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軽井沢の四季・気温・服装をチェックしよう

浅間山の南麓、標高950mから1,200mの傾斜面にある軽井沢は、江戸時代には中山道の宿場町として、明治以降は避暑地として発展してきました。
夏は涼しく冬は寒い「高冷地気候」で、年間の平均気温は8.6℃です。

これは東京の平均気温16.4℃と比べて約8℃低い数値です。
年間を通しての降水量は東京と比べて多くはありませんが、湿度は東京の年間平均68.8%に対して、軽井沢の年間平均82.5%で、約15ポイント高くなっています。

また、軽井沢で特徴的なのは「霧」の多さです。
関東平野からの気流の影響で年間100日以上霧が発生し、2016年は186日を記録しました。

軽井沢 気温 グラフ

冬の寒さが厳しい軽井沢は、4月まで降雪が記録される地域です。
ゴールデンウィークが近づく頃にようやく木々に花が咲き始め、春が訪れます。

月ごとの平均気温は、3月1.2℃、4月6.4℃、5月12.4℃と急速に上昇していき、一気に春本番となります。東京都の平均気温と比較すると、約7℃低い数値です。

また、昼夜の気温差は13℃前後と寒暖差が大きく、まだまだ冷え込みが厳しい時期です。
春の軽井沢に行く時は、薄手のコートやダウンジャケット、ロングパンツを着用することをおすすめします。
少しずつ日中の気温が高くなっていきますが、しっかりと寒さを防ぐことができる服装を準備しておきましょう。

避暑地として知られる軽井沢は、夏がベストシーズンです。
別荘族や観光客が多く訪れ、各地でコンサートやイベントが開かれる等、軽井沢全体が賑わいます。

2夏の平均気温は19.4℃(6月16.3℃、7月20.6℃、8月21.3℃)で、東京の26℃(6月22.7℃、7月27.0℃、8月28.3)と比べると6.6℃低くなっていました。
8月の平均最高気温は26.9℃、平均最低気温は17.5℃で、差は9℃程あり、夜間から明け方などは10℃近くまで冷え込む日もあります。

夏の軽井沢は濃霧が発生しやすく、特に8月には22日も霧日数が記録される程なので、体感温度はさらに涼しく感じられることもあります。車で行く方は不慣れな霧に注意が必要です。

標高が高いため紫外線が強いので、日中は半袖でも汗ばむくらいですが、日が落ちると温度が急に下がるので、薄手のカーディガンなど長袖の羽織る服を準備しておくことをおすすめします。

東京では残暑が厳しい時期ですが、軽井沢では一足早く秋が訪れます。
秋晴れで空気が澄んできますが気温は急に下がり、10月には紅葉も楽しめる季節です。

平均気温は、東京の9月24.6℃、10月19.2℃、11月13.8℃に対し、軽井沢は9月16.9℃、10月10.8℃、11月5.0℃と、気温差が大きくなっていきます。
寒暖差も10℃近くあり、日中は長袖で過ごすことができる時期もありますが、厚手のジャケットは必ず持って行きましょう。

11月は積雪が記録され始め、最高気温がマイナスになる日もあるので、防寒対策を整えていくようにしてください。

軽井沢の冬の平均気温は12月-0.8℃、1月-3.9℃、2月-2.8℃となります。
東京の12月~2月の平均気温がマイナスになることはなく、札幌の平均気温に近い数字です。ことに1月下旬から2月は最高気温がマイナスの日も珍しくありません。
ダウンジャケットやニット帽子、手袋、マフラーなどで、充分な防寒対策をしましょう。

一方で積雪は白馬や菅平といった、同じ長野県内のスキーが盛んな地域と比較しても、さほど多くありません。ただ、積雪が少ないとはいえ、雪道を歩くこともあり得るので滑りにくい靴を履くことが大切です。

また、道路上は「ブラックアイスバーン」という、凍っていないように見えて、薄い氷の膜が張っている現象が発生します。車で移動する場合はチェーンやスタッドレスタイヤを装着することを忘れないでください。

観光を楽しんだ後は、星野リゾートの宿でおくつろぎください。軽井沢は星野リゾート発祥の地。3軒の個性的な宿があり、どれもが旅の楽しさと驚きに満ちています。

現代を休む日、谷の集落に滞在する

谷の地形を生かして作られた景観は季節や時間により異なる表情を持つ
谷の地形を生かして作られた景観は季節や時間により異なる表情を持つ

東京から70分、澄んだ空気に包まれた山あいの理想郷「星のや軽井沢」。離れの客室は水辺の庭園を囲み、部屋のテラスからは四季折々の景色がのぞめます。古くから美肌の湯として知られ、文豪たちに愛されてきた源泉かけ流しの温泉や、山川の素材を味わう休息のための料理、心身ともリラクゼーションに導くスパプログラム、四季を全身で体感できる各種アクティビティを用意しています。「軽井沢野鳥の森」に面した豊かな自然の中で、現代を休む時間を満喫することができます。

星のや軽井沢

別荘客に愛される軽井沢の瀟洒なホテル

木立の中に佇む客室は、全て独立したコテージスタイル
木立の中に佇む客室は、全て独立したコテージスタイル

軽井沢ホテルブレストンコート」は、豊かな自然や季節を楽しむ食、軽井沢の迎賓文化に培われたおもてなしの心でお迎えする、心身ともにやすらげるホテルです。メインダイニング「ブレストンコート ユカワタン」では、豊かな自然が育んだ食材を使用し、季節や自然を愛でる心を大切にする、日本人ならではの世界が表現されたフランス料理を味わえます。「レストラン ノーワンズレシピ」の朝食は、そば粉を使ったブルターニュ風クレープがメインの、コース仕立ての「フレンチ・ブレックファスト」。本場ブルターニュのスタイルで、シードルと一緒にお楽しみください。

星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート

居酒屋以上旅未満 ルーズに過ごすホテル

ロフトベッドを備えた客室「ヤグラルーム」は、コンパクトながらも、のびのびくつろげる作り
ロフトベッドを備えた客室「ヤグラルーム」は、コンパクトながらも、のびのびくつろげる作り

ルールや時間の縛りがゆるめのルーズなホテルです。過ごし方のアレンジも自由自在。24時間使える開放的なスペース「TAMARIBA」では、ボードゲームやカードゲームに興じたり、それぞれが好きな本を読みながら、なんとなく同じ空間にいることを楽しんだり、思い思いに過ごすことができます。
徒歩圏内にライフスタイルショップ、カフェ、レストランが並ぶ「ハルニレテラス」や、源泉かけ流しの温泉「星野温泉 トンボの湯」、目撃率90%の「ムササビウォッチング」が楽しめる「ピッキオ」など、様々な施設が点在しています。

星野リゾート BEB5軽井沢
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