下関「海響館」の見どころや巡り方のコツをリゾナーレ下関スタッフがご紹介
しものせき水族館「海響館(かいきょうかん)」は、関門海峡の豊かな海を再現した展示や国内有数を誇るフグの展示など、下関ならではの魅力に出合える人気の水族館。さらに、2025年8月には新たな展示エリアが加わり、これまで以上にパワーアップしました。
そこで当記事では、海響館を知り尽くしたリゾナーレ下関のスタッフが限られた時間の中で効率よく巡るコツやおすすめの見どころをご紹介。初めて訪れる方はもちろん、何度も足を運んでいる方も新たな魅力に出合える、見逃せないポイントをお届けします。
海響館を効率よく巡るポイント
海響館とは
しものせき水族館「海響館」は、リゾナーレ下関から徒歩約5分の場所にあり、唐戸市場やシーサイドモール「カモンワーフ」などが立ち並ぶウォーターフロントに位置しています。
フグの展示種類数世界一を誇る水族館として知られていますが、関門海峡の海を忠実に再現した展示や、イルカとアシカがコラボレーションするパフォーマンス、国内唯一のシロナガスクジラ全身骨格標本など、見どころは実に多彩。生きもの本来の行動や生態を観察できる展示も魅力で、生きものたちを間近で観察でき、訪れるたびに新たな発見に出合えます。
また、小さな子どもの目線に合わせて水槽の高さが設計されている他、展示方法やバリアフリーなど細部にまで配慮が行き届いているのも特徴。子どもから大人まで、誰もが快適に楽しめる水族館です。
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改修工事を経て、2025年8月にリニューアルオープンした海響館。音と光、映像による演出によって、海中へ飛び込んでいくような没入感を楽しめるスロープエスカレーターなど、館内のさまざまな場所に魅力的な演出が施されています。
海響館を効率よく巡るポイント
限られた時間で館内を効率よく巡るには、まずその日のイベントスケジュールを確認しましょう。10時30分から始まる「イルカ&アシカのプレゼンテーション」を皮切りに、ペンギンやアシカの展示エリアで様々なイベントが開催されるため、観たいプログラムの時間に合わせて、その合間に展示を見て回るのがポイントです。
また、午前中は生きものたちの活発な姿に出合いやすい時間帯。ペンギンが羽づくろいをする様子や、運が良ければハリセンボンが膨らむ貴重な姿に出合えることも。時間に余裕があれば、開館(通常9時30分)直後の来館がおすすめです。
各イベントは毎日2回開催されるため、午後から訪れる場合は15時30分スタートのイルカ&アシカのプレゼンテーションに合わせて来館すれば、閉館までたっぷり楽しめます。
※イベントは季節によって時間・回数の変動があります
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午前中は、生きものたちが元気いっぱいに動き回る姿を見られるため、お子さん連れにおすすめの時間帯です。夕方は、落ち着いた館内をゆっくりと楽しめるため、大人同士で訪れるのにぴったりでしょう。
見る・体験する!海響館で絶対に外せない注目エリア
関門海峡の海中を目の前に再現した「関門海峡水槽」
関門海峡をテーマにした、海響館を代表する展示の一つです。水槽の背景には実際の関門海峡が広がり、まるで海中へ潜っているかのような気分を味わえます。
水槽内では専用ポンプを使って関門海峡の激しい潮流を忠実に表現。イサキやスズキ、マダイなどが泳ぐ中、底層にはクエやヒラメが身を潜め、存在感のあるホシエイが目の前を悠々と横切ります。多種多様な海の生きものたちが共存する姿を、臨場感たっぷりに体感できます。
さらに、関門海峡水槽の左右の水槽では、右側にアオウミガメがゆったりと泳ぐ日本海、左側にイワシの大群が一体となって泳ぐ瀬戸内海を再現しており、それぞれの海域ならではの魚たちの姿を楽しめます。
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ダイバーが水中マイクを使って水槽の魚たちの紹介をする「ダイバートーク」は、家族みんなで楽しめる人気イベントです。
約100種類のフグの仲間が集まる「世界のフグ」エリア
海響館の一番の目玉でもある「世界のフグ」エリアには、日本近海で見られるフグをはじめ、約100種類ものフグ目の仲間たちが展示されています。
「フグの王様」と称され、下関では日本一の取扱量を誇るトラフグの水槽から展示がスタート。実はフグの仲間であるマンボウやハリセンボンといった人気者から、世界初の生体展示とされる希少種「ツバサモンガラ属の一種」まで、種類の豊富さが魅力です。生態や毒にまつわる豆知識や、下関とフグのつながり、骨格標本を通してフグの体の不思議についても学べます。
個性豊かなフグたちの中から、ぜひお気に入りの「推しフグ」を探してみてください。
※生物の状態により展示されていない種がいることもあり
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展示されているフグの中には、下関の漁師さんが関門海峡で水揚げしたものもいます。珍しい魚が獲れると、いつも真っ先に水族館へ連絡してくれるそうです。
国内最大級の展示エリアを誇る「ペンギン村」
ペンギンの展示エリアは、ジェンツーペンギンなどが暮らす屋内の「亜南極のペンギン」と、屋外にある「フンボルトペンギン特別保護区」の2つに分かれています。
亜南極エリアの見どころは、最大水深6mを誇る世界最大級の水槽。水中をのびのびと泳ぎ回るペンギンたちの姿は、見ている側も爽快な気分にさせてくれます。繁殖期には、巣作りや卵を育てる様子をガラス越しに間近で見られるのも魅力です。
一方、フンボルトペンギン特別保護区のエリアでは、チリのアルガロボ島を再現。岩場や巣穴のある自然に近い環境で、ありのままのペンギンたちの姿を観察できます。他に、オリジナルのすごろくで遊びながらペンギンについての知識を深めたり、ペンギンの着ぐるみを着て記念撮影を楽しんだりできる、学びスペースも用意されています。
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フンボルトペンギンは、別名「穴掘りペンギン」とも呼ばれ、自分たちで穴を掘って巣を作ります。巣穴の深さやちぎった植物を運ぶ様子から、それぞれのペンギンの性格の違いを見ることができます。
2025年に新設されたアシカの展示「ひれあしビーチ」
2025年8月のリニューアルで誕生した、カリフォルニアアシカの新展示繁殖施設。メキシコのカリフォルニア半島・マグダレナ島の砂浜をモデルにしています。
見どころは、プールや水面に浮かぶイカダ、砂場、波打ち際など、多彩な環境を再現した展示。様々な場所でくつろいだり遊んだりする、表情豊かなアシカたちの姿を楽しめます。水槽のガラスは透明度が高く、どこからでも鮮明に観察できるのが魅力です。将来的には、出産や子育てをする様子が見られる可能性もあるそうです。
また、カリフォルニアアシカについて学べる約10分間の「アシカトーク」も開催されており、アシカの生態について楽しく知ることができます。
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これまでアシカたちは、イベントの時間のみ見ることができましたが、リニューアルオープンを機に展示繁殖施設が誕生しました。お客さんの前で、マイペースにのびのびと過ごすアシカたちの自然な表情を見ることができます。
イルカとアシカの共演を楽しめる「イルカスタジアム」
イルカスタジアムでは、「イルカ&アシカのプレゼンテーション」を開催。関門海峡を背景に、イルカのダイナミックなジャンプやボールを使ったパフォーマンスが繰り広げられます。中でも、イルカとアシカが合図を出し合う、国内でも珍しいコラボレーションは、海響館ならではの見どころです。
イベントのテーマは時期によって異なり、例えば「海響リトミックス~音を通じてひとつになろう~」では、音楽とイルカやアシカの発する音、そして観客の手拍子がミックスし、会場全体が一体となるような演出が魅力です。
また、少しマニアックな楽しみ方としておすすめなのが、イベントの上演中に1階の「イルカプール」へ向かうこと。イベントが行われるプールは、1階からもパフォーマンス中のイルカたちの姿を水中側から眺められます。ジャンプの瞬間に向けて驚くほどのスピードで助走する動きや、トレーナーのもとへ勢いよく戻っていく泳ぎは迫力満点。音楽やアナウンスは届きませんが、その分、イルカの高い身体能力を間近で見ることができます。
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イベントは約20分間。イルカやアシカたちが目の前で次々とパフォーマンスを繰り広げます。一瞬たりとも目が離せません!
国内で唯一、シロナガスクジラの全身骨格標本(実物)を展示する「小松★ワローホール」
水族館の出口にある吹き抜けの大空間「小松★ワローホール」は、無料で入場できるエリア。ホールの中央には、生時の推定体長約26mのシロナガスクジラの骨格標本が展示されており、その圧倒的なスケールは海響館を象徴する見どころのひとつです。全国で唯一展示されている実物のシロナガスクジラ全身骨格標本としても知られています。館内の2階・3階のスロープや展望デッキなどから、異なる高さや角度から眺めることができます。
このシロナガスクジラは、1880年代初頭にノルウェー沖の北大西洋で捕獲された個体の骨格で、現在はノルウェー北極大学トロムソ博物館の好意により借りているものとのことです。
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ホールの名前は、シロナガスクジラの全身骨格標本の展示実現に寄与された小松氏と、ノルウェー北極大学の標本研究者ラルス・ワロー氏に由来しているそうです。貴重なシロナガスクジラの骨格標本を、ぜひ間近でご覧ください。
関門海峡を眺めながらひと休みできる「海峡展望デッキ」
2階と3階には、海に浮かぶ船をイメージした半球型の「海峡展望デッキ」があります。目の前に広がる関門海峡を一望できる開放感あふれるビュースポットであり、大きな窓からは、行き交う船や時間によって表情を変える海峡の景色を楽しめます。魚たちの展示を見て回る合間にゆっくりとひと休みするのにもおすすめです。
また、デッキの真下にはシロナガスクジラの全身骨格標本が展示されているため、1階とは違った角度から、その雄大な姿を眺めることができます。
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館内には他にもいくつかの休憩スポットがありますが、館内での飲食はできませんのでご注意を。関門海峡の景色を楽しめる「屋上広場」では飲食が可能です。
ショップ「naminowa」でオリジナルグッズを手に入れよう
魚たちの展示を満喫した後は、お土産探しへ。ショップ「naminowa」では、海響館のスタッフが商品企画からデザインに携わったオリジナルグッズをはじめ、お菓子やぬいぐるみなど様々なアイテムが揃います。中でも特に注目したいのが「フグ図鑑クッキー」。32枚入りの個包装タイプで、1枚1枚に異なるフグのイラストが描かれています。イラストの中には海響館で展示されているフグの仲間たちを忠実に表現したものもあります。それぞれにフグの名前も記載されているため、おいしく味わいながらフグの種類を知ることができます。
海の生きものをモチーフにしたぬいぐるみも見逃せません。特におすすめなのが「フグぬいぐるみ」。フグをこよなく愛する海響館の展示スタッフが監修し、フグ特有のふくらんだ姿や歯の形などの特徴を細部まで丁寧に再現。リアルさを追求したこだわりの商品です。
他にも、アメリカ発のビーズソファ&インテリアブランド「Yogibo」とコラボレーションしたぬいぐるみ「アシカのソフィア」や、つぶらな瞳が愛らしい「アシカのかぶりもの」など、思わず手に取りたくなるグッズが揃います。
海響館で出会った海の生きものたちとの思い出を、お気に入りのグッズとともに持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
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お子さまはもちろん、大人もついテンションが上がってしまうようなアイテムがずらりと並びます。個性豊かな海の生きものたちや、透き通るようなブルーがあしらわれたアイテムは、海響館で過ごした楽しいひとときを思い出させてくれるでしょう。
- しものせき水族館「海響館」
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山口県下関市あるかぽーと6-1
リゾナーレ下関から徒歩約5分
JR下関駅からバス乗車、「海響館前」下車徒歩約5分
9:30〜17:30(最終入館17:00)
無休
083-228-1100
無し(近隣に有料駐車場あり)
リゾナーレ下関では「海響館講座」を毎晩開催
リゾナーレ下関では、毎晩20時からフグの魅力を紹介する「海響館講座」を開催しています。海響館のスタッフからフグについて学んだホテルスタッフが案内役となり、フグの生態や特徴をクイズを交えながら楽しく紹介。ホテル宿泊者ならどなたでも無料・予約不要で参加できる、約30分のプログラムです。
講座を受けてから海響館を訪れれば、学んだ知識と展示が結び付き、フグたちをより興味深く観察できるはず。水族館で過ごす時間がさらに充実したものになるでしょう。
フロントロビーで開催しているので、夕食後にぜひ気軽に立ち寄ってみてください。
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講座に参加すると、16種類のフグが描かれたオリジナルビンゴカードがもらえます。海響館を訪れた際には、実際にフグを観察しながらビンゴを楽しむことができます。




