30
    ※繁忙期(GW、お正月、お盆、シルバーウイーク)は延長営業あり
  • 定休日不定休(前年休日約6日間)
  • TEL0288-54-1528
  • 駐車場無し(近隣に日光駅前駐車場あり)

ロングセラーは、塩バター味の煎餅

1907年(明治40年)創業以来人気の「日光甚五郎煎餅」は、日光東照宮の社殿に「眠り猫」の彫刻を施した名匠「左甚五郎」にちなんで名付けられたといわれています。店内には種類豊富な煎餅が並んでいますが、一番のおすすめは、バター風味を生かした伝統の塩バター味です。
軽い口当たりと、ちょっと小ぶりの程よいサイズのお煎餅で、子どもから年配の方まで多くの方に親しまれています。

「日光甚五郎煎餅」を石田屋本店で購入する場合は、午後になると日光の観光帰りのお客さまで混み合うので、午前中の来店なら、ゆっくりとお買い物が楽しめます。

【商品名・価格】日光甚五郎煎餅(18枚)648円
【賞味期限】120日

ご当地サポーターコメント
「界 日光」でも、ウェルカムスイーツとしてお出ししてますが、気に入って購入される方も多い人気のお土産です。
日光甚五郎煎餅本舗 石田屋本店
  • URLhttp://www.jingorou.com/
  • 住所栃木県日光市本町4-18 MAP
  • アクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅から車で約10分
  • バスアクセスJR日光駅・東武鉄道東武日光駅からバス乗車、「金谷ホテル歴史館」下車徒歩約3分
  • 営業時間9:00〜17:00
  • 定休日不定休
  • TEL0120-25-1195
  • 駐車場無し

地元で愛され続けている日光名物「水羊羹」

東武日光駅から東照宮に向かう途中、通り沿いに多くの羊羹屋さんが軒を並べる姿からも分かる通り、日光のお土産の定番といえば羊羹。
中でも「鬼平の羊羹本舗」は、地元で水羊羹といえば鬼平と名前が上がるほど人気の羊羹屋です。
昭和の初めに練羊羹専門店として創業し、その後水羊羹の販売を始め、今では水羊羹が看板商品となっています。

鬼平の水羊羹は、後味スッキリの爽やかさが特徴で、そのみずみずしさと上品な甘さが相まって、ついつい手がのびてしまうおいしさ。丁寧に作られたこの水羊羹を求めて遠方から買いに訪れる人も多くいるほどです。

水羊羹は品質保持のために温度管理が重要なので、昔は冬場のみ製造販売をしていました。しかし、冷蔵技術が発達したことにより、30年ほど前からは一年中製造販売するようになり、今ではいつでも絶品水羊羹を味わうことができます。

【商品名・価格】水羊羹(70g×5本入り) 900円
【賞味期限】5日間

ご当地サポーターコメント
贈り物用にといくつか水羊羹を食べ比べしたのですが、一番美味しく感じました!
鬼平(きびら)の羊羹本舗
  • 住所栃木県日光市中鉢石町898 MAP
  • アクセス東武鉄道東武日光駅から徒歩約17分
  • 営業時間8:30〜17:00
  • 定休日火曜
  • TEL0288-54-0104
  • 駐車場無料

日光を代表する名店の絶品チーズケーキ

日光の西洋料理の名店「明治の館」には、40年間愛され続けているチーズケーキ「ニルバーナ」があります。
デンマーク産の高級クリームチーズをふんだんに使用した生地をじっくりと焼き上げ、表面をサワークリームでコーティングすることで、しっとりとした舌触りの濃厚なチーズケーキに仕上がっています。
小麦粉を使わず、クリームチーズ、卵、砂糖だけで作られた生地は、甘さが抑えられ深いコクがあります。新鮮なレモンが生地に柔らかな酸味が加わえてくれるサワークリームとも、絶妙な組合せです。
材料や作り方にこだわった贅沢な逸品なので、お土産としてだけではなく贈り物にも最適。カフェが併設されているので、ゆっくりとティータイムも楽しめます。

【商品名・価格】チーズケーキ 日瑠華(ニルバーナ)小(直径15cm)2,268円、大(直径21cm)3,780円※共に化粧箱入 
【賞味期限】7日間

チーズケーキ以外にも「トラディショナルヨーグルト」が人気です。
生乳を100%使用。クリーミーでまろやかな味がくせになるオリジナルヨーグルトは、「明治の館」伝統のデザートです。
【商品名・価格】明治の館 トラディショナルヨーグルト(400ml)648円
【賞味期限】7日間

ご当地サポーターコメント
白いサワークリームの酸味と程よい甘みのバランスがとてもいいです。
「レストラン明治の館」でオムレツライスを食べた後に「ニルバーナ」を食べると幸せを感じます。
明治の館 ケーキショップ日光駅前店
  • URLhttps://www.meiji-yakata.com/ja/takeout/
  • 住所栃木県日光市松原町4-3 MAP
  • アクセス東武鉄道東武日光駅から徒歩すぐ
  • 営業時間10:00~18:00
  • 定休日無休(冬期不定休)
  • TEL0288-54-2149
  • 駐車場無し(近隣に日光駅前駐車場あり)

爽やかな香りと風味が食欲をかき立てる

左から「実さんしょ」「花さんしょ」「木の芽さんしょ」
左から「実さんしょ」「花さんしょ」「木の芽さんしょ」

創業から70年以上の歴史を持ち、山椒の目利きと昔ながらの職人の手仕事にこだわる「柏崎商店」。名物は、まだ芽吹きたてのやわらかい葉を摘み、醤油などで味付けした「木の芽さんしょ」。地元の人々が「おばあちゃんやお母さんの味」と言うほど、日光の家庭に根づいている伝統食で、炊きたてのご飯の友や、おにぎりの具材にぴったりのおいしさです。
ごく短い時季に少量だけ採れる花を使った「花さんしょ」も、食通に人気。繊細な風味は、白身魚の刺身や湯豆腐などによく合います。爽やな風味の「実さんしょ」は、煮物などに加えると、いつもの料理が味わい深くなります。山椒の豊かな味わいの食べ比べを楽しめる「葉・実・花」を詰め合わせたセットがおすすめです。

【商品名・価格】さんしょ食べ比べセット3本入り 5,832円
【賞味期限】未開封で約1年

柏崎商店

日光の修験者が体をあたためた耐寒食

細かく刻んで、味わうのがおすすめ
細かく刻んで、味わうのがおすすめ

修験道における耐寒食として、300年ほど前から作られてきた「志そ巻とうがらし」。1868年(明治元年)創業の「落合商店」では、県内の契約農家からシソと青唐辛子(あおとうがらし)を仕入れ、変わらぬ製法で今に伝え続けています。
シソの葉と青唐辛子を1~2年かけて塩漬けにし、シソがしんなりとやわらかくなり、青唐辛子がべっこう色に変わって辛味がマイルドになったら、青唐辛子を芯にしてシソで巻き上げます。先を尖らせて仕上げる美しい形は、職人による熟練の技。細かく刻んでご飯にのせたり、お茶漬けの具材にしたり、納豆に和えたりして味わう他、チャーハンやパスタに加えても美味。ピリッとした辛味が味つけのアクセントになります。

【商品名・価格】志そ巻とうがらし(8本入り)700円
【賞味期限】未開封で約3カ月

落合商店
  • URLhttps://www.shisomaki.com/
  • 住所栃木県日光市下鉢石町938 MAP
  • アクセス東武鉄道東武日光駅から徒歩約15分
  • 営業時間10:00~16:00
  • 定休日火・水・木曜
  • TEL0288-54-2813

ワインとはちみつがアクセントの名物漬物

「日光のけっこう漬」は一度塩漬けした原料を塩抜きし、たまり醤油と白ワイン、クローバーハチミツを加えた独自のタレに漬け混んだ、たまり漬けで、この2つが大きな特徴です。まだワインが気軽に飲めない時代だった、1961年(昭和36年)創業当初からたまり漬けにはワインが使用されていました。それを可能にしたのは、けっこう漬本舗が当時から酒屋も経営していたためです。

塩抜きには、日光の天然湧水「日光のけっこう水」を使用しています。
キュウリやショウガ、ダイコン、ゴボウなど種類も豊富で、中でも一番人気なのがラッキョウです。甘口に仕上げられたラッキョウは香りも良く、おすすめの逸品です。

また、揚巻湯波や刺身湯波、日光天然湧水「日光のけっこう水」なども販売。
日光・鹿沼産の上質な蕎麦の実を収穫と同時に冷蔵保存した挽きたての自家製そばも販売しています。
日光市内に3店舗あり、今市インター店と森友バイパス店では「けっこう漬」の直売所に手打ちそば食事処も併設されているので、お土産に選ぶだけではなくおいしい蕎麦を味わうこともできます。その他、日光にあるお土産物屋さんの多くでも購入することができます。

【商品名・価格】日光のけっこう漬 けっこうづくめ(160g)648円
【賞味期限】150日

ご当地サポーターコメント
ミョウガのたまり漬けがとっても美味しくてお気に入りです!
けっこう漬本舗(本店)

400年続く老舗の技術が活かされた「みそのたまり漬け」

たまり漬とは、味噌のたまりや醤油を主原料とした調味液に野菜を漬け込んだ漬物です。栃木県地方には、寒い冬を乗り切るために野菜を味噌に漬ける保存法の習慣がありました。それを継承し、発展させた漬物が「たまり漬」です。

「日光みそのたまり漬」は、「上澤梅太郎商店」が創り上げた漬物。創業約400年の同店は、東照宮造営と時を同じくして、穀物・味噌・醤油の取り扱いを始めました。先々代当主・上澤梅太郎は、終戦後平和な時代が到来する中、味噌・醤油づくりの技術を生かし、地域の名産品を作りたいという志を立てました。そこで気づいたのが、「味噌のたまり」です。

「たまり」とは、味噌を熟成させる際に少しずつ染み出してくる琥珀色の液体。馥郁(ふくいく)とした香りと濃厚な旨みが特徴の「たまり」を使って、試行錯誤を重ね作りあげたのが「日光みそのたまり漬」です。素材の食感と香りを守るため、すべて「非加熱」の製法で作られているので、その味を求めて遠方からもお客様が続々とやってきます。

数多くある商品の中でも、ダントツに人気があるのがラッキョウです。
栃木県産を中心に選び抜いた素材だけを「たまり」に漬けているので、その旨みと甘み、パリっとした歯ごたえの爽やかな味が特徴です。

日光みそのたまり漬は、香りと食感、濃厚な旨みから、お料理にもよく合います。様々な料理法がホームページに紹介されているので、参考になります。

【商品名・価格】らっきょう(150g)680円
【賞味期限】冷蔵で1カ月

「七種きざみあわせ(だんらん)」もおすすめ。おむすびやお茶漬け、サラダドレッシングに混ぜるなど、いつもと違う味を楽しむことができます。

ご当地サポーターコメント
定番から斬新なものまで色々なたまり漬があり、ラッキョウのたまり漬は他では見たことがないぐらい実が大きく、とてもおいしくておすすめです!
日光みそのたまり漬・上澤梅太郎商店

贅沢な甘みと上品な香りをまとう最高級の米味噌

創業1902年(明治35年)の蔵元で作られている「野州吟醸味噌」は匠の味噌。麹作りに始まり、味噌仕込みから蔵出しに至るまで全て手仕事で作られており、煮込んでも風味を損なうこともなく、出汁とりをしなくてもおいしい味噌汁が作れます。
中でも、一般的な味噌の二倍以上の麹を贅沢に使用した「糀ざんまい」は、贅沢な甘みと上品な香りの最高級の米味噌です。

【商品名・価格】糀ざんまい 850円(税別)
【賞味期限】冷蔵で約6カ月

また、店舗では常時5種類ほどの味噌を100グラム単位から量り売りしています。
「何を買ったらいいか分からない」と思っても、店舗スタッフに相談すると、希望に合った味噌をすすめてくれます。いろいろな味噌を買ってみるのも楽しみです。

ご当地サポーターコメント
お正月には日光東照宮に甘酒を献上している老舗の味噌屋ですが、おしゃれで一見、味噌屋には見えません。味噌を使ったお菓子なども販売しています。帰省する際に、ここの味噌を手土産にしたら大変喜ばれました。
野州吟醸味噌 蔵元本店
  • URLhttp://www.yoimiso.com/
  • 住所栃木県日光市今市1402 MAP
  • アクセス東武鉄道大谷向駅から徒歩約3分
  • 営業時間8:30〜18:30
  • 定休日日曜
  • TEL0288-30-1515
  • 駐車場無料
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