ご当地サポーター
子ども連れにもおすすめ、竹富島で巡りたい人気観光スポット

沖縄本島から約400km離れた八重山諸島の離島のひとつ、竹富島。石垣島からフェリーにゆられ約10分で着きます。周囲約9㎞の小さな島は、島全体が国立公園に指定され、自然の宝庫。琉球赤瓦屋根の家屋がならび、珊瑚のかけらがしきつめられた白い道がのびる集落を、ゆっくりと歩く水牛車。のんびりとした時間を味わえる島です。今回は竹富島の大人も子ども連れの方も楽しめる、人気の観光スポットをご紹介します。

※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、営業時間の変更や休業の場合があります。お出かけの際は事前にご確認ください。

八重山屈指の白砂とブルーが美しいビーチ

透き通るような青い海と白い砂が美しい
透き通るような青い海と白い砂が美しい

竹富島西部にある八重山を代表するビーチ。白い浜と透き通るようなコバルトブルーが美しい海です。竹富島で遊泳できるのはこのビーチのみ。シャワーや更衣室、トイレがあり、夏のシーズンはパラソルのレンタルやかき氷を販売するパーラーが開店。遠浅でとても穏やかな海なので、小さいお子さまでも安心して海水浴を楽しめます。また、真っ白な砂浜が続くので、砂に絵を描いたり砂遊びをしたりするのも楽しいです。時間によって移りゆく色彩の変化や海の色のグラデーションは目を見はる美しさです。

最終船が出たあとは夕陽が美しく静かなビーチに

日によって表情の異なる夕焼けを楽しめる
日によって表情の異なる夕焼けを楽しめる

石垣島への最終船は夏でも18時台。船が出たあとの竹富島は、宿泊者と島人のみになります。昼間のにぎやかさとはまた違った、静かなビーチに心が洗われます。遠くに石垣島、小浜島、西表島を望み、沈む夕日も美しい。真っ白な砂浜はサラサラで、裸足で歩くのも気持ちが良いひとときです。少し潮が引くと海の中に小さな浜が現れ、歩いて行くことができます。満潮や干潮といった時間帯によって表情が変わる、移りゆく景色を楽しむのもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
コンドイビーチに来たらのんびりぼーっとしてみてほしいです。空と海のグラデーションの色に、こんなに色々な青があるのかと感激しますよ!
コンドイ浜(コンドイビーチ)
  • URLhttps://painusima.com/52/
  • 住所沖縄県八重山郡竹富町竹富 MAP
  • アクセス竹富港より自転車で約10分
  • バスアクセス竹富港から周遊バスあり。コンドイ浜下車すぐ。
  • 定休日無休
  • TEL0980-82-5445(竹富町観光協会)

別名「星砂の浜」と呼ばれる人気の場所

星の砂を探すことができるカイジ浜
星の砂を探すことができるカイジ浜

コンドイビーチの隣にある海岸。トンネルのように茂った木々を抜けると、透き通った青い海と白い砂浜が広がります。別名「星砂の浜」と呼ばれ、星の砂を見つけられることで有名。砂に手のひらを押しつけ、手についた砂をよく見ると星の形をした小さな粒が見つかります。正体は海藻についた有孔虫の殻のこと。持ち帰ることはできませんが、お土産屋さんで星砂の入ったキーホルダーなどを購入可能。潮の流れが速いため遊泳はできませんが、木陰やブランコがありのんびり過ごすことができます。

透き通る青い海を眺めながら木陰でのんびりと

木から下がるブランコがあり、島ならではの遊びができる。フォトスポットとしてもおすすめ
木から下がるブランコがあり、島ならではの遊びができる。フォトスポットとしてもおすすめ

亜熱帯の木々が連なる木陰にはカラフルな殻をつけた小さなヤドカリが。ビーチの岩をひっくり返すと生き物が見つかることもあります。子どもたちが砂でヤドカリの道や家を作るなどして、生き物とのふれあいを楽しむ姿も見られます。カイジ浜からは石垣島とほかの島々を行き来する船を眺めることもでき、子ども連れの方もゆっくり楽しめます。カイジ浜に沿って北へ歩いて行くとコンドイビーチへ続くので、ビーチ沿いを歩くのも心地よい時間です。

ご当地サポーターコメント
ビーチの奥まで歩くと星砂が見つかりやすいです。星の砂は幸運を運ぶと言われているので、ぜひ見つけてみてください。
カイジ浜
  • URLhttps://painusima.com/2135/
  • 住所沖縄県八重山郡竹富町竹富 MAP
  • アクセス竹富港より自転車で約15分
  • バスアクセス竹富港から周遊バスあり。カイジ浜下車すぐ。
  • 定休日無休
  • TEL0980-82-5445(竹富町観光協会)

海に伸びる桟橋から美しい夕陽を眺める

竹富島の西側に位置する、海にまっすぐ伸びる桟橋。1938年に建設され、かつては西表島への行き来や漁の際の船着き場として利用されてきました。2005年には国の有形文化財に登録。西に向かって伸びているため、素晴らしい夕陽を見ることができる名所として知られています。夕刻に訪れると、日によって表情の変わる美しい夕焼けが広がります。日が沈んだあとも、しばらく赤く焼けた空の色を見る時間は格別。宿泊者のみが味わえる特権です。

時間帯によって変化する海の景色を楽しむ

透き通る海を覗くと魚も見える
透き通る海を覗くと魚も見える

明るい時間は穏やかな波と淡いブルーの海が広がり見とれる景色。海に向かってまっすぐ伸びる橋の先に行くと、海や空とひとつになるような感覚を味わえます。正面に西表島を望み、桟橋から海を覗くとカニや魚などの生き物を見つけることもできます。時期になるとアーサやもずくといった島の海の幸を採りに来る島の人々の姿も見られ、暮らしを近くに感じられます。
竹富島を含む竹富町と石垣島の一部は日本初の「星空保護区」に認定された場所。夜の西桟橋から眺める星空はまさに絶景です。

ご当地サポーターコメント
時間帯によって表情が変わる場所。夜に横になって満天の星空に包み込まれる時間もおすすめです。
西桟橋
  • URLhttps://painusima.com/899/
  • 住所沖縄県八重山郡竹富町竹富 MAP
  • アクセス竹富港より自転車で約15分
  • バスアクセス竹富港から周遊バスあり。「竹富集落」下車徒歩約5分
  • TEL0980-82-5445(竹富町観光協会)

竹富島の文化や自然に触れる

建物の周りに広がる木々の間を抜けると、赤瓦の美しい建築物が現れる
建物の周りに広がる木々の間を抜けると、赤瓦の美しい建築物が現れる

竹富東港のほど近くにある、環境省が設置した島のビジターセンター。竹富島の伝統文化や自然、暮らしを島の人々の言葉で紹介しています。2004年に開館した建物は琉球建築の技法を駆使し、木材の風合いが心地よく天井が広くて開放的です。「ゆがふ=世果報」は「天からのご加護により豊穣を賜る」という意。訪れる人と島の人たちとの交流を願う気持ちが込められています。ゆっくり展示や本を眺め、竹富島が大切にしていることに触れる場所です。

ゆがふ館を出発地とする島歩きの提案

開放的な室内には本や展示が美しく並ぶ。絵葉書や本の販売もあり
開放的な室内には本や展示が美しく並ぶ。絵葉書や本の販売もあり

館内には島で受け継がれてきた「ミンサー織」や植物から作られた籠などの民芸品の数々や、機織り機が展示されています。映像や音声の展示もあり、五感で楽しめる場所。竹富島に関する書籍や絵本も置いてあり、子どもや島の人々にも親しまれています。
竹富島にはゆがふ館から始まる全長6㎞の「自然学習歩道」があり、蝶々や花、鳥などの生き物や井戸や建物などの建築物、様々な出会いがあります。島の風を感じながら、のんびりと歩いてみるのもおすすめです。

ご当地サポーターコメント
パネルのひとつひとつを読むたびに新しい発見のある場所。机と椅子のある休憩スペースもあるので、のんびりと休むのも心地良い場所です。
竹富島ゆがふ館
  • URLhttps://www.taketomijima.jp/
  • 住所沖縄県八重山郡竹富町竹富 MAP
  • アクセス竹富港より徒歩約3分
  • 営業時間8:00~17:00
  • 定休日台風時
  • 入場料無料
  • TEL0980-85-2488
  • メモシアターや音声ガイドは感染症対策のため休止中

地元の子どもたちにも愛される公園

現在も島の子どもたちの遊び場として愛されている
現在も島の子どもたちの遊び場として愛されている

竹富島の西集落に位置する「赤山公園」は、竹富島に流れ着いた平家の落人が居城を築いたという言い伝えがあります。1949年に西集落住民によって整備された小さな公園には、作物の播種の日取りを決めるために用いられた「星見石」や、叩くと音のする「太鼓石」、馬の形をした「石馬」が置かれ、亀の甲羅の形をした高台には、竹富島のシンボル的存在の「なごみの塔」があります。

有形文化財に登録された、竹富島のシンボル

青い空に向かって立つなごみの塔
青い空に向かって立つなごみの塔

なごみの塔は、1953年に集落内での連絡事項を伝える施設として建てられたもので、高さは4.5m。全体的に平坦な竹富島の中で最も高い場所のうちのひとつで、2006年には国の有形文化財に登録されました。以前は塔の上まで登り、集落の赤瓦の家々を一望することができましたが、今は危険防止のためできません。丘の上の塔のふもとまでは登ることができ、島の歴史や風を感じられます。

ご当地サポーターコメント
島の人に大切にされている場所。赤山公園では芝生を走るお子さまの姿を見かけます。
赤山公園/なごみの塔
  • 住所沖縄県八重山郡竹富町竹富 MAP
  • アクセス竹富港より自転車で約10分
  • TEL0980-82-5445(竹富町観光協会)

水牛に乗り三線の音色を聞きながら情緒ある街並みを楽しむ

集落の間をのんびり歩んでいく水牛車
集落の間をのんびり歩んでいく水牛車

赤瓦の屋根やサンゴの白砂でできた道が美しい竹富島の集落。新田観光の水牛車観光では、集落をおよそ30分かけてのんびりゆっくり巡ります。有名な沖縄の民謡「安里屋ユンタ」発祥の地「伝説の美女安里クヤマの生家」、竹富島最大の行事で国の重要無形民俗文化財にも指定されている「種子取祭(タナドゥイ)」の会場「世持御嶽(ユムチウタキ)」など、島の文化や歴史を感じられるスポットを巡ります。ガイドさんが島の歴史や家の作りなどを説明しながら、三線や島唄を聴かせてくれます。

子ども連れにもおすすめ。島の歴史を感じる水牛車観光

水牛それぞれに名前があり個性的
水牛それぞれに名前があり個性的

竹富島の水牛車観光の始まりは今から40年以上前、沖縄が本土に復帰して間もない頃。民宿でお客様をビーチまで送迎していたのがきっかけです。当時の島内では自動車が珍しく、荷物や人の移動に水牛たちが活躍していました。水牛は穏やかでかわいらしく、子ども連れの方にもおすすめ。水牛は人よりもゆっくりとした足取りで島内を巡ります。昔ながらの沖縄の原風景を残す竹富島。美しい風景を眺め、歴史や文化を感じながらゆったりと観光する時間は、ここでしか味わえない島時間です。

ご当地サポーターコメント
降りたあとは水牛と一緒に記念撮影をするのも楽しいです!
新田観光
  • URLhttp://www.nitta-k.net/
  • 住所沖縄県八重山郡竹富町竹富 97 MAP
  • アクセス竹富港より自転車で約8分(港から送迎バスあり)
  • 定休日水曜日、種子取祭の期間
  • 入場料大人1,500円 小人(小学生以上)750円
  • TEL0980-85-2103

沖縄本島那覇から南西約410kmに位置する石垣島を玄関口として、個性豊かな島々が広がる八重山諸島。星野リゾートでは、竹富島、西表島、小浜島において、それぞれの島の魅力溢れる施設を運営しています。

沖縄の原風景が残る街並みの中、島時間に浸る

客室の家屋は3タイプ。島の伝統建築を忠実に再現し、訪れた島民が「懐かしい」と驚くほど
客室の家屋は3タイプ。島の伝統建築を忠実に再現し、訪れた島民が「懐かしい」と驚くほど

石垣島から高速フェリーで約10分、竹富島は珊瑚礁が隆起して出来た周囲9.2kmの小さな島です。琉球赤瓦の街並み、手積みの石垣に囲まれ真っ白な珊瑚の砂が敷かれた小路、澄みきった青い海と空。誰かがつま弾く三線の音色と、島時間がゆったり流れています。
「星のや竹富島」の客室は、屋根の上からシーサーが見守る竹富島の伝統建築を踏襲した木造平屋造り。縁側が全て南向きとなっているので、心地良い南風が吹き抜けます。お食事は、沖縄特有の食材をフレンチで味わう「琉球ヌーヴェル」をどうぞ。驚きの味わいをお楽しみください。

星のや竹富島

プライベート感ある離島のビーチリゾート

客室はヴィラタイプのオールスイート
客室はヴィラタイプのオールスイート

石垣島から定期高速船で約25分、日本最南西端の八重山諸島・小浜島に位置するリゾートホテルです。2020年7月1日にオープンしました。約36万坪の敷地に客室は60室のみ。小規模ならではのプライベート感があり、どこにいても混み合うことがなく、ゆっくりと過ごすことができます。敷地内にある白砂のビーチや、そこから望むエメラルドグリーンの海も、まるで独り占めしたような気分を味わえます。離島ならではの優雅な休日をお過ごしください。

星野リゾート リゾナーレ小浜島

イリオモテヤマネコが棲む島のジャングルリゾート

トレッキング、カヤック、シュノーケリングなど、秘境・西表島を満喫するアクティビティを多数ご用意
トレッキング、カヤック、シュノーケリングなど、秘境・西表島を満喫するアクティビティを多数ご用意

石垣島から定期高速船で約45分、西表石垣国立公園に位置するリゾートホテル。2019年10月にオープンしました。ホテルが位置する西表島は、日本最南西端にある八重山諸島のひとつ。珊瑚礁の海に囲まれ、90%をジャングルに覆われた亜熱帯の島で、特別天然記念物のイリオモテヤマネコをはじめとした希少な動植物が生息していることから、「日本最後の秘境」とも称されています。西表島の大自然を満喫できるアウトドアアクティビティや、希少な生態系、島の文化に触れるツアーなどを通じて、大自然の営みと一体になれる癒しのひとときをお過ごしください。

星野リゾート 西表島ホテル
  • URLhttps://iriomotehotel.com/
  • 住所沖縄県八重山郡竹富町上原2-2 MAP
  • アクセス上原港から、無料送迎バスで約10分
  • TEL0570-073-022(宿泊予約 9:00~20:00)
  • 駐車場あり
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